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ページ番号:0000139501更新日:2020年3月7日更新印刷ページ表示

2020年3月7日臨時記者会見「新型コロナウイルス感染症患者の発生について(第1報)」

動画は下記からご覧ください。

(「広島市公式チャンネル(Youtube)(市長記者会見)」のページへジャンプします<外部リンク>

 

■市からの発表案件■

【新型コロナウイルス感染症患者の発生について(第1報)】

 

市長

昨日、広島市で初めて、新型コロナウイルス感染症の患者が報告されました。患者は本市在住の30代の男性で職業は自営業です。患者の主な症状は、咳と発熱で、容態は安定しており、重症ではありません。患者の症状と受診状況ですが、

・2月の上旬に咳の症状が始まり、

・2月の15日、市内のA医療機関を受診いたしましたが、症状が軽快せず、翌2月16日、2月20日にも同医療機関を受診しております。

・2月22日、咳症状に加え、発熱があったために、B医療機関を受診いたしました。

・2月28日にもB医療機関を受診いたしましたが、症状が軽快しなかったために、

・3月3日、市内のC医療機関を受診いたしました。

・3月4日、B医療機関を再度受診いたしましたが、症状が軽快せず、

・3月5日に今度はDの医療機関を受診して、新型コロナウイルス感染症が疑われるため、検体を採取しました。

・3月6日になって、遺伝子検査の結果、陽性と判明したものであります。

・本日(3月7日)、市内の感染症指定医療機関に入院して、今、治療中であるということであります。

なお、患者には、発症前14日以内に渡航歴はなく、また、発症後はマスクを着用していたとのことです。現在の対応状況でありますけれども、同居家族や受診医療機関の従事者等の行動歴を確認するとともに、濃厚接触者、あるいは、その可能性のある者に対しまして、患者との接触状況の把握などを含めて積極的疫学調査を行っているところであります。この調査結果をもとに、当該濃厚接触者に対する、健康観察(毎日の体温確認等)とともに、PCR検査を適切に実施することにしています。

また、この調査によって当該濃厚接触者との接触拡大が判明した場合には、速やかに感染拡大防止のために必要な情報を広く市民に提供するという構えで今作業しているところであります。したがいまして、市民の皆様におかれましては、こういった対応を取っている間も引き続き、咳エチケットや手洗いの励行など、感染予防対策に努めていただくようお願い申し上げます。

また、強いだるさや息苦しさがある場合には、不要不急の外出を控えていただくということもお願いいたします。そして37.5度以上の発熱が4日以上続く場合などには、速やかにお住いの区の保健センターの相談窓口へ連絡をいただいて、その指示に従って行動していただくようお願いしたいと思います。こういった意味で、発生している個別のり災対応と市民一般の方の予防対策、それを同時並行で、引き続きしっかりとやっていただき、また我々もしっかり対応するということにしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

記者

男性の住所が広島市までになっているんですけれども、ほかの例で言いますと、区まで発表されているので、その辺も教えていただきたいのと、あと家族構成とかですね、濃厚接触者が現時点どれくらいいらっしゃるのかっていうのとですね、あと把握されてる範囲では、これから調査されると思うんですけれども行動歴ですよね。この辺が市民が気になるところだと思うんですがその辺についてちょっとお願いいたします。

 

市長

今の点に関しましては実際にこの話をした方のですね。申しましたように現在、同居の家族あるいは受診診療機関、複数にわたってそこの従業者の方もおられますので、そういった方々にかかわる行動歴とか、接触状況を含めて積極的に調査してですね。範囲をしっかりと確定した上で、感染予防のために必要な情報提供をやってまいります。その正確な情報提供まで少しお待ちいただきたいということであります。そうしないとですね。いわば、皆さん、何とかうまく乗りこなしておられる方の疑心暗鬼ということも出て参りましょうからですね。この問題事象をしっかりと特定する作業をさせていただいて、そしてその間は引き続きの、今までの感染予防対策をですね、皆さんにお願いすると。両構えで是非お願いしたいということであります。

もうしばらく詳細はですね、確定できるまでですから確認できるまでお待ちいただけるというふうに思います。

 

記者

広島市でも区でですね、職業と区ぐらいだったら個人のプライバシーが守られると思うんですけども、それぐらいは出したほうが逆にその方が安心されたりとかいうふうなことにつながったりとか、法的にも。

 

市長

これは今申し上げましたように医療機関複数ありましてね。複数にまたがってるわけですね。ということですから行動とかも関係いたしますので、市内であることは間違いございません。

 

記者

男性の住所とか何区っていうところまでは出せないというのはやっぱりどの辺なんでしょうか。他の市だと出していると思うんですけれども。

市長

行動範囲については。

 

市職員

先ほど、この方患者の方のご同意をいただきまして、この方のご住所は安佐南区でございます。

 

記者

行動歴とかどの辺に仕事に出たとか、それについてはまだちょっと。

 

市長

状況を確認中でありますのでね、複数にまたがってるということもあります。

 

記者

分かり次第出していいと、確定次第速やかに出していただけるというふうに考えてよろしいですか。

 

市長

はい。

 

記者

この方症状が出てるのが2月の上旬からで、医療機関の受診は中旬、2月の中旬から始まっているかと思うんですけど、この1カ月弱の間、検体検査を行わなかった理由を伺いたいのと、家族構成っていうのは伺うことができるのかということと、自営業となっているので、もう少し職種、例えば仕事上、普段は人と接するような、仕事をされているのかどうなのか、そこらへん伺ってよろしいでしょうか。

 

市長

これも今申し上げましたように昨夜、症状がね、確定いたしまして、把握してきておるとこですけども、医療機関の今言われたような、複数医療機関にね、かからなければならなかった背景事情などもですね、まだ確実に特定してるわけじゃないんですね、お医者さん方と密な連絡取れてません。最終的に検査をしたのがここで言えばD医療機関に行くまでその間の症状がひょっとすればですよ、想像ですけれども、ほかの症状であったんではないかというような検査をしながら、この方、軽快しないので医療機関を変えて原因が違うんじゃないですかという、尋ね方をしながらね、複数をこの期間に行ってるということで、そんな状況のように思えるんですね。ですから、その医療機関関係者への聴取、そういう意味では行動できるんですね確認する中で改めて確認させていただくということ。家族に関しましても、言われたように、自営業でありますから、用を行ってる間にいろんな方と接点持っておられますね。ですから、そういった事業の広がり、関係者の方もこの間の報道対応を見て、もう少し特定してですね、多くの方のある意味で疑心暗鬼といいますか、それを、なるべく小さくした上で、しっかりと情報提供していきたいというふうに思ってますので、もうしばらくお待ちいただければということでございます。

 

記者

家族構成に関してはいかがですか。同居の家族の有無を。

 

市職員

ご本人と奥さま、そして子供さん2人いて、4人家族というふうに聞いてます。

 

記者

年代まで伺えますか。

 

市職員

年代、子供さんについてはですね、年代、ちょっとあまり具体的に申し上げますと絞られますので、そこはまだ比較的小さなお子様だということで。

 

記者

奥さんは30代になることでよろしいですか。

 

市職員

そこまではちょっと本人の同意を得られていないんですけど。

 

記者

お子さんは小学生。

 

市長

質問されてるのはですね。事態を正確に把握して市民の予防するためのという観点から是非お願いしたいんですね。色んな噂が流れてね、そうでないかああではないかということを防ぎながら、的確な対応させていただくということに、少し主眼を置いていただければと思います。分かれば必ず申し上げますので。よろしくお願いします。

 

記者

予防という観点からもPCR検査最初に受けたのはどちらの病院になるのかっていうことと、あと、正規の行政のルートの検査によってなのかどうかっていうのをちょっと教えていただけますか。

 

市職員

これは私共の衛生研究所ではございません。ここにありますようにある医療機関の検査ということであります。

 

記者

その衛生研究所で受けずに、医療機関で受けたという選択をしたのはそれはどういう経緯があったんですか。

 

市職員

経緯はですね、私共は存じていないのですけれども、その患者の方がどの医療機関に行かれて、その医療機関の中で検査されて、そして、その結果が出たものを我々広島市の方にお送りいただいたと。そういうのが今回の事実でございます。

 

記者

この検査を受けるに当たっては行政側はPCR検査を受けるっていうことは認識していたってことですか。

 

市職員

それは我々は把握しておりませんでした。

 

記者

それは、相談はしなかったんですかね。患者さんが。

 

市職員

結果だけをですね、いただいたという形になっております。

 

市長

個別の医療機関を何機関か渡られて、最後のところで判定が出たという連絡が来て、今それを調べてるっていう状況なんですね。これまでに行政のほうからアプローチする機会がなかったので。

 

記者

その予防っていう意味からも、高齢者とか子供とか体力のない人たちが、そういう病院にかかる可能性があるっていう危険性を考えると、国の基準もあるかと思うんですけども、感染拡大を防止するために公表すべきなんじゃないかっていうふうに考えるんですけども、市長はどのようにお考えですか。

 

市長

すでにあったことなんですね、これ。2月から、今からじゃないんです。

やれてればおっしゃるとおりなんですね。個人の方が動かれて2月より、今3月に入っていますでしょ。また動きを正確捕まえないといけないということで、それを捕まえて公表いたしますのでもうしばらくお待ちください。接点をきのう初めて、情報が来たものですからね。その晩のことも医療機関に確認しなきゃいけませんからね、どういう状況があったかと。うわさだけでね。いったんそうじゃないかというだけではですね、ちょっと情報として十分じゃないというふうに思うから、正確に調べさせていただきたいということを申し上げておきます。

 

記者

今後も複数の医療機関にかかってるということで、関係してる人が多いと判断した場合はそれを公表するということもやりますよね。

 

市長

当然やります。それはやらないといけない。

 

記者

テレビ新広島の藤原と申します。市長よろしくお願いします。何点かあります。

市としては、今のところ濃厚接触者についての隔離というものは今のところはされていないということをまず確認したいんですが。

 

市長

隔離はしていません。

 

記者

疑わしい人に対しては自宅にとどまって外出をしないように要請したりなどはしているということでしょうか。

 

市長

はい、疑わしいといいますか。

今まで申し上げてますけども、強いだるさとか息苦しさとか熱がある方、自らどうかなと思われる方は、不要不急の外出はしないでくださいということは申し上げております。

自らがコロナウイルスを持ってる可能性がある方々が出歩かないようにしていただきたいということはもちろんですね。

 

記者

いただいた紙に主な症状で発熱とあります。この発熱なんですけれども、何度ということになるんでしょうか。

 

職員

この方は、3月の2日3日ごろに39度の熱が1番高い時期だったように伺っております。

 

記者

39度の時点では本人は新型コロナウイルスというような把握よりもインフルエンザとか風邪であるとかそういった症状という理解だったんでしょうか。

 

市長

まだできてないと思うんですけど、昨日の夕方、陽性反応が出たと聞きまして今聞きに行っているところでありますので、医療機関、そこまでは、正確には捕まえてないと思いますけども、どういう動機でね、医療機関を複数、かかったのかとか、先ほど言われたPCR検査も、医療機関との間でやられたという、やり方もよく分かっていないとこなんですよね。ただこういう方が出たからということで皆さんにお教えして、それについての対応方策をしっかりと検証して、お知らせするからということで、ある意味では予告のようなことを今させていただいていると思っております。

 

記者

39度が1番高かった体温とおっしゃいましたが、今はもう熱は平熱まで下がっていたりはするんでしょうか。

 

職員

36.7度というふうにお伺いしておりますので、解熱されていたと伺っております。

 

記者

ありがとうございます。それで今入院されている感染症指定医療機関なんですけれども、これは舟入。

 

市長

はい。舟入です。

 

記者

ありがとうございます。

先ほども市長にも質問がありましたけど、AからDまでの医療機関なんですけれども、最悪医療機関の名前は結構なんですけども、どこの区かだけでもですね、何区や何区、何区、と、教えていただけないでしょうか。

 

市長

それもですね、今申し上げた医療機関にかかって、そこでの濃厚接触のね、対応者数とか、医療機関の医療提供内容とかをですね、よく確認した上でさせていただきたいと思うんですけどね。

 

記者

こちらの医療機関への受診なんですけれども、公共交通機関を行かれた可能性があるのかそれともご自宅の車などで行かれた可能性があるのか。

 

市長

まだそこも聞き取れておりません。確認中です。行動歴を今確認してるということで御了解ください。ほんとに、すべて分かっていることは申し上げます。

 

記者

ご家族に発熱、咳などの現在症状は出ていませんか。

 

市長

出ていません。それを最初申し上げました。

 

記者

確認なんですけれどもD医療機関についてなんですけれども、この時点で検体を採取独自の判断で検体の採取ができるということはまずどういう医療機関なのかっていうのはちょっと改めて伺いたいんですけれども、このD医療機関で検体を採取した後に、検査されたということなんでしょうか。

 

市長

はい。

 

記者

検体、最初はD医療機関でやったというふうに聞いております。保険適用になったのは昨日からで、医師の判断でできるようになったのは昨日からなんですが、木曜の時点でこれを行われているということは、それなりの医療機関だという認識でよろしいでしょうか。

 

市長

検査能力のある。

 

記者

いわゆる指定医療機関ということですね。

もう一つ確認なんですが、この患者さんは保健所等には一切相談はされてなかったということで、それ以前に例えば今回の判明するっていうふうにして連絡があった以前に、広島市としては接触というか、一切ないということでよろしいでしょうか。

 

職員

今ですね、実は私どもも昨夜、今日の対策本部とかでですね、かなりのちょっと調整しておりましたので、まだ具体的にそこまでの確認はですね、行っておりません。

ですから今後ですね、確認をしてみて、もしそういったような御相談があれば、またそれも情報提供させていただきたいと思います。

 

記者

市長に伺いたいんですけれども、広島県内では、これまでしばらく感染者の確認はなかったわけですけども、このタイミングで確認されたことについての広島市長の感じられた所感を伺いたいんですがいかがでしょうか。

 

市長

今御質問が多々あるようにですね、我々が、国等の支持を得ながら、一連の対応する、いわば予定の流れと違う形でこういう発症者が見つかったわけですね。しかも、複数の医療機関を渡り歩いて最後のところでようやくね、検査をするというようなことがあり、そしてそれで連絡が来たと。普通考えればね、最初のところでも、医療機関がこういったことについて考えて、こちらの検査をね、するかしないかという連絡もあっていいんじゃないかと思ったりもするわけです。

ただ今のところそういう連絡があったという、照合ができておりませんから、そうすると、こういった形で、こんなうるさく順序立てて対応するためのお願いをしてきてるけれども、それに乗らない形でね、希望されてる方がまだおるのなあということが今回分かったわけですね。

だからよりいっそう今までお願いしてる対応を皆様方に徹底していく予防策と発症した場合あるいは発症可能性があった時のですね、対応について、しっかりと行政が対応できるような情報提供も行っていただくということも、いるんじゃないかと思ってるんですね。それを、正確な情報抜きで今言われたことを今直ちにお答えするとかえって、皆さんがたにご心配かけるということがあるかなという、そちらのほうが今心配なんですよね。

ですから、言われた御質問の点についてはこれからしっかり精査してですね、きちんと予防対策を講じるための、次の情報提供も少し時間をいただきたいということは、今回のこの記者発表ということで御了解いただきたいというふうに思っています。

 

記者

ちょっと何点かあるんですけどABCDの医療機関は全部広島市内で間違いないですかね。

 

市長

はい。

 

記者

あと肺炎の症状は出てるんでしょうか。

 

市長

いや、今申し上げたように症状は、安定している。

 

記者

その期間を通じて全然肺炎の症状はなかったという。

 

市長

肺炎が疑われたりするという、さっき言った熱が高い時期があったりして、咳がとまらないというんで納得いかなくて、医者にかかってますね。医療機関に複数行って、最後の医療機関で、コロナウイルスの陽性が出たと、こういうふうに、聞いております。

 

記者

あとですね、この方、感染経路で疑わしい点、例えば、ライブハウスに行ったとかクルーズ線に乗ってたとか、この前に千葉から広島に来た人と接触してたとか、何らかそういう疑わしい接点みたいなのがあるのか、それとも全く感染経路不明ということになるのか。

いかがですか。

 

市長

それも今までの当事者からの聞き取りではそういった感染経路はなかったというふうに聞いております。

 

記者

ではちゃんとライブハウスやクルーズとかそういうことは確認されて、それはなかったという。

 

市長

ご本人は行っていないと言われております。

 

市職員

補足ですが、今の時点、きのうの深夜の時点で御本人に聞けるだけ伺っておりますので、具体的にそのライブハウスとか1点1点確認はですね、まだしてません。ですからそういったことも含めてさっき市長が申しましたように、その事実の確認をですね、今まさに職員が行っているというとこです。

 

記者

ほんとにもうぱっと思い浮かぶようなことはないとはおっしゃってるんですかね。

 

市職員

そこはですね。そういう外出の機会でですね、今国内でいろいろ関連しているようなですね、そういったイベントにはですね、関わってらっしゃらないというふうに今我々は認識してます。

 

記者

広島ホームテレビの平です。この方なんですけども発症されてから、毎日勤務されていたんでしょうか。

 

市長

自営業というふうに聞いておりますので、仕事をされてたということですよね。

 

記者

発症後毎日働いていたかどうかというのは今確認中という。

 

市長

正確に答えようとしてると思うんですけども、だから熱が出たときにね。

自営業ですから、自分の仕事を休んだかどうかというようなことだと思うんですね。

少なくとも聞きとりの中で医療機関に受診に行ったときは仕事はしていないはずです。それぐらいはまずわかります。

ただ、行った時の症状が発熱と咳ということを中心に複数の医療機関に治らないけどなんだろうということで行っておられますかね、その間は作業していないし、かといってその治療するためずっと休んだというふうなお話は承ってません。作業しながらうまく仕事ができないから病院にかかって、治らないというような話をされながら転々とされたということじゃないかと思います。その辺も今の御疑問にあった正確にちょっと見たりしてお答えできるなと思いますけど。

 

記者

聞き取りをされているということなんですが、これは市のほう、市が本人から聞き取りをしていることでよろしいですか。

 

市長

はい。

 

記者

あと先ほど感染の話が出たんですが、この市内で感染したという可能性は。

 

市長

そこはですね。つかめていないので、なかなか。御本人の行動範囲からすると、今まで聞いた範囲では、その感染するような場所に行った覚えがないというようなお話で、発生経路も分からないものですから、

 

記者

わかりました。本日対策本部員会議が開かれましたけれども、こちらで市長としてどのような指示をされたかということと、あと市民に対して今後どういった行動を要請したいかというのを改めてお伺いしたいんですが。

 

市長

本部員会議での話し合いもここで申し上げたことと、ほとんど一緒なんですけども、ポイントは、全国的にこういう発症が増えてる中でわが市まだどうかっていう中でですね、昨日発症者が出たということでありますので、今までやってきてた対応策をですね。しっかりこれも予防策です。で、出た方に対する対処と言いますか治療ですね、これもしっかりやるということと同時並行でやらなきゃいけないと思うんですね、これはいわゆる患者にかかった安全安心の確保ですけども、同時に、これについて、いわば、感染の媒体になるといいますかね。そういったことに関係したいろんな組織と言いますか人、様々出てまいりますね。そうすると、皆さん早く具体的にね、特定したほうが予防効果が高いということで、でき次第というお気持ちも、よくわかるんですけれども、そうするとそれらについての、一定程度の確証と言いますかね。

感染経路についての深くかかわりのあるということをしないと、さまざまな方への措置の要請もできませんね。いわゆる風評被害のようなことになるとですね、また、冷静に対応しようとすることそのものを阻害するってこともありますので、非常に苦しい状況なんですけども、まずは事実をして発生したということを受けとめて、今までの予防策を関係機関とか我々行政として徹底していく中で、一刻も早くこの解明といいますかね、詳細を把握して、それに適切な対処をするというはらで臨んでまいりたいというふうな周知をいたしました。

その間皆さん方に不安定な状況といいますか不安な状況ということでね、納得いかない部分もあるかと思うんですけども、それについて、改めて先ほど申し上げましたように、貴重な情報を市民に広く提供するために、少し時間いただいて、今回起こった事象について関係者の特定あるいは必要な、何て言いますかね、疫学調査ということを言ってますけどね。必ずやりますので、もうしばらくお待ちくださいということで。

 

記者

3点お伺いしたいんですけれども、まず、この方の発症後にですね、市内以外に行動された感じがあるかどうかっていう事をお伺いできればと思うんですけれども、2点目はAからDの医療機関なんですけれども、すべて民間の医療機関と考えていいのかどうか。3点目ですけれども、これからになるとは思うんですけれども学校や学童の対応も変わってくるかもしれないと思うんですけれども、それを判断するタイミングとか、があれば教えていただきたいんですが。

 

市長

今言われてるのは、今後とるべき対応ですね考える上で欠かせない要素であります。

御本人の行動、先ほどより申し上げておりますけども、ちょっと聞いたわけですね、詳しくそこまでね、確定できた、つまりどこでこの方が罹患したかもわからない状況にありますし、それをしっかりやって今担当者やっておりますのでわかり次第御報告いたします。

医療機関に関しましても複数ありますけども改めて申し上げます。

これ全部市内にありまして、複数区にまたがってる。ですからこの方が病状が安定しないんでね、いろんな医療機関を回られてるということで、そしてその医療機関のほうも大小それぞれございます。ですから受け手のほうとしてしっかり来る方を予定して、感染防止を講じてやってたという医療機関であればですね、問題はないのですけれども、そうじゃないとすれば、その他の方への接点がありますから、それについては、そのことも含めてきちっと皆さんにお知らせして、その医療機関を訪れた方々までもね、対応するということをお願いしなきゃわかりません。

そういったことまでも整理して、発表させていただくまで期間をいただきたいという、はい。今言われている問題点について話もすべてがわかってるわけではないという前提でお願したいと思います。

 

記者

市民の行動を制限することの要請を何か検討する会議を今後持たれる予定はありますか。

 

市長

事象によりましてね、この方が今はもう、舟入病院に入っておりますか、次のステージは家族、家族の方がコロナウイルスにかかって陽性なのか陰性なのか。そしてその方々の今度行動範囲がどうなってたかっていうことを確認する。その方の接点を、その方々の日ごろの行動範囲はどこまでだということも特定してそれにかかわるところを皆さんに示してですね、予防措置なりやるべき対応するというのは、今後の手順なんですけども。それをやるための確認がですね、まだ十分できてないということを御了解いただきたいと。

 

記者

先ほど市長が検査の要請が夕方にわかったとおっしゃったかと思うんですけど、具体的に何時頃分かったんでしょうか。

 

市長

そこはですね、今言った。きのうのですね、昨日の21時過ぎにですね、第一報が入って、我々が最終的にですね、一応確定したのが9時半過ぎだったかな。10時近かったというところで、はい。

 

記者

10時。

 

市長

はい。

 

記者

10時近かったときに一応最終的にその病院のほうから確定ですということで聞きました。確定して公表するまでに朝まで時間かかってるのは、なぜこれだけ時間がかかってるんですか。

 

市職員

それはですね、まず、その病院のですね、主治医から、その患者の方にですね、陽性であるというですね、ことをまず連絡をしていただきます。

でもかなり夜になってますんで、まずその主治医をきちんと連絡をつけて、そして、その本人に陽性をお伝えする、そして、それからその時に今度保健センターのほうからまた御連絡させていただきますんで、というような少しお話を聞かせていただきたいとか、あるいはその指定感染症医療機関のほうにですね、入院していただくことになりますとか、そういったお話をしますんで、結局いろんなですねと、もう昨日はもうかなりお疲れでしたので、深夜にお伺いしたとしてもですね、やはりある程度情報は限られてきますし、それを深夜の中で、我々が中途半端な情報でお伝えするのはまた非常に厳しいので、ある程度整理の時間をもたせていただいて、今この時間になったということでございます。

 

記者

あと正確な情報をより市民にいち早くというのはわかるんですけども、詳細の発表ならまだしも感染者が出たっていうことを、ほかの自治体とかでも深夜に出しているっていうケースもありますけども、その患者概要の年代性別どこに住んでるかなどは、早く出せたことなんじゃないかなと思うんですけど、そのあたりはどうですか。

 

市職員

やはりその自治体自治体によってですねやり方も違いますし、その出てきた時間体もありますし、やっぱりある程度記者の皆さん、あるいは市民の皆さんにお伝えする情報の整理という違いもあるんで、一概にですね、患者も出たらすぐこんだけお伝えして、またちょっと調査中ですというふうにするのか、いろいろやり方があると思いますけれども、私どもとしましてはですね、ある程度の情報整理して、きょう皆さんにお示しをさせていただくことも踏まえて、この時間になったというふうに御理解いただければですね非常にありがたいです。

そういう意味で職員も全然寝ておりませんので、それがちょっといろいろ整理ですね長時間かけていたということでございます。

 

記者

日本経済新聞の河野です。感染者が確認される前からですね、観光ですとか出張の自粛で広島の経済面に悪影響非常になったと思うんですけれども、今回その感染者が初めて出たことによってこの影響というのが改めて深刻になるとか、そういったお考えというのはいかがでしょうか。

 

市長

全国的に、発症してるということでですね。広島が、全然発症しないということはないのではないかというふうな、そういったことを前提に予防策を講じて、その予防策について政府も上げて皆さんの了解を得ながら、ある意味では、イベントの縮小等はですね経済活動の縮小ということで、やってきてるわけですよね。

ですから、今までの流れの中でですね、言われた経済の上げて悪影響っていうのも、相当定着してっていうふうに思ってますんで今回これが出たことでね。さらにそれよりかどうかというところが問題でありまして私自身は今までの予防的対応を引き続きやっていただくというお願いすると同時に、今回の事案について詳細をアップしてですね。この、感染者による、コロナウイルスの波及、その部分をですね、しっかりと抑止してくるということをやるためにも、早急に自治体の正確な把握をし、必要な対策ということでね。

しっかりと対応するんだから。民間の経済活動もしっかりやっていただければというふうに思います。

ある意味でこれが、長く経済の悪化を招くことのないように、すべくしっかり対応したいというふうに思います。

 

記者

現段階で、この方に関しての、例えば濃厚接触者等でPCR検査を適切に実施していると書かれてるんですけど、検査をされてる人数とその結果がいつ頃、何時頃判明するかっていうことを教えていただいてよろしいでしょうか。

 

市職員

はい。まず同居家族3名の方ですね、こちらの方にPCR検査を実施するということで、対応しているところです。検体の採取などが必要になりますので、結果の判明時間については今申し上げることはできません。

 

記者

今日中には分かりますでしょうか。

 

市職員

なるべく早く対応したいというふうに思っておりますけれども、今日中に出ますというような確定的なことを今この場では申し上げることはできません。

 

記者

恐らく、例えばご自宅だったりとか、消毒作業等々が行われていると思うんですけど、今回分かったことで、何カ所どういう場所を消毒等々の対応、現段階で取っていらっしゃるかっていうのも伺ってよろしいでしょうか。

 

市職員

配付しております資料にある医療機関がありますので、そちらは医療機関と協力して、消毒等必要な対応を行うということにしております。またご自宅についても、対応をしていこうというふうに思っております。その他の次の場所についてはですね、行動歴をしっかり調査をさしていただいて、必要な場所をまず見極めまして、消毒等を指導させてもらったり、対応させていただくというふうに考えております。

 

記者

すいません、医療機関をすべて消毒をされた、される。

 

市職員

お伺いをして、状況の確認などしておりますので、医療機関の場合は平素からですね、院内感染を防ぐためにですね、消毒等をされていると思いますので、改めての消毒が必要かどうかということをですね、普段の状況を聞きながらですね判断をしていきたいというふうに思っております。

 

記者

先ほどの質問のところを聞きたかったんですけど、現段階でPCR検査をしているのは同居の家族3人のみということでいいのかということと、今実際に検査をしている段階で結果を待ってる状況なのか、そこのところをちょっと時間軸を聞きたかったのですがいかがでしょうか。

 

市職員

正確にどの段階まで進んでるかっていうのは承知してないものですから、今日中に、検査を行って結果が出ればなというふうには思っておりますけれども、今、どの段階まで進んでるかっていうのは承知しておりませんので、確定的な時間についてはですね申し上げることができません。

 

記者

では具体的に検体を採取しているかとかっていうところも含めて、まだ把握はできてないということですね。

 

市職員

はい。

 

記者

すいません、あと基本的なところで恐縮なんですけど、この紙にある回数を見ると8回目の医療機関の受診で初めて、コロナウイルスの検査をしたというふうにあるんですけど、そういう理解で間違いないですよね。

 

市職員

はい、ご本人さん等からは、その間に、コロナウイルスの検査を受けたということは聞いておりませんので、この最後が初めてであろうというふうに考えております。

 

記者

確認になって申しわけないんですが、現段階で確認されているの濃厚接触者っていうのは、家族の3人だというふうに、把握されていると考えてよろしいですか。それとは別に、PCR検査する予定が何人ぐらいいるかということは分からないでしょうか。

 

市職員

本部員会議が始まり、この記者会見が始まる前の段階で、我々のほうで把握をしているのはですね、ご家族3人ということで、この間も調査をやっております。

 

記者

すいませんちょっと言えるかどうか難しいかなと思いながら伺うんですけれども、お子様小さいとおっしゃられたと思うんですけれども、広島市が休校要請した小中高に当たるかどうかっていうところで、今後の対応が変わってくるのかなというふうに思うので、休校要請をしている学年に当たるのかどうかっていうところだけ教えていただくことは可能でしょうか。

 

市長

教育委員会との調整とか、それから、幼稚園保育園とかの関係もありますんでね、それぞれへの指示等にも影響しますので。

もし、お子様たちがですね、濃厚接触者だとしても、影響がなかったとしたら、空振りに終わりますしね。もう少し待っていただけないですかね。

一定程度のもちろん対応いたしますけれども、陽性になるか陰性になるかとかで、扱いが全然違ってきますので、そこに通われる方々の問題もでてまいります。今ちょうど休みに入ってるっていうのは、学校ですしね。保育所あたりはちゃんと確認しながらやってるという扱いをしてますのでね、それとの整合性も出てまいります。

 

記者

この男性に話を聞いたのは昨日の深夜ということでいいんでしょうか。

 

市職員

そうです。

 

記者

そのときに例えば話として、人混みに出かけたとか、どこのモール行ったとかそういう話とかは出てるんでしょうか。

 

市職員

調査が進んでおりませんので、具体的なところ申し上げれませんけれども、昨晩のお話の中ではですね、渡航歴もないというお話でしたし、周りに症状のある方がいらっしゃったということもないですので、自分がどこから感染したかっていうことは、ご本人にも、身に覚えがないということなんだろうと思います。

 

記者

明らかな人混みに出かけたというようなことは聞かれていらっしゃるんですか。

 

市職員

明確にはそこまでは確認できておりません。

 

記者

あと家族含めての接触した人たちに求めてる対応として、外出自粛とか何かどういった対応を求めてるんでしょうか。

 

市職員

毎日体温を測っていただく健康観察等を行っていただくと伴に、外出の自粛要請ですね、不要不急の外出を避けていただくようにお願いをしているところです。

 

記者

それは家族3人だけということでよろしいですか。

 

市職員

そうです。

 

記者

今後、多分、どの方に接触したかっていうのはどんどん広げて調査されていくと思うんですけれども、今後の調査対象としてはその病院関係者と受診者、あとはその子供たちとか家族の外出先の接触した人たちそういうところでよろしいですか、ほかにも何かありますか。

 

市職員

患者さん御本人が行かれた場所、接した方になると思います。ご家族の方は今症状がないというふうにお伺いしておりますので、患者感染者というというものには該当しませんので、現時点ではこの方々が接した方っていうのが濃厚接触者になるというわけではないという、濃厚接触者の濃厚接触者っていうのは、濃厚接触ではありませんので、患者と濃厚接触した方が濃厚接触者ということになりますので、御家族と接触されてる方っていうのは、現時点では濃厚接触ではありませんので、御理解をいただければと思います。

 

記者

お仕事は自営業ということなんですけれども、例えば飲食店だったりとかほんとに多数に接するような業種もあると思うんですけど、そういう業種ではないと考えていい。

 

市職員

はい、不特定多数の方と接するような業種ではないというふうにお伺いしております。

 

記者

それと、保健所だったり相談ダイヤルに相談したことはあるかどうかっていうのは確認されてるんでしょうか。

 

市職員

そこはまだ確認できておりません。

 

記者

濃厚接触だったり、例えば学校が絡んでくるんだったらちょっとその対応も大きくなってくると思うんですけれども、今後これ第1報とありますけど、今後の対応で情報提供っていうのはどういう形になっていくんでしょうか。

 

市長

今、調べてる情報をですね、御質問いただいたようなことを正確に把握でき次第、やってまいります。

 

記者

一時期39度あって、きのうの時点では36度7分ということで、症状も安定されてるということなんですけれども、これは何か薬を投与した結果とか何かそういう要因というのは分かってるんでしょうか。

 

市職員

そこの詳細わかっておりません。

 

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