◆問い合わせ先:南消防署予防課予防係(電話261-5181、ファクス261-5191)
住宅火災の死者は高齢者が多いことから、敬老の日を中心に、改めて高齢者に火災予防を呼び掛けるとともに、「住宅用火災警報器」「住宅用消火器」「防炎品」などのプレゼントをしたり、設置されている住宅用火災警報器を高齢者の代わりに点検することなどを推進する「住宅防火・防災キャンペーン」を平成24年度から展開しています。
市の住宅火災による死者数(放火自殺者などを除く)
(市消防局出典)
敬老の日を身近な防火対策を考える日にしてはどうですか?
逃げ遅れを防ぐ
広島市火災予防条例では寝室や階段などに「住宅用火災警報器」を設置することが義務付けられています。住宅用火災警報器は約10年が寿命とされており、定期的に点検ボタンを押すなどして動作確認を行いましょう。
正常なら「ピーピーピー火事です」などの音が鳴ります。
ボタンを押しても(ひもを引いても)鳴らない場合は、「電池切れ」か「機器本体の故障」です。速やかに交換をお願いします。
火災を小さいうちに消す
火災が発生したときに「消火器」で初期消火を行うことは、被害を最小限に食い止めるためにも非常に重要です。
小さくて軽い「住宅用消火器」や、スプレー式で高齢者でも扱いやすい「エアゾール式簡易消火具」なども販売されています。特に高齢者がいるご家庭には、このような器具を備えておくことをお勧めします。
●エアゾール式簡易消火具とは?
消火薬剤を噴霧状などに放射して消火するものです。ご家庭で使用しているヘアスプレーなどの製品とほぼ同等の構造で、小さく軽量なので、高齢者にも使いやすくなっています。