赤と緑のクリスマスカラーが特徴の「ポインセチア」。その赤い部分を花びらだと思っていませんか。花びらのような赤い部分は“苞(ほう)”という、葉が変化したもので、花は苞に囲まれた中心の黄色い部分です。日が短くなると花芽がついて苞が赤く色づきます。
植物公園の大温室では、高さ2.5mの、大きく育った地植えの株を栽培しています。普段見慣れている鉢植えのポインセチアとは違う表情を見ることができますよ。
クリスマスシーズンの今は、鉢植えのポインセチアを約60株使用した巨大ツリーが見どころです(「クリスマスを飾るフラワー展」で12月24日木曜日まで展示)。他にも、クリスマスカクタスなど名前に「クリスマス」が付く植物を中心に展示しており、園内はすっかりクリスマスの装いです。
また、12月20日日曜日までの期間は、土日限定で夜間も開園します。たくさんのイルミネーションやライトアップされた植物による幻想的な風景を、ぜひお楽しみ下さい。
◆問い合わせ先:植物公園(電話922-3600、ファクス923-6100)
◆休館日:金曜日
地植えのポインセチア (大温室内)