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ページ番号:0000013129更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

2018年07月07日臨時記者会見「平成30年7月豪雨災害への対応について」

動画は下記からご覧ください。

(「広島市動画チャンネル(市長記者会見)」のページへジャンプします)<外部リンク>

平成30年7月豪雨への対応について

市長
 皆さんご存知のように、一昨日からの大雨によりまして、本市内では安佐北区で最大累積雨量455ミリを記録するなどした大雨の状況がございまして、昨日の19時40分には大雨特別警報が発令されるというふうな事態になっております。そんな中で、非常に残念なことではあるのですけども、人的被害も含めて、大きな被害が出ておりまして、被害に遭われた方々に心からお悔やみを申し上げたいと思います。そしてまた、早急な支援、復旧をしっかりやりたいという気持ちでここに立っております。

 家屋などの物的被害が多数出ている中で、大きな被害が出ているのは、安芸区の矢野東とか、安佐北区の口田南などでございまして、このエリアでは道路が断絶する、あるいは越水

というようなことが起こっておりまして、現場へ中々うまく近づけないという状況がありまして、救助待ちをしている方もおられるという状況であります。

 早急に救助活動ができるような体制を関係者の中で整えてということを今やっておりまして、実際消防のほかに、自衛隊や県機動隊の方にも参加していただいて取組をしておりまして、一刻も早い救助をやろうという構えでおります。今しばらくお待ちいただきたいという思いでおります。

 そして、昨日からの避難勧告、避難指示ということもありまして、避難所に多くの方が避難しておられます。そういった中で、避難所になった場所が、越水とか、道路、橋が落ちたりというようなことで、孤立状態になっている、そういったところもございまして、それについては迂回路を経るとか、あるいはそういった中でアクセスをしっかりした上で、避難者の方々の生活支援ということをやりたいと思いますし、職員もサポーターとしてそこに行っておりますので、できるだけ皆さんのお困り事を早急に解消するような取組をしようということで、今関係者の間で対策本部を中心に調整をしているというような状況であります。

 ただ問題は、被害状況の詳細について、且つ全容までは十分把握できていない。場所は上から見れば大体分かるのですけども、現場そのものがどうなっているかということが十分把握できていないところもありますので、まずその状況把握をしっかりやるということと同時に、現場における被害状況、環境などをよく確認しながら、関係者が更なる災害拡大につながらないような体制を整えた上での、まずは人命救助、これにしっかりと注力したいと考えています。それと同時並行で、復旧活動、先ほど申し上げた避難している方々の支援体制、この3つと言いますか、人的救済と避難者の方々の支援と、更には次の復旧活動、これを早急に頭に置きながら体制を作る。例えば、土砂等が流入しているという地域、民間のところもたくさんあるようであります。あるいは道路が陥没しているというような所もあります。こういったところを早急に復旧する、整備していくという体制を固めて、復旧活動が上手くいくような調整もこれから加速させたいという思いで取り組んでおります。そんな状況であるということをご了解いただいて、災害に遭われた方々、今しばらく頑張っていただきたいと、我々も努力するということをお伝えしたくここに立っています。

 あと、詳細に関しまして行廣(災害対策本部事務局)からの説明に譲りたいと思います。よろしくお願い致します。

災害対策本部事務局
 それではお手元の資料に沿ってご説明させていただきます。内容は大体読んでいただいたら分かるように作っておりますので重点だけご説明します。まず1,気象状況等及び本市の体制ですが、これは7月5日、7月6日の時系列で気象状況等の変化、そしてそれに伴う本市の体制を掲げております。

 重要なのは7月6日金曜日、19時40分、大雨特別警報が発表されました。これに伴いまして、広島市及び各区災害対策本部を設置いたしました。また、全市の土砂災害勧告地域を対象に避難指示(緊急)を発令し、河川の越水を確認したところでは順次、避難指示(緊急)を発令いたしました、

 2,避難情報の発信・発令状況等ですが、7月5日の9時31分から見ていただければ時系列で避難準備・高齢者等避難開始並びに避難勧告、避難指示等の発令を時系列で掲げております。後ほどご覧ください。この発令につきましては、広島市地域防災計画の中に基準を設けておりまして、その基準に則り発令したものです。

 3番、被害状況、これはまだ速報値でございます。まず人的被害、心肺停止が1名、安芸区矢野東七丁目で発見されております。安否が不明な方は現在のところ7名確認しております。南区の丹那町、それから安佐北区口田南五丁目、ここは2名、安芸区畑賀一丁目で3名、東区馬木八丁目1名、それから重傷を負われた方が1名、三滝本町一丁目でございます。その他現在調査中でございます。住家被害は倒壊家屋20棟程度、これは矢野東七丁目で確認されております。流出家屋6棟程度、これは安佐北区口田南三丁目及び流出家屋3棟、これは畑賀二丁目で確認しております。その他調査中です。調査が済みましたら被害の数、増える可能性があります。続きまして、公共建物の被害につきましては現在調査中です。上記以外の被害、がけ崩れ約100件、河川護岸崩壊は約10件、道路冠水は約100件、現在のところ確認しております。

 (4)ライフラインは電気東区100戸、南区100戸、安佐北区300戸、安芸区1300戸停電しております。ガス被害なし。上下水道はこちらに掲げている所が断水しております。下水道は被害がありません。停電は資料作成が本日の8時現在ですから、その後復旧しているところもあろうかと思います。

 その次、5番ですが、道路の交通規制はこの表のとおりとなっております。

 6番、公共交通機関の状況も8時現在で、このように確認しております。

 それから7番、指定緊急避難(場)所の開設及び避難状況ですけども、避難場所数は最大値、これは7日午前2時~7時の間ですけども、全市で145カ所開設いたしました。そして避難者数、これも最大値では8423人の方が避難所にいらっしゃいました。

 次のページ、6ページです。(8)関係機関の状況ですけども、21時に広島県が自衛隊に派遣要請をされまして、昨夜の内に本市におきまして、救助活動等に従事されております。それから緊急消防援助隊も昨日の20時に消防局から広島県に要請をいたしております。それから本日ですけども、0時14分、広島県の方から災害救助法適用というものが通知されました。説明は以上のとおりです。

記者
 住家被害、被害状況3番、4ページなんですけども、倒壊家屋が20棟程度あると思います。大分被害が大きいと思うのですけども、ここで孤立している人がいたら大体で良いので何人くらいの方がおられるのかとか、もうちょっと詳しい状況を教えていただきたいのですが。

災害対策本部事務局
 安芸区矢野七丁目なんですけども、自衛隊が調査に、本日の未明より、6時から調査に入ってくださっております。その中で倒壊家屋20棟というのを確認していただきました。孤立は現在100名程度が孤立しておりますが、自衛隊が上がった道を連れて降りることは体力的に不可能と判断されますので、現地で安全を確保しております。

記者
 連れて降りるのが不可能ということは、道の状況が今ものすごく悪い状況になっているのでということでしょうか。それでしたら救助方法か何かというのは、今何か考えというのは。

災害対策本部事務局
 検討中です。

記者
 今自衛隊が安芸区矢野東に入っているということだったんですが、それ以外にも入っている現場があるのかというのと、緊急消防援助隊についても現場が決まっていれば教えてください。

災害対策本部事務局
 自衛隊が入っているのは安芸区矢野東五丁目、梅江団地だけです。広島市についてはです。他市町についてはいろいろ入っておりますが、(詳細は)他市町にお聞きください。

記者
 緊急消防援助隊の現場は決まっていますか。

災害対策本部事務局
 緊急消防援助隊につきましては、まず現在予定しておりますのが、山口県大隊と大阪府県大隊、この2隊を予定しております。山口県(大隊)におきましては、口田南方面で活動を予定、大阪市と堺市の混成なんですが、これについては進入路等を勘案しまして現在検討中でございます。県警の方の機動隊なんですが、これにつきましては、現在牛田南、こちらの方で活動を展開していただいております。以上でございます。

記者
 心肺停止ですけども、現在のところ生死は確認されているのでしょうか。現場から降ろされないという話でしたけども。

災害対策本部事務局
 心肺停止状態を確認しておりまして、この心肺停止の方を担いで降りることが叶わないという状況であります。

記者
 今も生死は確認されていないと。

災害対策本部事務局
 お医者さんに引き渡しておりませんので、そういう点では確認できていないということです。

記者
 先ほどの孤立している100人というのは集会所か何かにいるのですか。

災害対策本部事務局
 集会所ではないのですが、公園等におられます。それから後は倉庫のところに集まっておられます。その方たちの中に重傷者等はおられません。

記者
 公園にはブルーシートか何か敷いて。

災害対策本部事務局
 そこはまだ確認が取れておりません。

記者
 矢野東七丁目の件なんですけども、今現在心肺停止の方一人ということなんですけども、これは今後また増えるという可能性があるということでしょうか。

災害対策本部事務局
 もちろんまだ倒壊した住戸の中を捜索できてませんから、それを始めたら増える可能性は当然持っております。

記者
 今現在でもご家族が、行方が分からないとか、そういった状況というのはどうでしょう。

災害対策本部事務局
 例えば避難所にこの団地の方がいらっしゃるかどうかも、避難所の方で確認していただいております。しかしながら、如何せん現地で100人の方が自衛隊の方々と共におるような状況なものですから、中々人の道程というのはできない状況ですから、分かっておりません。今後救出された後に取り組む必要があるかと思います。

記者
 松井市長に伺います。まもなく広島市の大規模な土砂災害が発生してから4年を迎えるところにありますけども、改めて今回こういった災害が起きたところで、改めてになるのですが、復旧、復興、そして人命救助への思いをお聞かせください。

市長
 自然災害というものは、自分たちの予想外の展開で発生したときに、8・20を経験する中で「自助」、まず自らの安全を確保するということ、そして「共助」「公助」という支援体制をしっかり作るということの重要性を自分なりに痛感し、多くの市民の方も理解していただいてきている中での今回のこういった災害だという受止めでありますけど、先ほど申し上げましたように、犠牲者が出ているということで、災害が起こった時の犠牲者が出ないようにするための対応策が何よりも重要と、物的な被害はもちろん可能な限り防ぎながらやるんですけども、起こったとしても人命に影響を与えないような状況にしていくということが、こういった災害対応の基本だという思いでおります。そういった意味で人命に被害が出たということは非常に残念なのですけども、そういった中で上手く避難されている、何とか凌いでおられると、建物等が倒壊してもちゃんと避難されているという方がおられるという状況だという受止めでありまして、実際現場にアクセスできなくて、現地の状況把握がままならない中で、どういった対応をしていくかということについての、一定のトレーニングと言いますか、訓練などは関係部署で相当出来上がってきていると思いますので、その力をこういった場面で発揮してもらいたいと思うんですね。関係者がそれぞれの任務をしっかりとわきまえた上でお互いに必要な情報交換をして、迅速な対応ができるようにしていければと思っています。消防のほかにも、先ほど申し上げましたように、警察とか自衛隊にも出ていただいて、災害の大きさ、そしてその動員体制等の必要に応じて、今動いていただいておりますので、これらが効果を発揮するようにこれからもしっかり指揮していきたいと思っております。

記者
 資料の中の、避難情報の発信・発令状況等を見ているのですけども、今の時点で指摘をするのは早いかもしれないのですが、被害が多い、孤立している人が多いといわれる安芸区への避難指示が出ているのが、安芸区全域に出ているのが(午後)8時17分という時間があるのですけども、恐らく、私たちの情報等ではそれよりも前から既にいろんな土砂災害が発生していたといわれるのですが、安芸区だけに限らないですけど、この避難指示の出し方、(避難)勧告の出し方については、これはもう基準どおりにされていたというご認識でしょうか。

災害対策本部事務局
 地域防災計画に定めております避難指示、避難勧告、これに基づきまして規定どおり発令させていただいております。

記者
 市内全域を見ますと、やはり(午後)6時以降くらいから急に被害が出てきたのかなという印象があって、そこと被る形で避難勧告や避難指示も出ている感じなのですけども、そこは災害の発生と避難指示とのタイムラグというか、時間差というのは特に問題があるようには今は受止めてらっしゃらないですか。

災害対策本部事務局
 基本的には、例えば河川の増水状態であるとか、そういったものを複合的に勘案しておりますので、現在の中ではこういった形でとらざるをえないと考えております。

※( )は注釈を加えたものです。