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認識番号 S05a6-01~02 エノキ(英名:Japanese hackberry 学名:Celtis sinensis var. japonica)
爆心地からの距離:530m 所在地:広島市中区小町3 (白神社前平和大通り)
爆心地から530m離れた白神社前の平和大通り緑地帯は、1601年に建立された国泰寺の境内にあたる場所で、被爆当時は多くの樹木がありました。
ほとんどの樹は地上部が焼けましたが、その後再生して現在12本の被爆樹木が残されています。
このエノキは、伝承によると直径2mもあった巨樹でしたが、原子爆弾の熱線により地上部が焼けたため切り倒されました。
その後切株の2ヶ所から芽を吹き返し、それらが成長した結果このような2本のエノキになったとされています。
しかし、これら2本は落葉時期が少し異なるなど、生理的な違いがあることが分かってきました。遺伝的に同一のものかどうか、研究者による調査が行われています。
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