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ページ番号:0000012952更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

2012年11月27日記者会見「平成24年第5回市議会定例会提出案件について」

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市からの発表案件

平成24年第5回市議会定例会提出案件について

市長 本日、平成24年第5回広島市議会定例会を招集しました。開会は12月4日火曜日です。今議会に提出する議案は、一般会計補正予算案など34件です。

まず、補正予算についてですが、今回の補正予算の規模は、お手元の「平成24年度12月補正予算の概要」のとおり、全会計で、16億8,588万3千円となっています。

その内訳としては、まず、後期高齢者医療事業についてです。平成23年度の保険料等の確定に伴い、広島県後期高齢者医療広域連合への追加納付金を計上しています。

次に、国民健康保険事業についてです。後期高齢者医療制度創設時に導入された国民健康保険料の軽減特例措置の延長等が国から示されたことに伴い、国民健康保険事務システムの改修業務に着手するため、債務負担行為を設定します。

次に、街路及び道路・橋りょう整備についてです。国の経済対策として、大規模災害に備えた防災・減災対策のための地域自主戦略交付金が措置されたことに伴い、広島市地域防災計画において、広域避難路や緊急輸送道路等として位置付けている街路及び道路・橋りょうの整備を行います。

次に、防災行政無線の更新整備についてです。国における無線周波数帯の割当ての見直しに伴い、本年度内に更新整備が完了しない見込みとなったことから、減額補正するとともに、債務負担行為を設定します。

最後に、財政調整基金への積立金についてです。一般会計の平成23年度決算剰余金の確定に伴い、財政調整基金への積立金を計上しています。

次に、予算以外の議案としては、広島市衛生関係手数料条例の一部改正案など条例案21件、その他の議案9件、専決処分承認案1件を提出します。

以上が今議会に提出する議案の概要です。以上です。

記者 12ページの契約なんですけれど、白島駅の建設工事、これはたしか65億(円)だったと思うんですが、このうち工期を分けて1期目とかそういうことなんですか、9億(円)っていうのは。

財政局次長 これは、白島の工事は確かに60数億(円)なんですが、それの一部が今回契約として出ているということです。全体の中の一部です。

記者 工期が、最初の第1期とかそういう意味での契約ということですか。

財政局次長 第1期とか分けているんじゃなくて、建設工事それから設備工事とかいろいろ分けて出しますので、その部分での工事の一部ということでございます。

記者 防災行政無線なんですけれど、具体的な、市民への影響っていうのはどういうことが考えられるんでしょう。

市長 市民への影響は直接生じないようにするという内容と理解しています。どの周波数を使って防災無線を設定するかということについての国の方針が多少固まっていなくて、周波数帯が、既存の使える周波数帯の終了年限と、新しいエリアを使っての無線周波数帯、民間業者と調整している中で決まっていなくて、新しい業者がどこを使うかっていうのがようやく決まったんですけれど、開始日が遅れまして、市としてバンドを使うときに従来の無線帯で考えていたんですけれど、それが一定期間無くなりますので、新しい業者が使うバンドを使おうということでやっていたところ、今までやっていた手続きがちょっと変わったものですから、そちらに乗り換えるということで繰り越し、翌年度に着工するとしたんですね。ですからそのこと自体で直接住民サービスに影響するということはないと思っています。

記者 選挙関連の予算の補正っていうのは先になりますか。

市長 それは執行したよね。

財政局次長 今回、専決処分の承認案として出しています。

財政局長 3億4千万円余りの予算が今回の総選挙に必要となるんですけれど、これにつきましては議会の議決を待っていては間に合わないということで11月16日に専決処分をさせていただきまして、今回その専決処分の承認につきまして議案として提案させていただいています。

その他の質問

広島高速5号線整備について

記者 二葉山トンネルの事業の着工の検討状況、今月末までにというお話も以前あったと思うんですけど、知事との協議という意味では。その予定も教えていただければと思います。

市長 知事との協議ですね、5号線。具体的な日程は、まだ現段階でも確定はしてないんですけれど、別途のテーマで、知事とも今週中に会ったりしますから、そういった機会でも使って、話を少しはすることになるかも分かりませんけどね。

ただ、事業判断のための、そのための協議日程というのは、まだ両方でかちっとしたものを決めていませんから、決まり次第事前にお知らせするということにしたいと思っています。

知事もできるだけ早く判断するということを基本認識にしていただいていますので、気持ちのずれはないんですけど、具体的な日になるとちょっとまだ、内部でいろいろ検討していて、ここという日には、ちょっとまだなっていないんです。

記者 事前にお知らせをすると。

市長 日にちが決まれば公表いたしますよ。いつやりますということを。

記者 それは、やり方としては公開でやられるということですか。

市長 公開に、うーん、(皆さんに)知らせるんですから公開になるでしょう。多分その時にはね。

記者 見通しはちょっとまだたってない。

市長 ちょっとまだ調整中なんです。

記者 県庁でのご予定、今週も入っておりますけど。

市長 そういう機会も捉えて、相談もしながら決めようじゃないかということは言おうと思ってますけど、ちょっとまだ。

記者 向こう(県)との協議。

市長 それぞれ事務的にも、内部的にもまだちょっと詰めが残ってる状況なので、もうちょっとなんです。

記者 その後に判断ですか。もうすでに判断されて、その最終調整として協議をやるという理解なのでしょうか。

市長 もうちょっと判断要素も残っているんだと思います。

記者 判断はまだされていない。

市長 もちろん、話し合って決めますから、その場で立ち会って。双方がそれぞれ検証したことをきちっと出し合って、点検して、どうするかということをやりたいと思うんですけど、その素材が全部完全に揃いきってないということなので、もうちょっと協議、正式な協議日程ですね、事業判断のための協議日程はもうちょっとまだ確定していないというところなんです。

記者 事業判断は、知事と協議したその場でするということになるんですか。

市長 できればそのように、ぽんと決められればと思っているんですけどね。

サッカースタジアム建設について

記者 先週土曜日にサンフレッチェが優勝しまして、先週ちょうどサッカースタジアム建設の署名が20万人を超えました。ある意味この上ない機運が揃ったように見受けられるんですけれど、サッカースタジアムの建設に向けて、この機運を捉えて、市長自身が検討のための何か委員会を立ち上げるとか、あるいは関係部局にそういう指示をするとか、何か具体的な動きをされている、あるいはされる予定はありますか。

市長 まだ具体的な予定は、正直言って未定ですね。ただ、署名活動を通じて、多くの方がこの広島に専用スタジアムがあったらなということを思っておられるということも明らかになっていますし、関係者の方も署名を集めて、そして関係者が一丸となって、いろんな対応ができるような準備をしつつ、正式にと言いますか、県及び市かな、両方にそういった要請をしていきたいというようなことも言われてると聞いていますので、そういったものを受けて、どういった対応をするかということを考えていきたいと思ってます。

記者 以前ですね、サッカースタジアム建設は、広島の経済に対しては非常にプラス材料だというご発言をされたと思うんですが、それを踏まえますと、機運というのはどのタイミングかと言いますと、この優勝したと、ある意味この上ない、これ以上ない状況ではないかなと思うのですがいかがでしょうか。

市長 おっしゃるとおり。そういったことを、前向きに検討を始めるいいきっかけにはなっていると私自身も思っています。さらにまだトヨタカップもありますし、そうしたら、それでもし勝ち上がれば、もっと機運が醸成されますでしょ。そんなことも踏まえてて、間違いなく、こういったスポーツを通じてでも、市民の気持ちは明るくなって、前向きな状況ができるということは、間違いなく経済にもプラスですよね。

これは誰しも実感していることですし、そういうものが一定の規模で、確実にそういうスポーツが開催できるような施設群を皆さんの要望に沿ってきちっと揃えるということは、とてもいいことだと思っています。

ただ、それを実現するための、最終的には財源の手当てとか、そういったものが必要になりますでしょ。それをどのようにしていくかということについては、まだまだ作っていくべきだという希望の段階で、実践的な対応について、どのような仕掛けということについての構想なり、方法論がきちっと出来てるわけじゃないんですね。

それらをどう落とし込んでいくかということを、関係者ときっちり協議しながら、態勢を作っていくということが必要だと思っていまして、その辺は中心となって動いておられる、サンフレッチェの関係者とか、サッカー、あるいはスポーツの関係者の方、そして地元の経済界とか県・市を含めた行政体も、どういった役割分担をして、どうするかということを検討するための仕掛けを考えなければいけないんですけれど、そこをまだ厳密にやるだけの作業にまだ就いてないという、端緒に就いてないという現状ですね。ただそういった事を、やらなければいけないだろうとは、私自身は思っています。

記者 そうすると、財政的なことに関しては、当然検討がいるけれども、市長としては、非常に前向きに捉えて動き出そうというご意思ということで。

市長 気持ちはありますね。それに向けて、どういった対応をしていくかというポジティブな発想で物事を捉えていくべきではないかなと思っています。

記者 先ほど、県・市含めてどういう役割分担をするか、そういった検討をするための仕掛けということをおっしゃいましたけれど、今市長の中で具体的な仕掛けというのはどういうことをイメージされているんでしょうか。

市長 まだ考え付いてないからということを説明しようとして今しゃべったんですけど。問題意識は今言ったようにありましてね、どう組み立てるかがはっきり言って、まだよく整理されてないんですね。

これだけの20万を超えるだけの署名があったということは、そういう関係者の方々の気持ちプラス一定の出えん(拠出)行為を予定していいのかなとかね、例えばカープの球場を作ったときのたる募金じゃないですけれど、そんなイメージで皆さんも一定の原資を出していただければ、建設にまず一歩踏み出しますでしょ。

その規模がどれくらいになるかということと共に、地元の関連産業、今度も優勝すれば、その優勝を祝っていろんなセールスができるとかということを考えていただければ、地元の関連企業も大いに賛同していただける余地があると、その方々がどういう形でスタジアム建設、あるいはその建設したスタジアムの上に関与していくかという、参加の仕方、それらについて行政がどう位置付けるかですね。

他の政令指定都市を見てみますと、行政が建設所有している、運営を直接やったりいろいろ任せたり、いろんな方法があるんですけれど、本市の場合、本市独自の地元のスポーツ団体だということを今回だけじゃなくて、ずっと未来もそういう形でやれるように、いわば野球が市民球場であったと同じような位置付け、日本の中でも、いわゆる都心部でないエリアでこういったサッカーをしっかり根付かせるための新しい仕組みというのがあってもいいかなと考えれば、設立運営関係者の役割分担、さっき申し上げたことをどうするのが、一番長続きするか盛り上がるかということを私の意見だけじゃなくて、皆さんの意見も聞きながらやっていけたらなというぐらいなんですね。

だから、問題意識はありますけれど、どこまで具体化しているかということについては、現段階でお答えできるだけのものは持ち合わせていないというのが現状です。

記者 サッカーの試合のときは、どうしていらっしゃったんですか。

市長 家で、テレビで見ていました。

記者 テレビで観戦してらしたんですか。

市長 はい。

広島高速5号線整備について

記者 すいません。(広島高速)5号線のことに話が戻るんですけど、明日は知事と会って協議されるんですか。

市長 明日会うのは別のテーマなんでね、その前後かには、ちょっと話はできたらなと思っています。

記者 これはさっきおっしゃっていた事業判断のための協議とは、また別に・・・。

市長 事業判断のための協議日程は調整しようということで、まだ決まってませんから、それを促すような話をちょっとできればなと思っています。

記者 明日はその日程を決めるために、ちょっと話すということですか。

市長 それも含めてね。はい。

記者 明日会われる、明日の協議というのはどういう位置付けですか。

市長 明日は、雇用対策の協議があるんで、その前後に知事と会いますから、ちょっと時間を割いてでも、どうかなと思っているんです。

記者 これはどういう話をするんですか。

市長 どういう話って、それぞれ事業判断に向けて、早くやりましょうということを促したいんですが、知事の方から内部調整があると言われるかも分かりませんけどね。そこはちょっと聞いてないものですから、事務的に日程設定をお願いしていて、まだ決められないという話を聞いているものですから。もうちょっとということなんです。

記者 明日、その会われる場で判断をするということではないんですか。

市長 それはまだ、事業判断のための日程をちゃんとセットしましょうということになっていますから。それは先ほど申し上げたように決まれば、日にちを事前に公表しますのでね、お待ちいただきたいと思います。

記者 明日というのは、県側が明日にはちょっとというようなことなんですか。まだ調整が・・・。

市長 いや、明日、雇用対策のための(協議を)県庁の方に行ってやりますので、そのとき、どうせ知事に会いますから、早くやりましょうということを言おうかなと思っているんです。

記者 今の関連なんですが、先ほどおっしゃっていた、協議公開というのは、マスコミに公開というように、一般に公開ということは考えてないんですか。

市長 マスコミに公開するのが一般公開じゃないかと思うんですけど。

記者 分かりました。

広報課長 通常そういうことになります。一般公開というのは、マスコミさんに公開するということです。

記者 最終的な判断に向けて、いろいろ内部で検討されていると思いますけど、安全対策なんかをした上で事業費というのは、どのぐらいに今積み上がっているんですか。

市長 そう、そこも問題なんですね。お待ちください。今詰めています。それも合わせて必ず発表して全体の高速道路の運営に支障があるかどうかというのを今一生懸命に検証しています。

石原氏の核兵器に関する発言について

記者 今月20日にですね、日本維新の会の石原新代表が外国特派員協会で講演した際に、日本は核兵器に関するシミュレーションをやるべきで、それは一つの抑止力になるというような趣旨の発言をされておりますが、それに対しての捉え方はいかがでしょうか。

市長 これについてのはないんだけどな。橋下市長のときにも申し上げたのと同じようなスタンスなんですけれど、核兵器に関して、いろんな考え方があるということは私自身了知してましてね、それはそれぞれの方の持論だと思います。

ですから持論そのものをどうこうしろという、そのことについての言及は避けたいなというのが立場であります。

が、私の願いというか主張は核兵器廃絶と、要するに核兵器のない世界ですね、そしてそれが世界の恒久平和の実現に同値であるとかね、それと変わらないということで、その意味付けですね、そういうことを願っているっていう広島市民がいて、この広島があるんだということを世界に伝えて、究極はですよ、そういった核兵器等についての、保存する、所持する所持しないとかいうことについての決定権がある為政者の方ですね、そういった方々がこの気持ちを理解していただいて、無くしていく方向に動いていただくというふうになってもらいたいと思ってるんですね。

そのためにはパワーポリティクス(権力政治)ですから、世界のいろんな政治情勢を考えて、誰しも平和を願わない人はいないと思いますけどね、それを願うためにいろんな手段論、方法論として、様々なご意見を言われているんだと思います。

そういう議論をするに当たってもやはり最終的なあるべき姿はやっぱり被爆の実相を見ていただいて、核兵器があってはならない、核兵器廃絶は必然性があるんだということを思っていただくということを感じていただければ、方法論で議論するまでもなく気持ちは届くと思ってるんです。

だからあえて考え方をどうこうというわけではありませんけれど、いろんなご意見を言われる方に対しては、石原前都知事も含めてですね、被爆の実相というものをしっかり見ていただくならば、広島の心をもっと深く理解していただけるんじゃないかと思うというのが私のコメントになると思います。

記者 橋下さんのときは資料館で見てほしいというふうにおっしゃってましたが、石原さんに対してはそういうお考えは。

市長 被爆の実相を見ていただくためにね、もちろん資料館で見ていただくというのも重要な方法だと思います。

記者 それは直接お伝えされるご予定はありますか。

市長 いや、こういう形で皆さんを通じて伝えていただいてもいいかなと思っています。直接呼びかけるかどうかという、呼びかけなければいけないという立場にあるように思いませんので。伝えていただきたいと思います。

広島高速5号線整備について

記者 またちょっと前後して申し訳ないです。戻るんですけど、5号線に関してなんですが、先ほど明日の雇用対策の協議のときに知事と時間を割いてお話をして、それぞれ事業判断に向けて早くやりましょうということをお話しされると。

ただ市民の、特に住民の方からしてみれば、早くやりましょうだけではなくって、いったい具体的にトップ同士がどういった協議をして、どういう判断に、そこでどういった議論の積み上げをするのか、ということも一定に市としても説明責任があると思うんです。その上で、明日の、早くやりましょうということ以外に、何のために早くやるのか、また早くやるためにどういった議論が必要なのかということは、どういったことを話されるのでしょうか。

市長 つづめて(要約して)言えば早くやりましょうということだという気持ちで説明しましたが、知事と話すときには今言われたようなことももちろん伝えることになるような気がします。

いずれにしても事業判断を知事と公式に、日にちを設定してやるという、そういう場面を設けましょうということを、知事自身もそのこと自体には了解なんですからね。そこで、皆さま方にちゃんとした説明をすると、でどういうふうな判断をしてやりましたということをやりますので。そこで関係者の方々への説明はできると思います。

ですからそういった説明をする日を、確定日付を早く決めましょうと、でいろいろ内部でまだ検討されてるんでしょうけれどね、そこのところどういうところなんでしょうか早く詰めましょうというような話をするという意味を込めて、早く日程を設定しましょうということになるんじゃないかなと思ってますということなんです。

記者 関連した質問で、二葉山トンネルなんですが、一部新聞報道で着工へっていう記事があったと思うんですけど、着工に向けて最終判断に入ってるっていう報道だったと思うんですが、実際今までの説明と今日の市長の説明は変わっていないと思うんですけれど、実際着工に向けて、着工するっていう判断に向けた最終判断というか、なにか変化があるというか、着工へっていう流れになっているんでしょうか。

市長 申し上げたように最終判断は協議の場で明らかにしますので、もうしばらくお待ちいただければと思います。

記者 着工へっていうのは間違っているんですか。

市長 間違っているかどうかというのはその記事を書いた方の感想なんでしょうけれどね。私自身は現段階ではまださまざまなことを検討しているということで申し上げていますのでね。

※ ( )は注釈を加えたものです。

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