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平成30年第7回教育委員会議(5月定例会)議事録

平成30年第7回広島市教育委員会議議事録

 平成30年5月23日(水曜日)、平成30年第7回広島市教育委員会議(定例会)を教育委員室において開催した。

1 開会及び閉会に関する事項

  • 開会 午後1時30分
  • 閉会 午後2時59分

2 教育長及び委員の出席者

  • 教育長 糸山 隆
  • 委員 井内 康輝
  • 委員 栗栖 長典
  • 委員 鈴木 由美子
  • 委員 秋田 智佳子
  • 委員 伊藤 圭子

3 事務局等の出席者

  • 教育次長(総務部長事務取扱) 荒瀬 尚美
  • 青少年育成部長 長谷 冨美
  • 学校教育部長 山本 直樹
  • 指導担当部長 野間 泰臣
  • 教育センター所長 市川 昭彦
  • 総務課長 山越 重範 
  • 学事課長 宮田 雅子
  • 指導第二課長 松浦 泰博
  • 特別支援教育課長 児玉 安司
  • 指導第一課課長補佐 筒井 順也

4 傍聴者等

 6人

5 議事日程

  • 議題1 平成30年度学校経営支援システムの実施について(報告)
  • 議題2 平成30年度広島みらい創生高等学校の入学者状況について(報告)
  • 議題3 広島市立小学校及び中学校通学区域に関する規則の一部改正について(議案)
  • 議題4 平成31年度使用広島市立義務教育諸学校用教科用図書採択の基本方針について(議案)
  • 議題5 平成31年度使用広島市立高等学校・中等教育学校(後期課程)・特別支援学校(高等部)及び広島みらい創生高等学校用教科用図書採択の基本方針について(議案)
  • 議題6 広島市教科用図書採択審議会への諮問について(議案)
  • 議題7 広島市教科用図書採択審議会委員の委嘱及び任命について(議案)【非公開】

6 議事の大要

糸山教育長

 ただ今から、平成30年第7回広島市教育委員会議定例会を開会いたします。
 本日は、傍聴の方もお見えになっておられますが、お手元にお渡ししております注意事項をよくお読みいただき、静粛に傍聴していただきますようお願いいたします。
 本日の議事録署名者は、鈴木委員と秋田委員にお願いいたします。
 それでは、日程に入ります。
 本日の議題は、お手元の議事日程のとおりです。
 本日審議予定の議題7につきましては、広島市教育委員会会議規則第5条第1項第5号「附属機関の委員の委嘱及び任命に関すること」に該当することから、会議を非公開としたいと思いますが、御異議ございませんか。
 (異議なし)
 異議なしと認め、議題7については、非公開として審議することに決定いたしました。
 それでは、議題に入ります。
 まず、議題1「平成30年度学校経営支援システムの実施について」を議題とします。
 本件は報告案件です。内容について、指導第二課長から説明をお願いします。

指導第二課長

 それでは、議題1「平成30年度学校経営支援システムの実施について」御報告させていただきます。
 資料の2ページを御覧ください。
 1の学校経営支援システムについて御報告いたします。
 昨年度は、亀山中学校区の亀山中学校、亀山小学校、亀山南小学校を支援校として指定し、学校経営支援システムを実施いたしました。この学校経営支援システムについては、既に教育委員の皆様には御存じの事業内容ではありますが、概要を改めて御説明させていただきます。
 初めに、(1)の目的についてですが、学校経営支援システムは、校長の学校経営について、学校経営支援チームによる課題分析や教育委員からの意見を踏まえながら、その改善や充実に向けた具体的な支援を行うことにより、実効性のある学校経営の実現を図ることを目的として実施するものです。
 次に、(2)の実施体制のイメージ図ですが、学校経営アドバイザーと指導主事が学校経営支援チームとして、対象の小学校、中学校を定期的に訪問し、校長の学校経営について状況把握、課題分析、指導・助言を行い、学校経営の改善や充実に向けた具体的な支援を行います。また、あわせて、教育委員の皆様にも学校を訪問していただき、校長へのヒアリングや授業観察を踏まえ、学校経営支援チームに御意見を頂くことにより、各学校への支援の充実を図っていきたいと考えています。
 次に、3ページの2、平成30年度年間スケジュールを御覧ください。学校経営支援システムの年間の主なスケジュールを示しております。
 学校経営支援チームは、毎月学校訪問を行い、それぞれの支援校で立てている学校経営計画に基づいて校長ヒアリングを行うなど、情報収集を行い、校長と学校経営計画を共有します。そして、前期においては、校長に対して指導・助言を行いながら学校経営をサポートしていきます。後期の最初の時期には、教育委員の皆様に学校訪問をしていただき、校長ヒアリングや授業観察を行っていただいた上で、学校や学校経営支援チームに対して、学校経営改善の充実に向けた意見提言を行っていただく予定です。こうした教育委員の皆様からの意見提言を基に、校長と学校経営支援チームが、主な取組の成果と課題の整理を行うとともに、その対応を検討し、実行可能なものから実践していきます。学校経営支援チームは、学校経営の改善充実に向けた支援を継続するとともに、事務局の各課と連携を図り、支援策を検討していきます。年度の終わり頃には、校長はこれまでの意見提言を踏まえ、学校経営支援チームの指導・助言を受けながら、次年度の学校経営計画を立案します。その際、学校経営計画に学校経営支援システムの対応策の内容が反映されるように、次年度の目標設定や具体的取組の検討にも学校経営支援チームが関わっていきます。
 なお、支援校の次年度の取組については、来年度の教育委員会議において報告する予定としております。2ページにも記しておりますが、支援校には、実施年度及び実施後1年間において、校内研修に係る講師招へいのための旅費や謝礼金、先進校視察旅費などの支援を行います。年間スケジュールについては以上でございます。
 続きまして、昨年度実施いたしました亀山中学校区における平成30年度重点取組について御説明いたします。資料の4ページを御覧ください。
 3、亀山中学校区における教育委員による主な意見提言を御覧ください。ここにありますのは、昨年11月に学校訪問を実施していただいた際に、教育委員の皆様から頂いた授業づくり及び生徒指導に関する主な意見提言を学校ごとにまとめたものです。これらの意見提言を基に、学校経営支援チームと各校長が次年度重点的に取り組む授業等について協議を行い、後ほど説明いたしますが、5ページから8ページにあります平成30年度学校経営重点計画を各学校の校長が作成いたしました。
 また、教育委員会としましては、今年度、亀山中学校区を「個に応じた指導特別研究校」に指定し、それぞれの学校に2名の加配教員を配置するとともに、教職員の負担軽減のために、授業で使用する教材や放課後学習に使用する学習プリント等の印刷準備等を行うスクール・サポート・スタッフを1名配置し、学力の分析、授業改善、補充学習、小中連携への取組を継続して支援していくこととしております。9ページには、亀山中学校区における「個に応じた指導特別研究校」としての年間指導計画を載せています。
 それでは、各学校の学校経営計画について御説明いたします。
 5ページを御覧ください。亀山中学校の平成30年度学校経営重点計画です。
 4、目標の下に、左から「短期経営重点目標」、中央に「評価指標」、その右側に「主な具体的方策」を示しております。「短期経営重点目標」に示されている「学力の伸張を図る」ことについて、その右の「評価指標」丸1から丸4を達成するための「主な具体的方策」として、一番上にあります「亀山中授業スタンダードの確立」に取り組むこととしています。
 特に、「個に応じた指導特別研究校」の指定を受けた数学科においては、授業の初めに振り返り、授業の終わりに適応問題等で確認を行うといった数学科の授業スタンダードを作成し、それに基づいた研究授業等を実施するなど、授業改善の取組を進めることとしています。また、放課後の時間を利用した自習教室の開催を、「まちぐるみ『教育の絆(きずな)』プロジェクト」を活用して取り組むこととしています。
 生徒指導につきましては、教育委員の皆様の意見提言のとおり、これまでの取組を継続していくこととしております。亀山中学校の課題である基礎学力の定着を図るとともに、地域の方々とのふれあいを持つ機会を通して、生徒たちの自己肯定感を高めていくことができるよう、教育委員会としても、指導・助言に努めてまいります。
 続いて、7ページを御覧ください。亀山小学校の平成30年度学校経営重点計画です。
 こちらも中段を御覧いただくと、左から「短期経営目標」、「評価指標・基準」、「主な具体的方策」を示しております。「短期経営目標」の一番上にあります「ユニバーサルデザインの授業づくりの視点を取り入れ、児童が主体的に取り組み課題を解決する指導法の工夫・改善」においては、その「主な具体的方策」として、四つ目の丸(○)に示しておりますが、算数科における授業で、板書やノートの取り方の工夫に取り組み、児童が意欲的に学習できるように授業改善に取り組むことが示されております。
 また、生徒指導につきましては、一番下の枠に示しておりますが、「無言清掃を通して、自分の心を磨き、無言で意欲的に清掃に取り組む子どもの育成」を目標としており、無言掃除への取組を学校全体で進めております。また、亀山小学校においては、支援を要する児童や保護者が数多く在籍していることから、対応に苦慮することが多いという課題もありますが、校内での支援体制を確立するとともに、関係機関との連携も密に行い、支援についての指導・助言を行っております。
 続いて、8ページを御覧ください。亀山南小学校の平成30年度学校経営重点計画です。
 こちらも中段の4、目標の下を御覧いただくと、左から「短期経営重点目標」、「評価指標・基準」、「主な具体的方策」を示しております。「短期経営重点目標」の一番上の枠には、「確かな学力」を育む授業を創造し、「授業がよく分かって楽しい」と答える児童の割合を高め、学力の向上を図ることが示されており、その「主な具体的方策」として、「学習のめあてや意図に応じたグループやペアでの学習形態を仕組む」ことや、「スキル学習を推進する取組を計画し、継続して実施する」ことなどが挙げられています。
 生徒指導につきましては、一番下の枠にありますように、児童の自己肯定感の向上を図るための取組を、各教科や「特別の教科 道徳」、特別活動などの時間を中心に行うこととしています。
 なお、生徒指導上の課題のある児童へは、関係機関との連携・協力を図りながら対応を進めております。
 続いて、9ページを御覧ください。9ページには、亀山中学校区における「個に応じた指導特別研究校」年間指導計画を示しております。
 上段の一番左の枠にありますように、亀山中学校区の各学校において「学力向上推進委員会」を設置し、算数、数学科を中心として、「授業改善」及び「放課後等補充学習」、「小中連携」の三つを柱とし、個に応じた指導についての実践研究を進めております。
 下の段には、その三つ柱の取組内容を示しております。一番左の枠を御覧ください。
 「授業改善」につきましては、習得に重点を置いた指導方法に係る実践研究を行うとともに、学び直しや繰り返し学習が効果的に行える教材を作成いたします。具体的には、授業研究、学力調査等の活用、帯時間等での学習を行ってまいります。
 「放課後等補充学習」につきましては、参加希望の児童生徒及び学力や学習習慣が未定着な児童生徒を対象とし、小学校では丸1放課後学習、丸2長期休業中補充学習、中学校では丸1「絆(きずな)」学習会を中心とした学習支援、丸2長期休業中補充学習を実施いたします。また、学習プリントや教材等の印刷準備や児童生徒の学習支援等を行うために、スクール・サポート・スタッフを各校1名 配置をしております。
 「小中連携」につきましては、丸1個別支援シートの作成及び活用、丸2小中共通の課題解決の取組、丸3連携授業研究会による授業改善の連携等を実施してまいります。
 続きまして、10ページの「広島市の英語教育推進について」を御覧ください。
 最後に、今年度の支援校についてです。今年度は、この資料の下段にあります「プロモーション・スクール(推進校)」である大塚中学校区(の小・中学校)を学校経営支援システムの対象校として指定し、英語教育の実践研究を学校経営の視点からも支援していきたいと考えております。
 報告は、以上でございます。

糸山教育長

 はい、ありがとうございました。
 ただ今の説明について、御質問等がございましたらお願いいたします。

栗栖委員

 確認ですが、昨年、学校経営支援システムということで、我々も実際に学校を訪問していろいろな意見を述べさせていただいたのですが、その意見や提言が平成30年度の学校経営重点計画に織り込まれているということですね。

指導第二課長

 はい、そうでございます。

栗栖委員

 それぞれの学校の学校経営重点計画の中に下線が引いてあるところや太字で書いてあるところがあるのですが、そこが、意見や提言を反映したところだと理解していいのでしょうか。

指導第二課長

 はい。例えば、亀山中学校で申し上げますと、(5ページの)「主な具体的方策」の「亀山中授業スタンダードの確立を毎時間実践する」に下線がありますが、これは、4ページを御覧いただくと、亀山中学校の「授業づくり」のところに「明確な授業スタイルや具体的な方策を学校全体で共有する必要がある」といった御意見を頂いておりまして、これを反映させております。

栗栖委員

 平成30年度の学校経営重点計画に意見や提言を反映していただいたということですが、最終的にはこの計画の実効性が上がらないと意味がないので、教育委員会事務局としてはどのように進捗状況をフォローされる予定なのでしょうか。

指導第二課長

 「個に応じた指導特別研究校」でもございますので、事務局の指導主事等が定期的に訪問しながら、学校の進捗状況について把握し、指導・助言を行っていきたいと思っております。

栗栖委員

 そうですね。そこを是非よろしくお願いします。計画策定後にそれぞれの学校が実践したことを事務局で検証し、また、必要に応じてフォローしていただいて、できましたら、その進捗状況について、教育委員会議の場で報告をしていただければと思います。

指導第二課長

 はい、承知いたしました。

栗栖委員

 フォローも重要になってきますので、よろしくお願いします。

指導第二課長

 はい、ありがとうございます。

栗栖委員

 また、今年度の支援校は英語教育推進校ということで、我々としてもできることをしっかりやっていきたいと思います。よろしくお願いします。

糸山教育長

 ありがとうございました。

鈴木委員

 9ページの「個に応じた指導特別研究校」についてですが、核となっていくのが「学力向上推進委員会」だろうと思うのですが、これは学校ごとに設置するのか、それとも三つの学校を網羅した委員会となるのかということをお聞きしたいと思います。
 というのは、中学校区で指定していますので小学校が二つありますが、この二つの小学校については、「授業スタンダード」と書いてありますが、ここは一緒の内容、方法を使うというものを作って、それを徹底していくことが大事だと思います。しかし、小学校と中学校では、やはり文化が違いますので、なかなか難しいと思うのです。そうすると、その「授業スタンダード」の価値や方向を、よく理解していただく必要があると思います。そのためには、「学力向上推進委員会」がすごく大事になってくると思いますので、どういう構成で、どのくらいの頻度で開かれる予定なのか、あるいはもう開かれておられれば、どういう内容を話し合われておられるのかということをお聞きしたいと思います。

指導第二課長

 小中学校でばらばらのことをやっていたのではうまく進まないと思いますので、今、御指摘いただいたことについては、非常に大切に考えております。
 9ページの図の左上の「学力向上推進委員会」につきましては、まずは各学校でそれぞれの授業改善についての研究を推進していくことにしております。そして、各学校で検討したことを踏まえて、図で言いますと右下の「小中連携」の枠のところになりますが、ここの丸3に「連携授業研究会」というのがありまして、指導方法工夫改善リーダーを中心として、特に算数・数学を中心に研究を進めてまいりますが、この研究会において、教育委員会事務局の指導主事等も関わっていきながら、小中が連携して授業改善を進めていきたいと考えております。

鈴木委員

 方向的には、「学力向上推進委員会」が各学校にあって、そこで研究した内容を「連携授業研究会」に持ち寄って議論して、その後、各学校に戻していくということですか。

指導第二課長

 はい、そうです。中学校区としての大きな方針は、この「連携授業研究会」が示していく必要があると思っています。

鈴木委員

 例えば、小中学校で乗り入れをされたりとか、研究会や授業を見に行ったり来たりするようなことも、この仕組みの中でされていくのですか。

指導第二課長

 それもさせていただきます。算数・数学もそうですし、算数・数学を中心として他の教科へも反映させていく必要がありますので、他の教科については、右下の「小中連携」の枠の丸4の「中学校区教科等研究会」が算数・数学以外の教科も含めた全ての先生の研究会となります。

鈴木委員

 算数・数学ができるようになると分かりやすいですよね。点数が上がって、勉強ができるようになって、子どもが学校を好きになると思いますので、目に見えるような成果を上げていただけるといいなと思っています。
 上段のスケジュールに「家庭学習支援」とあるのですが、学校では先生が授業をされて、子どもたちを見て、子どもたちを褒めて、力を付けていくのですが、家庭学習もやはり必要だということで入れてらっしゃるのだと思います。この「家庭学習支援」の中身は、どのようなものなのか教えてください。

指導第二課長

 この「家庭学習支援」につきましては、小学校、中学校、同じように入れておりますが、小学校、中学校ともに家庭学習を大事にしていきたいという意味で、資料のように年間を通じて行うこととしております。具体的には、その日に習った授業と関連付けた宿題を出すということを重視しています。

鈴木委員

 反復学習を増やすということですね。学校で習って、家庭で反復学習をして、そして次の授業に進んでいくということですね。

指導第二課長

 そうですね、はい。

鈴木委員

 分かりました。それでしたら、家庭との連携も必要になると思いますので、参観日などの場を捉えて、「小学校、中学校で連携してこういうことをやっていますので、是非、御家庭でもお声掛けいただいたり、子どもたちを勇気付けたりしていただきたい」ということを伝えていただけるといいと思います。

指導第二課長

 はい。

鈴木委員

 この成果が出るということは、全体に波及するような効果を持っていると思いますので、皆さん一丸となって、是非、頑張っていただきたいと思います。以上です。

糸山教育長

 はい、ありがとうございました。

井内委員

 二つ質問があるのですが、一つは、学校経営重点計画の「学校教育目標」の下に、先ほど御説明いただいた「中期経営重点目標」と「短期経営重点目標」とあるのですが、短期というのはどのくらいの期間を表現しておられるのでしょうか。内容を見ると、一年ごとに作っていくように見えるのですが、そうなのでしょうか。

指導第二課長

 はい。短期が基本的には1年ごとで、中期が大体3年を目安としております。

井内委員

 「短期経営重点目標」には、具体的な数値目標が書いてあって、それが達成できたかできないかというのは、割と評価がきちんと出やすいですよね。しかし、それを最終的に「学校教育目標」につなげていくためにどう組み立てられていくのかというのが、ちょっと見えない気がします。短期の目標として数値化しやすいようなものだけが取り上げられているだけで、本当に全体の目標が達成されるのだろうかということです。
 目標の作り方というのは、よく言われますが、評価しやすいように作るということになると、評価しやすいものだけを取り上げていくと、何か足りないものがあるのではないか。つまり、学校全体でこういう子どもを育成しようと思っているのに、意外とその辺が、短期の目標としては抜け落ちていないかということです。そういうことをもう少し考えていただいた方がいいのではないかという気がしました。私が十分に中身を検討できていなくて、的外れなことを言っているかもしれませんが、是非、それを考えていただきたい。

指導第二課長

 はい。

井内委員

 それから、二つ目は、9ページに「個別支援シートの作成」とありますが、これは一人一人の子どもたちに対して作っていくものですよね。これは担任の先生がお作りになるのですか。

指導第二課長

 全ての児童生徒に対してではないのですが、学力が十分身に付いていない児童生徒について、担任教諭が単元ごとに、この単元ができていないというところにチェックを入れていくような形になります。それを、例えば、3年生から4年生と、順次、学年で送っていくというようなものを考えています。

井内委員

 要は、全員ではなくて指摘をしたい子どもたちについてだけ作るということですね。
 個別支援シートで指摘はできるのですが、どう改善していくのかという個別の方策やアドバイスについては、どのように考えているのでしょうか。つまり、個別支援シートができました、ここに置いてありますというだけでは意味がないので、具体的に教育の中にどう反映させていくのかということが、ちゃんと見えるようになっているのでしょうか。

指導第二課長

 9ページの上段の年間計画で申し上げますと、小学校の段に「まとめテスト」や「帯学習」と書いてあります。また、中学校の段には「小テスト」や中間・期末の定期検査などがあります。こういったもので、きめ細かく子どもたちの学力状況を把握しながら、課題が見られたことにつきましては、例えば、放課後等補充学習などで学力補助をしていきます。

井内委員

 放課後等補充学習は、必ず行きなさいというような指示が出ると理解していいですか。

指導第二課長

 強制することは難しいと思います。

井内委員

 強制はできないのですね。

指導第二課長

 「行きなさいよ」というような、ちょっと表現が難しいのですが、強く推薦するような感じです。

井内委員

 是非、その辺を実効性のあるものにしてほしいと思います。
 昨年、亀山中学校を訪問させていただきました。我々も数学の点数が広島市平均よりもかなり低いことを認識しましたが、やはりそこを伸ばすためには、実効性のある具体的な方策を組み立てていくことを求めたいと思います。それは、決して学校のためではなく、先ほどもありましたように、子どもたち一人一人に数学あるいは算数に興味を持ってもらうということから始めないといけないからです。そういうところの仕掛けを十分考えて個別支援シートを作っていただいて、それに基づいて具体的なことが行われているというのを、目に見える形にしていく必要があると思いました。具体的にやっておられるのかもしれませんが、それが教育委員会事務局だけではなく、我々にも見て分かるような形にしていただくと有り難いと思います。こうすればこのくらい伸びたというのが分かっていきますから、とても参考になると思います。その辺の御指導もよろしくお願いします。

指導第二課長

 はい。おっしゃるように、作って満足したのでは意味がないので。

井内委員

 ええ。こういうものは、大体、作ったらそれで終わりということが多いのです。具体的にそれが行われているという検証がなかなかできないので、是非、それをお願いしたい。

指導第二課長

 はい。ありがとうございます。

井内委員

 よろしくお願いします。以上です。

伊藤委員

 三つほどお伺いしたいと思います。
 一つ目です。5ページの右下に「亀山中授業スタンダード」というのがあります。それと、7ページの亀山小学校に「ユニバーサルデザインの授業づくり」というのがあります。これらは連動している方が、子どもは学習しやすいと思います。小学校で身に付けた学習スタイルの延長上で中学校の学習が行われる方が、より成果が上がってくるのではないかと思いますが、そこら辺はどのようになっているのでしょうか。
 二つ目が、9ページの放課後等補充学習のところで、中学校には「絆(きずな)」学習会があって、地域の方も一緒になって学習会に参加するという連携ができているように思います。小学校にはそういう地域の方との連携に関する記述がないのですが、実際はあるのでしょうか。そして、先ほどの「学力向上推進委員会」が機能するときには、小学校、中学校、地域の方が連動して、皆で検討するというようなことが可能なのでしょうか。
 三つ目は、これから「学力向上推進委員会」でいろいろ決めていくわけですが、例えば、どなたかから専門的な知識を得たいといったときに、そのコーディネートは、「学力向上推進委員会」の中の方が担われるのか、それとも教育委員会事務局の方が担われるのかをお伺いできればと思います。

指導第二課長

 まず、一つ目の小中学校の授業スタイルについてですが、亀山中学校は「亀山中授業スタンダード」という表記で、亀山小学校は「ユニバーサルデザイン」という表記になっていますが、御指摘いただきましたように、小中連携という中で学習内容の連携があるのですが、学び方がつながっていくということは非常に大事だと考えております。そういった意味では、今はまだ小学校と中学校で完全に一致しているわけではございませんので、それを、この一年間をかけて共通のものに仕上げていく方向で、我々も考えていきたいと思います。その中には、亀山中学校に書いてあるように、「めあての確認」とか「個人活動」、「ペア・グループ活動」などの活動の仕方もありますし、「特別支援の視点」といったものも非常に大事だと思いますので、そういったことを重点に置きながら進めてまいりたいと思っております。
 それから、二つ目の放課後等補充学習についてですが、中学校に「絆(きずな)」学習会と書いてあるのですが、これは、「まちぐるみ『教育の絆(きずな)』プロジェクト」という事業がございまして、この指定校については、別途、予算措置等もして、地域のコーディネーターに来ていただいたり、学習支援者等に有償ボランティアで来ていただいたりできるようにしておりますので、それを活用して実施することにしております。小学校にはそういった事業は無いのですが、この度、放課後等補充学習を進めていきたいと考えております。
 三つ目のコーディネーターについてですが、「学力向上推進委員会」や校内研究会等を開くときに、例えば、大学教員に講師として来ていただくという手段等もありますので、そういった部分を活用していただくことも可能ですし、もちろん、我々教育委員会事務局としても、指導・助言等の支援を進めてまいりたいと考えております。

秋田委員

 学校経営支援システムと「個に応じた指導特別研究校」指定というのは、別のものなのですか。

指導第二課長

 はい、別のものです。別の事業になります。

秋田委員

 亀山小学校、亀山南小学校、亀山中学校については、この二つが重なっているということですか。

指導第二課長

 昨年度、学校経営支援システムの支援校に指定しまして、対応を協議する中で、今年度、「個に応じた指導特別研究校」の指定をしたということになります。

秋田委員

 つまり、学校経営システムは昨年度の1年間で終わったけど、実施後1年間は継続して支援するということですか。

指導第二課長

 そうです。

秋田委員

 この「個に応じた指導特別研究校」の指定は2年間ですか。

指導第二課長

 原則は単年度の指定なのですが、2年間指定を続けることも考えております。

秋田委員

 平成30年度が初めての年なのですよね。

指導第二課長

 そうです。

秋田委員

 1年終わったら達成度を見て、もう1年どうしていくかを考えていくということですね。この教育委員会議で議論する可能性もあるのですか。

指導第二課長

 システム的に申し上げますと、この研究指定校については教育委員会議で必ず協議していただくものではございませんが、進捗状況等については必要に応じて御説明したいと考えております。

秋田委員

 はい、分かりました。
 個別支援シートの関係で先ほど質問がありましたが、小学校から中学校へ上がるときにそれがどのように橋渡しされるのかを教えていただけますか。

指導第二課長

 小学校から中学校へ進学するときには、このシートを中学校へ申し送ります。

秋田委員

 もう1点、質問です。「絆(きずな)」学習会は、「放課後の学習室の開放」のところに「担当教員を中心に」と書いてあるのですが、これはいろいろな先生が順番に担当されるということでしょうか。

指導第二課長

 資料の9ページのところですね。各学校に2名の加配教員を配置しておりますので、その2名のうち1名が主に授業改善を中心に支援し、もう1名がこの放課後学習を中心に支援していくということで、原則水曜日の定例の学習会以外でも子どもたちがいつでも訪ねてこられる場を準備するという意味で、原則としてはその加配教員に担当させるように考えております。

秋田委員

 はい、分かりました。
 スクール・サポート・スタッフは、両方の小学校に配置されるのですか。

指導第二課長

 両方です。

秋田委員

 両方の小学校に配置するのですね。「個に応じた指導特別研究校」として指定されたところに加配されることになっているのですね。

指導第二課長

 はい、そうです。

秋田委員

 分かりました。

糸山教育長

 以上でよろしいですか。
 今までの質問を踏まえて、少しだけ補足をいたします。
 井内委員からありましたように、本当に目指したい児童生徒像に対して目標設定がどうなっているかというところですが、完璧ではないにしても、例えば、亀山中学校であれば「知・徳・体のバランスの取れた」とあって、目指す生徒像があってという中で、目標の作り方でいうと、まず、「知」という意味で、学力の目標を中期と短期で作る。「徳」でまた中期と短期で作る。それから「体」で中期と短期で作るということで、意識してやっています。ただ、恐らく御指摘は、短期の目標設定について、目指すところとうまく一致しているのだろうかということだろうと思うのですが。

井内委員

 ちょっと「知」の方に偏っているような気がしてね。

糸山教育長

 そうですね。そうは言いながらも、計画は作って終わりではないということがありますので、できるだけ数値目標を入れるように各学校に伝えた結果として、各学校がそれぞれこのような計画を作成しています。また、いろいろな工夫をしながら進めていければいいと思います。
 それから、秋田委員からありました、学校経営支援システムと特別研究校ですが、たまたま今回は重複しています。そもそも学校経営支援システムは、特定の中学校区において、その中学校区のいろいろな課題に対して、学力以外の課題も含めてトータルで支援していくというものです。その中で、亀山中学校区はやはり学力的にいろいろな課題があったということで、今回、取り分けそこに着目して、「個に応じた指導特別研究校」という位置付けにしました。
 さらに、ここでの成果というのは、ここだけにとどまるものではなくて、いろいろな授業の進め方や家庭学習のやり方など、きちんとした方法論として、こういうことをやればこういう成果が出る、こういう結果が出るというところを出して、それを全市に広げていくという位置付けにあるものです。少し補足させていただきました。
 この件については、以上でよろしいですか。
 それでは、次に、議題2「平成30年度広島みらい創生高等学校の入学者状況について」を議題といたします。
 本件は報告案件です。指導第二課長から説明をお願いします。

指導第二課長

 はい。それでは、議題2「平成30年度広島みらい創生高等学校の入学者状況について」御報告を申し上げます。
 資料の11ページを御覧ください。
 1の入学者選抜についてです。フレキシブル課程キャリアデザイン科平日登校コースにつきましては、総定員240名に対し、入学者数240名となっております。同じく通信教育コースにつきましては、総定員400名に対し、入学者数254名となっております。
 その右側には、選抜1から選抜3、それぞれの定員及び志願者数、倍率を示しております。選抜1の倍率が2.64倍、選抜2の倍率は平日登校コースが1.64倍、通信教育コースが0.34倍、選抜3は通信教育コースのみの募集で0.31倍となっております。なお、平成30年度入学者選抜におきましては、定員内の不合格者はおりません。
 次に、2の入学許可をした生徒についてです。表の右下の合計欄を御覧ください。今年度入学許可をした生徒は、平日登校コース240名、通信教育コース262名、計502名となっております。選抜1、選抜2、選抜3及び転入による内訳は資料のとおりでございます。
 なお、表中の括弧内の数字につきましては、過年度の生徒数を表しております。
 参考といたしまして、資料には示してはおりませんが、広島みらい創生高等学校の開校に伴う再編対象校の昨年度の入学者状況を申し上げますと、定時制につきましては、再編対象校5校の定員の合計240名に対し、昨年度の入学者数の合計は129名でした。同様に、通信制については、再編対象校の定員500名に対して、昨年度の入学者数は202名でした。広島みらい創生高等学校の入学者数は、いずれのコースにおきましても昨年度の再編対象高校の入学者数を大きく上回っているという状況でございます。
 次に、その下の円グラフを御覧ください。丸1に平日登校コース、その下に丸2通信教育コースとして、左側は広島市内、広島市外、広島県外の入学者の内訳について示しており、右側は広島市内の区ごとの入学者の内訳を示しております。
 それでは、初めに、左上のグラフを御覧ください。丸1平日登校コースにつきましては、広島市内からの入学者が79.2%、広島市外が20.4%、広島県外が0.4%となっております。左下の丸2通信教育コースにつきましては、広島市内からの入学者が68.3%、広島市外が29.0%、広島県外が2.7%となっており、通信教育コースの方が平日登校コースに比べて、広島市外からの入学者がやや多いという傾向が見られます。
 なお、それぞれのコースにおける広島市外及び広島県外の入学者の内訳をそれぞれのグラフの下に四角枠で囲んで記載しております。
 広島みらい創生高等学校の入学者状況についての御報告は以上でございます。
 なお、裏面に参考として、広島市立高等学校全体の入学者数の状況について記載しておりますので、後ほど御覧いただければと思います。
 以上で、報告を終わります。

糸山教育長

 はい、ありがとうございました。
 ただ今の説明について、御質問等がありましたらお願いいたします。

井内委員

 通信教育コースが、総定員の400人に対して入学者数が254人、競争率も0.34倍と0.31倍ですが、これは想定内という印象なのですか。今の説明では、そのように聞こえたのですが。

指導第二課長

 昨年度まで通信制では広島県立西高等学校がございましたが、こちらは定員500名で入学者が202名でした。このような状況もあって、広島みらい創生高等学校の通信教育コースは総定員を400名と設定しておりますが、入学者は254名ということで、これは想定内と考えております。

井内委員

 それでは総定員を400名にしている理由は何なのですか。つまり、もし入学者が200名台で推移しているのだとしたら、もう少し総定員を絞っておいてもいいような気もしますが、何かそれは理由があってそうなっているのでしょうか。

指導第二課長

 広島みらい創生高等学校は、秋の入学もございますので、そこでの定員枠を確保しているということもございます。

井内委員

 そうすると、秋の入学者を加えるとほぼその総定員に達するであろうという想定をしておられるのですね。まあ、それはやってみないと分かりませんが、そういうことでいいのでしょうか。

指導第二課長

 昨年度までの広島県立西高等学校の状況で申しますと、秋季入学者が100名ぐらいいる状況でございます。そういった状況を踏まえております。

井内委員

 そうすると、少し余裕を持って総定員を決めてあるということですか。

指導第二課長

 そうです。

井内委員

 分かりました。総定員の見直しは、恐らく、毎年されていくのだろうと思いますが、総定員を意味なく増やしているというのも、何かやはり行政上、問題を指摘される可能性もありますので、それは見ていただければと思います。

指導第二課長

 はい。

井内委員

 それから、通信教育コースは広島県内全体を対象としていると理解しているのですが、広島市周辺以外の所からの入学者が少ないですよね。例えば、安芸高田市が2人で、竹原市が2人、三原市が1人というように。これは、現状もこうなのですか。それとも、やはり地域的に広島市内だということで、通信教育コースにしてもやはり少し避けられたというか、広島市から遠い所からの応募は少なかったと見てよろしいのですか。

指導第二課長

 広島市外からが29.0%で、実際の人数は76名なのですが、これが多いか少ないかというのは、申し訳ございませんが、今、私が判断しかねるところではあります。

指導担当部長

 県内には東高等学校と西高等学校という二つの通信制がございまして、西高等学校は再編成となります。そうすると、西部地区の希望者は、広島みらい創生高等学校で募っていくという状況なのですが、週に1回のスクーリングがございますので、そういう通学の関係もあると考えられるのではないかと思われます。したがって、広島市周辺部の市町の子どもが市外から中心的に来ていて、それより遠い所はなかなか来にくいという状況があるのではないかと思われます。そうはいっても、広島県の西部地区の子どもたちの、高校へ進学したいという希望をかなえるために創っているわけですから、通えるような形で、もう少し工夫をしながらやっていかないといけないと思います。

井内委員

 ある意味で、広島みらい創生高等学校は新しいコンセプトでやっているという部分もありますから、今の説明だと、従来の東高、西高の分け方と余り動きが無かったというように聞こえるのですが、やはりその趣旨、目的に沿って、スクーリングがあるとしても通ってくれる子が多いと、つまり、目的が自分の目指すところに合っているとか、そういうアピールがあってこそ、一生懸命協議をしながら創っていった学校の意味があるのではないかと思います。通ってきている子どもたちのニーズに合っているかどうかとか、そういうところの努力がまだ必要だなと感じたので質問しました。頑張っていただきたいと思います。

指導担当部長

 そのとおりでございます。学ぶ意欲がある中学校卒業生に、しっかりと学ぶ機会を設けるということは必要ですし、設立したコンセプトをしっかりと広報していきたいと思います。

井内委員

 はい、分かりました。

鈴木委員

 二つ質問があるのですが、過年度生徒数という説明があったと思うのですが、過年度生徒数とはどういう数字を指すのかお聞きしたいのと、平日登校コースで、シンガポールから1人とあるのは、どういう経緯で入学されたのかをお聞きしたいと思います。

指導第二課長

 まず、シンガポールからの入学につきましては、これは一家で転居してこられて、その際に広島みらい創生高等学校を受検したということになります。
 それから、過年度生徒数につきましては、いわゆる中学校卒業予定の生徒ではなく、既に中学校を卒業した生徒のことを指しております。

鈴木委員

 要するに、学び直しの生徒ということですね。先ほど言われたコンセプトから言うと、こういう生徒にもっとアピールしていっていただきたいですね。

指導第二課長

 そうですね。おっしゃるとおりです。

鈴木委員

 シンガポールから入学されるというので、国際的な認知があるのかと思ったのですが。
 いろいろな学校がある中でここを選ばれたということですよね。スタイルが合っている感じがするのですかね。

指導第二課長

 そのように考えております。

鈴木委員

 個に応じて対応しているとか、定時制課程と通信制課程との併修ができるなど、いろいろありましたよね。そういうところかもしれませんね。

栗栖委員

 従来のいろいろな定時制高等学校をまとめて広島みらい創生高等学校を開校したということなのですが、例えば、今回の広島市外からの入学者について、大竹市や江田島市、三原市、三次市などから来られている方、従来の学校だったら来ていない地域の方の、広島みらい創生高等学校への入学の動機について、何かヒアリングなどをされているのですか。

指導第二課長

 直接、ヒアリングをしてはいないのですが、例えば、江田島市や安芸郡府中町で言えば、これまで海田高等学校に入学していた生徒が、広島みらい創生高等学校に入学していると考えられます。

栗栖委員

 そこはいいのですが、例えば、三次市とか大竹市など、従来の地域とは違う所から来られている。これは良いことだと思うのですが、なぜ、広島みらい創生高等学校を希望されたのか、やはり、新しい枠組みや学び直しなどを期待されて来られているのでしょうか。そういう期待度が高いから来られたということでしょうか。

指導第二課長

 そのように考えられます。

栗栖委員

 そういった方の志望動機をヒアリングしていただいて、そういった方がどこに着目されたのかが分かると、次年度以降に向けて、広島みらい創生高等学校のピーアールに活用できるのではないかと思いました。

指導第二課長

 はい。おっしゃっていただいたように、子どもたちのニーズをしっかりと把握して、学校そのものを改善するとともに、しっかりピーアールしていくことも大切だと思いますので、そういった形で、是非、進めさせていただきたいと思います。

栗栖委員

 恐らく、いろいろな期待をされて広島みらい創生高等学校に入学されたのだろうと思いますので、その期待に応えるようなカリキュラムをしっかり組んでいただいて、一人でも沢山の生徒が期待どおりに卒業できればいいなと思っております。ピーアールもしっかりしていただきたいと思います。

指導第二課長

 はい。
 この広島みらい創生高等学校につきましては、昨年度に三次市、東広島市、呉市、廿日市市等で説明会を実施しておりますので、それらを通じて、学校のことを理解していただいているということもあります。

栗栖委員

 そういうこともあるのですね。

指導第二課長

 はい。

秋田委員

 入学式に参加した中学校の校長先生から、不登校で適応教室に通っている生徒が広島みらい創生高等学校に合格できたという話を聞きました。不登校の生徒でもちゃんと合格して進学できている、中学校に通えていない子どもにも進学の道があるということを届けてほしいと思っています。

指導第二課長

 そうですね。

秋田委員

 一般的なピーアールだけではなく、その家庭にその情報が着実に届くようにしていただきたいと思います。

指導第二課長

 そのことにつきましては、中学校長会や進路指導担当を集めた会議等でも説明をしていきたいと思っております。広島みらい創生高等学校の役割そのものが、そのような不登校傾向にあった生徒や、学び直しといった役割を持っておりますので、そういったところもアピールしていきたいと思います。

秋田委員

 ただパンフレットを配るだけでは届かないので、言葉で届くようにしていただきたいと思います。

指導第二課長

 はい。

伊藤委員

 中学校の特別支援学級に通われている生徒に高等学校進学への道が開けるような、そういう学校に、この広島みらい創生高等学校がなっていけばいいなと思っておりますので、そういうピーアールにも取り組んでいただくようお願いしたいと思います。

指導第二課長

 はい。実際に、特別支援学級に在籍していた生徒も入学をしております。そういった実績がございます。

伊藤委員

 はい、分かりました。

糸山教育長

 引き続きお願いします。
 その他、いかがでしょうか。よろしいですか。
 それでは、この件については、この程度にしたいと思います。
 次に、議題3、議案第13号「広島市立小学校及び中学校通学区域に関する規則の一部改正について」を議題とします。
 本件は審議案件です。内容について、学事課長から説明をお願いします。

学事課長

 それでは、議題3、議案第13号「広島市立小学校及び中学校通学区域に関する規則の一部改正について」御説明いたします。
 まず、1の改正の理由です。
 亀山南小学校及び亀山小学校に係る通学区域の境界付近、安佐北区亀山二丁目7番街区ですが、ここに新たに宅地造成された区画につきまして、亀山南小学校の学区から亀山小学校の学区へ変更するよう、両学区に係る地元の総意として要望があります。調査・検討を行いました結果、適当と認められるため、登録を変更いたしまして、通学区域を定める「広島市立小学校及び中学校通学区域に関する規則」について、所要の改正を行うものでございます。
 続きまして、2の改正の内容を御覧ください。
 本件の学区は、住居表示で亀山二丁目7番9号に当たりますので、規則の別表で定める亀山南小学校の学区のうち、安佐北区亀山二丁目7番街区に係るものにつきまして、7番9号から7番38号を7番10号から7番38号に改めることとしております。
 規則の施行期日につきましては、3にありますとおり、公布の日からとしております。
 なお、資料の14ページに現行と改正案を併記した新旧対照表を、また、15ページに改正規則本文を添付しております。
 以上で、「広島市立小学校及び中学校通学区域に関する規則の一部改正について」の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。

糸山教育長

 はい、ありがとうございました。
 それでは、審議に入ります。ただ今の説明について、御質問、御意見等がありましたらお願いいたします。

井内委員

 学区の変更のときには、地図をお配りいただいて、線を引いてこうなったというのがあると分かりやすい。ただ、このように文面だけだと、イメージが全く湧かないので質問のしようがない。今回はいいですけど、今後、学区の変更があるときはお願いします。

糸山教育長

 要は、町内会境にミニ開発がありまして、そのミニ開発をした所の地番をどうしようかという話です。町内会境にあるので。

井内委員

 ここは、住宅地でなかった所が住宅地になったということですか。

糸山教育長

 田んぼか畑であった所に家を何軒か建てる開発で、何番何号にしますという話です。
 次回からは図面を付けるようにします。すみません。
 それでは、よろしいでしょうか。
 議案第13号「広島市立小学校及び中学校通学区域に関する規則の一部改正について」原案どおり可決することで御異議ございませんか。
 (異議なし)
 異議なしと認め、本件は、原案どおり可決することに決定いたしました。
 次に、議題4の議案第14号「平成31年度使用広島市立義務教育諸学校用教科用図書採択の基本方針について」を議題といたします。
 ここで、除斥の規定により、伊藤委員は御退席をお願いいたします。
 (伊藤委員退席)
 それでは、本件は審議案件です。内容について、指導第二課長から説明をお願いします。

指導第二課長

 それでは、資料の16ページを御覧ください。
 議題4「平成31年度使用広島市立義務教育諸学校用教科用図書採択の基本方針について」御説明いたします。
 最初に、教科書採択の仕組みについて御説明いたします。18ページの資料1を御覧ください。
 文部科学省が示した「義務教育諸学校用教科書の採択の仕組み」を基に御説明をいたします。
 まず、図の上、丸1の書目の届出とありますように、発行者は、次年度に発行しようとする検定を経た教科書の使用学年、書面、著作者名等から成る書目を文部科学大臣に届け出ます。文部科学大臣は、この届けのあった書目を一覧表にまとめて教科書目録を作成し、丸2の目録の送付とありますように、都道府県教育委員会を通じて市町村教育委員会に送付いたします。
 次に、発行者は、採択の参考にするため、丸3の見本の送付とありますように、発行する教科書の見本を都道府県教育委員会及び市町村教育委員会等に送付いたします。
 見本の送付を受けた都道府県教育委員会は、公正かつ適正な採択の確保のため、図の丸4の左にあります教科用図書選定審議会を設置し、あらかじめ意見をきくことが法律により定められていることから、丸4のように教科書選定について諮問し、教科用図書選定審議会は都道府県教育委員会に答申をします。
 その答申を踏まえ、選定資料を作成するなどにより、丸5にありますように、採択権者である市町村教育委員会に対して指導、助言、援助をすることになっています。
 市町村教育委員会は、都道府県教育委員会の指導、助言、援助を踏まえ、選定委員会を設け、採択を行うことになります。本市では、この選定委員会を採択審議会としております。
 なお、採択地区協議会は、複数の市町村を含む採択地区の協議会のことで、本市では設置いたしません。
 それでは、本市の教科用図書採択の手順について、御説明いたします。19ページの資料2の1を御覧ください。
 一番上の広島市教育委員会の枠に示しておりますように、教育委員会では、採択基本方針、諮問事項、採択審議会委員について教育委員会議で審議の上、決定していただき、丸1にありますように、校長及び教員、児童生徒の保護者代表、学識経験者で構成される採択審議会の委員を委嘱又は任命するとともに、丸2にありますように、採択審議会に教科書採択について諮問します。
 その後、中段の枠の下段の最初の丸(○)に示しましたように、採択審議会において、教育委員会の諮問事項に基づき、教科書を調査する観点を定め、丸3にありますように、校長及び教員の中から教育長が任命した調査員に丸4のとおり教科書の調査を依頼します。
 調査員は、採択審議会の示した観点に沿って、全ての教科書について調査研究し、丸5にありますように、採択審議会に報告します。
 採択審議会では、中段の枠の下段の二つ目の丸(○)にありますように、調査員の報告を基に審議し、丸6に示したように、全ての教科書について教育委員会に答申することになっております。
 なお、丸7のとおり、採択基本方針の通知を受けた中等教育学校の前期課程の場合は、校長が選定委員会を設置し、調査員の調査研究を基に選定した教科用図書を、丸8のとおり教育委員会に申請します。
 本年度の広島市立義務教育諸学校用教科用図書の採択につきましても、この手順に従って採択事務を進行していくことになりますので、この後、採択基本方針、諮問事項の決定、採択審議会委員の委嘱及び任命の3点について、また、8月の教育委員会議におきましては、教科用図書の採択の1点について、御審議を頂きたいと思っております。
 続きまして、20ページの資料2の2を御覧ください。
 広島市立小・中学校特別支援学級及び特別支援学校の小・中学部における文部科学省が著作の免許を有する教科用図書の学校教育法附則第9条の規定による教科用図書の採択の手順につきまして御説明いたします。
 これらの教科用図書につきましては、先ほどの中等教育学校前期課程と同様となっており、教育委員会の示す採択の基本方針及び教育長の示す採択の手順に従い、各学校長が校内に選定委員会を設置し、調査員の調査研究を基に選定した教科用図書を教育委員会に申請します。この申請に基づき、8月の教育委員会議において採択を審議していただくことになります。
 次に、21ページの資料3を御覧ください。
 本市におきましては、広島市教科用図書採択審議会規則を平成25年3月26日に定め、第2条にありますように「採択審議会は、教育委員会の諮問に応じ、市立の小学校及び中学校において使用する教科用図書の採択に関する事項について審議するものとする」としています。
 審議会委員の委嘱及び任命につきましては、後の議題で御説明いたします。
 次に、23ページの資料4を御覧ください。「広島市立義務教育諸学校用教科用図書の採択について」でございます。
 1、教科用図書の採択について御説明いたします。2の採択のスケジュールの表と併せて御覧ください。
 (1)に示しておりますように、現在、小学校において使用している教科用図書は、平成27年度から平成30年度まで使用することになっているため、平成31年度に使用する「特別の教科 道徳」を除く教科用図書について、今年度、採択を行います。
 次に、(2)を御覧ください。平成27年3月の学習指導要領の一部改正により、中学校は「特別の教科 道徳」が平成31年度から全面実施されます。それに伴い、平成29年度に文部科学省の検定を経た「特別の教科 道徳」の教科用図書について、採択を実施しなければなりません。なお、「特別の教科 道徳」を除いたその他の教科については、採択のスケジュール表一番下の段に示しておりますように、平成28年度から31年度まで使用することになっているため、平成32年度に使用する教科用図書について、来年度の平成31年度に採択を行う必要があります。
 以上、ここまで採択の仕組みについて御説明させていただきました。
 それでは、17ページにお戻りください。「平成31年度使用広島市立義務教育諸学校用教科用図書採択の基本方針」を御説明いたします。
 採択の基本方針を3点定めております。
 1点目は、教育基本法や学校教育法の改正で明確にされた教育の理念や目標及び学習指導要領に示された各教科の目標や内容、本市が定めた教育課程編成基準等にのっとり、児童生徒に最も適切な教科用図書を採択する。
 2点目は、採択権者の権限と責任において、適正かつ公正な採択を行う。
 3点目は、採択に係る情報を公開するなど、開かれた採択を推進するとしております。
 なお、この基本方針につきましては、昨年度と変更はございません。
 御審議をよろしくお願いいたします。

糸山教育長

 はい、ありがとうございました。
 それでは、審議に入ります。ただ今の説明について、御質問、御意見等ありましたらお願いいたします。

栗栖委員

 基本方針はこれでよろしいと思いますが、今回、採択する教科書は、1年しか使わないということになるのですか。

指導第二課長

 小学校用についてはそうです。1年だけです。

栗栖委員

 今度は、新学習指導要領に基づいて、来年度、また選択し直すということになるのですね。

指導第二課長

 はい。小学校は、新学習指導要領に基づく採択を来年度行います。中学校は1年遅れで行います。

糸山教育長

 その他は、よろしいですか。
 それでは、お諮りをいたします。議案第14号「平成31年度使用広島市立義務教育諸学校用教科用図書採択の基本方針について」原案どおり可決することで御異議ございませんか。
 (異議なし)
 異議なしと認め、本件は、原案どおり可決することに決定いたしました。
 次に、議題5の議案第15号「平成31年度使用広島市立高等学校・中等教育学校(後期課程)・特別支援学校(高等部)及び広島みらい創生高等学校用教科用図書採択の基本方針について」を議題といたします。
 本件も審議案件です。内容について、指導第二課長から説明をお願いします。

指導第二課長

 それでは、資料の24ページを御覧ください。
 議題5「平成31年度使用広島市立高等学校・中等教育学校(後期課程)・特別支援学校(高等部)及び広島みらい創生高等学校用教科用図書採択の基本方針について」御説明いたします。
 初めに、今年4月に開校しました広島みらい創生高等学校の教科書採択について御説明させていただきます。
 広島みらい創生高等学校につきましては、昨年度、初めて教科書採択を行いました。広島みらい創生高等学校は定時制と通信制の課程を併置した、従来の定時制、通信制課程の枠組みに捉われないフレキシブル課程であり、広島県と広島市が共同で整備する高等学校です。広島みらい創生高等学校では、生徒が多様なニーズに応じて主体的に教科、科目を選択できるよう、両課程の間において相互に履修することが可能であること等、他の市立高等学校とは異なった学校の特色があります。こうしたことから、広島みらい創生高等学校につきましては、他の高等学校とは別に基本方針を定めることとし、本日、二つの基本方針についてお諮りすることとしております。
 次に、採択の手順について御説明いたします。27ページの資料を御覧ください。
 一番上の広島市教育委員会の枠に示しておりますように、教育委員会では採択の基本方針について決定していただき、その後、各学校に対して採択に係る手続や注意事項について説明をします。
 それを受けた各学校長は、教科用図書選定委員会を設置し、委員及び調査員を委嘱又は任命するとともに、教科用図書選定委員会に教科用図書の選定を諮問します。
 教科用図書選定委員会が定めた観点及び視点に基づき、調査員が各教科の教科用図書について調査研究し、教科用図書選定委員会に報告します。教科用図書選定委員会では、調査員の報告を基に審議し、校長に答申します。
 各学校長は、選定した教科用図書について教育委員会に申請します。教育委員会事務局では、申請された教科用図書の調査研究を取りまとめ、8月の教育委員会議において審議をお願いすることとなります。
 それでは、25ページの別紙1を御覧ください。「平成31年度使用広島市立高等学校・中等教育学校(後期課程)・特別支援学校(高等部)用教科用図書採択の基本方針について」を御説明いたします。
 「1 採択の基本」については、教育基本法や学校教育法の改正で明確に示された教育の理念や目標及び学習指導要領に示された各教科の目標や内容、本市が定めた教育課程編成基準等にのっとり、生徒に最も適切な教科用図書を採択する。その際、各学校が専門的な調査研究に基づき選定・申請した教科用図書について、各学校の教育課程に照らして検討し、適正と認めたものを採択するとしております。
 「2 適正かつ公正な採択の確保」については、採択権者の権限と責任において、適正かつ公正な採択を行うこと等としております。
 「3 開かれた採択の推進」については、採択に係る情報を公開するなど、開かれた採択を推進するとしております。
 続いて、26ページの別紙2を御覧ください。「平成31年度使用広島市立広島みらい創生高等学校用教科用図書採択の基本方針」を御説明いたします。
 別紙1との違いにつきましては、「1 採択の基本」について、従来の定時制・通信制課程の枠組みに捉われないフレキシブル課程としての特色を踏まえ、生徒に最も適切な教科用図書を採択するとしている点でございます。
 「2 適正かつ公正な採択の確保」及び「3 開かれた採択の推進」については、別紙1と違いはありません。
 以上、教科用図書採択の基本方針について御説明させていただきましたが、別紙1、別紙2、共に昨年度と変更はございません。
 御審議のほど、よろしくお願いいたします。

糸山教育長

 はい、それでは審議に入ります。ただ今の説明について、御質問、御意見等がございましたらお願いたします。
 特によろしいですか。
 それでは、お諮りいたします。議案第15号「平成31年度使用広島市立高等学校・中等教育学校(後期課程)・特別支援学校(高等部)及び広島みらい創生高等学校用教科用図書採択の基本方針について」原案どおり可決することで御異議ございませんか。
 (異議なし)
 異議なしと認め、本件は、原案どおり可決することに決定いたしました。
 次に、議題6の議案第16号「広島市教科用図書採択審議会への諮問について」を議題とします。
 本件も審議案件です。内容について、指導第二課長から説明をお願いします。

指導第二課長

 それでは、28ページを御覧ください。議題6「広島市教科用図書採択審議会への諮問について」御説明いたします。
 29ページを御覧ください。平成31年度使用広島市立義務教育諸学校用教科用図書採択について、広島市教科用図書採択審議会規則第2条の規定に基づき、採択審議会会長宛てに別紙の諮問理由を付して諮問することにしております。
 30ページを御覧ください。諮問理由について御説明いたします。
 本市小学校において平成31年度に使用する教科用図書(「特別の教科 道徳」を除きます。)の採択及び本市中学校において平成31年度から使用する教科用図書(「特別の教科 道徳」)の採択は、先ほど御説明いたしました「平成31年度使用広島市立義務教育諸学校用教科用図書採択の基本方針」に基づき行うこととしております。そのため、広島市教科用図書採択審議会規則にのっとり、広島市立の小学校及び中学校において使用する教科用図書の採択について審議していただきたいことから、案のとおり諮問するものです。
 御審議のほど、よろしくお願いいたします。

糸山教育長

 はい、それでは審議に入ります。ただ今の説明について、御質問、御意見等がありましたらお願いいたします。
 これも、特によろしいですか。
 それでは、お諮りいたします。議案第16号「広島市教科用図書採択審議会への諮問について」原案どおり可決することで御異議ございませんか
 (異議なし)
 異議なしと認め、本件は、原案どおり可決することに決定いたしました。
 次の議題7は、先ほどお諮りしたとおり非公開となりましたので、傍聴人、報道関係の方は、退席をお願いいたします。

 (非公開部分省略)

糸山教育長

 伊藤委員が入室いたしますので、しばらくお待ちください。
 (伊藤委員着席)
 以上で、議題は全て終了いたしました。
 これをもって、平成30年第7回広島市教育委員会議定例会を閉会いたします。

7 議決事項

議案番号 件名 議決結果
13 広島市立小学校及び中学校通学区域に関する規則の一部改正について 原案可決
14 平成31年度使用広島市立義務教育諸学校用教科用図書採択の基本方針について 原案可決
15 平成31年度使用広島市立高等学校・中等教育学校(後期課程)・特別支援学校(高等部)及び広島みらい創生高等学校用教科用図書採択の基本方針について 原案可決
16 広島市教科用図書採択審議会への諮問について 原案可決
17 広島市教科用図書採択審議会委員の委嘱及び任命について 原案可決

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