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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和5年12月15日号トップページ特集子どものために働くプロフェッショナルたち

特集/放課後を、安全に過ごせる環境を提供する
放課後児童クラブ指導員

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 放課後児童クラブでは、学校の放課後や長期休業中に、保護者が共働きなどで家庭にいない小学生を預かっています。遊びや生活の場を提供し、健全な育成を図ることを目的としています。
 同クラブで、子どもたちが安全で楽しい時間を過ごせるようにサポートをするのが放課後児童クラブ指導員です。
 市では、現在、135カ所の放課後児童クラブ(民間を除く)で514人の指導員が働いています。その中の大町児童館(安佐南区)の放課後児童クラブで働く指導員を紹介します。


放課後児童クラブ指導員の主な仕事

子どもたちの受け入れ準備
おやつの準備
出欠の確認
宿題・おやつ・自由遊びなどの見守り
工作や行事の計画立案・実施 など

宿題の見守り
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自由遊びの見守り
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元気いっぱいドッジボール
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子どもたちが来ると、まずは宿題の見守りから。それが終わると、子どもたち自身で決めた自由遊びの見守り。一番人気はドッジボール。子どもたちがけがをしないよう目を配ります



「ただいま」「おかえり」
日々の積み重ねが信頼を築く


安心して預けてもらえるように努めています

 今年1月から指導員となった木裕香(たかぎ ゆか)さん(30・下写真)。子どもたちの受け入れなど毎日の業務の他に、学校での話を聞いたり、相談に乗ったりすることも。工作や行事の計画も立てています。計画を立てる際の一番の注意点は安全面。学年ごとに作業内容を細かく考えて計画し、事前に危険がないか指導員たちでシミュレーションします。
 子どもたちが楽しく過ごすことができ、保護者にとっても安心して預けられる環境づくりを心がけています。


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元気をもらう毎日

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高木さん

 以前、児童養護施設に勤めていた時、子どもとコミュニケーションを取る楽しさを知り、この職業を選びました。
 子どもに対する言葉遣いや声掛けのタイミングなど、指導の仕方に気を配っています。子どもたちを注意する際、何が良くなかったのかを子どもたち自身が理解できるように伝えるのは簡単ではなく、悩むこともしばしば。先輩職員にその都度確認や相談をして解決しています。
 子どもたちとの日々の関わりが積み重なって信頼関係を築くことができ、「大好き」と言ってもらえたり、手紙をもらったりしたときはとてもうれしいですね。これからも、子ども目線で、子どもに寄り添える指導員を目指して日々頑張っていきます。


利用者に聞きました!
放課後児童クラブ指導員さんってどんな人?

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野迫泰地(のざこ たいち)くん(6)

 先生たちは、いつも元気で優しい。たくさんお話したり、僕が自由帳に描いたゲームで一緒に遊んでくれたりしてうれしいです。

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兒玉尚(こだま なお)さん(39)

 いつも子どもたちのことを気にかけてくれて、一人一人を理解してくれているように感じます。子どもが帰る時間を連絡帳に書き忘れた時も、必ず私に連絡して聞いてくれます。同じお母さんのような目線で接してくれていて、子どもを安心して預けることができています。


募集

 児童館・放課後児童クラブ指導員(会計年度任用職員)の募集を本紙7ページに掲載しています。募集案内、申し込み方法など、詳しくは市ホームページで。

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