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“食糧難の国へ送る米づくり”令和3年度実施結果
海外援助米生産事業は、ボランティアと地元の方とに田植えから収穫までの活動を経て、食糧難の国の子どもたちに送るお米を生産します。
収穫されたお米は民間援助団体「マザーランド・アカデミー・インターナショナル」を通じてアフリカのマリ共和国に届けられます。
また、都市住民と農村住民の交流を深める目的で、お米の生産活動の合間に交流行事を行います。
田植え(平成31年度の実施状況)
草取り(平成31年度の実施状況)
稲刈り(令和2年度の実施状況)
第1回(市民ボランティアによる活動を中止)
5月15日(土曜日)
田植え、サツマイモの植え付け
第2回(市民ボランティアによる活動を中止)
7月 3日(土曜日)
稲の観察会、田んぼの生き物観察会、草取り、
第3回(実施)
10月30日(土曜日)
稲刈り、収穫祭(サツマイモの収穫)
第1回 5月15日(土曜日) 田植え、サツマイモの植え付け
本年度は、新型コロナウイルス感染防止対策のためボランティアによる田植え等の活動は、中止となりました。
マリ共和国へお米を送るためボランティアの方々と行う予定だった田植えは、農事組合法人よしやまによって行われました。機械植えにより、一度にたくさんの稲が植え付けられました。
また、サツマイモの植え付けは、地元の方々や農協職員、区職員により行われました。
地元の方々は、次回の活動で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。第2回、第3回と活動できることを期待して、作業が行われました。
田植えの様子
サツマイモの植え付け
第2回 7月3日(土曜日) 稲の観察会、草取り、田んぼの生き物観察会
本年度は、新型コロナウイルス感染防止対策のためボランティアによる稲の観察会等活動が中止となりました。
稲は順調に成長しており、草取りは、地元の方々や農協職員、区職員により行われました。
10月に予定している第3回の活動では、スタッフ一同、皆さんにお会いできることを楽しみにしております。
稲の生育状況(7月5日撮影)
サツマイモ畑の草取り
第3回 10月30日(土曜日) 稲刈り、収穫祭(サツマイモの収穫)
新型コロナウイルスの影響もあり、作業時間は短くなりましたが、約150名の市民ボランティア・地元スタッフの皆さんが集い、稲刈りとサツマイモの収穫を行いました。
4班に分かれ、2班ずつに分散して稲刈りとサツマイモ堀りを行いました。
ボランティアの皆さんは、地元の方に教わりながら鎌を使って手刈りによる稲刈りを行いました。みなさん手早く稲を刈り取り、稲を刈り取った後は、法人の方と一緒に脱穀を行いました。
稲刈りを行いました
法人の方と一緒に脱穀を行いました。
手刈り以外のエリアは法人による機械刈り
イモ堀りにも取り組みました。
堀ったイモは、目方比べ大会にエントリーできます。大きなイモを掘った上位3名の方が表彰されます。
皆さん上記入賞をを目指し、より大きなイモを掘るために手を泥だらけにしながらイモを掘っていました。
楽しく作業し、けが無く作業を終えることができました。
みんなで一生懸命サツマイモを掘りました
収穫された上位3位のイモを表彰します
今回収穫したお米は、2,663kgでした。予想以上の大収穫となりました。
今回収穫された援助米は1月に広島を出発し、海を渡り、アフリカのマリ共和国へ届きます。食糧難に苦しむマリ共和国の人々にきっと笑顔をもたらしてくれることでしょう。
本活動に参加してくださったボランティアの皆さん、田んぼや畑の日頃の管理やボランティアの作業指導をしてくださった地元吉山のみなさん、ご協力いただきありがとうございました。