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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和3年1月1日号トップページトピックス広島をモォ〜ッと元気に

広島をモォ〜ッと元気に

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 コロナ禍の中で迎える新年。しかし、広島は決して屈しません!
 今年の干支である「丑(牛)」と「市内初」に関連して、広島を元気にしている皆さんをご紹介します。


広島の牛をモォーッと健康にする 牛の獣医師

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児森清香(こもりさやか)さん(30・市職員)

 市内に20戸ある養牛農家のうち、現在6戸の牛の診療を担当している児森さん。「動物が好きだから」という真っすぐな思いを胸に獣医学の道に進み、市の獣医師として採用されて7年になります。
 2年前から農林水産振興センター(安佐北区)に勤務し、牛の診療をするようになりました。「週の半分以上は農家さんを訪問し牛の診療や人工授精などをするほか、センターでは体外受精卵の作成などにも取り組んでいます。毎日休みなく牛の世話をされている農家さんに寄り添い、少しでもお役に立てるよう、これからもずっと勉強しながら経験を積んでいきたいです」と笑顔で話します。

日々の業務

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 朝、必要な器具や薬などを準備して農家へと出発。牛舎では、牛への人工授精や妊娠鑑定(人工授精した牛が妊娠しているかどうか確認する)(写真上)に加え、下痢や風邪などのさまざまな症状に応じた治療も行っています。牛の扱い方など、農家さんから教わることも多く、日々知識や経験を増やしています。
 センターでは、作成中の体外受精卵の状態について顕微鏡での確認作業(同下)などを行います。
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広島の観光をモォーッと盛り上げる 初の男性観光親善大使

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中上匠(なかじょうたくみ)さん(21・大学3年生)

 市の魅力を発信する広島観光親善大使3人のうちの1人に選ばれた中上さん。20代続く同大使で、男性の就任は初めてです。
 応募のきっかけは2017同大使だった姉の活動を身近に見たこと。「生き生きと広島を発信する姿に刺激を受け、男性初を目指して応募しました。前例のない立場だからこそ、自分らしく積極的に活動しようと思っています。大学生活だけでは得られない貴重な社会体験を通じて広島の魅力を伝えていきたいです」と抱負を語ります。

初めての活動

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 昨年11月、せとうち広島デスティネーションキャンペーンの観光PRのため、広島駅で来広者にパンフレットを配布しました(上写真)。「最初は緊張しましたが、大勢の人が快く受け取ってくれるうちに自然体で活動できました。皆さんお急ぎの中、広島の魅力を少しでも多くお伝えしたい自分の思いを温かく受け止めてくださいました」
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  2020広島観光親善大使の、左から行近彩奈(ゆきちかあやな)さん(21)、中上さん、樺山夏帆(かばやまなつほ)さん(22)。約1年間、観光イベントへの参加、国内の都市への親善訪問などさまざまな活動をして広島をPRします。

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