広報紙「ひろしま市民と市政」へ戻る

広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和2年7月1日号トップページ区版佐伯区 > 佐伯区の川の魅力再発見!

佐伯区の川の魅力再発見!

■野鳥観察で気分リフレッシュ!八幡川河口に出かけよう

 八幡川河口は県内有数の水鳥の飛来地であり、野鳥観察の名所です。野鳥観察は、「いつでも」「どこでも」「だれでも」そして、「1人でも」楽しめます。八幡川の鳥たちに、癒されてみませんか。
◆問い合わせ先:地域起こし推進課(電話943-9705、ファクス943-9718)、みずとりの浜公園については、広島港湾振興事務所港営課(電話251-7997)

写真の野鳥たちは年中観察できます

写真
ダイサギ
通称「しらさぎ」の仲間で最も大型の種。写真は夏羽で、目先の緑青色が特徴。餌の魚を捕る姿が観察できる。

写真
イソヒヨドリ
ヒヨドリの名前がつくが、ツグミの仲間。写真はオスで、青と赤褐色の鮮やかな色彩が特徴。早春からきれいな声でさえずる。

写真
コチドリ
スズメほどの大きさで、日本で見られるチドリ類で最も小さい種。目の周りを縁どる黄色が特徴。「ピォ」と優しい声で鳴く。

写真
カワウ
市内の河川の河口付近で多く見られる。越冬のため、冬は広島湾に夏の倍以上の数が生息する。しばしば羽を広げて乾かす姿が観察できる。

イラスト

野鳥観察チェックリスト

●双眼鏡や小型の図鑑があると便利!
 最近はスマートフォンのアプリでも手軽に野鳥の名前を調べられます。
●フィールドノート(メモ帳)に見たことを記録してみよう!
 鳥の名前や見つけた場所を記録しておくと、見返しても楽しい思い出になります。
●熱中症対策、水分補給は万全に!
 帽子をかぶり、日差しを避けましょう。マスクをしていると喉の渇きを感じにくいため、こまめに水分を取りましょう。

活動紹介 八幡川探鳥会

写真
日本野鳥の会広島県支部
日比野政彦(ひびのまさひこ)さん

 日本野鳥の会広島県支部では、「八幡川探鳥会」を毎月1〜2回開催しています。この会では、経験豊かなリーダーが、野鳥の名前・特徴や見つけ方のコツなどを丁寧に説明しており、野鳥観察の楽しみ方が身に付きます。
 現在は、新型コロナウイルス感染症の影響で活動休止中ですが、状況が収まり次第、再開します。詳しくは、みずとりの浜公園の掲示板か、同会広島県支部のホームページをご覧ください。
 ◆問い合わせ先:同会広島県支部(電話233-7304)

 八幡川は、佐伯区を流れる流路延長約21kmの二級河川で、河口付近は佐伯区と西区の区境となっています。
 源流は、湯来地区の東郷山(とうごうざん)から阿弥陀山(あみだやま)に至る標高800m前後の連山から発しています。魚切ダムを経て南方に流れ、新落合橋付近で最大の支流である石内川と合流し、広島湾に注ぎます。
 八幡川は、区のにぎわいが生まれる場でもあります。例年7月には、河川や土手のごみ拾い活動「佐伯区河川クリーンキャンペーン(※)」が行われています。
 また、この行事できれいになった八幡川(皆賀橋付近)で、全国でもユニークな川の中を走るスポーツ大会「八幡川リバーマラソン」が毎年開催されています(今年度は中止)。
 私たちにやすらぎと憩いの場を与えてくれる八幡川に、ぜひ足を運んでみてください。

写真
八幡川河口の様子(右岸堤防から望む)

 ※今夏の「佐伯区河川クリーンキャンペーン」は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止します。
 ◆問い合わせ先:同実行委員会(地域支えあい課内 電話943-9575、ファクス923-1611)

■清流・水内川で、湯来の夏を楽しみませんか

 水内川は、太田川の支流の一つであり、湯来地区を流れる清流です。
 湯来交流体験センターでは、この水内川で体験プログラム「シャワークライミング」(沢登り)を楽しむことができます。同プログラムは、ウエットスーツなどの専用装備で渓谷の下流から上流に向かって沢を探検するもので、安全講習を受けたインストラクターが指導します。初心者コースもあり、小学校4年生以上の子どもから大人まで安心して楽しめます。
 事前予約など、詳しくは同センターかホームページで。
◆問い合わせ先:同センター(電話0829-40-6016、ファクス0829-85-0205)
◆休館日:月曜日

写真

トピックス