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ページ番号:0000364335更新日:2023年12月21日更新印刷ページ表示

令和5年第12回教育委員会議(9月定例会)議事録

令和5年第12回 広島市教育委員会議議事録

 令和5年9月4日(月曜日)、令和5年第12回広島市教育委員会議(定例会)を教育委員室において開催した。

1 開会及び閉会に関する事項

 開会 午後3時
 閉会 午後3時21分

2 教育長及び委員の出席者

 教育長 松井 勝憲
 委員 井内 康輝
 委員 栗栖 長典
 委員 秋田 智佳子
 委員 伊藤 圭子 
 委員 西 敦子 

3 事務局等の出席者

 教育次長 木村 滋宏
 総務部長 石橋 正啓
 青少年育成部長 橋本 英士
 学校教育部長 川口 潤 
 指導担当部長 中谷 智子
 総務課長 山本 雅英
 教育企画課長 橋本飛雄馬
 学事課長 舟津 有紀
 教職員課長 森田 健嗣
 指導第一課長 高田 尚志

4 傍聴者等

 5人

5 議事日程

 議題1 広島市立湯来西小学校の廃止について(議案)
 議題2 広島市立学校通学区域審議会委員の任命又は委嘱について(議案)【非公開】

6 議事の大要

松井教育長

 ただ今から、令和5年第12回広島市教育委員会議定例会を開会いたします。
 本日は、傍聴の方もお見えになっておられますが、お手元にお渡ししております注意事項をよくお読みいただき、静粛に傍聴をしていただきますようお願いいたします。
 本日の議事録署名者は、伊藤委員と西委員にお願いいたします。
 これから日程に入ります。
 本日の議題はお手元の議事日程のとおりです。
 本日審議予定の議題2につきましては、広島市教育委員会会議規則第5条第1項第5号「附属機関の委員の委嘱及び任命に関すること」に該当することから、会議を非公開としたいと思いますが、御異議ございませんか。
 (異議なし)
 異議なしと認め、議題2につきましては非公開として審議することに決定いたしました。
 それでは、議題に入らせていただきます。
 議題1の議案第39号「広島市立湯来西小学校の廃止について」を議題といたします。
 本件は審議案件です。内容について、教育企画課長から説明をお願いします。

教育企画課長

 議題1について説明いたします。
 資料の2ページを御覧ください。
 本議案は、令和6年4月1日をもって湯来西小学校を廃止することについて御審議いただきます。
 資料の4ページ、資料2をお開きください。
 これは、資料の一番下にありますように、湯来地域全体の保護者や地域団体の代表者により構成される「湯来地域における小中一貫教育校設置検討会議」から教育長宛てに提出された申入書です。
 現在、湯来地域においては、先ほど申し上げました検討会議において、地域にある三つの小学校、二つの中学校を一つにした小中一貫教育校の設置に向けた検討が進められているところです。こうした中、申入書の本文に記載がありますけれども、令和5年3月に開催された第3回検討会議において、小中一貫教育校の設置に先行して、令和6年4月1日を目指し、できるだけ早期に湯来西小学校を湯来東小学校と統合することが提案され、承認されました。その後、「湯来西小学校先行統合調整会議」が設置され、統合を進めていくための協議事項について、関係する保護者、地域住民、学校関係者及び教育委員会等で意見調整を進めてきました。そうした中で、この度、学校教育活動に関することや通学に関することなど、主な事項についての協議が整ったことから、8月24日に開催された第6回検討会議において、令和6年4月1日をもって、湯来西小学校を湯来東小学校に統合するために必要な手続を進めていくことを希望する旨が地域全体として承認され、本市に正式に申入れがなされました。この申入れを受けて、この度、令和6年4月1日をもって、湯来西小学校を廃止することについて、議案として提出させていただいたものです。
 3ページの資料1を御覧ください。
 この議案は、湯来西小学校の学校における児童の教育環境の充実を図るため、湯来西小学校を廃止し、湯来東小学校に統合するものです。
 1の湯来西小学校の概要を御覧ください。(1)の名称及び所在地については、資料に記載のとおりです。その下の(2)児童数及び学級数については、本年5月1日現在で、10人、3学級となっています。また、仮に廃止をしなかった場合の来年度の見込みについては、その右側ですけれども、1人減って、9人、3学級となっております。
 次に、その下の2ですけれども、統合先となる湯来東小学校の概要です。(1)の名称及び所在地については、資料に記載のとおりです。(2)の児童数及び学級数については、本年5月1日現在で25人、学級数は、特別支援学級を除き4学級となっています。また、仮に統合が行われなかった場合の来年度の見込みについては、今年度と同じく、25人、4学級となっております。
 最後に、一番下ですが、3の廃止に向けた今後のスケジュールについてです。10月の通学区域審議会を経て、11月の教育委員会議においてその答申について報告を行うとともに、12月議会に提出する広島市立学校条例の一部改正議案に対する意見の申出について、御審議いただく予定となっています。また、12月議会で議決された後は、教育委員会において、通学区域に関する規則改正を行い、その後、令和6年4月1日に湯来西小学校を廃止することとなります。
 広島市立湯来西小学校の廃止についての説明は以上です。

松井教育長

 はい。ありがとうございます。
 それでは審議に入ります。
 ただ今の説明につきまして、御質問、御意見等がありましたらお願いいたします。

栗栖委員

 本件につきましては、全く異議はございません。4ページの地元から教育長宛ての申入書に関してですが、地元の保護者、地域住民と学校関係者の皆さんがいろいろ御調整の上で申入書を提出していただいているので、御要望に沿った形で進めていただければと思います。おそらく、今後のスケジュールにもありましたけれども、通学区域の問題、さらには跡地の問題と課題も多いと思います。きちんときめ細かく対応していただいて、スムーズに廃止できたら良いと思います。特に、跡地の問題は、すぐには難しく、時間は掛かると思いますけれども、しっかり御対応いただければと思います。

井内委員

 湯来西小学校の児童数が、今年度の10人から来年は9人に減るということであれば、我々がいつも気にしてきた、学校で学ぶべき子どもたちの基本的な人間関係作りや、社会への適応の第一歩である社会生活の経験ということについての目的を達せないということは考えるわけですよね。それで、教育委員会側としては、少ない児童数の学校については、ある意味で、ある意図を持って統合して、学級数を増やし、その子どもたちの人間関係作りに適した組の作り方を目指してきたのですが、これ見てみますと、統合の対象になる湯来東小学校も25人で決して多いとは言えない状況です。果たしてこれで十分なのかということは思わないでもないわけですが、一方で、当地域の議論で、小中一貫教育校を作りたい、やはり地域の振興のために地域を愛する子どもたちを地域の手で育てたいという御希望があるというふうに理解していますので、人数が少ないということを超えて統合するメリットは必ず出てくると思います。しかも、小中一貫教育校となれば、教育課程に一貫性が出るということもありますし、是非、そこに期待をしたいと思います。新しいモデルとして、こういう形で、小中一貫教育校ができるという形が上手く機能するかどうかっていうのを、これから注視していきたいと思っています。
 以上です。感想です。

松井教育長

 他に御質問、御意見等はございませんでしょうか。
 よろしいでしょうか。
 それではお諮りいたします。
 議案第39号「広島市立湯来西小学校の廃止について」、原案どおり可決することに御異議ございませんか。
 (異議なし)
 異議なしと認め、本件は原案どおり可決することに決定いたしました。
 次の議題2は、冒頭でお諮りしたとおり非公開となりましたので、傍聴人、報道関係の方は退席していただきますようお願いいたします。

 (非公開部分省略)

松井教育長

 以上で議題は全て終了いたしました。
 これをもって、令和5年第12回広島市教育委員会議定例会を閉会いたします。
 ​

7 議決事項

議案番号

件 名

議決結果

39 広島市立湯来西小学校の廃止について 原案可決
40 広島市立学校通学区域審議会委員の任命又は委嘱について 原案可決

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