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広島市役所の環境マネジメントシステムについて
1 広島市独自の環境マネジメントシステム
本市では、市の事務事業に伴う環境負荷の低減を図るため、これまでISO14001に基づく環境マネジメントシステムを市役所本庁舎・各区役所において運用してきましたが、取組をより効果的・効率的なものとするため、本市独自の環境マネジメントシステム「広島市環境マネジメントシステム」(以下「システム」といいます。)を構築し、平成23年度から、原則、全ての組織・施設を対象として運用しています。
※「環境マネジメントシステム」とは、地球温暖化対策など環境保全のための行動を進める「しくみ」をいいます。その「しくみ」の目的は、環境保全のための行動を、PDCAの4つのステップ(Plan:目標・計画を立てる、Do:取組を実行する、Check:取組を点検する、Action:改善・工夫する)に沿って繰り返し進めることで工夫を重ね、取組を充実させ、成果を高めていくことを狙いとしたものです。
2 対象範囲
システムは、市の全ての組織・施設を対象とします。
3 組織体制
(1) 管理組織の役割分担
名称 |
あて職等 |
役割 |
---|---|---|
環境管理総括者 |
市長 |
|
環境管理副総括者 |
環境局担当副市長 |
|
環境管理責任者 |
環境局長 |
|
環境マネジメントシステム推進会議 |
委員長:環境局担任副市長 |
システムの運用状況、内部監査及びその他重要な事項についての協議、検討 |
環境管理事務局 |
事務局長:環境局次長 |
|
(2) 実行組織の役割分担
名称 |
役割 |
---|---|
局長等(実行責任者) |
|
部長等 |
|
局等庶務担当課長 |
局等の環境保全行動の取りまとめ、その他必要事項の調整 |
課長等 |
|
推進員(係長等) |
課長等を補佐し、課の環境保全行動を推進する。 |
参考:環境マネジメントシステムに関するこれまでの主な経緯
年 |
月日 |
内容 |
---|---|---|
平成14年 |
8月21日 |
市長による取組開始の宣言 |
平成15年 |
4月1日 |
本庁舎における環境マネジメントシステム試行運用開始 |
平成16年 | 1月22日~23日 | ISO14001本審査 |
2月23日 | 本庁舎におけるISO14001認証取得 | |
平成17年 | 4月1日 | 区役所における環境マネジメントシステム試行運用開始 |
平成18年 | 1月11日~13日 | 拡大審査 |
1月30日 | 8区役所への拡大認証取得 | |
平成19年 | 1月18日~19日 | ISO14001更新審査 |
2月23日 | 本庁舎及び8区役所におけるISO14001認証更新 | |
平成22年 |
2月26日 |
本庁舎及び8区役所のISO14001認証期間満了 |
平成23年 |
3月31日 |
本市独自の環境マネジメントシステム「広島市環境マネジメント |
4月~ |
広島市環境マネジメントシステム運用開始 |