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ページ番号:0000013008更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

2014年08月29日臨時記者会見「集中豪雨災害への対応について」

動画は下記からご覧ください。

(「広島市動画チャンネル(市長記者会見)」のページへジャンプします)<外部リンク>

集中豪雨災害への対応について

市長 それでは、先ほど開かれました第11回の災害対策本部員会議の概要を説明をいたします。

今日は、西村副大臣、松本政務官、知事がご出席いただいてという中で行われました。基本的な認識は、今日のお手元にある数字でも分かるんですけれども、行方不明の方が2名に減ったということで、行方不明者の方の救済ということも当然引き続きしっかりやりますが、これからの復旧・復興、そして避難されている方々への対応に重点を置いていくというステージ(段階)になっているという基本認識になりました。

その上で、こういった支援を的確に行っていくために、個々の方の状況なり要望をしっかり把握してフォローアップするためのデータ整理であるとか、体制を作っていこうということになりました。

今やっています諸々の作業を統合して、全体が俯瞰(ふかん)できるような作業をやっていこうということで、来週半ばくらいから、1週間かかるかも分かりませんが、少なくとも来週中にはそういったものにしていこうと、早急に着手しようということです。

とりわけ、それをやる中身の話としては、全体の進捗状況、それぞれ部署ごとに作業は進められておりますので、全容を整理して再確認する。それを前提に、今後進める作業段取り、作業工程を徹底していくということに力を置いていこうという話です。

そのための体制、国・県・市がいろいろなチーム編成をしておりますけれども、それを機動的に動かしていくための議論ということが行われたというのが全容です。

それと同時に、もう一つ重要なポイントは、避難している方々が、本当に長期化しておりますので、様々な面での不自由があります。きめ細かな対応をより徹底するということ、そのためには行政のやっている情報を浸透するようにする。どこまでやっているか、何ができるかということをよくお知らせして、その中で、不安感、不満を可能な限り取り除けるような丁寧な対応をしていこうじゃないかというような話になりました。

今やっていることの再点検をしながらやっていきます。地域の方々のご協力も当然得ながら、やっていこうという話になったかと思っております。

あとは、冒頭のあいさつで西村副大臣等が言われておりますので、フォローしていただきたいと思います。

私からはコメントということで3点ほどお伝えいたします。

一点は直近の対応ですけれども、その会議の中であったんですけれども、県営住宅、緑ヶ丘に大きな石がありまして、それの破壊作業を自衛隊の方が今日から取り掛かるということであります。

作業は少し時間がかかるということで8時から18時の間ということなんですが、多分、大きな音とかいたしますので、ご容赦いただきたいということで、関係者の方の周知をしっかりしていただきたいと。

予想外の音が出たりということで、ご迷惑が掛かるか分かりませんが、これをやらないと、あそこの復旧がままならないものですので自衛隊の方でやっていただくことになりました。それが一点のご報告です。

もう一つは、この中でもあった、災害の廃棄物等の処分に関しての情報提供です。大規模な土砂災害に伴って発生しました災害廃棄物を出島地区に搬入することにつきまして、実は昨日の市議会の中でもご報告したんですが、昨日の午前中に、地元の関係者の方と基本的な了解をいただきましたので、がれき類につきましては、「広島港出島地区廃棄物等埋め立て処分場」に、また、土砂は「広島港出島地区埋立事業地(第3工区)」に、それぞれ搬入することを決定しました。

一連の進め方ですが、まずは廃棄物を仮置き場に置く。この(仮置き場の)数は、今のところ数は7ということを昨日申しましたけれども、これが大分一杯になってきていますので、もう少し仮置き場を確保することを一方でやってまいります。

そしてその仮置き場を確保した上で、今度、最終処分場に決定しました隣接地今のところそこはメセコン用地となっておりますけれども、そこの一部に廃棄物の分別プラント、大量なごみでありますし、そしてこのいろいろなものが混ざったごみを廃棄物を埋め立てる方と土砂等を埋め立てる方に、しっかり分けて埋めていかなければいけませんので、その処理をするためのプラントを造らないといけないだろうということになりました。

それが完成した後に、仮置き場にあるものを持ち込むわけですが、ただ、ここで全部作業をということは大変ですので、可能な限りは仮置き場で大きな流木等を、目についたものは分類して、ざっくりすくいあげてこちらに持ってきて、プラントで、さらにがれきと土砂を分類する、そんな作業段取りを考えております。

そうすると、最終処分地の直前のプラントの設置なんですけれども、このプラント建設は、大型の装置で、1日や2日でできるというものではないです。これはもちろん急ぎたいんですが、今段階の見込みですと4カ月は要するという巨大なものです。

ですから、これをまず造り上げて、そこに向けて仮置き場から搬入していくという段取りを考えております。このプラント建設は「なるべく早くしてくれ」ということで対応していきたいというのが現状であります。それが一つであります。それが土砂関係です。

それから、避難者の方への対応としてのホテル等の二次避難所の開設ということです。今、避難所となっている場所について、学校を開校しながら、避難者の方との調整というのが、なんとかできるようになってまいりました。

そんな中でまだ未調整というのが、最後の資料を見ていただくと、梅林小学校、9月1日以降ということで日付が確定しておりませんものですから、ここを少してこ入れしようということです。

ここでは別途、県営、市営住宅等を提供するということで、家の全壊、半壊した方々を中心に、そうでない方も申し込んでいただいていますが、そちらへの避難者を誘導しながら、それに漏れる方は、主に自宅はあるんだけど、整理がついていないという方で、しかし、そちらには入らないという方々を中心に、帰宅できない方がおられますので、その方に向けてホテル等の宿泊施設を提供していきたいと考えております。

入所できる施設は9月1日以降に、まずは連続して5日以上は宿泊できるようにします。そこに泊まりながら、自宅の整理等をやっていただけるようにすれば大分今の避難所の不便が解消できるのではないかということでやります。1日3食も提供するようにします。

そして、保健師の派遣とか、今避難所で出しております物の情報、もちろんそこにお届けするというようにしてフォローアップいたしますので、そこでの申し出を募ろうかということです。

今時点で神田山荘等5つの施設で最大83人分を今確保できております。民間のホテルからいきますと、サンルートと法華クラブ、それから公的な施設で神田山荘、広島市文化交流会館、鯉城会館、こういったところで部屋を確保しておりますので、こういったところも利用していただきたい。

これについての取扱いですけれども、本日の午後から梅林小学校で入所募集をするための説明を行います。同時に、募集・受付を行いまして、31日には入所していただける方を決定して、9月1日には入っていただく。その後も応募状況、入所状況等を見ながら、可能な限り宿泊施設の拡大を検討していきます。

そして、概ね一週間ごとに、提供できる宿泊施設に入所できるようにしていくことを更新しながら、やっていくと。

いずれにしても、今の避難所の許容人員を縮めて、学校等の授業に支障がないような方向にもっていきながら、そして直接、県営・市営のアパートに入らなくても、「家の整理とかのためにもう少しいいところを」という方への対応にしていきたいなと思っています。以上が今日段階のコメントです。

経済観光局長 お配りしているペーパーが施設名が4つになっていると思うんですが、本部員会議では4つだったんですが、1つ追加になりましたので、内訳を私のほうから口頭でお伝えします。

2の(1)(1)のところで、最大75人となっていますが、83人。施設名につきましては、法華クラブが追加になりまして、4部屋、最大8人分9月6日まで。それで、一番下の4施設が5施設。

市長 なお、情報としては少しの分析なんですが、市営の住宅に入られることになった129名の方の現住所の分布なんですが、その内101名の方は安佐南区に住んでおられる方、住所地がある方ですね。それから28名の方が安佐北区です。

安佐南区の住所地で一番多い101名ですけども、その中で一番多いのが、八木三丁目の方になっています。それから、安佐北区の方で一番多いのは、可部東六丁目の方、このようになっておりますので、全壊・半壊された方々で避難されている方の中で、やはり多いところから、県営・市営の住宅に入っていただいているという状況にはなっています。

記者 先日来何度もおたずねしている避難勧告の解除についてですが、雨量と今後の天候予測については、環境が整いつつあるというようなご発言で、最後の3つ目の要件が、TEC-FORCE(テックフォース:国土交通省緊急災害対策派遣隊)のものが今日の夕方くらいには、県と国とのすり合わせが終わるということで、ある程度判断する段階を迎えていると思うんですが、改めての市長の方針と市のお考えをお伺いしたいんですが、全体的な解除をして、一部を立ち入り禁止にするというようなお考えを示されていますが、その全体というのは、今、指示、勧告を含めて21地区に出ていますが、その21地区は同時にやるんだという考え方なのか、それともその一部地区の中では解除していくけども、さみだれ式な解除というのもある。例えば、安佐北の一部は解除するけれども、安佐南区は残ったままとか、そう考えておられるのか、今どういう考えであるのかもう一度教えていただけますか。

市長 考え方だけ整理しますと、先ほど申し上げた天候の状況、地中の雨量の含有量、その辺はだいたい出ています。今日中に、西村副大臣も言われましたようにTEC-FORCE等の、県ももちろん入っていますが、そこで総合分析していただいて、土砂被害の危険性が無くなっているだろうという判断がどのようにされるかなんです。

全般にわたって大丈夫だ、今後の二次災害の可能性を知らせるというか、感知するワイヤーの設置なんかもちゃんとやるということも含めて、全体が大丈夫であろうということになれば、私は全面解除してもいいかと思うんです。

その代わり、危険箇所ですね、土石流とは違いまして今でも通行が難しいとか、傾きかけた家とかあって、生活上の危険性がある部分は、エリアとして立ち入り禁止にするし、建物としても、それ自身は使用しないでくださいという部分限定の進入禁止にしておいて、全体は皆さんが戻れるようにする。

それと同時に救済活動の制約が取れますから、今、配置しています土砂の除去とか、河川も八木は一部入っていますが、そこでの土砂の除去という、その復旧作業をどんどん入れるようにするというイメージなんです。

ですから、申し上げた土砂の危険性というものが、どのくらいの広がり、あるいは全面的にいいだろうというようになるかによっています。アプリオリに(結論を先に)決めているわけではないということです。

記者 とすると、全体というのが、例えば東側は大丈夫だけど、西側は危ないとなれば、東側だけの解除ということもありという。

市長 それはもちろん影響を勘案して、第二次被害が出ないようにそういうやり方もあるし、大丈夫であろうということであれば全面解除と。これを一両日に判断いたします。

記者 住宅地に流れ着かないまでも、山の途中で土砂が止まっている、まだ危険な箇所があるということですが、その辺についても、今後調査して分析した上で、勧告の解除なりそういうのにつなげていくということなのですか。

市長 私はそれが必要だと思っています。TEC-FORCEの分析をしっかり待ちたいと思うんです。

それと、それについては、もちろんそちらの専門家の話を聞きたいんですが、私の方は判断するときの是非欲しい情報は、これからまた台風シーズンになります。そうすると、そういったことを当座は天気が良くなっていいと。だけどその時にまた(大雨が)来て、土砂が入ってくる。また入ってくるか分からないという少しロングスパンですね。

その時には、再度また勧告とか指示をするという構えでやれるのかどうか、それを引き続きやらないといけないかどうかの判断なんですが、基本はいろんな土砂の除去とか、いったん家に帰って、きれいにしたいという需要が高いので、いったん切って、そして必要になればまた出すというぐらいの、再避難勧告、避難指示はありますよということをちゃんとお示ししながら、解除すればどうかなという気にはなっています。

記者 山の途中に止まっているような土砂を取り除くことも必要だと思いますが、その辺は市がやるのか、国がやるのか。

市長 おっしゃるとおり、権限は別として、国・県・市の統合体でやっていますから、そういった可能な部分は早めに除去していただくということを言っています。それは作業段取りの話ですから、それと、先ほど申し上げた今後の台風情報とか、もし落ちてきてもエリアがどのくらい余裕があるかとか、地域ごとにありましょうね。。

そうすると、とりあえずは解除しないと、ここに作業は入れない(ので、いったん解除)としておいて、危険が高まった時に、もう一回出て行ってくださいということを言うというその行き来をご了承いただいた上で、解除するというのが正解じゃないかなと思っています。

記者 二次避難所としてホテルの用意が決まりましたが、これだけの支援が集まったことに関しての感想と、これは自宅だけが大丈夫というやや軽度な方を対象にしているというイメージでよろしいのか。あと9月初旬から半ばまでが期限というのが多いですが、それ以降ちょっと必要となった場合の延長についてはどのように対応されるのか教えてください。

市長 まず、今回の甚大な被害に対しまして、多くの方々からさまざまなご支援をいただいておりまして、本当に心から感謝申し上げたいと思っています。非常に助かっています。

それを前提に、今回またこういった形で、民間のホテル・旅館などもお願いするんですが、普通行政でやるときに、「これはこの者のためですから、これに当たるかどうかを要件を決めて整理する」というのが、行政処理上は一般的には楽なんですけども、昨日申し上ましたように、主にこのような方を対象にと言わしていただいています。

ですから、敢えて言えば、全壊・半壊している方であっても、とりあえず県営・市営住宅に申込みをするまでの決断が付かない。だけども、「この避難所にいるのはちょっともうつらいので、もう一回どこか行きたい」と思っている方でも、申し込んでいただいていいと思うんです。

その選ぶときに、抽選に当たるかどうか、決して排除するつもりはないんです。主たる目的は、少し長めの住宅が提供できているが、隙間があるので、そこの部分に主眼を置いたホテルということを言いたいんです。

そんな中でも例えば今苦しいのは、身内に介護したりする方がいたりして、不便でたまらないから、とにかく短期間でもいいからそこで少し休みたいという方でもいいと思うんです。そういう利用の仕方をやっていただきたい。

それで刻みですが、その需要が伸びるようであれば、もちろん弾力的に期間を延ばすと。もちろんホテル業者とか旅館業者に頼まなければいけませんが、そういう腹積もりでスタートいたしました。弾力的に運用していきたいと思います。

記者 無償で抽選で行われるということでよろしいんですか。

市長 そこはちょっと今どっちにするか考えています。

経済観光局長 今、考えています。重複すればそうせざるを得ないと理由になるんですが、先ほど市長が言いましたように、配慮すべき要素が多ければ、その方をどうするかというのは、ちょっとあろうかと思うんです。

市長 大変な度合いがあって、「なかなか抽選しても当たらなくて来たんだ」というような方について、もう一回抽選というのはちょっと酷であれば、「こういう条件ですよ、一週間しかないんですがいいですかとりあえず」。「それでも行きたい」「大丈夫ですか」ということで、もしやりとりできて、そういう数でいけばそれでスタートしたいんです。その辺の運用は開いてみて、1日窓口を開いてやるんです。1日の入居までの間で少し調整をさせていただきたいんです。

※( )は注釈を加えたものです。