一部のマダニはウイルスを持っており、かまれると発熱や吐き気などの症状に始まり、重症化した場合は死に至ることもあります。
マダニは森や草むらで野生動物にしがみついて生息しており、シカやイノシシなどの行動範囲が拡大したことで、これまで被害の出なかった場所での感染報告が増えています。
屋外で活動するときには、長袖・長ズボンを着用するなど、肌の露出を避けて予防し、活動後2週間程度の間に、発熱や吐き気などの症状があれば、早めに医療機関を受診しましょう。
◆問い合わせ先:地域支えあい課(電話831-4942、ファクス870-2255)
フタトゲチマダニ
広島県立総合技術研究所 保健環境センター提供