中四国一の歓楽街と言われる「流川」。その名のとおり、かつては南北に川が流れていて、江戸時代前期は上水道として使用されていたんだって。もちろん今はほぼ暗渠となっているけど、実は「縮景園」で流川の一部を今も見ることができるんだ。
流川エリアの中には、歓楽街とは縁のない「仏だん通り」という名の通りがあるよ。通りの名前には諸説あるけど、仏具店が多く軒を並べていることに由来してるんだって。広島城下は水路が発達していたことから原材料である木材などの搬入や出荷がしやすかったこともあり、江戸時代には仏壇作りが発展、大正時代には全国仏壇生産量一位を誇る産地として大いに賑わったんだ。現在、「広島仏壇」は国の伝統的工芸品にも指定され、その高い技術は今に伝えられているよ。
実はね、怪盗レキシーは木の下にいたって目撃情報もあるんだ。しかも、その木は仏壇に使われるような自然に生えてる木じゃないらしい。どう言う意味だろ？
実際に仏だん通りを歩くと、仏具が並ぶ店があるけど、レキシーが潜んでいそうな木なんて見当たらないなぁ。おや、ビルの一角に写真と同じような噴水のある入口が。
そのビルに入ると、そこにはアート作品を展示するギャラリーが！　ギャラリーでアート作品をゆっくり鑑賞してみよう。