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ページ番号:0000012979更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

2014年01月15日記者会見「中区及び東区における就労支援窓口の常設化について」

動画は下記からご覧ください。

(「広島市動画チャンネル(市長記者会見)」のページへジャンプします)<外部リンク>

市からの発表案件

中区及び東区における就労支援窓口の常設化について

市長 中区及び東区における就労支援窓口の常設化についてご説明いたします。

お手元の資料を御覧下さい。

まず、1の「趣旨」についてですけれど、昨年の1月に厚生労働大臣と締結した広島市雇用対策協定等に基づき、広島市と広島労働局が一体となって全区役所に開設している就労支援窓口について、現在、巡回で実施している中区役所及び東区役所の窓口を常設化し、生活困窮者に対する就労支援の一層の充実強化を図ることにします。

次に、2の「概要」ですけれど、平成26年、今年の3月5日水曜日に常設化しまして、中区では3名、東区では2名のハローワーク職員が区役所に常駐します。本市の職員と連携しながら、生活保護受給者、児童扶養手当受給者、住宅支援給付受給者及びそれらの相談・申請段階にある方々を対象に、予約制による職業紹介等を行う予定にしています。

なお、参考として、各区の就労支援窓口の開設状況を記載していますので参考にしてください。以上であります。

記者 ハローワークの窓口ですけれど、ずっと各区に広げてこられて、今のところ手ごたえというのはどう感じていらっしゃいますか。

市長 手ごたえというか実績を踏まえての自分の感想ですけれど、(就労支援窓口を)開設したのが(平成)24年の7月です。それから昨年11月までという、この期間での実績を見ると、全区役所で662人の方が窓口を利用しています。

そして、就職が決まった方は、そのうち283人ですけれど、これを見ますと43%という割合で、この就職率は非常にいいと評価できると私は思っています。

そういう意味で、この就労支援窓口は、生活困窮者の職業的自立を図る意味で非常に効果的な役割を果たしているし、これからもこういった対応をすることはとても重要ではないかなと思っています。

記者 これで6区役所が常設ということになると思うんですけれど、残りの安佐北区と安芸区については、これもやっぱり常設化をする方向なんですか。それとも巡回でとどめるんですか。

市長 基本的な考え方は、すべて常設化ということを最終的にはしていきたいと思っています。ただ常設化に当たっての予算措置は国の方にしていただいているという現状がありまして、国の方も制約がある中で、こうやってわが市のこういった状況を理解してやっていただいているという状況なんですね。

予算化していただくために、国にいろんな予算措置の理由なりを点検していただいているんですけれど、実は安佐北区と安芸区、就労支援窓口を開いているんですけれど常設化できていないのは、今の実情を見てまいりますと、当該管内の固有の実情があります。

安佐北区については、ハローワークと区役所の距離が極めて近いんですね。ですから、利用者にとってすぐに一つの場所で緊急にやらなきゃいかんかどうかということを言われていて、ハードの面での問題があるのと、それから、その区域で失業状態にある方を見ますと、「その他世帯」ということで、就労ができていないために生活保護(を)受給(する)世帯が多いかどうかという、その「その他世帯」という方々が、他のエリアと比べてこの区域は相当少ないんですね。

だからハローワークを展開することで、受給者世帯が減っていくというのが顕著に見えるエリアかどうかっていうようなことをちょっと言われていると。

ですけれど、全体として就労支援しなきゃいかんということは理解していただいているので、どういうタイミングで予算化してもらうかということになっていると。

それと安芸区は、さらに施設は別として、「その他世帯」の割合が安佐北区の6割程度で、さらに少ないということがありまして、この2区については常設化に向けての予算措置の優先順位がちょっと低いという状況です。

そんな状況ですが、市としては引き続き、常設化のための予算措置をお願いするということをやっていこうと思っています。

記者 広島市としてハローワークの窓口開設じゃなくて、国とか県の就労支援そのものを市に移管するということが最終的な目標だと思うんですけれど、今後、これ以外の次の段階というのは何かステップがあるんでしょうか。

市長 私は、次の段階は、就労支援を情報提供とその者の意欲喚起というような意味での就労支援プラス、就労する方々の能力、職場に適応するための資質なり資格なり能力を高めるということも同時にやることでもっともっと、いわゆるミスマッチということがなくなるんじゃないかと思っているんですね。

今後はもっと(職業)訓練と言いますか、その方々の資質を高めるための行政手法を、国なり県から、もう少し市の方に仕事をシフトしてもらえると、もっと一体的な就労支援ができるんじゃないかなと思っています。それらは、今後県、国と話し合っていきたいと思っています。

記者 先ほどの就職率、利用者から就職した人が43%で非常にいい数字ということでしたけれど、43%がよいと評価できる何か理由というか、そういうものは何かあるんでしょうか。

経済観光局長 数字的なことでご説明しますと、比較のために(平成)25年度の就職者数で言いますと、25年度11月までに全区で488人が就労支援窓口を利用して、47.3%に当たる231人の就職が決定しています。ですから今ご説明した就労支援窓口で就職に結びついた人というのは47.3%。

ちなみに、こういう事業を始める前に平成23年度に区役所が実施しています、そこで相談を受けたときにハローワークへ誘導したケースが309人ありまして、この23年度309人のうち、就職率を見ますと32%、99人(が就職)ということなので、それを見ても約15%ぐらいは就職率が上がっているということですので、就職につなげようとした人自体も増えているし、就職が決定した人も率も増えているという実績がありますので、やはり効果はかなり上がっているんじゃないかと思います。

市長 つまり今までは、生活保護を受けたいと言う方は区役所の窓口にみえるんですね。そこで相談して、就職したいなって言われたら、「じゃあハローワークへ行ってください」っていうことで案内するんですね。だからそこまでの話をまずするかどうかっていうのはあります。あれば「行ってください」と、行ったらハローワークで就職できるかどうかということになって、当事者は2か所に行くことになるし、行くときに動機づけをしっかりしないといけないというのがあって、というのが今までの状況だったんですね。それをここ(区役所)に来て、一緒に話ができますから、まず就職したいという話を比較的簡単にできるから申し出が増えたと。それと担当者が来て、その場ですぐにやってくれますから、就職しようという意欲があるまま、例えば行くのに1週間ぐらい遅れて行くとかすると、どうかなっていうふうになりますよね。そのときに、行ったところで直ちに今みたいな対応をしているから、率も高くなっているということで、ワンストップ(1か所で用事が足りること)効果というのがあるんじゃないかと思います。

市政記者クラブからの質問

広島市の商圏について

記者 広島市の商圏、商業エリアのことで二つ質問させてください。昨年末、他社で恐縮なんですが中国新聞さんがデータをとられて紙面にされた中で、広島市は八丁堀や紙屋町、西部、アルパークなどの商業施設、祇園、府中町、宇品それから広島駅周辺など、商圏の異動や拡大が進んで、さらに大型商業施設の進出の影響で中心部の方の集客力に偏りがでているのではないかという指摘があります。現在の商圏への影響について、市長の展望をお聞かせください。

市長 今の評価なんですけれど、数字、量的なものですかね、そういった事実は確かにあるんだろうと思います。しかしながら私自身、量的なものでの支持率の偏りがあるということがどれほど問題かということは、少し慎重に考えていいんじゃないかなと思うんですね。

というのはアンケートしたときに、広島市内のいろんなところに行きたいというときに、そこに行きたいなと思っている方々の年齢層とか、そこに行くときの動機づけ、いろんな思いがあって差が出てくると思うんですね。そういう意味では量プラス質と言いますか、内面の意図みたいなものまでも十分考慮してとらえれば、本当に数の差があることが決定的な問題か、という感じはしているんですね。

もう少し具体的に考えますと、例えば郊外型の大型ショッピング(センター)に行くのは、どちらかというと比較的年齢層が若くて機動力を持っているような方が、日常的な食料品とか日用品などを充実させたいということで行くということが多いと思うんですね。だからそういう方々が、アンケートをやれば、ぱっぱっと「行きます」と書くんだろうと思うんですね。

一方、市の中心部、紙屋町・八丁堀あたりの方に行きたいなと思うのは、若い方は全国的にも有名な特定の店舗とかがあればそこには行きたいと思うんですが、全体的にどうですかと言われると、むしろ多少年齢層の高いような方で財力もあるような方が、少し贅沢な食料品やファッション性の高い商品でも買おうとか、贈り物を用意するために多少高額な商品でも買うということとか、その調査に入っているかどうか分かりませんが、観光客などがそちらに足を向けるということだと思うんですね。そういう意味では、郊外と市内のまち、店舗の特性なりが違うということもある中での数の分布というふうに見ていいんじゃないかなと思うんですね。

だから中心部と郊外双方が、それぞれが特色ある店舗群を構えて、年齢層なりをしっかりと分けて、特色ある営業展開をやり、わが市の中にいろんな機能群を持ったまちがそこらじゅうにあるということは、私はいいんじゃないかと思うんですね。

そして、来る方々の市場というのを、単に市だけじゃなくて、市の近隣市町も含めたところから来ていただけるまち、要するに中国地方全域ですね、そこを念頭に置いて、来ていただくためにはどうするかと、そのために高速道路もあるんですし、鉄道網も使ってというふうに考えたいんですね。

という意味では、機能をしっかり分化したものが市内にそれぞれ拠点を構えて、そこがいろんな客層を、需要に合わせて引き付ける。しっかり特徴・特性を生かしたまちづくりをやるということをやっていけばいいんじゃないかと、そういう意味で、支持率の偏りというものについても、もう少し量プラス質的なものも加えてよく精査する中で今後の展開に役立てていけばいいんじゃないかと思っています。

二葉の里地区について

記者 そうした機能や特性がそれぞれのエリアにある中で、流通、イズミとかイケアとか、あるいは医療施設の進出が決まった、今、非常に変わりつつある二葉の里地区、ここの業務用地区へのさらなる商業用施設の進出については、交通渋滞との関わりなども含めて、どのようにお考えかお聞かせいただけますか。

市長 今申し上げたような考え方を敷衍(ふえん。おし広げること)していくということで私はいいと思っているのですが、実は以前からも言っていますけど、(広島)駅(周辺地区)をもう一つの広島を活性化する上での核にすると。

紙屋町・八丁堀ともう一つの楕円形の(都心の)核ということで駅を置きましたけれども、純粋にこれしか駄目だという意味ではないんですが、私の場合は、(広島)駅は交通の結節点ということも踏まえながら、広域的なビジネスの拠点という形で広島の核にしたい。

紙屋町・八丁堀はその商業展開ですね、今までのまちづくりの中での特色を生かしたものということで、ざっくり機能分化みたいなことも踏まえながらやれればと思っています。

ですから、重ねて言いますけど、二葉の里地区とか駅の周辺は可能な限り広域的なビジネスの拠点にするということをやりながらやってきていまして、すでに進出が決まっているイズミ本社ビルという、店舗はありますけど本社機能ですね、それから、高精度放射線治療センター建設等々ありますが、イケアも出てまいりますが、これは、イケアなんかは、市の中心部に来るような商業施設ではないという意味でもいいんじゃないかなということで来ているんですね。

それから、今後の未処分地の展開ですけれども、いよいよ新幹線口の正面に位置する場所が空いていますので、国有地とJRの土地ですけど、国有地については中国財務局が、業務の機能を主体とした開発になるようにということで条件を付けているんです。

すでに、二段階の入札に入っています。今年の5月には売却ということですから、まさにビジネス拠点にすべくということで、国のほうにも理解をいただきながら、売却が進んでいると思っています。

それから、JR支社の敷地についても、やはりJR西日本で活用を検討していただいていますけども、そちらに対して本市とすれば、まさにお隣が今みたいにビジネス中心にやっていただいているので、それとの調和がとれるような売却ということを、あるいはそれを踏まえた開発をお願いしますということを伝えておりまして、その方向で検討を加速してもらうようにしっかりとお願いしていこうと思っています。

そんな中で、交通渋滞の問題ですけども、交通渋滞と言われるときに、そのエリアへのアクセス等を考えたときの交通渋滞ということで考えると、紙屋町・八丁堀のように、商業、物を買いたいという形でアクセスするという顧客じゃなくて、ビジネスをするためという方々になるということになりますので、そのビジネス展開が市内のみならず、全国展開とか、いろんな商業ビジネスということであれば、多く来る方はむしろ新幹線とか高速道路で来てもすっとその辺で停まってという形で、多少その混雑の色合いも違ってくる感じもするんですけど、それを踏まえながらも可能な限りの交通処理体制ということもやることにしていまして、この地区に接する幹線道路、常盤橋若草線に関しましては、現在4車線なんですけれども、まず6車線に拡幅するということを予定しています。

そして、右折車線も含めれば最大限10車線に拡大するなどして、そういう停滞期においても幅をとることで、渋滞感を薄めるといいますか、短時間で渋滞をはかせられるような、構造的な工夫もするということを予定していますので、そういった意味でも円滑な交通処理をしながらも、広域ビジネス拠点としてのまちの中核機能を付与していくということにしていきたいと思っています。

飲酒運転防止条例について

記者 昨日から、市議会棟と市役所の1階で、命のメッセージ展というのを開かれています。市長も昨日開幕の式典に参加されて、非常に印象的なメッセージを発せられたと思っています。

それで、県内、全国的にも条例化に向けた動きっていうのが進んでいる中で、一方で遺族の方たちからは、県に対して(条例)制定をしてくれといったような要請の動きがあります。

一方で広島市に関して言えば、そういった遺族からの直接的なアクションは無いものの、市として何かそういった独自な条例みたいなものを考えたり、もしくは研究したりといったようなことを考えてはないかどうか、そのあたりをお聞かせください。

市長 条例の件に関しては、昨日のメッセージ展等を通じて、広く市民を含めた県民の方に事故などを起こすことのないようなまちにする、市民・県民にするということをやりながら、それをきちっと担保するといいますか、共通の認識にするために条例まで作ったほうがいいんじゃないかという考えで処理されていまして、それ自身私は賛成です。良いことだと思うんですね。

ただ、条例制定というのは、県民全体をやるのがいいに決まっていますし、道路交通行政等は、県警という県行政単位でやっていますから、そこがきちっとした体系を作り、市民、県民の思いを点検しながら、いわゆるフォローもできるようなことを考えれば、県レベルでの条例がベストだと思っています。

そういったことを検討する会議にも、市の方からも参加していまして、議論を進めているんですけども、今の議論の状況を申し上げると、実際の交通違反、飲酒運転等をやらないためのいろんなツールと言いますか、規則は種々あるんだそうですね。

それらを踏まえると、本当に条例として、技術的なものなんですけどね、条例単独でやる使命がどこにあるかということになると、どうも今のところアピール効果といいますか、そういうことをやったという象徴的な効果くらいしか無いんじゃないかと。

例えば罰則を強化するっていったって、条例じゃなくてすでにそれぞれ本体の規則で出来るということなので、極めて技術的な問題に関しての必要性というのはそんなに高くないと、こういうことなので、議論としてもう少し手堅い、確実にその問題を起こした方々をフォローするということをまずしっかりやるということを議論した上で、次に象徴的な条例をどうするかという議論をしようという段取りだということになっています。

私自身はその手続き自体も極めて重要ですから、それをやりながら、今回みたいなメッセージ展をしっかり議会も入っていただきましたし、我々もやる中で皆さんの意識を高めて、象徴的でもいいんだと。それをやることは、わが県として必要なんだという、そういう皆さんの思いをもう少し高めていただくと、議会としてそういった行政技術上の要請を超えた、もう少し次元の高い要請を受け止めたものとして、条例を作ろうじゃないかという機運ができると思って、そちらのコースからと言いますか、そうしたやり方で条例制定をするようにしたほうがいいんじゃないかなと思っているのが現在の状況です。

記者 今の段階で、まだその要請が高まっていないという。

市長 そう思うんです。もう少しやって、条例を制定する議会の機運を高めるということをもう少しやった上で、やってもいいのではないかと思っています。

平和記念資料館の被爆再現人形の保存・活用について

記者 先日、原爆資料館の展示見直しについての有識者の検討会議がありまして、市が撤去方針を決めている被爆再現人形について、撤去の方針自体はそれで覆らないんだけど、その後も撤去した後も保存して、何らかに活用したほうがいいという意見が出ていましたが、それについてのご見解を。

市長 展示検討会での議論は、私も今言ったように人形資料としてまず保存して、とりあえず企画展示展等で活用してはどうかということで、ある人形を無くするということはまずやめましょうという議論にまでなったと理解しています。

ただ、この検討会の元々の議論が、常設展示というものから撤去して、それを除いたけれども、今度やる新しい企画の中で、本当に被爆の実相が伝えられるものになるか、そういうものを目指してやっているわけですから、皆さんにもう一回検証してもらいながら、ちゃんとした運用をすれば、あるいはしっかりした設計ができれば、被爆の実相を伝えるために、必ずしも人形がなくてもいいんじゃないかというご議論をもう少し深めたいというのはあるんですね。

そのために、今あるご意見を現段階で排除するということはないという議論の進め方をされているので、それ自身は評価したいと思うんですね。

ですけど、これを最終的にどうするかというのが出てくるわけですけども、私自身は現段階では、実物の資料を中心とした展示内容、これを具体化するということを示す中で、もう少し理解を高めていただいて、現段階では人形については、今言ったように保存活用という案ということをとりあえず仮置きしておいて、これを残す、残さないというその議論だけに特化することよりも、新しい企画全体が、本当に被爆の実相を伝えるために相応しいかどうかということを、一回しっかり吟味していただきたいということなんです。

それを見た上で、どうしてもなきゃいかんというのであれば、もう一回その段階で十分考慮できるんじゃないかと思っていますので、そういうやり方を引き続きもう少しやっていただきたいなと思います。

記者 人形自体は撤去した後も、例えば廃棄するとかじゃなくて、一応保存するということですか。

市長 保存はしながら、企画展示というようなところで、ちゃんと皆さんに見せるというやり方で残しますからという議論だったと思うんです。それをさらに常設にしなきゃいかんという戻しの議論は、もう一回資料を中心とした展示でどこまで被爆の実相が伝わるかをちょっと検証していただくということをやりながら、もう一遍見ていただきたいと。

それでも、絶対これでも足りないというのであれば、もう一遍考えるということで、とにかくせっかくやろうとする実物資料を中心とした展示がどんなものかというのが十分伝わっていないと思うんですね。それをまず見ていただいて比較するということをより具体的に進めるということをもう少しやっていただきたいんです。

記者 常設展から撤去した後も保存はしておくということですか。

市長 それはしますよね。というところまで来たということで、それで一安心だと思うんですね。使うとしても、そういう流れだから、企画展示のときに使うために保存するということを、ちゃんと理屈をつけて残しましたんで、とりあえず残るということで、議論はもう一段進めていただきたいということであります。

記者 市としても保存していくという・・・。

市長 はい、あります。

広島駅前とボールパークタウンのにぎわいについて

記者 先ほどの広テレさんの質問ともちょっと関連するんですけれど、今、市長は駅前の開発について、「ビジネスの拠点」という言葉で示されましたけど、すぐ近くのマツダスタジアム周辺の開発について最近A地区の発表がされて、見通しが付いたということで、駅前とボールパークタウンというかマツダスタジアム周辺の、にぎわいというか回遊性、そこらへんをどういうふうに期待をされているのかが一つと、また、どういうふうに回遊性を高めていきたいのか、その手法についてどう考えていらっしゃるのかを教えてください。

市長 駅を挟んで北と南のイメージなんですけども、北側は今申しましたように、ビジネスの集積的な機能ができたかなと思っていまして、それはもちろん今までの流れですけどもね。

今度は南側ですけども、南側はA・B・Cブロックで居住街とその下の方での商業施設もありますね。そうするとそこにお客さんが来るという流れができて、もう一つボールパークタウンといいますか、野球だけじゃなくて、街といいますか、ゲームを楽しみながらでもブラブラできる施設ということで、全国的にも珍しい施設群ですから、そこに来る方々がカープのファンだという共通事項を持ちながら、行ってみて楽しもうという方々が多く来ているし、それの誘導を駅からできるようにしながら、今度ようやくプロポーザル方式で施設群を隣接地にもう一つ増設することができるようになりましたね。

そこで、手前のところの施設群に関しては、一つ今考えられているのが、カープの屋内練習場というのができるということで、カープファンつながりですね、ここに行けば、選手も天気の悪いときにちゃんと練習できるし、それをファンの人は見ることができるという施設構造にするということになっています。

それと、そこに施設を置きながらも、土地を購入した施設群が一定の利益を出すためにということで、居住施設、住居もありますけど、もう一つこちら側にゲストハウス型の婚礼施設も造るというふうになっているんですが、これは夢みたいなものですけども、カープファンの方々が来て、カープ球場といろんな連携を持ちながら、あそこで結婚式を挙げるとか、カープファンの方はすべからくここで結婚式を挙げるというのもいいんじゃないかというような気持ちもありまして、スタジアムと連携しながら、こういう施設群がうまく回れば、若い方、次の、カープというかスポーツを支援する方々が長期にわたってこの施設群を愛で、リピーターと言いますか、結婚式をやったんだと、カープの戦いが面白かったから、自分たちの子たちもファンになってくるとか、そんな夢が描けるような開発になっていくんじゃないかなと思っていまして、単なる商業施設のみならず、スポーツもそういう形で多くの方を誘引する、しかもカープファンというのが、最近の情報ですと、県内にとどまることなく広域的な広がりを見せていますから、そういう方々がJRで来て、そこからトットッと行って、スポーツを楽しむ、場合によってはそこでカップルができて、そこで結婚式を挙げると、そんなことができるような街になればいいなと、そしてもうすでにある大型のコストコ等の施設もありますから、そこで購入もできるし、そしてジムもありますから、スポーツしながら野球も眺められるということで、当初のボールを中心としたパークタウンが徐々に完成に近づいているんじゃないかなと思っています。

記者 駅前とボールパークタウンを結ぶ、流れを生むような考えというのはありますか。

市長 あそこにつながる歩道を整備する必要があろうとは思います。それともう一つ天神(川駅)の方から来る、こっち側からも来るようにするということで、そこへのアクセスをもう少し改良していくということもやりたいなと思います。

旧市民球場跡地の活用方針について

記者 別件なんですけど、サッカースタジアムの検討協議会がありまして、大体、今年度末までには、現地並びに球場跡地を含む5カ所について、機能ですとか、規模ですとか、どのような可能性があるのかというのをまとめる程度になるんじゃないかという見通しが出ているんですけども、それを受けて球場跡地の活用方策、方針は出ていますけども、基本計画まで行かないところですけども、来年度どのように絞っていこうと思われますか。

市長 元々、球場跡地の使い方、サッカースタジアムの在り方も含めた計画を今年の秋口には決めたいというスケジュールで今検討を進めていただいているという認識です。

そして、今年度末ぐらいには中間報告ということで、スタジアムとしての位置付けというか、スタジアムをどんなふうにするかということの検討がどの程度進むかですけども、最初に申し上げたのは、スタジアムの規模とか運営方法とかも含めてある程度具体的なものが出て、その出たものがどうしても今の旧市民球場跡地じゃなきゃいかんとか、旧市民球場跡地にふさわしいというものが提示されれば、その施設を前提にしながら、今出ています緑地広場とか、文化芸術機能を中心としたものを考えようという案と比較して、どちらでさらに物事を考えていくかということを秋口に決めるというスケジュール感でおりますので、そのスケジュール感は変わっておりません。

ですから、今年度末までのスタジアムについての検討がどこまで進むかということを踏まえて、こちらの文化芸術とか緑地広場の考え方についても、同時並行的に少し議論を高めるために必要な予算措置を今度の議会でやれればなと思っています。

スタジアムの方については、今までのご議論の中で、自分たちはいろんな議論はしてきているけれども、専門的な観点から「例えばこういう施設だとこれくらいの経営収支になる」とか、専門的なことを検証するだけのノウハウを持っていないということなものですから、それらを検証していただくために、外部の専門家に委託して検証していただくような予算をスタジアムの検討の方に付けようと。

それは市、県、商工会議所、一緒になってやっていますから、それぞれ予算措置していこうかなと思っています。そして、その検討を深めて、今申し上げた、そういう施設群をここにする必要があるかどうかという検証を加速させる。それを踏まえて、秋口に全体的にもう一遍どっちがいいかという判断を下すという構えでやっています。

記者 球場跡地の活用策についての検討というのは、一定の進展が見られると・・・。

市長 それについても、今機能ということをやっていますから、もし可能であれば、その機能を踏まえた施設として、どんなものが考えられるかという議論も少し進めながら、大体検討の歩調を整えようっていうのが元々の議論でしたから、こちらに予算を付けてもう少し深めて、こちらもちょっと深めて、そして秋口に合体して考えられるようにするという、作業スケジュールを考えています。

新年の抱負について

記者 今年の事務初め式でも松井市長は、任期の終盤に向けた総掛かりの年ということを、被爆70年に向けた準備に取り掛かる年にするということをおっしゃっていたと思うんですが、改めて今年、それを踏まえてどういうふうに取り組んでいきたいのかというところの抱負をもう一度お聞かせ願いたいのですが。

市長 自分自身の任期の最終盤ということで、抽象的に言うと、全力投球したいというようなことで締めくくっていますけれども、その全力投球する、少し内容ですね、どんなものかということですけれども、狙いは我が市政の1枚看板と言いますか、最終目標、世界に誇れるまちにするというこの命題は変えません。

その命題を達成するために、活力・にぎわいというふうなものをどこまで追求できるか、その上に、ワーク・ライフ・バランスという市民生活がどこまで、そしてそれらを下部構造として平和の思いを共有できるような、いわゆる平和行政を展開すると、こんな枠組みなんですけれども、そんな中で、今までの現段階で2年10か月になりますかね、それらに関わる各施策を少しずつといいますか、目標に向けていずれの分野についてもちょっとずつ対応策を講じてきているんですけれども、それらの一定の総仕上げと言いますかね、今までやってきたことの整理をするとともに、これからどう展開するかということを明らかにするというのが、この最終段階での仕事だと思っています。

その際、次のステップを考えると、来年、被爆70周年という年が来ますので、その70周年をどういうふうに位置付けて、それ以後どう展開していくかということを、ここで頭に置きながら、今後の展開を整理すると、今までのことを踏まえて整理すると、そういうことになろうかと思うんですよね。

そうすると70年を起点に、70年から2,30年先をにらんで、このまちをどういうふうにするかということを、最後の年の中でお示しする。そのときもやはり、先ほど申し上げた、活力・にぎわい、つまり、都市のファンダメンタルズ(基礎的条件)をどうするかと、で、ワーク・ライフ・バランスをどう展開するかと、そして平和行政をどう展開するかということをやるということなんですよね。

そういう意味では、70年経ちましたけれども、70年を今までいろんな市政で築き上げてきたことを、もう一遍新しく一歩踏み出すためのどういう事業を展開するか、新規事業をどう展開するかということを今年、可能な限り整理していくということをやりたいんですね。

そして、もう一つ、70周年のいわゆる記念事業と言いますかね、その年に70周年を迎えたということを象徴するような平和行政の取り組み的なものをどうするかということを今年の間にしっかり準備していくということも同時にやりたいと、そういうふうに思っていまして、もう少し具体的なことはですね、今もちろん組織を挙げてやってますから、整理ができたものから順次、皆さんに発表していくということをしていきたいと思いますけれども、総体、大まかな整理は、今年の秋口を考えて、そこに向けて収れん(まとめること)させたいというふうに思っています。

総括的で恐縮ですけれど、そんなもんなんですよね。具体的に絶対外せないテーマということになれば、記念事業的なものであれば、平和記念資料館の再整備、こういったものを今やっていますから、それをしっかりやりますし、駅の周辺だって、これはハードですけれども、今、交通結節点の機能強化ということでやっていますから、これらをもっと明確にしていく、展開を図っていく。

それから、西風新都の問題、市内の大規模空き地をどうするかというようなことも整理いたします。それから、いわゆる今後をにらんだときに、高齢化していく住宅団地の活性化というようなテーマについても取り組みをしたいと思います。

平和行政の方は、当然4月のNPDI、この取組を含めてその後のNPTですね、会議に向けて、あるいは2020ビジョンに向けてどういうことをやるかということも、整理をしなければいけません。それから、平和市長会議の運営体制強化の最終準備、実施段階に移すということの具体化に向けての最終調整が要る年になりますしね、こういったことを総括すると言いますか、本当にまとめ上げるということが今年の課題と思っています。そんなんでよろしいでしょうか。

サッカースタジアム検討に関する予算について

記者 先ほどのNHKさんの質問の関連なんですが、途中で、球場跡地のことについて、あそこの考え方を深めるための必要な予算措置を今度の議会で、ということをおっしゃいました。これは当初(予算)でお考えだということなんだと思うんですけれども、これまで球場跡地については、現況調査くらいの予算が付きましたよね、歩調を揃えるという意味もあって減額されたという経緯がありましたけれども、となるとですね、今度はサッカーも一定の、3月には、中間報告というのが出ます。当初でどれくらいの、何ができるほどの予算を付けようということを現段階でお考えですか。

市長 スタジアムの検討の方について、先ほども申し上げましたように、専門家の方に頼んで、しっかりした、何と言いますかね、企画っていうものをやっていただけるような予算は組まなければいけないと思いますね。ですからそっちの方で予算はやりますね。そして秋口には整理するから、年度を通していけば最終的には球場跡地の基本的な考え方をやるための基本計画ですかね、そんなものに係るような予算は付けてくださいということはやろうと思うんですよね。

記者 基本計画程度の予算は当初でっていう・・・。

市長 最初は要ると思いますね。

記者 出せればなということですね。

市長 当初はね。両方のバランスを取りながら予算を付けましたよという姿にはしたいと思います。

記者 そうなると、歩調が合ったらそのぐらいだということですよね。サッカーの方も、秋を見れば最終報告、となると球場跡地の方も基本計画ぐらいがイーブンだろうという。

市長 じゃないかと思っていますけれどもね。そうなるんじゃないかと思っていますよ。それで歩調が整ったと皆さんに理解していただけるんじゃないかなと思います。

( )は注釈を加えたものです。

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配布資料 中区及び東区における就労支援窓口の常設化について(192KB)(PDF文書)

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