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平成30年(2018年)6月26日(火曜日)
市民局平和推進課(被爆体験継承担当):中川、山田
電話:242-7831内線:5817
日本郵政株式会社(東京都千代田区、取締役兼代表執行役社長 長門正貢)が保有する広島逓信病院旧外来棟(以下「旧外来棟」という。)を本市が寄付受領することになりましたので、お知らせいたします。
昭和10年に建築家山田守氏の設計で建てられた鉄筋コンクリートの旧広島逓信局関係の付属病院の建物で、窓を大きく開けた開放感が特徴的なデザインです。
被爆当時、爆風により窓ガラスは吹き飛びましたが倒壊は免れたため、多くの被爆者が治療を受けました。その後、改修を経て、被爆の実相を伝える建物として保存されており、平成6年1月に被爆建物として登録されました。
平成7年に被爆50周年記念施策の一環として、当時の中国郵政局が旧外来棟の一室を被爆資料室として改修し、見学希望者に無料で公開しています。
被爆資料室では、被爆当時のタイルが残る旧手術室と旧消毒室や被爆に関する資料を公開しています。
寄附受領後も引き続き、見学希望者には無料で公開いたします。
寄付受領に当たり、以下のとおり感謝状贈呈式を実施します。
広島市:市民局国際平和推進部平和推進課 電話082-242-7831
日本郵政株式会社:病院管理部 電話03-3504-4715
市民局 国際平和推進部 平和推進課 被爆体験継承担当
電話:082-242-7831/Fax:082-242-7452
メールアドレス:peace@city.hiroshima.lg.jp