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広島市ホームページ令和2年2月15日号トップページ >特集 1.スマホ所持の低年齢化 SNSの危険性を知ろう!

1.スマホ所持の低年齢化 SNSの危険性を知ろう!

 年々、子どもの所有率が増加している(下表参照)携帯電話・スマートフォン(スマホ)。情報検索、仲間同士の情報交換など、便利な機能がある反面、SNSやゲームを通じて知らない人ともやり取りができるなど、保護者の想定外の使い方をする恐れもあります(下表参照)。また、長時間使用することによる睡眠不足や視力障害などの健康被害も報告されています。昨年5月にはWHO(世界保健機関)が「ゲーム障害」を国際疾病として認定しました。スマホやゲームに依存し、やめられないことが大きな問題となっています。

■携帯電話・スマートフォンの所有率
調査項目 小学生 小学生 中学生 中学生 高校生 高校生
携帯電話・スマートフォンを所有している
(家族のものを使わせているなどを含む)
H29
H30
H29
H30
H29
H30
61.8%
64.2%
72.1%
74.8%
96.9%
98.1%
持たせて(使わせて)いない
38.2%
35.8%
27.9%
25.2%
3.1%
1.9%

■インターネット上での経験
調査項目 小学生 中学生 高校生
自分が知らない人や、お店などからメッセージやメールが送られてきたことがある
10.9%
26.2%
40.0%
インターネットで知り合った人とメッセージやメールなどのやりとりをしたことがある
7.9%
25.3%
40.7%
インターネットにのめり込んで勉強に集中できなかったり、睡眠不足になったりしたことがある
9.8%
23.2%
35.0%
※平成30年度市教委調査アンケート(保護者1,702人、児童・生徒2,135人抽出)、小学生は4〜6年生のみ

スマホ・ゲームによる影響とトラブルの例

イラスト

危険! インターネットでは次のような危険や犯罪被害が発生しています

◆危険:
●有害な情報が氾濫
●相手の顔が見えない(正体を偽って子どもに近付く人も)
●発信した情報、画像は取り戻せない
●匿名のつもりが画像の背景や制服、位置情報などから個人が特定される

◆犯罪被害
●脅されて裸の画像を送らされた
●誘い出されて性被害に(被害は男女とも)
●元交際相手に撮られた画像を拡散された
●ゲーム機でも被害に(ネット環境下のオンライン ゲームなどで)

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