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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和2年2月15日号トップページ >特集 2.スマホを安全に使用するために

2.スマホを安全に使用するために

 スマホは、保護者が買い与えるものなので、保護者との決まりの下で使うという認識が大変重要です。子どもを被害者にも加害者にもさせないために、保護者はスマホの使用制限や使用状況を把握し、成長に合わせて見守りましょう。4つのポイントを紹介します。

保護者ができる4つのポイント

1.スマホをどう使わせるか、考えを示し見守る
 まず、子どもの年齢や環境に合わせた適切な使い方を示し、その後は放置せず、見守りましょう。成長に合わせて利用できる範囲やサービスを広げていくことも大切です

2.スマホの使用時間や使い方を話し合い、家庭のルールを作る(下記参照)
 時間や約束などを一緒に決め、成長に合わせてルールも適切なものに変更していくことが大切です

3.思い込みで叱らない
 スマホは、情報入手や学習補助など、成長、教育の上で有益なこともあります。テスト期間中などに使っているから「遊んでいる」と決めつけず、使い方を見守りましょう

4.フィルタリングを活用する
*スマホなどに有害情報へのアクセス制限をする機能

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 携帯電話会社は、18歳未満の青少年に対し、購入・機種変更時にフィルタリングの必要性と内容について説明することが義務付けられています。しっかりと説明を聞き、子どもと話し合って積極的にフィルタリングを活用することが大切です

わが家のスマホ(ネット)のルール(例)

□名前、画像、学校名など個人情報を載せない、送らない(写真や動画は発信したら消せない)
□読んで不愉快なこと、悪口は書かない。人を傷つけていないか送信前に見直す(自分が加害者
 になってしまうことも)
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□長時間の使用につながるような無理なメッセージのやりとりを友だちに要求しない
□知らない人からのメールやメッセージには絶対に返信しない(誰かになりすましているかも)
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□ネットで知り合った人とは絶対に直接会わない
□お金がかかる場合は事前に相談する
□夜( )時以降は電源を切る
 夜( )時以降は自分の部屋に持ち込まない
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□公共空間ではマナーを守る。歩行中や自転車に乗りながらの「ながらスマホ」はしない
□フィルタリングのパスワードは保護者が管理する
□食事や会話の時は使わない
□ルールが守れないときは使用禁止

紙に書き、家族全員が見えるところに貼っておきましょう

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