広報紙「ひろしま市民と市政」へ戻る

広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和3年2月1日号トップページ区版安佐南区 > 3月1日〜7日 春季全国火災予防運動 山火事にご注意を!

3月1日〜7日 春季全国火災予防運動
山火事にご注意を!

 春は空気の乾燥が続き、1年で最も風が強い季節です。屋外で火を使用するときは、火の元に十分注意しましょう。

◆問い合わせ先:安佐南消防署(電話877-4101、ファクス877-9462)

写真
令和元年5月19日安佐南区伴西町で発生した山火事(消防航空隊提供)


山火事の原因になる「たき火」

 安佐南区では昨年、35件の火災が発生しました。このうちたき火を原因とする火災は4件となっており、一昨年より増加しています。
 たき火は燃え広がると大規模な山火事になる恐れがあります。安佐南区は山林が多く、山火事が発生すると、広範囲に影響が及ぶ可能性があり大変危険です。
 空気が乾燥しやすいこれからの時期、屋外で火を使用する場合には十分な注意が必要です。一人一人の心掛けで大切な命と財産を火災から守りましょう。


火の取り扱いにご注意を

●たばこの投げ捨てはやめましょう
●乾燥注意報や強風注意報の発令中のたき火は、控えましょう
●たき火をする場合は、水バケツ、消火器などの消火準備をし、残り火は完全に消しましょう
●家庭ごみなどの自家焼却は、一部の例外を除き法律で禁止されています


火災で悲しい思いをする人を減らしたい

写真

安佐南消防署予防課 齊藤智聖(さいとう ちさと)消防士長

 火災予防や広報を担当し、住宅用火災警報器の取り換えや、たき火の指導を行っています。
 昨年は市内で多くの火災が発生し、5人の方が亡くなりました。私は「火災によって悲しい思いをする人を1人でも多く減らしたい」という信念を胸に、業務にあたっています。
 火災が起きやすい今の季節、火の取り扱いには十分に気を付けましょう。


10年を目安に交換を

イラスト

 住宅火災からの逃げ遅れを防ぐために設置が義務付けられている「住宅用火災警報器」。古くなると機器の劣化や電池切れなどで煙や熱を感知しなくなる恐れがあります。定期的に点検し、10年を目安に交換しましょう。


トピックス