同校の校庭にある、2本の被爆桜二世木。児童は6年生になると、この被爆桜について調べ、平和への思いを形にする取り組みを行っています。昨年、令和4年度の6年3組はこの桜をテーマにした曲作りに挑戦。長い時間をかけて歌詞を考え、伴南にお住まいの山本哲也(やまもと てつや)さんの協力のもと曲が完成しました。現在は全校児童が歌えるよう、毎朝校内放送で流しています。
今年6月には4年生が平和学習を行い、ピアノ調律師の矢川光則(やがわ みつのり)さんから平和のために「今日できる身近なこと」が大切であると学びました。児童の力強い歌声と、被爆ピアノの優しい音色が一つになり体育館中に響き渡った合唱。被爆桜の命のバトンがつながったように、令和4年度の6年生の思いも歌となり下級生へとつながっています。学校の合言葉「Challenge(チャレンジ)」のとおり、平和への思いをつなげる挑戦は続きます。
区内には被爆の実相を伝える多くの痕跡、慰霊碑、そしてさまざまな平和活動の取り組みがあります。それらを写真や資料で展示紹介します。
◆日時:8月1日火曜日〜18日金曜日午前8時半〜午後5時15分
(土・日・祝日・8月6日の閉庁日を除く)
◆会場:区役所1階
◆問い合わせ先:地域起こし推進課(電話831-4926、ファクス877-2299)