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ページ番号:0000013007更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

2014年08月28日臨時記者会見「集中豪雨災害への対応について」

動画は下記からご覧ください。

(「広島市動画チャンネル(市長記者会見)」のページへジャンプします)<外部リンク>

集中豪雨災害への対応について

市長 本日、国・県・市合同の第10回の災害対策本部員会議を開きまして、そこでのやりとりの状況を申し上げます。もともと、先般からもお話がありましたけれども、これからより力を入れていくべき、ここは、避難者の方々の日々の生活が取り戻せるような対応を迅速、かつ、きめ細かな方向でやっていこうということを申し合わせしました。

その中で必要となるのは、今出ております避難勧告、避難指示の扱い、そして自宅に帰れるようにする、その前段としての住居の提供の問題、それと同時に生活環境を整える上での周辺道路の復旧、あるいは河川における堆積した泥の除去等々、そして堆積した土砂の処理、仮処分場の確保等々という話でした。

もう一つは、仮の住まいが決まった場合には、健康管理を継続する方々、その必要な方々がおられますので、そういった方々について引き続き支援ができるように住宅を提供する部門と今、避難者の支援をやってる窓口部門がしっかり連携して、例えば、移転した場合の住居の移動などについての把握、そしてその健康管理維持の必要の有無の確認などをしっかりやろうという話になったかと思います。

もう一つ特徴的なことは、だいぶ作業は進捗してまいりましたので、例えば土砂の整理に関してですけれども、八木用水の土砂の除去と、それに隣接する道路の土砂の除去などについては、同時並行的にやる方が作業は早いんですけど、実際の工事現場の手間などを考えると、例えば、作業時間帯をずらすと、道路の方を優先してそちらを昼間の時間帯にやり、八木用水などは多少夜にかけてでもやるということで、迅速にやろうというような考え方で臨もうという話がございました。

それから、土砂の除去と救出の関係ですけれども、今までは行方不明者なども大量に、本当に数が多いという状況の中で、救出を優先して救出エリアを設定した中ではですね、土砂の搬送を少し控えるというようなことを基本にしておりましたけども、ここまで作業進んでまいりましたので、今後は救出エリア内であっても、土砂、がれきを除去するほうが次の救出活動に便利と見込まれるところは土砂の除去に入ると、現場ごとのより細かな調整をすることで、作業を早めてはどうかというお話でしたので、そういった方向でこれから調整を始め、一段、その作業を加速するという申し合わせができたと認識しております。それが会議の模様であったと思います。

それに加えて、私のコメントとしまして、避難者の健康管理に関して本日から県の「災害時公衆衛生チーム」の歯科医師、そして歯科衛生士の応援を受けまして、梅林小学校、佐東公民館で口腔保健相談、口腔ケアを実施します。また、高齢者など、噛む力が弱い方のために、「刻み食」を本日の夕食から用意します。

さらに、避難生活が長引いて、栄養面で野菜が不足しているというような状況が見てとれますので、安佐北区では本日から、避難者の多い安佐南区は明後日から、朝食に野菜ジュースを加えるとともに、今後の夕食には野菜を増量するようにということで業者と調整していきます。

それからもう一点、土砂等の運搬車両の高速利用手続きの簡素化について、これは昨日お話しいたしました。政務官の指示を受けまして、発給方法の見直しを早急にいたしましたところですが、この度、西日本高速道路株式会社等と調整しまして、本部委員会議でご報告しました。

その内容ですけども、高速道路利用の都度、証明書の申請と、それからインターチェンジの出口で証明書を提出、そして記載事項の確認という作業を今まで行うことになっておりました。

一方で、今後、応急復旧のためには被災地の土砂・がれきを迅速に運搬していくということも必要だということがありますので、自治体等が土砂を運搬する車両に関しまして、高速道路利用の手続きを簡素化することにしました。

具体的には、事前に高速道路会社に車両の情報を連絡しておいて、車両の前面にステッカーを貼っておいて、インターチェンジの出口をぱっと通過できるようにするというものです。これで復興に向けた迅速な取り組みが可能になると。

ちなみに、ステッカーは昨日指示を受けまして、こんな形で、マグネット方式で車体に貼っておいて、これを見れば今までの、証明書を発行して、(インターチェンジを)出るたびに(証明書を提出する、という手続きを)簡素化することにしました。これで、相当迅速化が図れるんじゃないかなと考えております。私の方からは以上です。

健康福祉局長 すみません、一点だけ。野菜ジュースの件ですが、安佐南は明後日と(言いましたが)、朝食には間に合いませんでしたが、今日から、昼食もしくは夕食には間に合うということで、本日からやります。以上です。

記者 被害を受けている人や、受けていない人に関わらず、避難している人の中には、怖くて家に帰りたくない人、引っ越ししたいという人が多くいらっしゃるんですけれども、その場合土地や家の買い取りなど財政的な支援をするようなことはお話はされていますでしょうか。される場合、どのような範囲でされるかっていうのを教えてください。

市長 今言われたことはですね、非常に大きな課題になるんじゃないかなと受け止めています。具体的な対応策が今すぐに出てくるわけじゃないんですけれども、実は総理が見えた時にも、そういった問題があるので、今後の国の方での法改正等々、一連の見直しの中で考えてくださいという提案はしております。

すなわち、今回土砂災害が起こったエリアが、(土砂災害)警戒区域に指定されていなかったんですね。それの必要性を感じさせる地域でありながら。

そうすると、今回、実際そういう指定がされていない中で、そこにもう住むのは大変だと思われる方については、むしろその方を例えば市内の安全なところに住まわせてあげられるような支援策を講ずることをやる方が、その地域を、(土砂災害警戒区域の)地域指定をするのにより容易になるという側面があるんじゃないかなと。

法制的にいろいろな、強制権限でやるということ以上に、そこにおられる方の気持ちを考えるということまでも視野においていただければ、ずいぶん警戒区域の、特別警戒もですけども、(指定が)可能になる可能性が高いので、ということを申し上げました。それに向けての課題の一つですね。

そして今回も、仮設住宅等の話もしましたけれども、住宅を提供する時に住宅がまだまだある方であっても応募していただいていいということをやっております。その際に、理由を言っていただいて、まずもって全壊・半壊の方に優先的にやってまいりますけども、今度これだけの数を確保できておりますので、その中で需要に応じて、まずは避難する住宅に行きたいという方があれば、その住居を手配するということができないかなと思っております。

記者 今のお話なんですけども、国の厚労省と、国土交通省のコンパクトシティの考え方にも沿ってるということで・・・。

市長 それも政策的に補強できる議論かと思いますね。例えば、その方々が高齢者の方である場合、より都心部の便利な所に、この際移転していただくという風な施策とも整合性を取りながら支援策を講ずれば、一つの施策で多面的な効果が見込めるという余地もありますからね。非常に大きな問題ではありますけれども、この際、しっかり検討した方がいい課題だと認識しております。

記者 昨日の会見でも出ました避難勧告と指示の解除なんですけど、今日は会議の中でどういう話になって、見通しなどはあるんでしょうか。

市長 見通しはまだ確定ではないんですけども、実は今日の天気予報、気象庁の発表などを見ますと、だいぶ、ここ一週間を見ると、雨量等も減少してくるという見込みですから、先日お話しした気象庁の雨量の予測とか、土砂、土壌の雨量ですね、ああいったものは私素人目ですけども、だいぶ解除の状況整っていると思うんですね。

あとは、現場、現場の土砂崩壊等の恐れが個別にあるかどうかの検証なんですけれども、これは今日もTEC-FORCE(テックフォース:国土交通省緊急災害対策派遣隊)が国と県と一緒になって現場を危険かどうか見ていただいております。

そこで個別に検証して、土砂崩壊等の恐れがないという評価が頂ければ、その3つの要素を判断して、消防の方で加味していただいて、解除の考え方を打ち出すという段取りを今考えています。

その際でも、全体としては解除しますけれども、危険な箇所というのはあろうかと思うんですね。ですから、そこのところは入ってはいけませんという、もう少し限定して安全性を確保しながら、全体としては解除するということができないかと思っております。そうすれば、当然ボランティアの方の活動の領域ももう少し広がりますので、天気と、先ほど申し上げた土砂崩壊等の現場の危険等がないということの確認を急ぎたいと思います。

記者 エリアを絞っていくという考え方ですか。もちろん全体的な解除を目指していくんですけども。

市長 今申しましたのは、避難勧告なり、避難指示というのを解除するということを目指します。そして、それとは別に、危険な場所があったら立ち入り禁止にしながらやればいいんじゃないかなということを申し上げています。

記者 土砂についてなんですが、土砂の最終処分場のことがどれほど決まっているかということと、あと、処理の仕方について、一般ごみと同じような条件が求められるのか、それとも、災害ゴミとして多少緩和されるのか、そこの処理方法がどうなっているのかっていうことをお聞きしたいんですけども。

市長 今ですね、土砂の仮置き場は7か所ほど設定できていますけれども、そこはだんだん(土砂の量が)増えてましてね、半分くらいきたりとか、ですからもっと(仮置き場を)増やさないといかんということで、今日も新聞に出ていました、今日の会議の中では、海田の(自衛隊)駐屯地の横に国交省の空き地があるから、そういった所もいいですよというお話しを頂きました。

そういう意味で、仮置き場をまず増やすということ、それから最終処分場、これは大体市内の場所で、ただこれも持ち込むに当たって、そのエリアの近隣住民の方にきちっとした了承を取るという手続きを踏んだうえで確定したものにしたいということで進めていますので、もうしばらくお待ちいただきたいんですけれども、その際の、結局はかかる費用等の問題です。これは、国、県にいろいろ配慮いただいていまして、今までの原則にこだわることなく、地元の財政負担なども軽減するという方向で今、検討していただいております。

記者 処理の方法はどうなってますか。災害ゴミとして土砂の処理は分別・・・。

市長 もちろん、分別はやります。ですから、がれきと土砂とを分けて、きちっとやります。そのためにかかる費用等を含めて支援をいただくという方向で考えております。

記者 少し条件は緩和されるんですか。災害ゴミとして。

市長 分けるのはきっちりやっとかないと、埋め立て地なんかになったときに、あとあとが大変ですからね、その処理をする手間をかけるときにしっかりした費用がかかりますので、それへの支援を求めるということでやりたいと思います。

記者 公営住宅については、人気のある場所は昨日の抽選でも数倍になって、一方で離れた場所にあるものは空き家が多かったりして、なかなか需要と供給が一致してない部分があると思うのですが、民間を含めて今後住居についてはどのように進めていきますか。

市長 こちらの支援窓口として公募して求めるという住宅は県・市と、それから国とかで、雇用促進とかUR(都市機構)も含めてやっていますね。

言われたように、今回やった県・市の中でも全然申し出がなかったのは20戸ばかりあったりして、それも、申し出がなかったけどそれなりにもう一回どうですかって問いかけはしますけども、最終的に自分の、どうしても希望していないところに行くということはできないでしょうから、第一義的にそういう形でやりながら、次の手段として民間の住宅も見ていただいて選択肢を増やすという中でとにかくやっていきたいと思うんですけどね。

100パーセントご希望にかなうかどうかっていうのはなかなか難しいと思いますけども、いろんな妥協なり考慮していただいて、今の避難場所から出ていただくということを何とかしていきたいなと思います。

記者 戸数としては民間でも・・・。

市長 戸数はいろんなものを今積み上げると、600近くになっていますので、数だけは十分あるんですね。ですから、最初に申し上げた、量の話から今度、質の話に移ってまいりまして、これは予測の範囲内ですけれども、提供する方はなるべくいろんなメニューを出しますけども、希望される方もある程度、一定の期間の中でどこまで譲歩できるかということも少し考えていただきながら、という気がしますね。

記者 住宅に関して、今日の会議で決まったことは…

市長 住宅そのものは今日は報告ベースでした。

記者 さっきの、今後の復旧の考え方について、都心部の方に高齢者の方とか移っていただくというアイデアですけれども、そういうのは現状の市の枠組みでできないということなんですか。

市長 考え方とすれば、高齢者の方々がある意味で都心の便利なところで、例えば医療サービスとかが受けられるということをやっていまして、それは実は団地のこれからの再生のための検討会議の中で検討している課題の一つで、そういう方向性が出ておりましたので、今申し上げたわけで、そのための具体策が今すぐあるかというと、あるわけではないんですね。

いろんな形で支援できるか、それをもっとこの機会に、きちっと複数の政策を体系化して皆さんにお示しして、新しい復興のための街づくりを目がけた施策の中でしっかり位置づけられればなと思っているということです。

記者 先程の住宅の話にも関連すると思うのですが、梅林小の授業開始日の目途っていうのは・・・。

市長 梅林小が今避難所に500人を超えられる方がおられて、今日の報告の中では少なくとも9月1日以降で調整中という報告でした。多くの方、今言った住宅に入れるような方も見込んではいるんですけれども、なかなか数調整ができないというんであれば、近隣の小学校の体育館の方に移っていただいて、スペースを空けると。

健康福祉局長 中学校。小学校は今全部使ってます。

市長 中学校の方にも移っていただいて、それともう一つの課題は、通学路がまだ十分確保できていない、梅林小学校そのものが。一般の生徒さんのそれもできてないので、直ちに授業開始とはならないんですけどね。その辺は同時並行で処理していくという方向が示されました。今調整中ということになってます。それはお配りした資料の一番最後のところになります。

記者 どこかに移っていただくというのは、教室を確保して、という意味?

市長 そうですね。そうしないと授業用の教室が取れないとうことなので、その辺はご了解いただきながらというになると思いますね。

記者 土砂運搬者のステッカーなんですけども、これはもう付けて走ってる車があるんですか。

消防局長 これから配りますので、今日中には間違いなくどこかの車に付いてると思うんですけども。

市長 昨日突貫工事で作りましたもんですから。

消防 今朝できたばっかりで、これから配布する段取りになりますので。

記者 何社ぐらいが付けるような予定なんでしょうか。

消防 たちまち100枚ぐらいは渡るようにしています。

市長 何枚刷ったの?

消防 今日中には300枚くらいできます。

記者 見せていただいていいですか。

市長 裏が磁石、マグネットになっていますので、車体に貼ればいけます。

記者 県と市の車に付けるようなんですか。

市長 業者、土砂などを運搬するのを委託いたしますので、その業者の方にぽんっと貼ってくださいとやるんです。