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ページ番号:0000012940更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

2012年6月14日記者会見「平成24年度第2回市議会定例会提出案件について外1件」

動画は下記からご覧ください。

(「広島市動画チャンネル(市長記者会見)」のページへジャンプします)<外部リンク>

市からの発表案件

平成24年第2回市議会定例会提出案件について

市長 平成24年第2回市議会定例会提出案件について説明をします。本日、平成24年第2回広島市議会定例会を招集しました。開会は6月21日、木曜日です。

今議会においては、お手元の「平成24年第2回広島市議会定例会 提出案件」のとおり、予算案以外の議案15件を提出しております。

まず、今議会に補正予算案を提出していないことについて一言申し上げておきます。

そもそも当初予算は、その編成時において当該年度に必要となると見込まれる予算を政策的な判断等を踏まえながら盛り込むというものであります。一方、補正予算というのは、当初予算の編成時に見通せなかった事情の発生などによって対処せざるを得なくなるものを中心に所要の予算を盛り込むといった性格のものです。

今回については、当初予算成立後2か月経過していますけれども、国における制度改正や(急激な)経済環境の変化への対応策等が、まず打ち出されていません。さらに、本市単独事業について見ても現時点では当初予算の編成後に新たな財政需要が発生しているという状況も認められないことから、補正予算案を提出しないことになっております。

続いて、提出案件についてですけれども、まず、条例案として、公園又は公園施設の呼称を定めることができるようにするための広島市公園条例の一部改正案や、広島特別支援学校の移転に伴う広島市立学校条例の一部改正案など7件を提出します。

次に、その他の議案として、恵下(えげ)埋立地整備事業用地の一部に係る財産の取得についての議案や、住居表示の実施に伴う町の区域の設定等についての議案など7件を提出します。

最後に、専決処分承認案として、去る3月31日の地方税法の一部改正に伴い4月1日から施行する必要があるものについて、専決処分により広島市市税条例の一部改正を行いましたので、その承認案1件を提出します。

以上が今議会に提出する議案の概要です。

質疑応答

ビッグアーチの命名権について

記者 公園条例の改正の件で、ビッグアーチの命名権を募集することを受けたものだと思うんですけれども、マツダスタジアムの命名権って全国的にも、日産スタジアムとかも命名権を募集しているんですけれども、そういう流れの中で、広島市としてどういう企業に来てほしいとか、どういう今回、思いでこういうことにするのかっていうのをお聞かせください。

市長 具体的にどこの企業を、ということは今考えていません。広く募集しているということからもお分かりいただけると思いますが、そもそも命名権の話については、ビッグアーチを作った当時からそういうことをやれば、ということもあり得るんですけれども、当初については非常に利用状況が良かったものですから、ビッグアーチが出来た直後ですね、特段そういうことまで配慮しなくて来ていたんですけれども、今後のいろんな見通しを考えていく中で、ビッグアーチの利用を今以上にしていただくために、ということを考えるとともに、市の財政事情等もあることを考慮すると、利用者の方の注目度を集めながら施設そのものに対する愛着というものを醸し出す中で、収益増につながれば、ということが考えられますので、建物を建てて(から時間が)経過はしておりますけれども、改めてネーミングしようという企業はないですか、という問いかけをしたということです。知名度を上げるとともに市のいろんな運営状況、財政事情にいい効果が出ないかな、という気持ちを込めて募集しているということです。

記者 今のに関連してですけれども、命名権でいえば明日から市文化交流会館の命名権の公募が始まると思うんですけれども、期せずしてかどうなのか分かりませんけれども、2つの命名権を今年度募集するという形になりましたけれども、こういう手法みたいなのを今後も幅広く考えていったりとか、どんなことを考えてらっしゃいますか。

市長 少なくとも公園施設といったものについては(考えたいと思います)。どこまで人気があるか分かりませんからやってみないと。需要があれば、さっき申し上げた2点、皆さんへの周知効果が期待できるということと、プラス財政的にいいという、この面に着目して効果的であれば、いろんなところで対応していきたいなと思っています。やってみて、もう一遍(効果を)よく見ないといけませんから。看板倒れに終わったっていうんじゃ意味ないかと思いますので、その辺は点検しながらやっていきたいと思います。

補正予算を計上しないことについて

記者 もう1ついいですか。補正予算のことですけれども、補正予算を上げないのはずいぶんしばらくぶりになるんじゃないかと思うんですけど…。

市長 私にとっては初めてですけどね。市の中ではそうかも分かりませんね。

記者 偶然と言いますか、たまたま、今説明していただきましたけれども、何て言いますか、いろいろ情勢が変わっていく中で、今は手当てすることがないっていう…。

市長 現時点ではね。先ほど申し上げた原則というものが、本予算、補正予算というものの基本的な考え方がきちっとあるという中で、今回の事象ですね、国の事情、我が市の事情を考えたところ、原則通りの運用をしていい局面ではないかなという判断をしたということです。今後9月とか11月に事象がどんどん変わっていって、当初、今年の1月、2月に見込んだ状況が変わっていって行政需要に対応するために必要な展開が求められれば、あるいはそういう必要が生じれば当然やります。しかし少なくとも現時点ではないだろうということです。

広島市競輪条例の一部改正について

記者 広島市競輪条例の一部改正についてなんですけれども、細かい部分なんですけれども、具体的に言うと選手の賞金に関する規定の整備っていうことなんですけれども、これは例えば今、広島市営競輪がありかたそのものを議論していますけれど、変更するっていうことなんですか。

経済観光局長 国の方が、今まで法律の規定があったんですけれども、その規定がなくなったので、その規定の整備をするだけで、それに伴って賞金云々というのはないです。

記者 競輪事業の財政状況に鑑みてどうこうしたという…。

経済観光局長 じゃないです。

財政局長 競輪条例の中にですね、「経済産業省の定める賞金に関するにより、開催の都度市長が定める」ってなっているんですね。経済産業省が基準をつくってその基準に基づいてっていうふうに条例に書いてあるんですけれども、経済産業省の方がこの基準をつくらなくなったということなので、国の方の基準がなくなったということなので、該当するところの規定を削るということだけです。

記者 分かりました。

広島市産業情報サービスの特別清算について

記者 広島市産業情報サービスの特別清算なんですけど、結局返ってこないお金はいくらで、それから三セクの清算というのは他にも考えられるんでしょうか。

市長 後者の方から(説明)すると、これと同じように、直ちに出てくるものがあるという認識はありません。ただ第三セクターの運営については、今回の事案で分かるように設立当初の経済環境がその後大幅に変わっていったという中で、当初の目的の範囲内で維持しようとするとどこかで限界が来るということがありますので、そういう意味で適切に今後対応していくということがいつも求められる、そういう性格のものだということがよく分かったということですので、経済動向というか技術進歩ということをよくよく見ながら第三セクターそのものを本当に維持するかどうかを厳格に考えていくということがいるなという教訓になったと思います。

具体的に損失計上しなければいけない、少なくとも株主として投資していた部分は有限責任がありますから、これは本市プラス13出資者全部が一応回収できなくなったということで、出資額がまず返還不能になったことと、それから、その他広島市産業情報サービスに対して資本の他に経営の安定化資金を別枠で貸し付けるということをやっていました。

その部分がここの会社が解散・清算になるということで回収できなくなったので、その額を確定して返済しなくていいというための和解手続きをやりまして債権放棄しましたので、その額だと思うんですけれども。いくらかな。

経済観光局長 金額はそこに書いてありますけれども、貸付金の元金が6億円で、貸付金利息が905万7945円で、延滞金はまだ確定していないんですけども、概算で言うと約2800万円くらいという見込みです。そのうち返せるお金は返していただいて、残りを債権放棄するというかたちになります。

記者 いくらぐらい返ってきそうなんですか。

経済観光局長 会社の方もう、逆に言うとほとんどお金がない状況ですから、1千万円か、今のことろまだ確定していないですけれども、それぐらい今のところ見込んでいます。

記者 他の三セクについても、チェックというか、(清算を)考えていくというようなお考えは。

市長 そういう目で見とかなきゃいかんということだと思います。あとはうまく行ってるんでしょ、今のところは。

経済観光局長 厳しいところもありますが、こういう状態にはなっていません。

市からの発表案件

ホノルル市への経済交流訪問団の派遣について

市長 もう1つは、ホノルル市への経済交流訪問団の派遣、その帰国報告をさせていただきます。 お手元に配布してある資料のとおりなんですけども、かいつまんでと言うか、一番はじめは、この7日から12日までの4泊6日の派遣でありましたけれども、自分自身実はハワイ初めてだったので、いろんな行事などに参加して印象に残ったことは、中身で言うと3つかなと思いまして、ざっと流しますけれども。

一番最初は、ホノルル市長さんとの再会を果たしまして、昨年の8月に平和記念式典に見えたとき、すっかり打ち解けて親しくなった、ピーター・カーライル市長さんだったんですけど、今度チャンスがあったら来てくれという話をされてて、今回商工会議所主体で経済交流で行くというので、それに同行するという形で行きまして、いろいろ話をする中で、ピーター・カーライル市長とファーストネームで呼び合うくらい仲良くなれたということで、ピーター・カーライルが「ピーター」がファーストネームですから、彼は「ピート」で、私は松井一實で、ファーストネームでいくと「カズ」なので、「ピート・アンド・カズ」でこういうふうに、しっかり仲良くなりました。それが1つ楽しかった話です。

もう1つはその延長で、ホノルル市長に対して、広島の観光ということでいろいろお招きを考えていて、さっそく来年の5月には、いろいろな催し物が目白押しということで、「全国菓子大博覧会」もありますし、「フラワーフェスティバル」もありますので、ぜひ来てもらいたいという話をその流れですると、快諾をいただいたっていうこともあるんです。

これちょっと、快諾をいただいたんですけど、よくよく調べると確実かどうかはちょっと定かでないところがあったんですけれども、それは後で言いますけれど。

ホノルルの日本の総領事、加茂さんという総領事がおられて、その方と話をするときに、地元の選挙事情を聞いたりしたら、なんと、今年の8月に市長の予備選があって、11月に本選があるそうです。

すでに3人対抗馬が出ているから、快諾していただいたけど、11月にちゃんともう1回市長さんにならないと来れないということがあって、本人は来る気はあるということでしたけれども、選挙の話は言われなかったので、確実かどうかはちょっとわからないなというのがありました。いずれにしても、市長のポジションとして広島への訪問を快く受けていただくということがあったのがもう1つと。

それから、経済交流主体の訪問だったんですけれども、実はその一点、平和関係というか、アリゾナの記念館を訪問するというのが後でありまして、市長として初めてアリゾナ記念館を訪れて、そこでちょっとお話をすることができたという局面がありました。

このアリゾナ記念館では、主任の歴史家であるダニエル・マルチネスさんという(方に案内をしていただいて)、いろいろ話をしますと、非常に日本の愛好家で、自分で日本的な庭園を作っている、盆栽もやっているし、茶道が好きだという、非常に親日家の人だったので、話が弾んだんですけれども。

その人に記念館の中を案内してもらって、後でちょっと資料を入れてますけれども、記念館のところで私を含めて、副議長さん、会頭なんかもおられる前で、記念館の意義をいろいろお話されたので、それを受けて、その場での自分の思いをスピーチするという場面があったので、それが非常に自分にとって印象的だったと。後に資料はあります。

もう1つは手続き的なことですけども、市議会、もちろん副議長さん代表でありますが、それから商工会議所の会頭ですね、あと私と三者が一緒になって、ホノルル市長とか、日本人商工会議所会頭等々とか交流を深めるということができましたので、外に向けて、市の関係者が一体あるいは一丸となって経済観光交流をするということができる、できたということについて自信を持ちました。いろんな意味で市が一体となって、いろんなことに取り組むということができたらいいなというふうに思ったということです。それは自分なりの感想ですけれども。

ざっと流しますと、この資料を見ていただくと記述してあるとおりですが、初日7日、最初に総領事館に行きまして、加茂総領事からいろんな情勢をお話をいただくということがありました。約2時間にわたってです。

その後、さっき申し上げた、市長との公式会談ということで、ピーター・カーライル氏とお話をするという中で、こちらは観光に力を入れていると言ったら、向こうの方は、じゃあ、日本はいろんな観光地があるのだから、その観光地といわば広島市をセットにするようにして、どんどん呼び込んだらいいじゃないか。そうしたら、注目度が高まるというようなお話もいただいたりして、非常に話が弾みました。

その後、「観光交流の促進に関する確認書」ということで、そこへ調印するということも行いました。さらにその後、市議会も訪問させていただきまして、議長のほか3名の議員ともお会いしました。

なお、この市議会、金子副議長からもしあれば、ご紹介あると思いますが、非常にコンパクトな議会でして、議員総数がなんと9人でした。そんな中でホノルル市議会を運営されてるというのが非常に印象に残りました。

その後、ホクラニ小学校の先生と生徒、これは牛田新町小学校との交流があるということで、牛田新町小学校からの貼り絵等を贈呈し、その際こまもプレゼントするということがあったので、その場でこまの巻き方と投げ方を私自身が生徒に教えるということをやりました。少しこままわしを思い出しました。

その後は、アラモアナセンターで、向こうで「KZOO」(けいずー)というAMのラジオ局で日本語番組をやっていたので、広島の宣伝をするということもしまして、そして、その後夕食会、カーライル市長、ピート市長の歓迎夕食会に出まして、そこでは向こうの方から、ホノルルの広島県人会のウェイン・トーマ会長とか、ハワイ日米協会理事長のエドウィン・ホーキンスさんなど総勢20名で来ていただいて、本当に歓待を受けました。

翌日8日になりますけれども、ホノルルの商工会議所100周年で記念して作った宮島の鳥居レプリカ、大きさはここにある程度でありますが、これを作ったときには、広島市と県と商工会議所この三者で協力して作って寄贈したものですけども、それのちょうど10周年に当たるということで、ここでの記念セレモニーにも参加いたしました。

その後に先ほど申し上げたアリゾナの記念館を訪問して、ダニエル・マルチネス氏から懇切丁寧な説明を受けながら、ずっと会場をまわって、先ほど言った私自身、彼の説明でピース・アンド・リコンシレイション、平和と和解という言葉を何度も口にして、これがこれからの重要な展開だと言っていたのが非常に印象的でありました。

それから、ハワイ州の政府の方にエネルギー担当の局長さんにもお話をしてもらいまして、なんとハワイは2030年までにその7割をクリーンエネルギーにするということを標榜していろんな仕掛けをしているということで、県ともいろんなお付き合いをしているということがありましたので、市としてこのエネルギー政策を抱える中でどんな関与ができるかということを勉強していこうという思いを改めて強くしました。

その後州知事、ニール・アバクロンビー州知事とも面談いたしました。この方は、アニミズム(精霊崇拝)が得意だということで、州知事室も一種独特な雰囲気のある部屋でありましたが、そこで平和への自分の思いを直接お聞きして、実際に南太平洋での核実験なんかを目の当たりにしたことがあるので、広島を非常に身近に感じているという話をする中で、今後、州、市、県、学術レベル、いろんなところでの交流をしっかりやりましょうということで、お話をしてきました。

その後、ここにありますように、30周年、広島の商工会議所とホノルルの(日本人)商工会議所の姉妹提携30周年の記念レセプション、ここでは、姉妹提携の確認書への署名と、それから特に広島から北広島町の雄鹿原上組(おがはらかみぐみ)神楽団による八岐大蛇(やまたのおろち)のパフォーマンスなどがあって、非常に現地の方から好評でありました。

翌9日は地元にあります、「マルカイストア」という日本人を主にターゲットにして、日本食を取り扱っているお店に伺いまして、そこで我々が来るというので「広島フェア」を開催していただいておりまして、松リチャードさんが一生懸命広島の宣伝をしていただくということなので、我が方から「ザ・広島ブランド」も頭に置いてしっかり販売してくださいということをお願いして参りました。

その後は、市内の中央でアラモアナ・センター中央というところで「まつりインハワイ」という催し物をやるステージが設けられておりましたので、そこでステージに立たせていただいて、そして現地のJETAA、語学指導で外国青年を招致している事業で、それで広島、日本の福岡とかいろんなところに来たという経験(がある)青年3名程によりまして、広島のアピールをしていただくとともに、神楽の一部披露などをして、そこでも盛大な喝采を浴びました。

その後、お手伝いいただいたJETAAのメンバーとそれから、補助スタッフと言いますか、他に3名程を含めて6名との交流をいたしまして、若い方の目で見て、広島どうですかという話をして、印象的だったのは、非常に野球が好きだという青年がおりまして、ここに書いてありますけれども、広島東洋カープのウェブサイトは日本語のみだ。試合日程とかチケットをたまたまこっちで買おうと思ったら、英語がなくてちょっと困ったと。そういうのをやってもらうと、海外でそういう趣味を持ってる人は喜ぶだろうとなって、これはちょっと考えないといけないということがありました。

それから6月10日、ふるさと交流ステージというのがまた設けられまして、ここでは北広島町の壬生(みぶ)田楽団が「壬生の花田植」を実演するとか、やはり「八岐大蛇」を披露する等々で、観光客にアピールするという局面もありました。

それとは別で、ちょっと離れた、大通りに近いところで、我々が泊まったロイヤルハワイアンセンターというホテルの割と近くのところですが、後でパレードで通過する通りに面したところで、ブースを設けまして、広島についてのアンケートをやりながら、PRして、アンケートしてくれた人に賞品を出して、よろしくっていうこともやりました。

あと、パレード参加のときは、カーライル夫妻と私一緒にオープンカーに乗せてもらいまして、ずっと市内を動きました。野球選手でもないのに、オープンカーに乗ったのは生まれて初めてで、なかなか風が涼しくて、気持ちよかったです。

まとめは、今言ったようにいろんな分野での交流を重ねてきたこのホノルル市との信頼関係というものは、人柄によりますけれども、ピーター・カーライル市長との仲が良くなったというふうに自負しておりますけれども、そういう中で、ますます今後交流ができるんじゃないかなということを実感しました。

あわせてこういうことが今回ありますように、私と市議会副議長金子さんでありますが、商工会議所会頭深山さん、この三者が一緒になって向こうの方々と交流できたということがある意味で広島一丸となって交流ができるということを見ていただけたということで、これからの経済観光交流の一助となったのではないかと思っているところであります。

最後に別紙でありますけれども、これはスピーチを用意したわけではなくて、この場でとっさにこうお話を申し上げたんですけれども、要旨(としては)こんなことをその場でお話したということです。

なお、この建物の絵の写真の右端のあたりのところに立って、実は建物の中で話をしたということがございました。以上雑駁(ざっぱく)ですが、帰国報告ということです。

先ほどちょっと修飾用語が間違っていました。市長として初めての「スピーチをした」、市長として初めての「訪問」ではないということです。私は初めてですが、市長として初めてではないと。

その他の質問

岩国基地へのオスプレイの先行搬入について

記者 米海兵隊の岩国基地にオスプレイが先行搬入されて、飛行訓練も行われるんじゃないかというような動きがありますけども、広島も岩国に大変近いですけども、自治体のトップとしてどういうふうにお考えになっているかというのをお聞かせ願えますか。

市長 私自身、直接、広島に被害が及んでいるという状態ではないと思っていますが、しかし、県といいますか、県境を境にして隣接した地域で、そういった軍事用の飛行機が行き来するということでありますから、これ自身は防衛政策ということで国と国との関係の中での、今の取り決めをどう展開するかというその一端として、ここでの発着が行われているということも分かりますのでね、少なくともそういった対応をする上で、地域住民といいますかね、そこへの安全性の確保ということをしっかりやるということを基本に対応していただければと思います。

ですから、その国と国との防衛政策の中での取り決めの内容そのものについて、私自身はコメントは差し控えたいと思いますけども、少なくともその運用の結果として、地域住民、広島市民を含めまして地域住民の安全ということについて十分配慮した対応をするということをしてもらいたいなと思います。

記者 つまり地域住民への安全性の確保ですね、具体的にどういうことがあるのかですけども、それがなければ、なかなか賛成しかねるということなんですか。

市長 賛成というか、やるんなら配慮してやってくださいということだと思います。

記者 何もないままでということですか。

市長 それは大変でしょうね。きちっと配慮しないといけないと思いますよ。

記者 わが国としてきちっとして見せてほしいと。

市長 そういう意味では住民の納得を得られるような対応をする中でやっていただきたいと思います。いろんなことが言えますね、防衛とかについては特に。地元の方の気持ちとか、いろんな心配事をどういうふうに丁寧に説明し、納得いただくかということがないといけないんじゃないでしょうか。

元々防衛というのは、国民であり、市民を守るためのものでしょ。そうするとその原点ですからね。地域の住民の方々、国民の安全を守るということを重視していくということを考えながらどう展開するかだと思います。

ホノルル市への経済交流訪問団の派遣について

記者 ハワイの関係ですけど、ホノルルの市長(と市長)どうし、ファーストネームで呼び合うとうことで、今後の経済(交流)の具体的な進め方、どういうふうに進めていくかという考え方とアリゾナで市長が初めてスピーチを行ったということですけども、今までは拒否されていたと、ちょっと聞いたことがあるんですけども、この点については、どういうふうにお感じなのか、感想をちょっと伺いたいんですが。

市長 経済交流の方から言いますとね、今回具体的にこれこれというのは出たわけではありません。それだけの準備をしてこれをどうしようということをやったわけではないので、当然の結果でありますが。

ただその、行政としてのこれからの展開に向けての良好な関係の構築と言いますかね、それと商工会議所会頭をはじめ、経済界の方も行かれて、現地の方々との接点を通じて、どういった方面での経済交流が両者にとってプラスになるんだろうかということも話し合うきっかけができたはずですのでね、これからの展望が開ける素地ができたと思っております。

ですから、今具体的にどうこうということはないけども、重ねて言いますけども、これからの土台づくりというのはできたという認識であります。

それから、アリゾナの記念館の話でありますが、アリゾナ記念館はちょっとした船着き場から出て船でトントントンと行って沖合にあるんですよね。船が浮かんでいたところに、こういう記念館が海上に出来上がっていて、沈んだ船の上にこういうのを作っているんですね。

向こうからするとパールハーバーといいますかね、真珠湾攻撃のときに日本が沈没させて犠牲者を出した船として、象徴的な建物という位置付けなんです。

私自身は平和という問題については、過去のいろんな(出来事を)乗り越えて、今後に向かって関係者が、それこそ核兵器があってはならない、恒久平和を願うということをやっていくということがベースだと思っていますので、違和感なく行けたと思いますが、ただ説明していただく主任の歴史担当者の話でもいろいろにじんだのは、館内での説明で戦争が起こった当時の日本側の考えとアメリカの考えがこうも違っていたんですよというのを記念館の中で分かるような設定にして、壁一枚挟んでこっち側がアメリカ側でこっち側が日本側で、両方から見ると少し透けたバーにしてあるんですけども、違う評価が出てましたということを言って、こういう誤解が結局戦争になったという説明をされて、こういうことのないような世界を、というような説明をしてもらいながら行ったもんですから、私自身は重ねて言いますけども、違和感なかったんですけども。

ただ、違和感が多くの人にまだあるのかなと思ったのは、乗船客を見て、記念館に行く乗船客の中で日本人の方はほとんどおりませんでしたね。白人系といいますかね、現地の方、ヨーロッパの方とかが来られて、日本人の方はあまりおられなかったから、アリゾナ記念館そのものの存在というものについて、ある意味で一種の抵抗感があるということもあるんじゃないかなと思いました。

しかし、自分はそういうものを乗り越えて、第二次世界大戦を終戦に導いた直接の原爆投下という、そういう経験を持つ広島でありますから、そこが世界に向けて恒久平和と言っている限りにおいて、過去のいろんなそういうものを乗り越えて今後とも恒久平和を願うという意味で(平和記念資料館に)多くの人に来ていただくということを実践し、お願いしている立場ですからね。そういうところに行っても、やはり同じような考え方で臨めばいいんだろうということで、自分自身は抵抗感なく記念館を訪問したと思っています。

待機児童について

記者 待機児童についてお聞きしたいのですが。今年の4月1日時点で125人待機児童が増えたということですが、市長の提唱されるワーク・ライフバランスについて大きな問題だと思うんですけれども、今回この数字についてどのように受け止められますか。

市長 統計数値ですから、新聞発表もしてですね、今年の4月1日現在ですか、300人余りの待機児童が生じていると。それからいろんな市、都市の待機児童の状況を見て、待機児童がぐっと減ってる都市もあるというような横並びの情報も新聞等で見ておりますから。

そんなことを頭に置きながら、わが市の対応はということで点検してみますと、実は市内の保育所の定員数そのものは、昨年度よりも1053人増員いたしまして、全体では23287人という定員になっているんです。

その定員、そこまで増えているんですけどまだやはり300人足りないと。こんな状況だということをまず基本認識にしております。

そんな中で私の昨年市政に就いて以後の、それ以前の積み上げもありますけれど、私の昨年就いて以後の取り組みの中で、今年の夏から秋にかけましては特に民間の保育園の施設整備ということを仕掛けておりまして、それで少なくとも335人の定員増は一応図るというスケジュールで動いています。

更に今度やった当初予算の中で、来年の更に4月までという、その間をみるともう139人ほど定員増を図るという予定になっています。ですから数字的にはこういう形でちょっとずつ努力しているという状況ですけれどもね。

これから(のことを)考えますと、例えば0歳児から5歳児の小さなお子さんをそれまで家庭の主婦をやってた方が、いろいろな事情があって仕事に出たいとか、それから子供を産んで今まで言ってたU字カーブですけど一回働いてて出産のために会社辞めてまた少し手が空くから勤めたいというような方が出てくると、そういう待機児童といいますか、どこかに児童を預けて仕事をしたいという方の潜在的需要はいくらでもあるんですね。

つまり女性の労働力としての活用の余地をこれからどんどん広げていこうという企業側のニーズと、自分たちの能力を発揮したいという、それが合えば合うほどこういった需要はもっともっと高まるんで、減ることはないと思うんです。ですから今言ったスピードで定員増を図るのが十分かどうかといったことはもういっぺん検証しなければいかんと思ってまして、全体の予算を考えながら着実にやっていきたいと思ってますけども、いずれにしてもこの待機児童の動向をもう少し細かく見て、もっともっと必要ということが分かるようであれば、それこそ年度内でまた必要な措置をする等々頭に置いて、今後とも適切に対応していく必要があるなと考えています。

記者 施設整備とか定員増とかいうのは分かるんですけれども、それよりも地域的な偏りというか

市長 そうそうおっしゃるとおり。

記者 定員が多いところと極端に定員が少ないところがあって、振り分けと言っちゃなんですけれども、そこをうまいことやらないと(待機児童が)減らないんじゃないかなと思うんですけれども。

市長 それは今言ったマクロの数字以外に、まさに言われたような問題がありまして、親御さんが自分のいろんな考えでこの保育所なり保育園がいいというふうに思うけれども、そこは定員がいっぱいだと。

ちょっと視点を変えて、こっちだと空いてるというようなものがあったりするようなときに、絶対的な数と親御さんの要望というような話と、住んでる地域、偏在してますからね、皆さん抽象的に住んでいるんではなくて例えば中区のどこどこにいて、という自分の通勤とかのこと考えると必ずしもそれらの需要に全てに適うだけの保育所の設置配置状況となっていない部分があるんですね。

ですからそれらも含めてしっかりやらないと必ずしも十分な対応にはならないと思ってます。しかしそうはいっても箱ものでありますし、そういった保育所で児童をお預かりする方々の職員とスタッフの供給なんかも、やっぱりあるとき直ちにというわけにはいかないんですよね。そういったことも考えながら少しロングスパンで物を見ながら確実に改善するということをやらないといかんと思っています。

いずれにしても待機児童をゼロにするということを標榜してますから、それに向けての対応を後退することなく確実にやっていくことがいると思っています。

それと、ひょっとすれば今言ったような行政、市の独自の取り組みプラス、国の方で言われてる総合こども園とか大きな枠組み変更があり、それに必要な原資の投入ということが国政レベルでもしあるとすれば、もう一段そういったものが加速する可能性もあろうかと思います。

その辺はまだまだ議論がなされてる最中で、しっかりした動向が見えてるっていう状況がないわけですから、それはそれとしながら、今市で出来ることを一生懸命やってるつもりです。

西飛行場跡地利用の進捗について

記者 先日西飛行場が正式にヘリポートとして認可されてヘリポートとして進んでいるんですけれども、残りの跡地が、現状、進捗状況がどのようになっているのかとですね、夏ごろには機能分担の議論もというようなお話が市長からございましたけれども、今後スケジュールを改めて確認させていただきたいのと、今進捗状況についてどのようにお感じになっているか改めて教えていただけますでしょうか。

市長 まだ作業中ですのでお答えできるような状況にはないというのが正直なところですけれども、今言われたとおり、市内の大規模未利用地についての機能分担のような議論をする中で、市としてどんなふうに考えるかということをまず整理したいと思ってます。

そのきっかけは、(旧)市民球場跡地のところで議論の中でいろんなご意見が出てて、そこでも機能分化ということを言っていただいてますので、そこで例えば市民球場跡地以外のところにこんな機能を持たせてはというのが出てきたら、その機能を市民球場跡地以外のところですから、例えば今言った西飛行場跡地に適用できるかどうか、といったことを検証するといった作業をしたいですね。

そしてもう一つは県の方でも、あそこの跡地利用については意見を言うべく検討を進めておられると聞いておりますので、わが方の検討の進捗状況と向こうの進捗状況、ある程度議論をする状況ができるようになれば、またいったんこんなことだということをお示しして双方での議論をやるということをしたいと思ってます。

ですからもうしばらく待っていただけませんかね。全体として機能分化ですから整えた形で皆さんにお示ししたいと思ってます。

※ ( )は注釈を加えたものです。

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