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ページ番号:0000012959更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

2013年2月27日記者会見「広島のまちあるき観光などについて外2件」

動画はこちら(「ひろしまムービーチャンネル」のページへジャンプします)<外部リンク>

市からの発表案件

広島のまち歩き観光などについて

市長 観光の振興については、広島ならではの「おもてなし」の実現に向け、今年度、街角観光案内所「トラベルパル」の開設や「広島おもてなしパス」の導入など、新たな事業を始めたところですが、このたび、広島に来られた国内外からの観光客の方々に広島のまちの魅力を十分に体感していただくため、新たに二つの取組を実施しますのでお知らせします。

一つが広島のまち歩き観光ですけれど、お手元の資料をご覧下さい。

まち歩きの観光ニーズに対応し、市内のボランティアガイド団体が実施するまち歩きのコースをとりまとめ、インターネットで情報発信するとともに、マップを作成し、観光メニュー化を図ります。

それから、こののぼりですけれど、広島のまち歩き観光の名称は「広島とりっ歩(ぷ)」とし、ホームページやマップに表示します。この名称は、実際にガイドをされる団体の方や職員でアイデアを出し合い、付けたものです。

これは、広島のまち歩きの旅をユニークに表現するため、小旅行を意味するtripにpを“歩”の当て字とする造語とし、平和の象徴である“はと”(とり)が広島のまちを案内するということでやっています。

広島とりっ歩の専用サイトは、本日11時からアップする予定です。

また、お配りしているマップは、街角観光案内所「トラベルパル」やホテル・旅館等に設置し、広島を訪れた方が手軽に入手してボランティアガイド団体の実施するまち歩きに参加したり、個人で自由にまち歩きができるようにします。

このボランティアガイド団体のまち歩きへの参加は、電話による予約で受付けるコースや、予約なしに現地で受付けるコースがあり、申込み方法はマップやホームページに掲載していますので、どしどしご利用いただきたいと思います。

まち歩きコースは、4つのボランティアガイド団体が実施する11コースを紹介しており、広島市観光ボランティアガイド協会が3月1日(金曜日)に実施する「~ひろしま歴史散策~広島城下巡りコース」から事業を開始します。

今後は、ボランティアガイド団体と相談しながらコース数を増やしていき、ゆくゆくは、より大きな展開につなげていきたいと考えています。この大きな展開は、私は長崎市と仲良くしていまして、長崎市は「さるく」をやっていますけれど、そんなものにでもなればなという気持ちを持ってやっていきたいと思っています。

それから、外国人旅行者向けの「散策モデルコースガイド&マップ」ということですけれど、お手元の資料をご覧下さい。

中国運輸局とともに進めてきた訪日外国人旅行者受入環境整備事業の一環として作成したもので、広島地域の魅力を体感できる「散策モデルコースガイド&マップ」と、広島ならではの文化や習慣などを紹介する小冊子「広島がもっと分かる本」を同時に作成しました。

この取組は、本市を訪れる外国人旅行者に世界遺産の原爆ドームや嚴島神社以外の広島滞在を楽しんでもらうため、外国人旅行者の目線に立った“広島ならでは”の魅力を体感できるモデルコースガイド&マップなどを作成し、外国人旅行者の受入環境の向上を図り、外国人旅行者の増加につなげることを目的としています。

対応言語は、英語、フランス語、中国語、ハングルの4言語ですけれど、中国語に関しては、簡体字(かんたいじ)、繁体字(はんたいじ)、この2種類ありますので、そういう意味では5言語ということになります。

このガイド&マップでは、アメリカ、中国等、6カ国に住む外国人を対象に実施したアンケート調査の結果を参考に、観光関連事業者、在住外国人などが参加するワークショップ「旅づくり塾」により設定した3コースを紹介しています。

「広島がもっと分かる本」は、本市を訪れた外国人旅行者に広島の魅力をもっと知ってもらうため、お好み焼や牡蠣(かき)、電車の乗り方など、広島ならではの文化、習慣、見どころを紹介しています。

配布場所は、4か所の本市観光案内所、市内22か所のトラベルパル・インターナショナル(外国人旅行者向け街角観光案内所)です。先週末の2月23日より配布を開始しています。

説明は以上ですが、先程、ご説明しました「広島のまち歩き観光」と、この外国人旅行者向けの「散策モデルコースガイド&マップ」、「広島がもっと分かる本」の二つの取組を国内外のより多くの観光客の皆様にご利用いただき、まち全体で「おもてなしの観光」を進めていきたいと思います。

また、現在開会中の市議会でも提案しているとおり、来年度もさまざまな新しい事業を打ち出してまいりますので、是非とも報道機関の皆様のご協力をよろしくお願い致します。

記者 すみませんがお願いがありまして、せっかくなので市長、のぼりを持っていただいていいですか。

市長 これを持つとしっかり宣伝してもらえますか?

市政記者クラブからの代表質問

広島大学本部跡地について

記者 広大跡地問題に関し、理学部1号館を市が管理することになりました。これについて、活用策はどのようなイメージなのかをお願いします。

市長 理学部1号館に関しての活用イメージということですけれど、私とすると、活用イメージをつくる前に、なんといっても現状の正確な把握をまずやらなければいけないんじゃないかという思いが先に立っていまして、現状把握をしっかりやって、というのが現在の状況です。

旧理学部1号館は、昭和6年に建てられたものであり、現在、築後約80年余りが経過していることから、劣化が進んでいる中で建物の保存・活用をどうするかというのが懸案課題という認識で、来年度の(補正)予算の中では劣化状況の把握をするための調査費を計上することになると思うんですけれど、調査に関する経費は、来年度の補正予算で市議会に諮るということを頭に置いています。

現状把握ができたら、次のプロセスで活用策のイメージが出てくるんですけれど、大きなテーマとしては「知の拠点」の再生ということでテーマが決まっています。

具体的な中身付けとすると、中身をしっかり考えていただく上で一番ふさわしいのは広(島)大(学)という基本認識を持っていまして、広大との連携、この中で協議しながらイメージを形成していきたいと思っています。

「知の拠点」というイメージはありますが、更に詳細なイメージをこの段階で持っているものではないということでご了解いただきたいと思います。

記者 調査費なんですけれど、補正でというのは6月の補正ですか。

市長 そうですね、早ければ6月になりますね。

記者 その調査の規模というか、予算額とか調査のやり方というのはどのようなものなんでしょうか。

市長 まだ担当部局で検討しています。80年経過している中で、現状把握にふさわしいものをどういう規模でどういうふうにやるかということも、まだ白紙とまではいかないけれど、どうしたらいいかということを今検討しているので、それが間に合っていないから予算要求していないという現状です。

記者 実際に調査が始まるのは6月以後ということになるんですか。

市長 そうなります。早くて、そうですね。予算要求して以後ということになります。

インフラ維持・整備の「横断的組織」について

記者 全国でインフラの老朽化が言われている中で、市役所内にインフラ維持・補修のための「横断的組織」を作るとのことですが、これについての具体的なイメージはどのようなものですか。

市長 市議会で私が申し上げた中身というかポイントですけれど、公共施設の老朽化対策は全市的な取組課題となってくることは間違いないということで、全庁を挙げて取り組む必要があると思っています。

そうすると、その課題に取り組むための陣容というか体制をどうするかということが問題になるんですけれど、自分なりに整理して申し上げますと、考えるべき対象(である)、公共施設をざっくり言えば2系統になるんじゃないかと思っているんです。

一つが、俗にインフラ資産と言われているものですが、これは道路、橋りょう、上下水道など、一般的な市民生活に関わる公共財として日々使われる性格のものです。

もう一つは、日々使われるんですけれど、俗にハコモノという分類になるものがあるんです。例えば図書館、公民館、スポーツセンターなどです。

こういったざっくり二つ系統があるんですけれど、それぞれについて、老朽化、耐用年数が来たときにどういう問題が生ずるかと言いますと、インフラの方は、その性格上、日々の日常生活の用に供されていますから、市民の安全・安心な暮らしを維持しながら、要は安全性を保ちながらどう展開するかということです。

そして、使う限りにおいては、保守点検をやりながら、可能であれば長寿命化対策もやるという視点で点検をかけていくという問題です。

長寿命化の話は、財政状況が厳しいという中から出てくる問題で、潤沢に金があれば新しいものにどんどん変えていけばいいと、こうなるんですけれど、こういった一連のものが広島の場合は、一時に起きていますから。被爆の後のいろんな整備で集中的に行われている。その頃は高度成長期のはしりでしょうから財源等が確保できた。これからはそういう状況ではない中で、財源確保ということと長寿命化ということはワンセットで考える性格(のものです)。

それからハコモノについては、これらを利用する年齢構成とかいろんなことを考えていく中で、人口が減るという社会経済情勢の変化が今起こっていますから、こういう視点で今後ハコモノをどう展開するのか。

もう一つは、そうは言いながら既に地域ごとに根付いて利用されているということで、地域住民のニーズも現存する。この将来動向と現下における地元のニーズ、これをどう調和させながら、将来的な施設の在り方をどうするかと、こう考える二つの性格の(ハコモノという)公共財があると思っています。

ですから、今後の展開を考えるときに、資産ごとに判断観点が異なる中で、的確な現状把握を行い、それを踏まえて問題点の整理・分析をし、将来的な在り方を見い出していく。そしてその在り方が見えてきたら、それに向けての整備を優先順位を付けてやっていくことになるんですね。その優先順位を付けるときには、地元や関係者のニーズがありましょうけれど、大きいのは、財政的側面から実現可能性を検証するという作業をかませていくということが要るんです。これらを総合的にやっていく必要があると思います。そうすると、総合的な調整を行う機能が発揮できる組織を庁舎内に確保する、あるいは今ある組織をそういったことが機能する組織に仕立て上げていくことが必要であると考えていまして、少し時間は要りますけれど、必ずやらなければならない課題だと認識しています。

記者 この調整部署を作ると、今までと何が変わるかということになると、今までだったら、道路はこの順番であるとか、橋はこの順番であるとか決めていたのを、総合調整部署が出来たことで、この道路やあの橋(を一緒にして順番を付ける)みたいな話になるということですか。ちょっと具体的なイメージが、どのように変わるのかっていうところを。

市長 それは施工の仕方の具体例なんですけど、単にこの橋がありました、耐用年数が来たからいつの段階で長寿命化しますかだけで個別にやっていくということから、全体の予算枠があって、そういう問題が市内全域にいろんなところがある。

そうすると、その中で最優先しなければならないくらいの状況、そこに係る、例えば交通量の負荷とか、全体への波及効果を考えた時に、全部やろうとすると、全体で例えば5年くらいかけなければいけないとなった時に、その5年の最初と後半どっちに整備を振り分けるかということをやっていくような作業工程が考えられるわけです。

それを担当部署ですと、設計を書いてこのようにやるということで、パーツパーツはできるんですけど、財政的な面での観点を、一個一個、財政当局と個別にやるというのではなくて、それらをある程度1カ所に集めて総合的に判断できるような仕掛けにしていくことがいると思うんです。そのために一つ独立した組織をつくる必要があるのか、それともそれぞれ関係部署から寄せ集めて、それらが合議体で協議するようにするか、それは知恵の出しようなんです。

それらをやるときには、組織の処遇、課長さん、部長さんとかいろいろつくるときに、組織で定員とか、人件費を考えながら、簡単に何とか対策部をつくるというのが本当にいいのか、寄り集まって連合組織にしてやるの(がいいの)か、それはさまざまですから、これからの工夫によると思うんです。

いずれにしても今申し上げたことを、単発じゃなくて、横断的に組織内で議論できるような環境を作るということをやりたいなと思っています。

記者 地域ごとにやられるのは、例えばイメージとしては、区ごとに考えておられるとか、その区のまちの在り方を考えた上で、人口の減少とか、そういったものも鑑みて検討されるというそういうイメージになるんですか。

市長 市全体です。普通であればこの地域で、この区の中で橋が傷んできたけれど、その所与の状況抜きに、とにかく耐用年数がきたから直してくれというようなことがあれば、その橋が、例えば新しい橋が出来たりして、それとの関係でどちらを優先するかというのを区の中で考えるようなものがあったとします。

それをもっと、それと同じような状況が8区あれば、他のところとどうなっているのでしょうかということもやっていかなければいけない。市全体でのトータルで優先順位を決めるという作業も出てくるんです。

それらを一括してできるようなものを本庁内で、ちゃんと組織化しなければいけないということを申し上げたつもりです。

記者 そのスケジュールってどのようにお考えですか。例えば横断的部署を作ったとして、最初の1年はこうして、それから実際にそのスケジュール、そのスキームに基づいてこう修正していきますといったような画は、市長の頭の中で、どんなスケジュール感をお持ちでしょうか。

市長 その検討組織は来年度早めに立ち上げなければいけないと思いますし、タラタラ出来ないです。でも、そういった検討は1年ですぐできるようなイメージはちょっとないんです。さっき申し上げたように、いっぱい課題があります。2種類の系統と申し上げましたように。

だから、急げということでやれば、2年くらいの範囲でやってくれということを言わないといけないかなという気がするんです。ただ、それをやりながらも、ひょっとするとインフラの方は割といいんですけど、ハコモノの方が在り方そのもの、つまり地元の既に利用しているニーズとかを考えたときに、その理念系と地元の方々の要望がなかなか調整できない可能性が高いと思うんです。

こういう調整は、各区ごとにも起こるし、全体を考えたときに、いろんなバランスがあるし、そのハコモノも、純粋に行政的な地域の需要のみならず、いろんな整備の補てんというか、裏返しみたいなので配置しているものもあるんです。

事情がさまざまあって、それらを考慮するということをやりながらということですから、そういったことを考えるともう少し伸びるかなとか、2年から3年くらいになるかなという感じなんですけど、ちょっとまだそのへんもやってみないとわからないですけど、可及的速やかにやるという方向で組織が検討体制を立ち上げてやるというくらいです。まだ十分に検証していません。

記者 その計画をつくるのに2年くらいかかるだろうという意味ですか。

市長 全体計画はかかると思います。

その他の質問

サッカー専用スタジアムについて

記者 サッカースタジアムの協議会についてお伺いしたいんですけども、構成メンバーや日程の調整状況というのはどうなっているのでしょうか。

市長 今、事務的な調整を進めています。市も県も議会で予算関係でスタッフがそこまで十分力が割けていないし、私自身も。

今年度いっぱいは事務的な調整をしながら、今言われたような点を、事務的な詰め合わせをやっています。実際の立ち上げは、来年度に入らざるを得ないかなと思っています。

記者 どういったところに声掛けとかされているのでしょうか。

市長 県と商工会議所中心にお諮りしていて、そこの中で、私がざっと今事務的に協議してもらいたいと言っていますのは、サッカーという競技そのものが、プロですから、これが日本全体の中でどのような動向になっていくか、そのプロサッカーチームを経営している、各いろんな団体の出資状況みたいな状況をまず置いて。それと広島のサッカーチームをどのようにして育てようと考えているかというのがまずあると。それに対して、今後の動向なんかをまず見据えるということが大きなスタートだと思います。

そして、間違いなくやりたいという気持ちと、それをやるための確実な運営システム、手段をどうするか。誰がどうやるかと。それを構築するためにはどういうメンバーがそれらを合意してやるのが確実になるかということを考えるようにしましょうということです。大枠をまず考えます。

そして、そこでスタジアムという個別の設備になったときに、その設備を利用する範囲ですね、つまり世界的な規模のものを本当にここでやるというための施設にするのか、国内のプロ用で良いという(のか)。それは規模とか要因とか、それから年間の運営の関係にもきます。その辺をどうするかということを決めなければいけないでしょうとか。

それから要望では複合施設ということもありますから、それらと絡められる施設としてどういうのを考えるかと。

そして、実際に今サンフレッチェという広島の資産ということでサッカーチームありますけど、これが特定の民間の企業が支援していると。そうすると、それらが確実なものにするのか、どういう形で、例えば野球なんかでも、その球団の所有者が変わっていったりすることがありますから、そんなことをどのように見込むのかということをやりながら、かつ球場の、スタジアムの運営主体をどうするか、誰がどう参画するかということをやって、だいたいそのハコモノの規模なり運営状態を考えながら、それをどこにどの広さでどのくらいの規模のものを置くかと。

それそのものの建設費用をどう捻出するかとか、一連のことがイメージされますので、ちゃんと項目立てして、きちっと議論するための順序立てをして、それぞれ意見を取るようにと言って、今事務的調整に入っているという状況です。

記者 できれば来年度の早いうち・・・。

市長 それは立ち上げたいですね。まず、そういうことを議論するということをまずやらないと。ですけども射程距離と言いますか、議論するものをしっかり定めて、協議会で何をやるかということを明確にしないと、何となく集めて議論し始めて、決めたら次の問題が出てきて、どこまで議論が続くか分からないということでは実際、具体的な事業展開ができませんからね。その辺をしっかりするということをまずやろうということを言っています。

記者 4月ぐらいと思っていいですか。

市長 4月は新年度ですからね、なるべくそこら辺から早くモーションを掛けてやりましょうということは、事務的には言っています。具体的な日程はどこまでいくかは見えにくいところはありますけどね。年度が始まれば、なるべく早く皆で集まることをやりながら、事務的な調整をとにかく俎上(そじょう。まな板の上)に上げて議論していこうというようなことを思っています。

記者 関連した質問ですけれども、ちょっといつも不思議なんですけれども、協議会というのは、サッカーのスタジアムを造ることそのものを検討するのか、造るという前提にあるのか、ちょっとそれがよく見えないまま話が進んでいる気がしていて、市長の中では今どういった状況なんですか。造るか造らないか、もちろん主体がどこにあるのかにもよるんですけど、そこが見えないので、ちょっとよく分からないんです。

市長 見えていません?少なくとも造らないために協議会を立ち上げるという、こういう矛盾したことはありませんからね。皆さんの署名活動を受けて、そういったスタジアム建設に向けての諸課題を検証していくと、そしてやるためにどういうことが求められるかということを皆で協議しようというものだと私は認識しています。

記者 建設に向けて、どういった課題があるのか、その結果によっては、造らないという選択肢もあるのですか。

市長 もちろん、そのスタートはやりましょうですから、私とすれば、それをやるための具体的な成案、こういうことをやることでできるとか、こうやらなければできないとかという、そういうできる方に向けての結論を出したいと思っていますよ。

広島高速5号線二葉山トンネルについて

記者 昨日、二葉山トンネルの建設差し止めを求めて地元住民の方が提訴されているんですけども、市長の方での受け止めはどのようなものですか。

市長 新聞情報ですと、今度の実施する主体に対しての訴訟ということで、詳細はちょっと把握していませんけども、我々とすればいろんな手続きを経て実施可能だということでやらせていただいていますから、訴訟になれば、然るべく対応しなきゃいかん課題だと思います。中身がちょっとよく分かっていませんから、検証していませんけども、訴訟になれば、然るべく対応するという筋合いのものだと思っています。

記者 原告の方々が、時間短縮効果も限定的で、費用対効果にも疑問があるという主張もされていたんですけども、その辺り、今まで回答もあって、話もなさっているとは思うんですけども、改めてそこを少し伺えれば。

市長 ここでまた、裁判の話じゃないというか、言われたような指摘も含めて、全体の効果ということも申し上げて事業実施の案を県市両方で判断していますし、提起されているような問題を乗り越えてできるんじゃないかという判断でやっている状況なんです。ですから訴訟でやるとすれば、正直分かりませんけどね、繰り返しになりますが、然るべく必要な対応をやっていきたいと思います。

記者 今回の二葉山のトンネル事業なんですが、平成26年の着工予定だと思うんですけども、着工までの間に地元住民の方々にどういったような説明をされていくのか、対応をどうやって進めていくのか。今、説明会をされていますが。

市長 地元の方々に対して、今回の判断に至った考え方とか、どういう対応をするかということをしっかり十分ご理解いただけるようにやっていく予定でおります。

旧市民球場跡地について

記者 旧市民球場についてなんですが、議会が済んでから方針決定とお話を聞いたんですが、松井市長が方針決定するに当たって、重要なポイントだと考えられているような、例えばこれまで検討会では、適格性だとか、効果だとかいうのが、いろいろポイントが出ているかと思うんですけど、どこが一番重要となるポイントだろうというのがあるんでしょうか。

市長 判断ポイントは、実は跡地委員会にお願いするときにも一番最初に言ったことでぶれていないと思うんですけれど、若者を中心としたにぎわいというテーマに沿えるように提示したいなと思います。

今申し上げたワーディング(言い回し)は非常に抽象的で具体化していないと言われ続けていますけど、そういったある程度の方向性をやる中で、それにそぐわない機能で要求されるものは、広島のまちの機能として、むしろこういうところにあった方がいいんじゃないですかというようなことを言いながら整理して、絞られてきているという状況ですし、さらに議会などの話とか、いろんなお話を聞くと、それ以外にもこういった施設を、さまざまな施設を導入すべきだというご意見がありますから、そういったものについても一応どう考慮をしたかということをお示ししながら、若者を中心ににぎわいにふさわしい施設の在り方というものにしたいし。

皆さん、議論されるときに、例えば、この施設が明日にでも完成するようなイメージでおられるのか、そこの施設というか、あの辺りを例えば、2,3年掛けてやっていくのか、5,6年掛けてやっていくのか、そういうタイムスケジュールもいると思うんですよね。

ある日一日、一晩経ったら、ぽっとこういうものができるとはなりませんので、実際の作業スケジュールを考えると。そしてその間に、まちの状況も変わっていく中で、そこの地域を育てるというか、そういった考え方も入れて、まちづくりを考えるということをやりたいなと思うんです。

それがやはり若者ということと、にぎわいということを時間軸を置いて提示できればなと思っているんですけどね。ちょっと抽象的で申し訳ないけど、いろんなことを考えていますので、とにかく整理して申し上げるまで、ちょっと待ってください。

記者 今年度中に旧市民球場跡地のことを考えて、先ほどサッカーのことも少し関連するんですけど、協議会がこれから立ち上がっていくと。例えば市長がサッカー、スポーツの判断を下されたあと、その協議会が旧市民球場以外で作ろうとなった場合や、またスポーツの関連施設じゃないものを作るとご判断されたあとに協議会がやはり旧市民球場がいいとされた場合、その整合性と言いますか、その協議会との時期のずれみたいなものをどうまとめていくおつもりですか。

市長 そのとおりです。まったくその、それをどう処理しようかと考えているわけですよ。

今時間軸と申し上げたのは、今申し上げたように、それぞれ皆さんの意見を聞いて、やっていくというその仕掛けが、必ずしもうまくセットされていない、つまり事実は動いていますからね。だからスタジアムの議論というのは今の日程ですとどうしても年度を超えてやらざるを得ない。

その議論もやりながら、その中に球場跡地というご意見も必ず考慮しなければいけない、その前にここ(旧市民球場跡地について)、言うということを言っていますから。

どう取り込むかと、あるいは(取り込む)余地があるかどうか、その仕掛けをむしろ皆さんに丁寧に言わなきゃいかんなと思っていましてね。今そこに知恵を今注ぎ込んでいるからもうちょっとお待ちくださいと言っているつもりなんです。

記者 やっぱりサッカースタジアムのことはかなり意識されているようなお答えに聞こえるんですけど。

市長 それも皆さんのご意見ですから、どう扱っていくかということは、結論そのものじゃなくて、ご意見がどうなるかが見えていませんから。それらをどう考慮していくかっていうようなことは、方法論としてお示しするっていうようなことをせざるを得ないなっていう気持ちに今なっているんです。その辺の仕掛けはもう少し待ってください、ちょっと十分に整理しきれていないところがあるんですけど、問題意識はまさに言われたようなことがあります。

記者 猶予を持たせたようなことに、結論としてなっていく可能性も・・・。

市長 含みになるのかどうかですよね。とにかく、訳の分からないようなことにはしないつもりですから。もう少し、皆さんが考えてああそうだなと、こういうふうになるんだなとかね、こういうことで整理していくんだなということが分かるような手順と言いますか、どう物事を整理していくかということも併せてお示しせざるを得ない、しなければいけないなと思っています。すみません、もう少し時間をください。

記者 今の確認なんですけど、その知恵を注ぎ込んで仕掛けを考えるというのはやっぱり旧市民球場の活用策でサッカースタジアムの可能性もあるし、それ以外の可能性もあるという結論になるのかなと思うんですけど。

市長 そうですね、だからまだ皆さんの意見がどれも収れんされていない中で、こうだという完全な決め込みですよ、もちろん方向性はいろいろありますけどね、そういった意見の動向がはなから排除されるということはないだろうと言われればそうでしょうからね。だから時間軸がありますから。

先ほど申し上げたかった、企画しながらも実際にいろんな工事とか、具体的な着手をするのは何年かかかるんです。それとの見合いで議論がどう展開するかとか、あるじゃないですか。ある日一日でカパッと物事ができるんじゃなくて、皆が議論しながらその作業の進捗状況に応じてさまざまな意見をどう考慮していくかというようなこともやっていくのが、私流に言わせれば対話・ビジョン・実行の典型的な事象じゃないかなと思ってます。

記者 さっき言ったみたいにスタジアムもそれ以外の可能性も残すという・・・。

市長 残せればやりたいし、残らなくなるかどうかをもう少しよく吟味したいんです。抽象論で申し訳ない、もう少し、完全に整理しきれてないんですみません。

皆様方のご疑問とか、どうなるんだろうということについてもお答えしなきゃいけないという意識があること、そして跡地についてどういうものにすべきだということも明確にしなきゃいかんと。やや表面的に言うと相矛盾したことを整理してお出しするということをしなければならないという認識にあるということでご理解いただきたいということです。

記者 関連なんですけども、それは3月末までに、跡地に関して、例えばスポーツ複合型、緑地、もしくは文化芸術というふうに大きな3つの軸があると思うんですけど、市長の中で3月末までにパキっとどれかというようなことを決めるというわけではなくて、何かもうちょっと幅広いことをお考えなのでしょうか。

市長 いやいや、決めるけど幅広いということかな。

記者 もうちょっと丁寧に説明していただけますか。

市長 整理してて、答えられれば今すっと言うんですけど、今整理中ですので。もう少し待ってください。今言われたような要素も組み込まなきゃいけないんですよ。だから確かに決めたなということであるとともに、しかしいろんな議論がちゃんと投影されるやり方でもあるなということもお示しする、この同時の複数の要請を満たす同時の解を今、なんて言いますか、三次方程式か四次方程式でやらなきゃいかんと悩んでいるということをご理解いただきたい。二次元じゃないですから、少なくとも三次元か四次元ぐらいの感じなんです。頭の中では。

記者 それはつまりその例えば・・・。

市長 そんな複雑なことになりません、出したならば、ああそうかなということになると思います。もう少し待ってください。

記者 んー、よくわからない。

市長 そんな大したことを言ってるわけじゃないんですけれど。

記者 そうなんですよね、だからこそもう少し詳しく教えてほしいなと。

市長 それで言えるんだったら別に、今言えますけどね。まだいろんな方の意見も聞いた上で整理するという、これも重要なものですからね。そこをどう説明するかですね、そこと合わせてなんです。

スタジアムの協議の体制も整ってないわけですから、この見通しも立ってないでしょ。それらの意見がまだ出てないわけですよ。だけど世の中とすればスタジアムをそこにと、こういう意見もあるわけですし。ですけど跡地検討委員会ではスタジアムを選択肢の一つとして排除してない中で、決めてないのに決めるというやり方は自分とすれば、対話・ビジョン・実行という中の詰め切れてないものをいきなり落とすというのもどうかなと思うし。

しかし今段階でいろんな議論を聞いた中で一定の方向性もある程度自分なりに整理できていきますから、それを示したいというのもあると。その方向性とこれからの議論をどう調和させるかというようなことをしなきゃいかんかなと思うし。その調和のさせ方について、大した話じゃないんですけど少し知恵がいるなと、こういうことです。出せばわかります、そんなに慌てないでもう少し時間をください。

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