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ページ番号:0000013023更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

2014年10月31日記者会見「第26回広島市災害対策本部本部員会議の概要」

動画は下記からご覧ください。

(「広島市動画チャンネル(市長記者会見)」のページへジャンプします)<外部リンク>

市からの発表案件

第26回広島市災害対策本部本部員会議の概要について

市長 コメントを2点ほど言わせていただきます。

一つ目は義援金の第2次配分決定についてです。昨日、広島市8・20豪雨災害義援金配分委員会が開かれまして、義援金の第2次配分の決定がなされたというところです。この度の豪雨災害に際して、市内外各地から、多大なご支援を頂いた。そんな中で、義援金が本当に多く集まりました。誠にありがとうございます。

これまで本市に寄せられました義援金は、昨日現在27億円を超えておりまして、この多額の義援金をできるだけ早く被災者の皆様にお届けしたいと思ってきた中での決定でした。

9月9日に行いました第1回配分委員会では、第1次配分として一律5万円の配分が決定されて、そこに県の義援金が緊急配分ということで、合わせて10万円の配分手続きが進められておりますが、これまでに3千世帯以上からの申請を受け付けておりまして、順次支払いが行われている状況にあります。

昨日の第2回の配分委員会では、本市に寄せられました義援金に、広島県の配分委員会で決定された10億円の第2次緊急配分を合わせて、約39億円の義援金についての第2次の配分方法等が決定されたという状況です。

この第2次配分、昨日の決定結果を見させていただきますと、家屋の損壊等のために日常生活等に支障が生じている世帯に対して行いました第1次配分の対象者に対して追加配分するというようになっていまして、例えば全壊家屋には500万円、半壊家屋には250万円などの被害の程度に応じた傾斜配分がまず行われておりますと同時に、死亡者に関しましては500万円といった人的被害に対する配分も行っております。

さらに加えまして、被害が大変だったということで、第1次配分の対象になっていなかった被災者や公的支援が十分届いていないなと認められる方にも配慮した配分になっておりました。

第1次配分、第2次配分において、被災者を幅広く捉えて配分がなされること、それから他の大規模災害の義援金の配分事例なども考慮し、最大配分額も厚みがあるものになっています。この義援金の配分が、被災者の皆様の早期の生活再建につながるものであればありがたいなと思っています。

そしてもう一つは、第2次配分後、残額が生じるようなことがあれば、その残額と今後新たに寄せられるであろう義援金、これについての取り扱いも示されております。これまでのものが、被災者に対する支援という設定でありますが、その枠を超えて被災地域への支援も含めて幅広く活用方法を検討するというようなことが決定されておりますので、この示された考え方は妥当な判断じゃないかなと考えています。

なお、第2次配分の受付の手続きは、具体的な内容につきましては、確定後公表というような決定になっておりますが、確定次第、担当課から情報提供することになると考えております。

もう一つは砂防事業等の推進体制の確立と言いますか、強化という点です。11月1日をもちまして、下水道局の河川課に新たに砂防事業推進担当課長を置くとともに職員を増員いたしまして、砂防事業などの推進体制の強化を図ることにしております。

当該担当課長以下の主要な業務ですが、まずもって引き続き緊急砂防事業を推進するということをしっかり支援していくとともに、今年度から指定される土砂災害警戒区域等に係る警戒避難体制の整備等を進めるという役割も持っております。

さらに、広島県と市で行うことになっております、急傾斜地崩壊対策事業の更なる推進を図るという役割も持っております。

土砂災害防止対策は、本市が目指しています「安心・安全なまちづくり」をしっかりとやっていくために、極めて重要な事業ですので、一層推進に力を入れていきたいと考えております。

市政記者クラブからの代表質問

避難対策等検証部会について

記者 3点伺いたいのですが、まず1点目。10月29日にあった土砂災害の避難対策等検証部会の会合で、約2時間前の午前2時半の段階で避難勧告の判断ができたという指摘などを盛り込んだ案を、中間とりまとめの骨子が示されました。それらについて市長の受け止めをお聴かせください。

市長 この指摘に関して、検証部会がまだ開かれている、継続中のものですので、私自身は中間報告がしっかり出されて、あるいは最終報告が出されてそこでいろんなことを判断していかなきゃいけないというのが基本認識でありますけれども、途中経過の中での、今言われた2時半頃の指摘の件についてだと思うんですが、指摘内容を議事録等で確認するか限り、検証部会で指摘されました2時半頃というのは、あくまで理論的に危険性が判断できたであろう時間というように言われております。それは今の時点で振り返ってみれば、可能であったんじゃないかなというご指摘だと思います。

その一方で、実際その日に2時半頃に避難勧告を今となってすべきであったかどうか、こういう点からの考察は別途議論するというような整理がされていますので、可能性の話と、「べき」論といいますか、それが区分けされた形での議論展開になっていますので、今申しましたように検証部会での全体の議論結果を待って判断する必要があるなという思いです。

いずれにしても、検証部会での結論を踏まえた上で、必要となってくる対策をしっかり講じていく、そしてそれにおいてマニュアルを見直すことをやらなければいけないなという思いです。

記者 中間取りまとめ、まだ骨子案の段階ですけれども、マニュアルに沿っていたかどうかという判断については、一部はやっぱり、おおむねは沿っていたけれども、沿えていないところもあったというところが、ほぼ検証部会の中の総意として固まっていたと思うんですが、このような指摘を受けたことについてはいかがでしょうか。

市長 まさに議論が深まっているなというように受け止めております。骨子ですから、それまでの議論を踏まえてどんな点に言及しながら最終取りまとめを、中間報告に向けてまとめていこうかということを検証部会の皆様が確認しながら作業されている中での確認事項として浮き上がってきたという項目だと思うんです。そこでの項目ですから、必ずや中間報告、あるいは最終報告で言及される問題点であろうという受け止めをしています。

ですから、先ほど申し上げましたように、それが最終的に指摘の内容になったときは、きちっとした対応ができるように、今から心構えをしっかりして臨むようにしとかないといけないかなと思っています。

記者 市長も発生当初からこの検証部会の結論を待ってから改めてご自身としての考えをということをおっしゃっていますが、具体的には中間取りまとめがまとまった時点である程度そういう場を設けることを考えてらっしゃるのか、あるいは最終報告まで待った上でという見通しなんでしょうか。

市長 報告の状況次第です。中間報告を出していただいたその指摘などを受けて、その内容に沿ってすぐに対応すべきもの、あるいはしないといけないものというのがあれば、それについての対応をどういう形でするということをお示ししなければいけないと思います。

その報告の内容次第に応じてやっていく。当然、先生方の整理の中で、初めに申しましたように、直ちにやるようなことと、少し長期的な視点で考えるようなことも考えながらお願いしますという言い方をしていますので、それに応じて適宜、的確な分析なり議論を進めていただいて、適切なご指摘をいただけるんじゃないかなと思っています。

記者 すぐにでもできるものは対応したいと、これまでいくつかのマニュアル等にご意見とか問題点が委員の方から挙がっていたと思うんですが、市長としてそれが踏まえられて、すぐにでも対応できそうだなと現状受け止めていらっしゃるのは、例えばどういうものが具体的にあるのでしょうか。

市長 それは報告が出てからにさせてもらえますか。いろいろ思考はしていますが、まだ具体的に部下に指示を出しているわけではありませんので、しっかりと整理した上でやりたいと思います。

当然やるとなれば関係部局もいろんなところが当たりましょうし、場合によっては予算措置の仕方も関係してきましょうから、ちゃんと整理した上でお示ししたいと思います。

サッカースタジアム検討協議会について

記者 サッカースタジアムの検討協議会についてですが、議論が最終段階を迎えています。今、3か所に絞り込んで最終報告が来月ある予定なんですが、現在の検討状況に対する受け止めと、改めて協議会に期待することについてお聴かせください。

市長 29日に開催された協議会での素案を見ました。素案によれば、3か所言われたように中央公園自由広場・芝生広場等というのが一つと、旧市民球場跡地が二つ目、それから広島みなと公園、この3か所についての総合評価あるいは最終取りまとめの素案というものが出ているようです。

そこで、今後の流れということで見ますと、次回の協議会でまとめの議論があるということになりますので、私とすればこの協議会、昨年の6月に設置されて以来、1年半にわたる議論、成果が出てくる大詰めになったなというのが受け止めです。

期待ということになれば、もちろんこの昨年6月にこれを設置したのは、多角的な観点からしっかり議論していただいて、最終取りまとめをやっていただきたいとお願いしますし、そんな中で三浦会長も「最もふさわしい場所を示せるようにしたい」というように言っていただいていますので、最適な候補地を含めて、実現可能性の高いご提案をしていただければなと期待しています。

記者 一昨日のサッカースタジアム検討協議会において、広島市側に説明の不手際があったことに関する質問です。広島市の担当者の方が、スタジアム建設に対する国の補助金(社会資本整備総合交付金)について説明された際、中国地方整備局に問い合わせた見解として、「現在の公園の交付規模を大幅に上回ることは非常に困難」との見解をもらったと報告されたんですけれど、しかし、事実は正式な確認をしていなくて、中国地方整備局の見解とも違うということで、整備局側から市にクレームが入って市側が謝罪したという経緯がありますが、このような協議会の審議をミスリードする(誤った方向へ導く)ような重大な、フェアでないことをされたことについて、どうお感じになりますか。

市長 謝罪するというようなことがあったんですか。今、謝罪したと言われたけど。

都市整備局次長 ございません。

市長 いつあったんですか。謝罪したっていうのはどこで。

記者 昨日です。

市長 どこで。会議の場であったんですか?

記者 地方整備局です。会議は一昨日です。

市長 整備局が謝罪したんですか。

記者 中国地方整備局がクレームを入れて、市側が謝罪したということです。

市長 市が中国地方整備局へ謝罪したんですか。

都市整備局次長 そういう事実はございません。

市長 私は聞いてませんけど。会議の場での謝罪があったということではないんですね。

記者 そうですね。

市長 役所と役所の間で謝罪があったと。

記者 そうですね。

市長 それは報告を受けていませんけども、まず事実を確認したいんですが、あったんですか。

記者 ありました。

市長 今あったって言いましたけど、職員はないって言っていますけど。

記者 ないんですか。私は中国地方整備局からそう聞きました。

市長 私は聞いておりません。ただ、あったかなかったかは別として、謝罪とかということを、会議の場の話と、役所間のやりとりとを混同するのはよくないと私は思いますけども、その上での話かなと思うんですね。私は、職員から当日の会議の状況の報告を受けている範囲では、社会資本整備総合交付金についてのコメントを協議会の場で担当職員が加えたという事実は報告を受けております。その報告の内容が、ひょっとしてそこの謝罪というふうに誤解されるようなやりとりであったのかも分かりません。

ただ、報告を受けて自分なりに事態を判断したところ、次のようなことではないかなと受け止めたのです。すなわち、国から出すことになっている社会資本整備総合交付金というのがあるんだそうですけれども、これがどういった事業にどれくらい配分されるかというのは、これは自治体の方が国にお金を要求するわけですから、これこれこういうお金が要るということを国に申請して、それを受理した国が各事業年度ごとに国家予算を配分するときに決定していくという手続きの中でその判断が示されるという性格のものだというのが第一点です。

従って、そういったお金が交付されるのかどうかという質問があるっていうのは事実でしょうから、仮に協議会の場で、出るのかどうかといった質疑とか疑問が出たとしても、具体的にそういったものを判断できる状況には、制度的にはありません。

つまり、感想とか、こういう仕組みになっているけどこんな状況だということはあるにしても、具体的なものが役所と役所の間でやり取りされていないわけですから、結論が出ようはずがないわけです。そういうふうに受け止めました。

従って、もしやっているとすれば事務局の説明というのは、その担当者が、協議会でのやり取りなどを踏まえながら、こんなやり取りがあるよ、だからどうなんだろうというようなことを、一般論として聴くというのは大いにあると私は思っています。

その一般論を踏まえた回答などを考慮して事務担当者がコメントを加えるということはままあるのではないかなと思います。それは別に手続き違反でも何でもないことだと思うので、役所間でそれについて、先ほど言われたようなことがあるというのは想像がつかないので確認したわけです。

ですから、ご指摘が、仮に調整済みになっているような発言であったというように受け止められたとしたら、調整ができる性格のものではないので、事務局が今後、事務局として答えられないような質問が出たときに、十分注意して、ものの性質を考えた上で対応していかなければならないと思います。

記者 要するに、中国地方整備局は、「国との見解の相違がなぜ生まれたのか、広島市に遺憾だと思うと伝えた」と言っているんですよ。そういった、中国地方整備局の見解とは違うことを協議会の中で言われているんですよ、広島市は。

市長 そうであれば確認いたしましょう。ごめんなさい、私自身が認知しておりませんから。

記者 それも、市の幹部のオーソライズされた(正当であると認められた)発言と受け止めていますから。

市長 誰が受け止めているんですか。あなたが受け止めているんですか。

記者 そうですね。

市長 確認させてください。そういう事実関係があったかどうか。

記者 さっきの結果なんですけど、結局要するに…。

市長 確認してから答えさせてください。仮定ですから、私自身確認ができていませんから聴かれても答えようがありませんので時間をください。

記者 このご質問は今朝、広報を通して事前にお調べくださいと言っているわけですよ。

市長 その範囲での報告は、今、申し上げたとおりの報告を受けていますので、申し上げたつもりです。今お答えした中で、職員から聴いてお答えしておりますので、今のようなご質問に答えるだけの情報を得ておりません。まず事実関係からして違いますので、言われたように詫びたとか詫びないというような趣旨の発言に聴こえますので、そういった事実はなかったと受け止めています。

記者 市側が協議会で説明された、中国地方整備局に問い合わせてこういう見解をもらったというのは正しかったということですか。

市長 そういう言い方はしていません。よく聴いてください。確認できていないと申し上げたんです。わが職員が中国地方整備局と言われたようなやり取りをしたというような情報を得ていませんので、聴かれてもそういう答えはできないということです。

記者 先ほど何かおっしゃいましたよね。

市長 私の言ったことよく聴いておいてください。同じことを言う必要はないと思います。もう言いましたから。私の聴いた範囲のことは申し上げました。

記者 市民が聴いて納得できるような答えになっていないと思うんですけど。

市長 市民がどうか知りませんけど、質問されたことについて答えているつもりですけども。

記者 協議会で市の担当者が述べられたことは正しかったということですか。

市長 先ほど申しましたように、事務局の説明は、これまでの協議会でのやり取りを踏まえ、社会資本整備総合交付金について、中国地方整備局に問い合わせた際の回答などを交えたコメントとして発言したと受け止めております。

そのコメントの加え方について、問題があるということであれば、事務局として今後、十分に注意してコメントを加えるようにしなければならないと申し上げたところです。だからどういう誤解があるかについては、私は別としても、誤解があると言われればありますので、誤解を受けることがないようなコメントを加えるべきだと思うと申し上げたつもりです。

誤解の内容について私が認識するかどうかというのは別でして、誤解を受けることのないようにすべきだと申し上げたつもりです。

記者 誤解を受けたということですね。

市長 誤解を受けたと言われているから、そういうことのないようにしてくださいと申し上げているんです。

記者 それが誤解だったのかどうかということが問題なんですよ。

市長 だから誤解は発言される方の判断でありまして。

記者 誤解っていうのは解釈する方が誤っている場合のことですから。

市長 でしょ。

記者 じゃあ正しかったということなんですか。

市長 分からないからと申し上げているんです。正しかったかどうかの証明ができないからと申し上げているじゃないですか。

記者 そこが重要な点なんです。

市長 ですから、会議を私は見ていませんから、調べさせてくださいっていうのを私は申し上げているんですよ。事実関係はどうかということをですね。

記者 お調べになってないということですね。

市長 議事内容の報告は受けましたよ。

記者 事実関係を、市がもう一度確認した上で、こちらの方にお答え願えますか。まだ事実関係自体がはっきりしないところが、結構食い違いもありますから。市長コメントもそれが分からないと出せないということでしょう。

市長 そうではなくて、議事報告を見ると、会議でのやり取りは分かっているんです。言われたのは、会議の場と違ったところで、役所同士で何かあったと、それは調べよう、この記録では出ていませんよということを申し上げている。それを捉えてどうこうしろというのは違うでしょうと申し上げている。そこは分かっていただかないと困ります。会議の場の話じゃないでしょう、今言われたのは。違いますか。役所同士で謝ったとか、詫びたか詫びないとか、そういうふうに言われたように聞こえたので、会議の場であったんですかと言われたら、それについてお答えせずにおられるから、会議の場ではなかったんです。

記者 議事録は残っているんだけど、その中にはそういうことは一切ないと。

市長 地方整備局と市役所がどうこうしたというのは、会議の場の外の話ですよ、どう考えても。それがあったって言われるから、それはないんじゃないですかと申し上げたんです。

記者 それは一点です。

市長 それ以上でも以下でもない。だから、その外の話をここでされても、答えようがないですよということを申し上げている。

記者 協議会できちんと確認されてないことが、おかしな話になるんです。協議会で市側が述べられたことが。

市長 だからそれは、そういうふうに言われるような誤解がないようにコメントを加えるべきだと思っていますと申し上げたんです。それは誤解じゃないかと思いますから。事実関係が分からない人間にとってそう言われても困るわけですから。

記者 言われてることはよく分からないですけど。

市長 分からなくはない。私の方こそ質問の意図が分かりません。

記者 それが事実なのかどうかということです。

市長 だから、地方整備局と市がやったことが事実かどうかは、先ほど言ったように調べますということです。協議会の方は分かりますよ。議事報告を見れば分かるわけですから。

記者 それでは、地方整備局に確認されて、回答をもらって、事実として協議会に説明されたということなんですか。

市長 そう言ってないです。ちゃんと言ったことを聞いてくださいよ。そのやり取りをやった後の話と、協議会であった話とその後の話を混同しないでいただきたいと思います。

記者 誤解を受けるとおっしゃいますけど、これは、補助金がほとんど出なくなるというような話なのか…。

市長 制度補助金として、どういう性格でどういうものが出るのかという性格の話と、それについての、制度として運用されている際の…。

記者 ちゃんと問い合わせをしないと結論の出ないもの…。

市長 ちゃんと聴いてください。私の説明をちゃんと聴いていただいてますか。個別に判断するのは、具体的なものを国に要求して、予算化する時でないと結論が出る性格のものではないと。ですから、それがない間に、それが出る出ないの答えが出るような性格のものではないと申し上げているんです。

だから、それを協議会の場で議論するときに、それについて結論が出るかのごとき答えをするというのは誤解を生じるから気を付けましょうと申し上げたんです。そこ以上でも以下でもありません。制度論ですから、個別具体的にイエスとかノーとか答えられるような性格のものではないと申し上げた。それ以上でも以下でもありません。

記者 それが結果的に及ぼす影響ですよ。

市長 影響も関係なく、事実としてそういうことを申し上げているわけです。

旧市民球場跡地の活用策取りまとめについて

記者 サッカースタジアム関係で、旧球場跡地も候補の一つになっていますけど、この整備計画について、緑地広場などにする計画をまとめつつありますが、今月末にまとまるという予定でやっていらっしゃいました。スタジアムの検討案の比較の上でも途中経過を出して比較していくべきものだと思うのですが、現在どうなっていますか。

市長 現在の進捗状況ですか。

記者 はい。

市長 これは今、外部に委託しておりまして、その作業が進行している状況だと認識しております。

記者 いつまとまるんでしょうか。

市長 これについてはまだ現段階では、いつというところまで言える状況ではありません。もうしばらくかかるという状況です。予定では、近々でしたかね。

都市機能調整部長 いろんな作業段取りをこちらから指示して、業者に作業してもらう、一連の作業に少し時間がかかっていますので、もう少し時間がかかるということで考えております。

市長 もともと委託している業務は、活用策をどういうふうにするかという判断を固める前の、いろんな方に分かりやすい素材を検討するということで予算を付けて、議会を通って動き始めたものなんです。ですから、この素材をまとめた上で、次の最終段階の活用策を考えるというものなんですけど、絵図面等の作成もお願いしていて、みなさんが見て分かるようなものというような作業依頼をしておりますので、それの作成にもう少し時間を要するということを委託業者から報告を受けているという状況です。

記者 サッカースタジアムの協議がオープンで行われていて、緑地広場の整備の方が途中経過が全く出ないというのは、非常に分かりにくいところだと思うんですけど。

市長 これについては、従前からの作業経過で多くの方にご了解いただいていると思いますけれども、球場跡地全体の活用方策については、どのようなものにするかという議論を立ち上げて、私が市長になって、時間をかけて機能を示して、その機能から次にどのような機能に合ったものを作っていくかという段取りを示す中で動いております。

その球場跡地全体のイメージを最終的に出そうという議論の途中で、機能より、サッカースタジアムをそこに造るという考え方も比較考量しないと、市民の意見として納得いかないんじゃないかというご意見が出たので、サッカースタジアムはサッカースタジアムとしてどんなものにするか、もう少し具体化した案をきちっと醸成しようじゃないか。その具体化した案と、そしてそれがしかも、球場跡地に造らなければいけないという案が出たときに、比較できるような準備を球場跡地全体のイメージ作りと同時並行でやっていこうという作業の中でやっていますから、この作業手順そのものについては議会にも承認いただいて、問題があるとは思っていません。むしろその手続きを、この数年の経過を理解していただければ了解いただけるような状況ではないかなと思っております。

記者 最終報告の時期が少し後ろにずれて、来月めどなんですけども、事業判断のタイミングっていうのはどういうふうにお考えでしょうか。

市長 ずれれば事業判断もだんだんずれていくということになります。当然、ちゃんとした結論が出なければ、見切り発車できません。比較考量できませんからね。

記者 いつごろっていうふうなお考えとかはありますか。

市長 そのサッカースタジアムについての扱いがどうなるというのがあり、そして、今申し上げたイメージの方と照らし合わせる。イメージというのはある程度、こんな機能というものが出てまいりますから、それとそれを比較するという作業ですから。両方がそろったところでお示しするということになっています。そのいずれもが、欠かせません。ここでいつまでということはちょっと言えない状況だということは今申し上げたいと思います。

比治山公園の再整備について

記者 広島市が被爆100周年を見据えた「まちづくり先導事業」として比治山公園の再整備を検討しているとの報道がありました。この比治山公園の再整備を先導事業として位置付けられた思いと、具体的な整備内容について教えてください。

市長 比治山公園の再整備というテーマそのものなんですけども、はっきり申し上げて、具体的にどんなものだというものは、私自身まだ手にしている状況ではないんです。

ただ、比治山公園の再整備ということをテーマとして物事を考えていきたいということは、もうすでに実は表明しているつもりなんです。それは、今年の2月の段階で、来年の被爆70周年に向けてさまざまな対応を考えているけれども、その中では大きく二つ柱を立てて、記念事業というものをやる。周年的な事業です。それともう一つは、例えば、目指すべきまちをイメージして、その実現に向けたまちづくりの先導事業、そんなものを取り掛かるというようなものもあっていいんじゃないかということを言った中で、例えば比治山公園をターゲットにして、考えていくということもあっていいんじゃないかと申し上げているつもりです。

そのときの問題意識は、100年という流れ、これから考えていく中で、元々比治山公園が桜の名所で、歴史的には御便殿(ごべんでん:明治天皇の休憩所の移築が行われた広場)、そこを記念する広場があるということで、戦前から市民に親しまれているという場所であるということもあります。

それから地形的にも現代美術館とかあったりしますけれども、あそこから見ると、瀬戸内海、海も見えます。緑豊かな山も見えます。町並みも見えますよね。ですから広島を眺望するのにすごく最適な場所だと思うんです。そうすると、歴史的な意味付けと自然的な環境、ロケーションをうまく活用すれば、都心部の魅力づくりを立体的に味わえる場所にできるんじゃないか。そういう意味では私にとってすごく魅力的な拠点じゃないかなと思うんですね。

だから今あるあの比治山公園を、なんとか再整備するということを考えようじゃないかと言っていまして、関係部局にさまざまに検討してみてくれというのは指示しているんです。だけど、どうやっていますというのはまだ私のところに報告が来てないんです。いろんな担当者がやってくれてると思っています。そんな状況です。

だからいろんな夢を描いてもらって、それでみんなで、少し議論して、いいものを考えたいなという状況です。そういう状況ですが、今具体的にどうこうというのは正直言って、確たるものはないという状況です。

その他の質問

保安林内の無届伐採について

記者 広島市が保安林を無許可で伐採したということが発覚していますが、それについての市長の受け止めをまず聴かせてください。

市長 これは、事実の報告を受けまして、非常に申し訳ない対応だったというのが私の受け止めです。事実経過を少し見ましたが、新聞等に載っていたとおりで、ただ、思いは、権現山を市民に親しまれる山にしたいということで、桜を植えようじゃないかという、そういうことを平成9年くらいからずっと続けてきてた。それを植えるために木を切るという、まずその行為自体は普通のことなんでしょうけど、ただそこが森林法に基づいて、規制のかかっている区域だということの確認、そういう事実をしっかり把握していない、従ってその申請手続きもしていないという中で、相当長期にわたってやってきた中での問題だったと思います。

この度、こういった土砂災害というような災害の中で、森林法の基本的な使命といいますか、保全するということはいろんな意味での治山・治水にもつながるとか、水資源とか、いろんな循環系の生活形態を良くするというような、そういったところにも基づくという軌跡があって確認できたということだと思うんですけども、こういうことが二度とないように、こういった事業を実施するに当たっては、我々役所の人間ですからね、よくよくそれに関わる規制内容を確認して、それに沿った手続きをしながらできることをやらなければいけないなと。いずれにしてもいろんなものについてのさまざまな規制をまず、ルールというものについての確認を怠らない、確認をした上で、今の取組をすると。決して慎重にという訳ではなくて、いろんな意味での調整が施されているものについて、丁寧に対応するということをやっていかなければいけないと思います。

記者 追加ですみません。少なくとも去年の春には市長も分かっていたのではないかと思うんですけども、長期にわたって法令に違反している状況というのがあったわけですが、公表しなかった理由というのはなぜなんでしょうか。

市長 実はすみません、公表については、この事実は私自身もつい最近まで把握してなくて、今申し上げたような事実関係を指摘されて、指導する立場の窓口と現場で調整をし、(広島県のご)指導に応じた対応ができたからいいんじゃないかとうような判断を(所管課が)どうもしていたようなんです。

それで現場での判断で処理がされておりまして、そういった事実関係があったということも、私のところまで実は、先ほど申したようについ最近まで上がってきていなかったというのがありました。

ですから、それは多分に、いろんな規制とかルールがあることについてのチェックができていなかったことについて、それがどれほど重大な背景・問題があるかということの、ひょっとしたら認識が薄くて、(意識が)高ければ当然、私のところに上がってくると思いますので。そういう意味を込めて、さまざまな物事をやる上でのルール・規制についてしっかり確認して、そのことの重大性、それもしっかり認識することを職員にしっかり徹底するとういうことも同時に要るんじゃないかと思います。

記者 具体的に上がってきたのはいつで、現場で判断したことについて、市長は適切だと思っていらっしゃるのか、それとも不適切だと思っていらっしゃるのか、どうでしょう。

市長 報告が上がってきたのは、マスコミ等に取り上げられて、こういうのがあるけども、どうなんだというような議論になってからでした。された中身については、結果論ですから、本当はそういうルール違反ということをやっていること自体問題ですけども、指導に沿って復旧をし、現時点においては問題が出てないということについては、ある意味では一安心しているという状況です。

記者 最後、あと今後、その担当した職員、関係した職員等の処分というのは考えられているんでしょうか。

市長 処分といいましても、平成9年度からの行為ですから、たぶん現場で担当した職員等も退職して、おられない。むしろこれは、個々の人の問題というか、幸い今大事に至っていないということもありますけども、今後こういったことのないような体制にしていくということの方が私は重要だと思っています。

強靭ワイヤーネットの整備について

記者 今日の話で恐縮なんですけども、国土交通省が被災現場に金網のようなネットを今日整備しました。あくまで暫定的なものではあると思うんですけれども、こういったものが整備され始めたことについてはどのようにお感じになってらっしゃいますでしょうか。

市長 ネット等の対応は、国交省の方からTEC-FORCE(テックフォース:国土交通省緊急災害対策派遣隊)の方が来ていただいて、応急復旧のための対応をするという一連の流れの中で、ワイヤーを張って警戒を発するということでの事前避難措置は施したんだけども、もう一段、より強固な砂防対応をしておく必要があると、そのために比較的安価で、早めの対応をするということもやりたいと言われておりまして、それは非常にありがたいことだと受け止めていたんですが、それが実際にしていただけるようになったということで、ありがたく受け止めております。

※ ( )は注釈を加えたものです。