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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和5年7月1日号トップページ区版佐伯区 >湯来の桜

湯来の牛乳飲モ〜

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 湯来町では酪農が盛んです。牛乳の消費量が減っている今、地元の牛乳を飲み酪農家を応援しませんか。
◆問い合わせ先:農林課(電話943-9767、ファクス943-9765)

湯来の酪農のはじまり
 湯来町の酪農は、昭和初期に久保政夫(くぼまさお)さんが八丈島から連れ帰った23頭の牛から始まりました。
 八丈島で酪農を営んでいた政夫さんは、故郷の砂谷村(現湯来町砂谷)に戻った時、村が衰退し貧困に苦しむ状況を目の当たりにします。村の産業を盛り上げたいとの思いから、政夫さんは土地を開墾し酪農を始めました。政夫さんが周囲の農民へ熱心に呼びかけ、酪農が徐々に広がっていきました。
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今では特産品に
 市内で生産される生乳のうち、約8割が湯来町の5戸の酪農家によって生産されています。町内の酪農家は、消費者との交流イベントや地元の小中学校への酪農体験学習、学校給食への牛乳の提供などを行い、酪農を通じて地域の発展に貢献しています。
 牛乳や乳製品の消費量が減っている今、地元のものを選び、酪農家を応援しませんか。
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インタビュー

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湯来町で酪農を営む
久保宏輔(くぼこうすけ)さん(政夫さんの孫)

 牧場を開放しているので、牛との触れ合いや乳しぼり、バター作り体験をしてほしいですね。体験が地元の製品を選ぶきっかけになることを願っています。

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