2017年11月27日　広島市におけるアカカミアリ（特定外来生物）の確認について（健康福祉局保健部環境衛生課）

ページ番号：0000014122 更新日：2019年10月21日更新印刷ページ表示

平成29年(2017年)11月27日(月曜日)
健康福祉局環境衛生課
安西課長、花尾課長補佐
電話:241-7622　内線:80-204
環境局環境政策課
高野課長、石井課長補佐
電話:504-2202　内線:3210

広島市におけるアカカミアリ(特定外来生物)の確認について

　広島市の事業所内でアカカミアリ(死骸)が確認されました。

　調査結果について、環境省より、別紙のとおり発表がありましたのでお知らせします。

　なお、事業者によりアカカミアリの発見地点周辺に殺虫餌(ベイト剤)が設置されています。

1　本市の対応

　アカカミアリによる被害を防止するため、庁内関係課13課をメンバーとする対策チームで情報を共有し、以下の対策を進めます。

環境省が行う事業者敷地内等で実施する防除業務に協力します。
ホームページ等により、市民へアカカミアリに刺された場合の対処方法の周知を行うとともに、市民からアカカミアリが疑われるアリを発見した場合等の、アカカミアリに関する相談に対応します。

2　注意事項

　アカカミアリは、過去、国内で、輸入貨物が入ったコンテナ等で確認されています。

　また、アカカミアリの毒はヒアリより弱いと言われていますが、刺されると非常に激しい痛みを覚え、水疱(ほう)状に腫れることがあります。

　アカカミアリはヒアリとよく似ており、専門家でなければ見分けることが困難です。アカカミアリ又はヒアリを発見した場合は、むやみに触ったりせず、3の問い合わせ先までご連絡ください。この場合、周辺にもアリが生息している可能性があるため、通常、アリが生息するとされる緑地帯の土や芝生の土等には安易に手を入れないようにしてください。

　万一、刺された場合は、少しでも異常を感じたら、最寄りの病院をすぐに受診してください。重症の場合、アナフィラキシーショック※となる可能性があるため、受診の際には、「アリに刺されたこと」を伝えてください。

　※アナフィラキシーとは急性の全身性かつ重度なアレルギー反応のひとつで、このアレルギーによるショック症状をいいます。