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広島市立看護専門学校便り 33号 (令和6年7月18日発行)

ページ番号:0000256704 更新日:2024年8月7日更新 印刷ページ表示

 

学校長あいさつ

 校長の写真学生のみなさん、こんにちは。2022年4月より広島市立看護専門学校の校長に就任しました和田 健と申します。務めさせていただいて3年目になりました。ふだんは広島市立病院機構の広島市立広島市民病院で精神科医として勤務しています。病院内では、精神疾患の患者さんの診療に加えて、さまざまな身体疾患を持つ患者さんのメンタルケアを行う精神科リエゾン活動にも力を入れてきました。がん患者さんへの緩和ケアや、妊産婦の方への周産期メンタルヘルス活動、高齢患者さんの認知症やせん妄への対応などです。これらの実践には、多職種協働によるチーム医療が必然的に求められ、看護師はその中心的役割を担います。医療の高度化や多様化が進むにつれて、看護師にもより高いレベルの知識やスキルとともに、チーム医療の一員として機能できる協調性やコミュニケーション能力が必要になります。後者については、看護学を学ぶだけでは身につかず、家族関係や友人関係などでの多くの体験を自分と周囲との関係性の中で理解し、意味づけた上で、周囲と共有することが求められます。みなさんには学業とともにさまざまな体験を通して、人間として成長していかれることを願っています。
 看護師は患者さんと最も近くで日々接し、最も長い時間を過ごす医療職であると言えます。患者さんのバイタルサインなど身体状況をしっかりと観察し、適切に対応することに加えて、患者さんの思いや考え、悩み、苦しみをできるだけ聴き、受け止める「患者さんに寄り添う」姿勢、態度、心がなくては務まりません。私たちは患者さんと全く同じ経験はできないので、患者さんの悩み、苦しみを同じレベルで理解することはできません。私たちにできるのは、できる限りそれらを理解しようと思いながら真摯に患者さんの言葉に耳を傾け、誠実に対応することであり、その姿勢が患者さんに伝わった時に共感や支えになるのです。
 本校在学中、みなさんがしっかりと看護学を学び、国家試験に合格できる学力を養い、臨地実習などを通して看護実践に必要な知識とスキルを身につけ、そして人間として成長できるよう、教職員一同、全力でサポートしていきたいと思っています。

副校長あいさつ

 副校長の写真こんにちは。今年4月より広島市立看護専門学校の副校長に着任しました中脇と申します。広島市立広島市民病院からまいりました。学生を受け入れる側から送り出す側へと立場は変わりましたが、未来を担う看護師の育成に関わることができ、嬉しく思っています。
 看護専門学校では、大学で4年間かけて学ぶカリキュラムを3年間で終える必要があり、それは決して容易ではありません。継続的な学習習慣を身につけていくことが重要です。その為には、当たり前のことではありますが、基本的な生活習慣を確立すること。心と体のセルフケアが必要です。セルフケアが乱れると、心身の健康が保てなくなり、集中力も高まりません。
 看護学生としての知識は勿論、学ぶ姿勢や態度も同じくらい重要と考えます。大学と比べ、看護専門学校は、実践者を養成するところといわれています。その規模が小さいぶん学生一人ひとりに教員が丁寧に関わることができ、さまざまな価値観や経験をもつ教員たちが一丸となって学生を育てています。
 昨今、若者の県外流出が課題となっていますが、広島市立看護専門学校の使命は、看護の専門的知識と技術をもって広島の地域に貢献できる看護師を育成することだと思っています。
 恵まれた実習施設と経験豊富な実習指導者の支援により、多くの学びを得られる環境が本校の強みでもあります。看護師を育成するために、リアルな課題に直面する臨地実習は意義深く、そこでの経験が学生の成長へとつながっていきます。 看護を学ぶ志と人間に対する深い関心を持ち看護の実践者として社会に貢献する学生たちが「看護の魅力」を探求し続けられるよう教職員一同、全力でサポートしてまいりたいと思います。​

第113回看護師国家試験、卒業生の進路

国家試験合格率100%、就職希望者の就職率100%と書いた画像

クラスの様子

第一看護学科 1年生
​ 第一看護学科1年生の写真入学してから3ヶ月が経ちました。クラスの雰囲気は一人ひとりが優しく、クラスメイトとも仲良くなりました。看護についての授業や演習も、切磋琢磨して頑張っています。基礎看護学実習に向けて知識や技術の向上ができるよう、みんなで取り組んでいきます。

 


第一看護学科 2年生
 第一看護学科2年生の写真
宣誓式を終え、7月から始まる実習に向けての決意が固まりました。授業では、事例からアセスメントや必要な看護を検討するなど、1年生の頃よりも一歩進んだ内容を学んでいます。みんな、患者さん一人ひとりに合った看護を行えるよう計画を立てながら頑張っています。学んだことを活かして、実習頑張ります!!​

第一看護学科 3年生
 第一看護学科3年生の写真
領域別の実習が始まり、今までの学びを活かしながら実習に取り組んでいます。それに加え就職活動や、ケーススタディ、国家試験に向けた勉強などで、忙しい日々を過ごしています。患者さん、看護師さん、先生、家族への感謝の気持ちを持ち、最後の学生生活が充実したものとなるようにみんなで協力し合いながら、国家試験合格目指して頑張ります。​


第二看護学科1年生の写真第二看護学科 1年生
 
入学して約3ヶ月が経ちました。学内研修やスポーツ交流大会などを通して、クラスメイト達とも仲が深まってきました。これから実技試験などもあるため、仲間と協力できる関係をつくり、個々の力を高めあっていきたいと思います!​

第二看護学科 2年生
第二看護学科2年生の写真
 去年は新しい事の連続で慌しい毎日を過ごしていましたが、今は座学や看護過程で忙しい日々を送っています。今の時期にしっかり学力をつけて就職活動、国家試験に向けて進んで行きます。​

 

第二看護学科 3年生
 第二看護学科3年生の写真4月から実習に加えて就職活動、ケーススタディ、国家試験勉強と忙しい日々に追われています。実習では実際に患者さんを受持ち、座学では学べないたくさんの経験をしています!感謝の気持ちを忘れず、一生懸命取り組んでいきたいです。
 クラス目標は…国試全員合格ー!!!

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