湯来の牛乳飲モ〜
湯来町では酪農が盛んです。牛乳の消費量が減っている今、地元の牛乳を飲み酪農家を応援しませんか。
◆問い合わせ先:農林課(電話943-9767、ファクス943-9765)
湯来の酪農のはじまり
湯来町の酪農は、昭和初期に久保政夫(くぼまさお)さんが八丈島から連れ帰った23頭の牛から始まりました。
八丈島で酪農を営んでいた政夫さんは、故郷の砂谷村(現湯来町砂谷)に戻った時、村が衰退し貧困に苦しむ状況を目の当たりにします。村の産業を盛り上げたいとの思いから、政夫さんは土地を開墾し酪農を始めました。政夫さんが周囲の農民へ熱心に呼びかけ、酪農が徐々に広がっていきました。
今では特産品に
市内で生産される生乳のうち、約8割が湯来町の5戸の酪農家によって生産されています。町内の酪農家は、消費者との交流イベントや地元の小中学校への酪農体験学習、学校給食への牛乳の提供などを行い、酪農を通じて地域の発展に貢献しています。
牛乳や乳製品の消費量が減っている今、地元のものを選び、酪農家を応援しませんか。
インタビュー

湯来町で酪農を営む
久保宏輔(くぼこうすけ)さん(政夫さんの孫)
牧場を開放しているので、牛との触れ合いや乳しぼり、バター作り体験をしてほしいですね。体験が地元の製品を選ぶきっかけになることを願っています。