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ページ番号:0000013086更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

2016年09月05日記者会見「平成28年第3回市議会定例会提出案件について」

動画は下記からご覧ください。

(「広島市動画チャンネル(市長記者会見)」のページへジャンプします)<外部リンク>

市からの発表案件

【平成28年第3回市議会定例会提出案件について】

<会見録>

市からの発表案件

平成28年第3回市議会定例会提出案件について

市長
 9月16日金曜日に開会を予定している平成28年第3回広島市議会定例会に提出する議案ですが、これは一般会計補正予算案など12件になっています。まず、補正予算についてですが、今回の補正予算の規模はお手元の資料の「平成28年度9月補正予算の概要」のとおりですが、一般会計のみで2,785万4千円の減額となっています。

内訳ですが、まず、総合福祉センターの管理についてです。本年12月に開設する総合福祉センターについて、施設の管理を指定管理者に行わせることに伴って、管理経費に関わる本年度の所要額を計上するとともに、来年度以降の債務負担行為を設定しています。

次に、福祉施設における設備整備等への補助についてです。国の補助内定に伴って、小規模福祉施設等に消防設備を整備する事業者及び介護従事者の負担軽減に資する介護ロボットを導入する事業者に対して、その経費を補助いたします。

次に、農業生産基盤整備についてです。広島県の補助内定に伴って、沼田町大原地区ほ場整備に関わる経費を追加計上しています。

次に、公共施設等の災害復旧についてです。本年6月の豪雨によって被災した農林業の施設と公園施設について復旧工事に必要となる経費を計上します。

次に、学校施設の非構造部材の耐震化についてです。熊本地震における、施設の被災状況を踏まえて学校施設の安全な利用及び地域の避難所としての機能を確保するため、窓ガラス飛散防止や照明器具落下防止など屋内運動場等の非構造部材の耐震化を行います。

次に、新しいタイプの高校整備についてです。建築工事の入札不調を受けて、工事期間の変更及び全体事業費の増額を行う必要が生じたことから当初予算を減額補正するとともに、来年度以降の債務負担行為の期間及び限度額を変更します。なお、平成30年4月の開校時期に変更はありません。

次に、子どもの居場所の確保についてです。来年度に、放課後児童クラブの定員不足が見込まれる学区において、プレハブの設置や余裕教室の利用に必要となる備品購入などの開設準備を行うとともに、民間事業者に対して放課後児童クラブの開設費を補助します。

最後に、予算以外の議案としては、地方独立行政法人広島市立病院機構の中期計画の変更に関わる認可議案など11件を提出します。なお、地方独立行政法人広島市立病院機構の中期計画の変更に関わる認可議案ですが、安佐市民病院の建替えに伴って北館に整備する病院の設置・運営主体については、本市として一般社団法人安佐医師会になっていただくように要請をしています。

以上が、今議会に提出する議案の概要です。私からの説明は以上です。

記者
 学校施設の非構(造)部材の耐震化なのですけど、これは、指定避難所というのは、公民館とかも他にあると思いますが、そちらの方も今後、そういう耐震化を進めていく考えはありますか。

市長
 非構造部材の耐震化ですね。これは、逐次。

財政局長
 指定避難所で特にホール形状の例えば、公民館などは非常に高いところから落ちてくる。そういう所は今回補正にはあげておりませんが、来年度から順次やっていきたいと思います。

記者
 今の学校施設の耐震化の件で、一般財源で全て賄うことになっていますが、単市事業として今回取組まれるのでしょうか。また、敢えて単独でやるなら狙いも教えていただければと思います。

財政局長
 一般的に、災害の場合は緊急防災対策事業という交付税付きの市債措置がありますが、今回、補正しますのは、限られた中でやりますから、割と簡易な一件あたりの金額が低いものでやりますので、起債も消耗品系ですから、そういう財源措置のないものをやっていくと。ですから、耐震補強とか大きなものは財源措置がありますけれども、非常に小さい、金額的にこうありますが、校数が多いですから一校あたりに直すと非常に額が小さいということで、そういう対応になっております。

その他の質問

プーチン・ロシア大統領の訪日について

記者
 平和関係なのですが、今度、12月に安倍総理とロシアのプーチン大統領が、山口で会談するということが公に決まりまして、それを受けてですが、山口と広島は距離が近いということで、プーチン大統領が、もし広島に来られたら大きな出来事かと思うのですが、その辺り広島市として何か公的なアクションというか、「来てください」という呼びかけをするのかどうかということや、もしするなら長崎と共同でするのかということとか、あと、その為政者を「広島に来てください」と、ずっと呼びかけているその思いなどをちょっと伺いたいなと思います。

市長
 ただいまの質問に関しては、最後の質問の方にも答えが入っていたようなものですけども、今までの広島の立ち位置といいますか、世界の為政者の方に是非、広島に来ていただいて平和記念資料館の視察、あるいは、原爆死没者慰霊碑への参拝、更に、被爆体験証言の聴講等をしっかりやってもらって、被爆の実相をまず深く理解していただくということが、何よりも次のステップ、核兵器のない世界に向けての決意を固める上でとても重要な対応だと言っていますので、この度のロシアのプーチン大統領も、せっかく広島の近くまで来られるという情報がありますので、来ていただければと考えていて、他の政治指導者と同じようにできれば機会を捉えて広島・長崎を訪問していただきたいと考えています。ただ、色々な国際情勢がありましょうから、どんなタイミングで、どういった形で申し出るのがいいのかということを今、長崎とも調整しているところです。広島に来てほしいと言うのか長崎に来てほしいと言うのかそれも含めて両方の中間のような位置付けでもありますので、要請はしたいと思います。

記者
 アメリカのときは、長崎市長と一緒にアメリカ大使館も行かれたりされていたかと思いますが、東京のです。そういった対応を今後取る可能性というかその辺りも調整中ということですか。

市長
 それも含めてですね。先程も申し上げましたように、今の決定の話と実際の外交日程が、どうなっているかということもよく見させていただきながら、要請時期とその方法を含めて長崎と一生懸命、今調整しています。

核兵器の法的禁止に向けた核軍縮に関する国連作業部会での採択について

記者
 やや前になりますが、核軍縮に関する国連の作業部会についてお伺いします。国連総会の勧告という形になっていますが、3回の議論を通して法的禁止に向けた足掛かりになるというポジティブな意見もあれば、各国のそれぞれの思惑の溝が、やはり相変わらず鮮明化しているという議論もありますが、市長のお立場で、御自身も行かれていますが、今回の作業部会の議論というのは、どのように総括されますか。

市長
 この作業部会での今回の採択は、その採択された報告書の内容について、様々な意見が出るという、そのこと自体、私自身は、今秋の国連総会での議論の本格化の前触れというくらいのものと、受け止めていいと思います。そういった議論すらできないままに、核廃絶が進むのか「核兵器のない世界」に向けての事態進展があるのかないのかという議論が行われるよりか、具体的な対応というものを取り上げて、それを梃子として核兵器の禁止条約制定に向けての議論が本格化することを大いに期待しているところです。問題は、その前進の側面があるじゃないかという捉え方と同時に、引き続き核兵器を持っている国が、そういった議論に出ようとしていないという傾向がある中で、そういった事情を捉えて核兵器保有国、非核兵器保有国の溝が広がっていると、だから大変なのだという、そういった議論をやはり超えて前進させていくということが重要ですので、平和首長会議という立場では、今までも作業部会そのものにも出席し、核兵器保有国も出て、ちゃんと議論してくださいということを言ってきている立場です。ですから核兵器保有国も、持ってない国も同じテーマについて、しっかり話合いをして問題を受け止めて、いわゆる認識の共通化を図ることで、必ず前進があると思います。そのためにも幅広い市民意見はこうなっていますよと、だから、持っている国も持ってない国も共に、とりわけ持っている国が参加するということは今、大きな課題ですよというようなことを、しっかりと言っていければと思います。

記者
 加えてですが、今回の議論で日本政府の法的禁止に対する姿勢っていうのは、これ、また変わることはなかったと思うのですが、その辺りのところをどう思われるかというところと、あと、国連総会がまた秋にありますけれども、それに向けては、何かまた要望というか、議論を促すような内容の書簡を送ったりはお考えでしょうか。

市長
 まず、日本政府の考え方に関してですが、これについては、まず、こういったこと一連のものを含めて、核兵器のない状況を目指してあるべき姿を、どう関係国が作り上げていくかということ、そのための議論をしてくださいということを言っていまして、そして、それを行う際の一番のポイントは、被爆を経験しているこのヒロシマという都市を構成要因としている日本国政府が、被爆者の気持ち、ヒロシマの思いを受け止めて、「核兵器のない世界」に向けてのリーダーシップの発揮。そのための立ち位置とすれば、核兵器を持っている国、持っていない国の橋渡し役を、とりわけ両者が乖離している状況の中で、それを寄せて、両方の乖離をなくす立ち位置をしっかり維持してくださいと申し上げています。そうでなければ、この思いが通じないからということです。それに向けての全体の動きを加速させるために、まず当事者であるアメリカ大使館には、せっかくオバマ大統領がこちらに来て、「核兵器のない世界」に向けての具体的な取組を、まあ、任期が終わりになっているからということですが、国内事情等も考慮しながら、一定の具体的方策を打ち出していますので、それをしっかり進めるという状況を作っていけるように、発案当事者のアメリカ政府を、しっかり応援するというか、支持拡大をしていただくような対応をお願いするということですし、そういったことをやっていますから、ですから、そのヒロシマの取組を前提に、日本政府としても応援してくださいということを言ってきています。そして日本政府自身も、「核兵器のない世界」を必ず実現するという決意の下で、取組をすると言っていますので、その際の、いわゆる安全保障と言いますか、それとのバランスを取りながら、そのこと自体を否定するわけではありませんけども、より、目指すべき方向性は、「核兵器のない世界」を必ず実現するというこの思いに、しっかりとウエイトを置いた取組をしてもらいたいということを言ってきているつもりです。そして、それを言い続けるつもりですが、こういった状況が、長く出来上がるように、場合によっては、長崎と協議しながら、どんな対応をするかということを、しっかり考えていきたいと思っています。

サッカースタジアムの建設について

記者
 サッカースタジアムの問題についてお伺いします。4者会談の次回の開催見通しと、あと、次回までに、県・市・商(工会)議所で、その他の候補地についても、具体的な候補を整理したいということでしたけれど、現在の検討状況についてお聞かせください。

市長
 今、結論をまとめて言うと、正に調整中ということですけども、前回の4者での意見交換をした際に、新しいサッカースタジアムを整備していこうと引き続き努力するという、その点での一致はありましたので、今後は、候補地そのものが割れているので、その他の候補地の再検討も含めて検討した上で、早急に4者の意見交換ということですので、できれば近いうちに目標ということで、今、一生懸命調整を行っています。そして、今出ている二つ以外の候補地についても、できれば次の意見交換の場で、きちんと調整できる準備をしてやろうではないかという話をしているところです。時期と、それから、もう一つは、公開するかどうかという話もあるのですが、その辺も内容の進め方と合わせて、どうするのがいいのかということに、今正に詰めているところでして、それぞれこれに関しての意見をある意味で、関係者みんな、背負って出ているというか、応援者が皆いますので、そういった方々に対してのメッセージにもなりますから、どういった形で意見交換をするのがいいのかということも今調整していますから、公開・非公開の点も含めて、相談することをしています。もう少し待っていただければということです。正に今、佳境に入っている、そんな状況です。

記者
 市長がおっしゃった公開についてなのですが、サンフレッチェの久保会長は、次回、公開を望まれているようですけれど、今おっしゃった応援者も含めてというのは、サンフレッチェのサポーターへの公開という意味でおっしゃった。

市長
 いえいえ。そういった方々、皆さん、注目されているので、その公開の扱いということをどのようにする方が、関係者の納得を得やすい設定になるかということです。例えば、この意見交換の場の持ち方について、次回で何から何まで、細かいことまで全部決まるというパターンで考える場合と、基本を決めて、そして、基本の上にもう少し詳細なことをやるようにしていくとか、いわゆる何段階か回数を分けて、そうしないと作業というものは、この間に、双方の関係者が詰めて持ってこられないので、基本のところのすり合わせと、それから、ある程度、具体的な対応というのは、例えば、分けて考えなければいけない、あるいは、議論しなくてはいけないとなると、そういったものについて、皆さんが見ている中で、どういったやり取りで、皆さんにお示しするのが、いいかということを考えたときに、公開・非公開のやり方も工夫があるのではないかということを今やり取りしています。そういう意味です。

カープ優勝への期待について

記者
 今のカープがすごくいい調子で進んでいるのですが、市長は改めて、今のカープは、今期のカープ、市長にはどのように映っているかということと、地方都市のチームが勝つ意義について、そして、資金力が豊富でないチームが勝つ意義について、少しお伺いしたいのですが。

市長
 昨日の試合で、マジックナンバーが4になりましたので、ほとんど間違いなく、近日中にリーグ優勝が見込めるような状況になっていることで、まずもって、このカープの監督始め、コーチ、関係者の皆さん、選手そのものの取組の成果が、ここに結実しようとしていると。正に、25年間の時間を越えて、優勝ということは目前に迫っているということで、一市民としても、すごくうれしいことで、かつ、ある意味、直接、私が野球のゲームに参加しているわけではないのですけど、何となく広島人、広島市民であることで、誇らしい気分に、みんなに自慢できるというか、そういう心持ちでして、多分、多くの方、同じような思いを持っておられるのではないかと思います。そういう意味では、これも自分自身にとって生涯に忘れられない大きな、歴史的な出来事になると思っています。

 これからのまちづくりというか、今までもそうなのですが、これから、ますます重要となっていくまちづくり、地方創生などといわれていますけども、その地方創生のメンタルな部分での中心的な概念は、よく言われるのが、コミュニティーです。連帯意識と言いますか、自分たちのまとまりと言いますか、これは、自分たちのものだという意識が、どれくらい裾野を持って多くの方に広がっているかということと、その中身について、同じような方向性、ベクトルを持っているかで、その地域力に差が出る。そういうものだと思います。この点、カープに関しては、正に、その好事例で、カープ全体が、チームで役割分担が違う者が一緒になって一つの目標に向けて、かつ、その当事者とそれを応援する者が一体となって、自分たちの居心地のいい、すばらしい状況を作り上げたという、そのプロセスも共有していますし、それに伴う結果も出てくるということを今、実感していますので、こういった心持ち、あるいは、この状況を、個々の住んでいるまちの生活環境とかいうことにも、例えば、一緒になってやると、カープ優勝して、うれしいね。このカープを祝って、自分たちのまちをこんな取組をしてみようではないかということが簡単に出てくるのです。それは正に、地域力を活かす要因でもありまして、大いに、そういう意味でも、これがあるという、こんな類似のチームを持っている都市、日本広しといえども、私は広島だけだと思っていますので、そういう意味で大事にして、もっともっと皆さんが、一体感を味わえるようなものにしていくことをやれたらなと思っています。

記者
 昨年はカープ、ちょっと負けが続いた時期などもあったのですが、今期はずっと勝ち続いています。この強くなったっていう理由は何だと思いますか。

市長
 それは、私も誰かに教えてほしいです。色々な要因があると言われますけども、ある意味で抽象的に言えば、マイナスになるかも分からない要因を全員でカバーしている。つまり、個々の力をうまく、マイナス要因を補強するために一緒になってカバーしているっていう心理状況もあるし、実際のチーム編成もそうなっているということがあったりするかも分かりません。それから、ある意味では、前年の悔しさです。もう少しという状況になるときに、もし、前年だって、立ち上がり時期、もう少し勝ちを重ねていけば、(クライマックスシリーズに)行っていたのに、最後の、最後のとこで、うまくいかなかったと、そういう意味では、選手の皆さんのしっかりと反省っていいますか、事実をしっかりと捉えて、それに対処するための、何て言いますか、取組がしっかりできたということかも分かりません。あるいは、それを超えてある意味では、運がよかったという部分もあるかも分かりませんし、私自身は、そういったことよりか、むしろ、この勝てる、優勝する、優勝したという事実を大事にして、この力をむしろ、今後とも続けられるように、いつもいつも優勝とは言いませんけど、こういった盛り上がり、皆が一緒になって取組めるという、こういったムード、環境を今後とも継続するための取組を今から、市民を挙げて考えると、どうしたらいいだろうなと、それが、自分たちの生きる、生活するまちづくりのいいところに、つながっていくと思っています。

記者
 カープ関連で、いち早くクライマックスシリーズが決まって、恐らく、このままいったら、マツダスタジアムで初めてのクライマックスシリーズになると思いますし、日本シリーズも挙げたら、日本シリーズも初めてになると思うのですけど、マツダスタジアムで最後まで戦えるということ、試合があるということについては、どう思われますか。

市長
 今申し上げたことに尽きるのですけど、もう一つ、より具体的なうれしさの要因を申し上げると、(Mazda)Zoom-Zoomスタジアム(広島)は市が造っていまして、指定管理ということで、今のカープに、松田さんのところに運営お願いしていますから、当然お客さんが集まると収益事業体としても、しっかりした稼ぎができます。それで、できた分は市の色々な意味で、取組をするための財源も確保できますから、そういった意味では、さっき申し上げた心の好循環プラス、金銭面での好循環も大いに期待できるということでありまして、「ヒト・モノ・カネ」3拍子そろって、いい循環ができる、絶好の機会と思っています。

広島大学旧理学部1号館の保存活用について

記者
 広島大学の旧理学部1号館の保存活用についてお伺いしたいのですが、先般から有識者の懇談会で具体的な議論をされていますが、改めて市長として、(旧)理学部1号館の保存活用について、どのような考えでしょうか。

市長
 元々、市の考え方として、あの一帯を「知の拠点」にするという目標を掲げて具体化するに当たって、どういったアイデアがあるかということをお聴きするために、今、皆さんに議論していただいている。地元の代表の方とか、それから、学校に関係するということで先生方も入っていただいて、(保存活用)するとすればどんなのがいいかということで、経過の中で出ている御意見は、いずれも、もっともだということであります。ですから、どれに偏ってこれ一つやるというのではなく、出されている意見をうまく調整して、それらの希望や要望が加味された形で施設が整備できるようになればと思っています。後は、そういったことをやっていく上での財源調整といったものが、どこまで可能かということを早く皆さんの意見を収れんして、一定の方向性を出した上で、次なる調整・検討に入れればと期待しています。

記者
 一点、確認で、市長がおっしゃった知の拠点構想という意義付けとともに、被爆建物という意義もあると思うのですけど、被爆建物の特性を活用策でどのように活かしたいとお考えですか。

市長
 被爆建物全体が、もちろん被爆建物ですけども、今、出ている意見は、全部そのまま残すという案でどうでしょうか。E字型の一部を切り離して残すのはどうでしょうか。あるいは、前面だけを残すのはどうでしょうかと。ざっくりと、そんなぐらいの範囲の中で、どれが皆さんの、いわば要請に叶うかということと、同時に被爆建物でありながら、有効活用するということがあって初めて知の拠点にふさわしい施設群になるという整理になるのではないかと思うのです。ですから、被爆建物としての残し方も、当然それに伴う財源措置との見合いになりますから、そういったものを調整するためには、どの辺りまで残すのがいいのかとかいう議論を整理していただけたらと思っています。

※( )は注釈を加えたものです。

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