学会発表一覧
学会発表は、行った調査・研究の目的や結果を多くの専門家の前で公表することにより客観的な評価を受けることができ、調査・研究をさらに充実したものにするために極めて重要です。
学会発表 詳細 21_01
学会名 |
第12回地域保健研究会(第1分科会) |
日時 |
平成21年6月1日 |
場所 |
広島市 |
発表者 |
山本 美和子 |
演題名 |
2006年および2008年夏期に多発したヒトパレコウイルス3型(HPeV-3)について(広島市) |
内容 |
2006年および2008年夏期に、広島市においてHPeV-3が多く検出され、全国の検出率の半数以上を占めた。その発生状況やウイルス遺伝子の解析等を行った。その結果、HPeV-3は流行時期があること、患者は生後3ヵ月までの乳幼児が多いこと、ほとんどの患者で発熱を認めるが、胃腸炎、呼吸器症状、発疹、神経系症状等さまざまな症状を呈することが分かった。 |
学会発表 詳細 21_02
学会名 |
第12回地域保健研究会(第1分科会) |
日時 |
平成21年6月1日 |
場所 |
広島市 |
発表者 |
末永 朱美 |
演題名 |
平成20年度の腸管出血性大腸菌O157:H7(分離株)の分子疫学的解析結果 |
内容 |
平成20年度に広島市で発生した腸管出血性大腸菌O157感染事例に関して、PFGE、MLVA、IS-printing法の3法で分子疫学的解析を行った。集団、家族内感染事例では全て同タイプに型別できた。疫学的に関連の見られない散発事例において同タイプに型別される株が数株あり、今後より詳細な疫学情報の収集が必要になると考えられた。 |
学会発表 詳細 21_03
学会名 |
第53回広島県獣医学会講演(市民公開講座) |
日時 |
平成21年8月23日 |
場所 |
広島市 |
発表者 |
阿部 勝彦 |
演題名 |
新型インフルエンザウイルスについて |
内容 |
インフルエンザウイルスの分類、構造、増殖様式から高病原性インフルエンザと低病原性インフルエンザの遺伝子配列の違い、新型インフルエンザウイルス遺伝子の成り立ちを説明した。また、当所での検査の流れ、検査方法、タミフル耐性遺伝子検査、現在の新型インフルエンザウイルス検出状況を図示し、参考として世界の検出状況を紹介した。 |
学会発表 詳細 21_04
学会名 |
平成21年度日本獣医公衆衛生学会(中国) |
日時 |
平成21年10月10日~11日 |
場所 |
松江市 |
発表者 |
末永 朱美 |
演題名 |
広島市で分離された腸管出血性大腸菌O157:H7の分子疫学的解析 |
内容 |
平成20年度に広島市で発生した腸管出血性大腸菌O157感染事例に関して、PFGE、MLVA、IS-printing法の3法で分子疫学的解析を行い、疫学情報と比較検討した。集団、家族内感染事例では全て同タイプに型別できた。疫学的に関連の見られない散発事例において同タイプに型別される株が数株あり、今後より詳細な疫学情報の収集が必要になると考えられた。 |
学会発表 詳細 21_05
学会名 |
第30回日本食品微生物学会 |
日時 |
平成21年10月19日~21日 |
場所 |
東京都 |
発表者 |
末永 朱美 |
演題名 |
腸管出血性大腸菌O157:H7の分子疫学的解析法の比較検討 |
内容 |
平成18~20年度に広島市で発生した腸管出血性大腸菌O157感染事例に関して、PFGE、MLVA、IS-printing法の3法で分子疫学的解析を行った。クラスタ解析等を比較すると系統樹では3法で矛盾がある部分もあるが、型別は一致した結果が得られた。今後さらなる疫学情報との検討が必要になると考えられた。 |