カンピロバクター食中毒に注意

 湿度・気温が高くなるこの時期、細菌性の食中毒が起こりやすくなります。加熱や洗浄、消毒など予防対策が必要です。

市販の鶏肉の約8割から検出


 カンピロバクタ―は、主に鶏、豚、牛などの腸管内にいる細菌です。食肉に加工する際に細菌が付くため、食肉には高い確率でカンピロバクターが付いています。市保健所の調査では、市販の鶏肉の約8割から、この細菌が検出されています。

まれに重症化することも


 カンピロバクターに感染すると、2~7日後に下痢、発熱、腹痛などを発症し、回復までに1週間程度かかります。こどもや高齢者などは重症化することもあります。

\食中毒予防の三つのポイント╱


1.肉を生や生焼けで食べない
★「鳥のたたき」「鳥刺し」などを食べないようにする
★生肉・半生肉は食べない
★低温調理は要注意
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2.菌を他の食品に付けない
★生野菜や調理済み食品に肉汁を付けないよう注意
★肉を触ったら手洗い
★調理器具は肉用と野菜用で使い分け、しっかり洗浄と消毒をする
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3.肉はしっかり加熱する

★ホルモンやミンチ肉は内部に細菌が入り込んでいることがあるので特に注意
★肉は中心の色が変わるまで加熱(75度1分以上)
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 焼き肉・バーベキューなどの機会が増える季節です。上記三つのポイントに注意して食中毒を予防しましょう。詳しくは市ホームページで。
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◆問い合わせ先:食品保健課(電話241-7434、ファクス241-2567)

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