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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和2年5月1日号トップページトピックス高次脳機能障害をご存じですか

障害について一緒に考えていきましょう
高次脳機能障害をご存じですか

 高次脳機能障害とは、年齢・性別に関係なく、誰にでも起こる可能性がある障害です。病気や事故などが原因で脳に損傷を受け、下イラストのようなさまざまな症状が現れます。市は、本人や家族を支援し、この障害を正しく理解してもらうための事業を行っています。

病気や事故などによる脳の損傷が原因

 高次脳機能障害は、脳梗塞や脳出血、交通事故やスポーツ事故などが原因で脳に損傷を受けることにより、日常的なことをすぐに忘れてしまう、怒りっぽくなる、感情をコントロールできないなどの症状が出る障害です。
 病気や事故によるけがは完治しているように見えても、周囲は「今までとは何かが違う」と感じることがあります。また、外見上は分かりにくいため、なかなか社会や周囲の理解を得られず、本人や家族は戸惑いながら不安な生活を強いられています。

家族の体験談を聞いて実情を正しく知ろう

 本人や家族の支援には、周囲の人の正しい理解が欠かせません。高次脳機能障害について、詳しく知りたい人や日常生活で困っている人は、毎月開催している相談会(下記)に参加してみませんか。
 家族の体験談からは、日々の生活でどんなことに困っているのか、具体的な事例や対応の仕方、工夫できることなどが分かります。グループ相談会は座談会形式の集まりで、どなたでも参加できて気軽に学べる場となっています。誰の身にも起こりうる障害について一緒に考えていきましょう。

イラスト


相談会を毎月開催しています

◆対象者:病気や事故などにより脳に損傷を受け、後遺症により日常生活に支障のある人とその家族や高次脳機能障害を理解したい人
◆開催日:毎月第2火曜日(5月12日火曜日は除く)
◆会場:中区地域福祉センター5階(中区大手町四丁目1-1)
◆内容:障害について正しく理解してもらい、家庭での対応方法や福祉制度の活用などについてのアドバイスや、家族同士の交流や学習
1.生活相談(グループ相談会)/午前10時〜正午
2.個別相談(要予約)/午後2時〜4時
◆予約方法:電話かファクス、メールで、高次脳機能障害サポートネットひろしま(電話847-0031、ファクス847-0032、メールko-jinet@aioros.ocn.ne.jp)へ

【相談窓口】
各区保健センター 電話504-2109
ファクス504-2175
各区保健センター 電話568-7735
ファクス568-7781
各区保健センター 電話250-4133
ファクス254-9184
各区保健センター 西 電話294-6384
ファクス294-6311
各区保健センター 安佐南 電話831-4944
ファクス870-2255
各区保健センター 安佐北 電話819-0616
ファクス819-0602
各区保健センター 安芸 電話821-2820
ファクス821-2832
各区保健センター 佐伯 電話943-9733
ファクス923-1611
NPO法人高次脳機能障害
サポートネットひろしま
安佐南区上安二丁目30-15 電話847-0031
ファクス847-0032
広島県高次脳機能センター 東広島市西条町田口295-3 電話082-425-1455
ファクス082-425-1094
高次脳機能地域支援センター
(市立リハビリテーション病院)
安佐南区伴南一丁目39-1 電話849-2801
ファクス848-8003

◆問い合わせ先:精神保健福祉課(電話504-2228、ファクス504-2256)

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