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南消防署と各出張所では、年間を通じて少年消防クラブと幼年消防クラブの育成指導を行っています。このクラブでは、火災予防を呼び掛けるため、南消防団や地域の方などと協力し、様々な活動を行っています。
比治山学区少年少女消防クラブが「優良な少年消防クラブ」(消防庁長官賞)を受賞したため、段原公民館にて表彰の伝達式が行われました。
優良少年消防クラブ表彰とは、クラブ活動の活性化を図るため、毎年総務省消防庁が主催となって少年消防クラブや指導者に対し、表彰が行われているものです。
令和2年度の消防庁長官賞については全国約4300の少年消防クラブの中から42クラブが選ばれております。
3月7日「消防記念日」に伴い、南消防署5階講堂にて消防記念日表彰が行われ3名が受賞されました。少年消防クラブでは、比治山学区少年少女消防クラブ幹事長國澤一世さんと元宇品学区少年消防クラブ幹事長岸宏之さんが消防署長表彰を受賞されました。
この表彰は、消防・防火思想の普及に特に功労があると認められる団体または個人を対象に行なわれます。
南消防署毛利署長(左)と比治山学区少年少女消防クラブ國澤一世幹事長(右)
南消防署毛利署長(左)と元宇品少年消防クラブ岸宏之幹事長(右)
3月にマスク不足が発生したため、クラブ活動の前にオリジナルマスクを作成しました。
マスク作成中 真剣に取り組んでいます |
完成したマスクです マスクのふちがおしゃれです |
「炊き出しができるようになる」を目的に、青年部のクラブ員が防災食の実習を行いました。
一合分の簡易炊飯袋
調理の様子
完成
幹事長水消火器の代わりに、ペットボトルを使い「火の用心」「コロナに負けない」など言葉を的とした的当ての訓練を行いました。
キャップに開けた穴の数やペットボトルの押し方を工夫することで、水がどうしたら勢いよく出るかなど、楽しく学習を行いました。
住宅用火災警報器の点検・交換についての往復はがきを作成し、高齢者の方に送りました。
その後、相手方から返事をいただきました。
大切なお知らせがあります。 点けんや十年交かんをしましょう。 コロナにまけず元気にいてください。 |
「火の用心の贈り物」を題材にしたポスターを作成しました。
大切な命を守るため、クラブ員が心を込めて作った作品です。
ポスターは段原公民館、広島市段原地域包括支援センターのほか、霞団地・上東雲町・段原山崎町の掲示板に掲示しました。
「安全安心にくらそう」を題材としたポスターを作成し、段原公民館、広島市段原
地域包括支援センター等に掲示しました。
消防クラブ員らしく火の用心について書いてくれました。
比治山学区内の高齢者を対象とした家庭訪問で、民生委員児童委員の方から配付してもらう封筒を作成しました。
例年、クラブ員も同行しますが新型コロナ感染防止のため訪問を控え、今年は、民生委員児童委員の方に封筒を渡して高齢者に配付してもらうこととしました。
封筒の中身 |
家庭訪問時に封筒を渡した高齢者の方から、クラブ員宛にクリスマスカードをいただきました。
11月に作成した「安全安心にくらそう」を題材としたポスターを上東雲町掲示板と東雲2丁目会館の掲示板に掲示しました。
上東雲町内会長の丸山会長に上東雲町部員の代表の林くん(4年生)が、東雲2丁目町内会長の福島会長に東雲2丁目部員代表の上田くん(5年生)と林くん(同上)が、ポスターをお届けしました。
上東雲町
上東雲町内会長と林くん
掲示板に貼っていただきました
東雲2丁目
東雲2丁目町内会長と上田くん
東雲2丁目町内会長と林くん
掲示板に貼っていただきました
似島小学校で避難訓練と少年消防クラブ入団式を実施しました。
今回は地震を想定した避難訓練を行いました。校舎内の訓練では基本である「お・は・し・も」を、グランドの訓練では素早く行動するなど臨機応変な対応を学びました。
入団式では、1977年から続いている歴史あるクラブだということを校長先生から学びました。新隊長の「自分たちの周りから火災を出さない」という宣言のもと、みんなで防災意識を高めました。
避難訓練 基本の「お・は・し・も」をちゃんと守れていました。 |
避難訓練講評 みんな、避難訓練の重要性について真剣に聞いていました。 |
Bfc(少年消防クラブ)入団式 新隊長の宣言のもとで防災意識を高めました。 |
集合写真 |
元宇品小学校で実施した防災キャンプの中で、水の事故を防止することを目的とした救護訓練を行いました。
水辺で遊ぶときの注意点や事故事例をもとに、小学校のプールを使って様々な体験をしました。
入水方法や浮き方、水中で服を着た状態での様々な動きは、普段なかなか経験することのできない貴重な時間となりました。
ライフジャケットの必要性を体感
救助者役と要救助者役を両方体験
ロープの引き方や水の抵抗を体感
比治山学区少年少女消防クラブは、防災の日である9月1日に、南消防署で一日消防体験をしました。
消防車見学、消防資機材の取扱い、救助訓練、防災教育、消火訓練と盛りだくさんの一日でした。
救助訓練では、救助隊員によるロープを使った降下訓練を見学したり、ロープとはん(ロープで登る訓練)を体験したり、救助隊の様子を間近に体験しました。
防災教育では、消防隊員からの命を守るための防災講話に、クラブ員は真剣に聞き入っていました。
搬送訓練では、けが人を毛布や竹ざおを使って搬送する方法や、緊急時の搬送方法などを楽しく学びました。
救助資機材点検
ロープ登り訓練
搬送訓練
青崎地区少年消防クラブ(昭和55年12月7日結成、クラブ員数15名)は、広く消防を題材として、小学児童の健全な心身の成長を目的に、挨拶、規律訓練、防火防災思想の形成・普及啓発、各種基本技術の習得、危機意識の保持、命の尊さ等々、将来の成長につながるヒント・きっかけとなるようクラブ員それぞれの年齢等に相応し、明るく、ときには厳しく、年間を通じて活動しています。
具体的には、規律訓練、消防庁舎・車両の見学、ロープ結索、消火器操作、消防用設備等の簡単な理解、傷病者観察から心肺蘇生、AED取り扱い、命を守る建築基準法・消防法の学習、地域行事での防火防災思想の普及啓発(DVD上映や紙芝居の上演)、年末防火夜回り、消防出初式への参加、広島市総合防災センター見学、少年消防クラブ全国交流会への参加等々を行っております。
地域で防火防災の呼びかけ | 地震体験・地震学習 |
車載マイクで呼びかけ⑴ | 車載マイクで呼びかけ⑵ |
消防出初式に参加 | 総務大臣、消防庁長官表彰受賞記念撮影 |
消火器操作訓練 | 規律訓練 |
青崎地区少年消防クラブは、11月26日に行われた青崎学区の三世代交流ふれあい広場で、防火に関する紙芝居を実施しました。
クラブ員は、2班にわかれて紙芝居を読み上げました。
第1話は、「けむりがモクモク」です。
地震が起きたときは、慌てずに身を守り、火や電気の後始末を忘れてはいけないことを学びました。
続いて第2話は、「かじおばけモクモク」です。
たき火をした後は、水でしっかり消すことや、煙を吸い込まないためにハンカチで口と鼻を押さえ、頭を低くして避難することの大切さを学びました。
火事のない安全安心なまちづくりを目指して、青崎地区少年消防クラブの活動は続きます。
青崎警防隊
クラブ員の紹介
紙芝居の様子
秋の火災予防運動前日の11月8日に、大洲幼稚園幼年消防クラブと南消防団大州分団が、放火火災予防を呼びかけるために防火パレードを行いました。
南消防署のマスコットキャラクター、「かっぱのキュー太郎」もパレードに参加して、大州町内を大行進。鼓笛隊の演奏も町内の皆さんに好評でした。
このパレードを通じて、地域の皆さんに放火火災の注意喚起をすることができました。
青崎警防隊
町内を大行進!
一致団結して火災予防
放火火災をなくそう
広島市総合防災センターで、ナーガ保育園Cfc(幼年消防クラブ)62人と職員4人が体験学習に参加しました。
防災アニメのほか、煙体験や地震体験など、防災について真剣に学び、センター職員の質問にも大きな声で元気に答えていました。
また、防火服を着ての消防車の体験乗車や、センター職員が作った煙のリングに、園児たちは大変喜び、防災について楽しく学習することができました。
水上救急隊
みんな真剣に学びました
煙の中は、低い姿勢で避難できました
地震が起きたら素早く机の下に避難
煙のリングに大喜びでした
青崎地区少年消防クラブは、9月3日に青崎小学校で行われた南区防災訓練・防災フェア(青崎学区)に参加しました。
防災訓練では、一人一人が緊張感を持ち、実災害を想定した訓練を実施することができました。
防災フェアでは、スモークマシンを使った煙体験、非常食の作成などたくさんのブースが開かれており、元気いっぱいに各ブースを体験しました。
クラブ員は、今回の防災訓練・防災フェアを通じて防火防災について理解を深めることができました。
青崎警防隊
青崎地区少年消防クラブ員の紹介
集合写真
煙体験の様子
非常食作成訓練の様子
似島小学校グランドで、5月16日(火曜日)10時00分から、似島小富士少年消防クラブの入隊式が行われました。
似島小富士少年消防クラブは、昭和52年5月7日に結成され、今年で早40年となります。
入隊式では、歴史あるクラブ員の火災予防に対する関心の高さをうかがうことができ、校長先生や消防職員の防火の話を、目を輝かせて真剣に聞いていました。
今年も元気なクラブ員によって、火災の予防に向けた若い力が躍動してくれると思います。
きっと大人になっても、今日の日のことを忘れないでしょう。
似島警防隊
校長先生の話
消防職員の話
クラブ員の認定
新しい力の誕生