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在校生の声

ページ番号:0000001500 更新日:2024年5月13日更新 印刷ページ表示

第一看護学科 1年生

 1年生は、看護の知識や技術を基礎から学習します。知識の面では「看護とは何か」ということから、患者さんとのコミュニケーションのとり方、人体の仕組みについて学ぶ解剖生理学、治療に関する診断治療学など多くのことを学習します。技術面では、手順を覚えるだけではなく、なぜこの援助を行うかという目的やそのような注意をしなければならないかなどの根拠に基づいた看護技術を習得します。覚える量は非常に多いですが、先生方は臨床での経験を基に分かりやすく丁寧に教えてくださるので、安心して学習することができます。また、実習では実際に患者さんを受け持ち、患者さんの個別性を考えた環境整備を行ったり、カルテや患者さんとのコミュニケーションから情報を収集して、安全・安楽に援助ができるよう看護計画を立て、援助を実施します。今後も患者さんを笑顔にできる看護師を目指して頑張っていきます。

第一看護学科 2年生

 2年次では、1年次で学んだ基礎的な知識や技術を活かして看護を展開していきます。そして、実際に患者さんを受け持たせていただく成人・老年看護学実習、地域・在宅看護論実習が始まります。アセスメントや援助を行う上で、疾患やその日の状態だけではなく、どのような思いをもっておられるのかを普段のコミュニケーションから理解し、個別性のある看護が提供できるように努めています。3年次に向けて小児看護学・母性看護学・精神看護学などの専門的な講義も始まり、実習との両立は大変ですが、先生方や仲間に支えられて乗り越えることができています。また、定期的に進路ガイダンスがあります。卒業生の方から実際の就職活動の様子や、国家試験の取り組みなど、さまざまなお話を聞くことができ、とても有意義な時間でした。これからも、患者さん一人一人に寄り添った看護を提供できるように、努力していきたいと思います。

第一看護学科 3年生

 3年次の臨地実習では、より専門的で実践的な看護を学んでいきます。統合看護実習では、複数の患者さんを受け持ち、患者さんの状態から優先順位を考えた介入が必要になります。手術を受け退院後は一人暮らしになる高齢の患者さんを担当し、筋力の低下を不安に思っていることがわかりました。そこで患者さんに、退院後どんな生活がしたいか聞き、それを叶えるために必要なことを話したことで、患者さん自身の目標に向かい歩行練習に取り組まれるようになりました。患者さんにより、望む生活は異なります。患者さんの思いを聞くことが個別的な看護に繋がることを学びました。実習以外にも、国家試験の勉強や、就職活動などと並行した学校生活になります。忙しい日々ですが、学びが凝縮され、充実した学校生活を送ることができます。本校では、経験豊かな先生方からの親身なサポートがあり、経歴、年代が様々な仲間と、共に励まし合いながら同じ目標へ向かって努力を続けられます。

第二看護学科 1年生

 私は子育てをしながら一生やりがいをもって働ける仕事がしたいと思い、看護の道に進みました。学業・仕事と育児の両立は簡単ではないですが、家族や気軽に相談できる頼もしい友人たちや、信頼のおける先生方に助けられ、学校生活を送っています。クラスメイトは社会人経験のある人、育児中の人と様々です。年齢や経験の違いはありますが、みんなで仲良く切磋琢磨しながら勉学に励むことができています。先生方は実際の現場のエピソードを交えながら講義を行ってくださるので、実際の臨床での様子を想像しながら学ぶことができます。演習ではシミュレーターを使って実際の心音や呼吸音の異常音を聴取するなど、フィジカルアセスメントの技術のトレーニングを行うことができます。今後実習などで経験を積み、これまで学んだ知識や技術に加え、臨床判断能力を身につけ、学びを深めていきたいと思います。患者さん一人一人に誠実に向き合える看護師を目指します。

第二看護学科 2年生

 私は、准看護師として産科で勤務していました。その中で、様々な不安や悩みを抱えている妊婦・褥婦さんに寄り添った看護を行っている先輩方に感銘を受け、私も先輩方のような看護が出来るようになりたいと思いました。また、自分の知識やアセスメント不足を感じ、もっと学びを深めたいと思いました。子育てをしながらの進学には不安や迷いもありましたが、職場の方々の後押しと家族の協力を得て本校に進学することを決めました。臨地実習では戸惑うこともありましたが、今まで点と点だった知識が繋がり、個別性を考慮したアセスメントが出来るようになり、看護の喜びを感じています。また、不安や悩みを感じた時に親身になって相談に乗ってくださる先生方や支え合える仲間に出会え、本校に入学して本当によかったと思います。そして、今後も更に学びを深め、患者さんのこれからの生活に寄り添える看護師になりたいと思います。

第二看護学科 3年生

 3年次では、専門的で実践的な実習を行います。今まで学んできた看護技術や治療学、薬理学などの知識を集約し、患者さんの健康問題に対して必要とされる看護とは何かを考えていきます。私は、疾患を抱え、死への不安や苦痛のある患者さんと向き合い、看護職者としての責任を痛感しました。その時々に実習指導者や先生方の丁寧なサポートを受け、患者さんへ個別性のある援助を行うことができました。患者さんの健康問題に対し、少しでも良い方向に向かえるよう援助ができた際には、看護のもつ力や喜びを実感しました。また、実習と並行して、就職活動や国家試験の勉強、ケーススタディなど多忙な日々が続きますが、同じ目標を持つクラスメイトと支え合い、家族の協力もあって乗り越えることができています。これからも学校で学んだことを活かして看護に真摯に向き合い、日々成長できるよう努力していきたいと思います。