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ページ番号:0000248283更新日:2021年12月6日更新印刷ページ表示

令和3年第8回教育委員会議(6月定例会)議事録

令和3年第8回 広島市教育委員会議議事録

 令和3年6月10日(木曜日)、令和3年第8回広島市教育委員会議(定例会)を教育委員室において開催した。

1 開会及び閉会に関する事項

 開会 午後1時30分
 閉会 午後2分45分

2 教育長及び委員の出席者

 教育長 糸山 隆
 委員 井内 康輝
 委員 栗栖 長典
 委員 秋田 智佳子
 委員 伊藤 圭子
 西敦子委員は欠席 

3 事務局等の出席者

 教育次長 松井 勝憲
 総務部長 横山 元信
 青少年育成部長 中谷 智子
 学校教育部長 野間 泰臣
 指導担当部長 川口 潤
 教育センター所長 松浦 宰雄
 総務課長 平山 高成
 放課後対策課長 橋本 飛雄馬
 指導第二課長 吉村 敦
 特別支援教育課長 山領 勲

4 傍聴者等

 1人

5 議事日程

 議題1 広島市立学校児童生徒数等(令和3年5月1日現在)について(報告)
 議題2 令和4年度広島市立高等学校及び広島市立広島中等教育学校入学者選抜の基本方針について(議案)
 議題3 令和4年度広島市立広島特別支援学校高等部入学者選考の基本方針について(議案)
 議題4 市長が作成する議会の議案に対する意見の申出について(代決報告)【非公開】
 議題5 広島市教育委員会指定管理者指定審議会委員の任命について(議案)【非公開】

6 議事の大要

糸山教育長  

 ただ今から、令和3年第8回広島市教育委員会議定例会を開会いたします。
 本日は、傍聴の方もお見えになっておられますが、お手元にお渡ししております注意事項をよくお読みいただき、静粛に傍聴していただきますようお願いします。
 西委員が所用により欠席されていますが、定足数を満たしています。
 本日の議事録署名者は、栗栖委員と秋田委員にお願いします。
 これから日程に入ります。
 本日の議題は、お手元の議事日程のとおりです。
 本日審議予定の議題4については、広島市教育委員会会議規則第5条第1項第6号「教育事務に関し、市長が作成する議会の議案に対しての意見の申出に関すること」に該当し、議題5については、同項第5号「附属機関の委員の委嘱及び任命に関すること」に該当することから、会議を非公開としたいと思いますが、御異議ございませんか。
 (異議なし)
 異議なしと認め、議題4及び議題5については非公開として審議することに決定しました。
 それでは、議題に入ります。
 議題1「広島市立学校児童生徒数等(令和3年5月1日)について」を議題とします。
 本件は報告案件です。内容について、総務課長から説明をお願いします。

総務課長

 議題1「広島市立学校児童生徒数等(令和3年5月1日)について」を御説明させていただきます。
 資料の2ページをお開きください。
 まず、1の幼稚園についてです。
 左の令和3年5月1日現在の欄のとおり、園数は19園、園児数は542人、学級数は41学級となっており、右の増減の欄のとおり、昨年に比べ、園児数は140人、学級数は1学級、それぞれ減少しています。
 次に、2の小・中学校についてです。
 小学校については、学校数は141校、児童数は64,401人、学級数は2,617学級となっており、昨年に比べ、児童数は735人の減、学級数は40学級の増となっております。児童数の減少につきましては、昨年度末に卒業しました、昨年度の6年生の10,999人に対しまして、今年度の1年生が10,384人と下回ったことなどによるものです。学級数の増加につきましては、通常学級が12の増、特別支援学級が28の増、合計40学級の増となっています。通常学級の増加については、例えば、昨年度までは児童数が36人以上40人以下の場合、1学級のままで非常勤講師を措置し、少人数教育を行っていましたが、今年度から全ての学級を35人を上限とする学級編成を行ったことなどによるものです。特別支援学級の増加については、特別支援学級に在籍する児童が昨年に比べ212人増加したことによるものです。
 次に、中学校については、学校数は63校、生徒数は28,445人、学級数は988学級となっており、昨年に比べ、生徒数は235人、学級数は19学級、それぞれ増加しております。生徒数の増加は、昨年度末に卒業した、昨年度の3年生9,201人に対して、今年度の1年生が9,435人と、これを上回ったことによるものです。学級数の増加については、昨年に比べ、通常学級に在籍する生徒数が176人増加したことにより、9学級の増、特別支援学級に在籍する生徒数が59人増加したことにより10学級の増、合計19学級の増となっております。
 次に、3の高等学校についてです。
 全日制については、学校数は6校、生徒数は5,069人、学級数は134学級となっており、昨年に比べ、生徒数は100人、学級数は1学級、それぞれ減少しております。生徒数の減少は、平成31年度から定員を40人、1学級減らしてきた舟入高等学校の学年進行によるものと、令和3年度の広島商業高等学校の入学者が定員を56人下回ったことなどによるものです。
 次に、定時制については、学校数は1校、生徒数は751人となっており、学校数および学級数の減少については、昨年度末に廃止された広島工業高等学校の定時制の1学級、大手町商業高等学校の4学級によるものです。なお、定時制の1校は広島みらい創生高等学校ですが、当校は、学級単位の編成を行っていないため、学級数の計上はありません。
 次に、通信制についての学校数は1校、生徒数は978人となっており、この1校も広島みらい創生高等学校になりますが、平成30年4月の開校から本年で4年目を迎え、全学年がそろったことなどにより、昨年に比べ生徒数が216人増加しています。なお、通信制においても、同校は学級単位の編成を行っておりませんので、定時制同様、学級数の計上はありません。
 次に、4の中等教育学校についてです。学校数は広島中等教育学校の1校で、生徒数は705人、学級数は24学級となっております。
 最後に、5の特別支援学校についてです。学校数は、広島特別支援学校の1校で、このうち小学部については、児童数は173人、学級数は45学級となっており、昨年と比べ、児童数は13人、学級数は4学級、それぞれ増加しております。
 中学部につきましては、生徒数は120人、学級数は27学級となっており、昨年度と比べ、生徒数は12人、学級数は3学級、それぞれ増加しております。
 高等部については、生徒数は260人、学級数は42学級となっており、昨年と比べ生徒数が13人、学級数が2学級、それぞれ減少しております。高等部の生徒数の減少は昨年度末に卒業した、昨年度の3年生91人に対して、今年度の1年生が80人と、これを下回ったことなどによるものです。学校全体では、児童生徒数は553人、学級数は114学級となっており、昨年に比べ、児童生徒数は12人、学級数は5学級、それぞれ増加しています。議題1の説明は以上とします。
糸山教育長

 ただ今の説明について、御質問等がありましたらお願いします。

栗栖委員

 数値は、御報告いただいたとおりだと思いますが、この本年5月1日現在の数は、想定どおりですか。小中学校の義務教育は、変動はないかと思うのですが、例えば、幼稚園の園児数のように他の事情で変動が想定される数は、想定数と実績の差異分析をされているのでしたら、状況を教えていただければと思います。

総務課長

 人口の推移につきましては、広島市全体で言うと、今年度の小学5年生が、11,461人で、ピークとなっていまして、それより下の年齢につきましては、減少しています。特に、幼稚園につきましては、今年度の3歳児の広島市民については、1万人をきって、9,991人という状況となっておりますので、それが来年、再来年の園児数に影響しますし、その下の、出生数もかなり減っていますので、今後、小中学校の児童生徒数にもその影響が出ると思います。

糸山教育長

 大枠は、義務教育の年代の子は一応ほとんどこの数字にいますし想定どおりになるのですが、想定との比較で言いますと、幼稚園は総数が減少しているとはいえ、市立幼稚園の減少幅は、極めて大きいです。これは、一つは、保育園へのシフトで幼稚園全体の数が落ちていることです。もう一つは、幼稚園も90数%は私立ですが、私立幼稚園が経営維持のために一生懸命園児を集めるなか、少子化の影響をストレートに受けてるのは市立の幼稚園だという状況が見てとれるので、少し減少幅が想定以上に加速をしております。
 また、先ほど説明があったように、高等学校の生徒数についても、生徒の取り合いと言いながらも基本的には市立高校は定員割れをすることがなかったのですが、今回、広島市商業高等学校のみらい商業科が大きく定員割れとなったのが、想定外ですので、その要因を踏まえて、対応を考える必要があると思います。

栗栖委員

 市商の定員割れには、近い場所にある崇徳高校が女子も募集し始めたことも影響しているのではないかというお話もあるようです。その辺の分析も必要かもしれませんね。

指導担当部長

 はい。栗栖委員がおっしゃいますように、これまで男子校だった私立学校が、どんどん共学化しておりまして、例えば、西区の広島工業大学高等学校も共学になりました。それから、山陽高校も共学になりました。この度、崇徳高校が共学になったということでございまして、実は、共学になった学校の志願倍率が一気に上がってきています。受検者数が増えています。調べましたところ、崇徳高校の定員は400名程度だったのですが、今年度は、700名程度の入学者だったと聞いていまして、300名程度を上に、女子の生徒も取っておりますので、県立商業高校の志願者も大きく割れこんでいます。市商高校についても、先ほど御指摘がありましたように、選抜においては0.54倍、全体として77%の入学率になっています。この動向は見ていかなければならないと思いますが、県教委とも連携を図りながら、志願倍率を維持できるように取り組んでまいりたいと思います。以上です。

栗栖委員

 おそらく、人数の想定はできているのだけれども、今後、少子高齢化が進んで、いろいろな新しい学校もできるので、想定どおりの数であれば良いのですが、来年以降の募集の際には、ただその事実だけを受け入れるのではなくて、打てる手があれば打ちながら、広島市教育委員会として見て行っていただきたいと思います。想定と実際との差があれば、その辺を少し気にしながら、見ていっていただきたいという趣旨で質問をさせていただきました。

指導担当部長

 分かりました。

伊藤委員

 5の特別支援学校の高等部については、生徒数が増加傾向にあると思っていたのですけれども、今回は13人減っています。これは、増加傾向にあるのだけれども、今回は、生徒数が少なくなったということなのでしょうか。

特別支援教育課長

 はい。高等部については、先ほど、総務課長から説明がありましたように、昨年度の卒業生に対して入学者が、約10名少なくなっています。今年、高1になった80名の生徒については、市内の中学校の特別支援学級から進学する生徒と、市立の特別支援学校の中学部から上がってくる生徒の2パターンがあり、中学部から上がってくる子を内部生と言っているのですが、この内部生が小学部の1年生で入ってきたときに、例年より10人くらい少ない年でした。特別支援学校も毎年加減はあるのですが、それでも全体としての傾向は増加傾向にあるということは変わらないという形です。たまたま今回は、内部生が少なくて、外部生は同じくらい入って来たので、そこの違いが影響してるかというところがあります。

伊藤委員

 特別支援学級からの希望者は、だんだん増えているのですか。

特別支援教育課長

 だんだん増えてきておりますが、高等部は、小中学部と違いまして、広島市内の中学部、中学校の特別支援学級にいるお子さんで、療育手帳の丸B以上を持っている児童生徒の数が決まってきてるので、推計との違いは少ないです。小中学部は、ここ最近大きくずれてくるというところはあります。

秋田委員

 3の高等学校の通信制について、762人から978人となり、216人増えている理由は、御説明がありましたが、私立などの他の通信制から公立に流れていることも有り得るのですか。

指導第二課長

 はい。私立の通信制から公立の通信制に来ている子があるかというお尋ねですか。

秋田委員

 様々な通信制があって、私立もありますよね。今まで私立に行かれてた子が、公立で通信制があるのであれば、公立へ進もうということで、増えているのかなと思いました。

指導第二課長

 具体の数字まで、現時点で把握ができていないのですけれども、基本的には、中学校を卒業したり、あるいは、他の全日制高等学校等からの転学といったような生徒が通信制高校の入学生としては多数を占めています。

指導担当部長

 通信制が216名増えてる理由の一つとして、この度、市立大手町商業高等学校が閉校いたしました。また、県立西高等学校、通信制の高等学校が閉校いたしましたので、そこで卒業できなかった生徒たちが転編入ということで、このみらい創生高校へ移ってまいりました。こうしたことから、数が増加したというのが大きい要因の一つです。

秋田委員

 そうすると、来年はこの人数ほどは増えない、今年は特に、そういう特殊な事情が加わったからこれだけ増えたということですか。

指導担当部長

 もう一つは、学年進行によりまして、この度、4学年まで全部揃いましたので、そこがまた、増えている要因の一つですので、次年度以降の状況といたしましては、この978程度の数が推移していくだろうという風に考えています。

秋田委員

 はい。

糸山教育長

 学年進行が主な理由ですが、まだ相当の定員割れがある状態ですから、余力はあるので、頑張ってもう少し増やしたいと思います。

指導担当部長

 頑張ります。

糸山教育長

 それでは、本件については、この程度にしたいと思います。
 次に、議題2、「令和4年度広島市立高等学校及び広島市立広島中等教育学校入学者選抜の基本方針について」を議題とします。
 本件は審議案件が3件となっています。議案第23号「令和4年度広島市立高等学校(広島市立広島みらい創生高等学校を除く)入学者選抜の基本方針」、議案第24号「令和4年度広島市立広島みらい創生高等学校入学者選抜の基本方針」及び議案第25号「令和4年度広島市立広島中等教育学校入学者選抜の基本方針」の3件です。
 内容について、指導第二課長から一括して説明を受けた後、審議を行うこととします。
 それでは、説明をお願いします。

指導第二課長

 それでは、議題2「令和4年度広島市立高等学校及び広島市立広島中等教育学校入学者選抜の基本方針について」説明します。
 3ページを御覧ください。
 1、議案第23号「令和4年度広島市立高等学校(広島市立広島みらい創生高等学校を除く)入学者選抜の基本方針」、2、議案第24号「令和4年度広島市立広島みらい創生高等学校入学者選抜の基本方針」、3、議案第25号「令和4年度広島市立広島中等教育学校入学者選抜の基本方針」についての3件の審議をお願いいたします。
 4ページを御覧ください。
 議案第23号「令和4年度広島市立高等学校(広島市立広島みらい創生高等学校を除く)入学者選抜の基本方針について」、御説明いたします。
 各高等学校では、選抜(【1】)、選抜(【2】)、選抜(【3】)を実施いたします。
 1の選抜(【1】)は、いわゆる推薦入試であり、中学校長の推薦を受けた者に対して、(1)選抜の方法、アからウにあるように、推薦書及び志望理由書、調査書、面接等により選抜を行います。また、エ、高等学校長は、各高等学校の特色に応じ、学力検査以外の独自の選抜方法を実施することができます。
 2の選抜(【2】)は、いわゆる一般入試であり、(1)選抜の方法、アからウにある、一般学力検査、調査書等により選抜を行います。
 3の選抜(【3】)は、いわゆる2次募集であり、選抜(【1】)及び選抜(【2】)の結果、合格者の数が入学定員に満たない場合に実施いたします。なお、昨年度の入学者選抜の基本方針との変更点の比較を7ページに記載しています。
 7ページを御覧ください。
 変更点は2点あり、1点目は、年度を令和4年度に変更していることです。もう1点は、第1、全日制の課程の2、選抜【2】の(1)選抜の方法のア、一般学力検査についてですが、令和3年度より平成29年文部科学省告示の中学校学習指導要領が全面実施となったことから、変更しています。「令和4年度広島市立高等学校(広島市立広島みらい創生高等学校を除く)入学者選抜の基本方針」についての説明は以上でございます。
 次に、8ページを御覧ください。
 議案第24号、「令和4年度広島市立広島みらい創生高等学校入学者選抜の基本方針」について、御説明いたします。
 基本的な枠組みにつきましては、広島市立高等学校入学者選抜の基本方針に準じて作成しておりますので、広島みらい創生高等学校の特色を反映した部分を中心に御説明します。
 1の選抜(【1】)につきましては、フレキシブル課程としての特色を踏まえ、定時制の課程と通信制の課程の二つの課程を一括して実施します。
 2の選抜(【2】)につきましては、次の9ページのオ、その他にありますように、令和4年4月1日現在で満20歳以上の者については、その申請により、一般学力検査に代えて作文及び面接を実施することができます。
 3の選抜(【3】)の出願につきましては、選抜(Ⅲ)を実施する他校との併願を可能としております。広島みらい創生高等学校では、次の10ページ中ほどにありますように、選抜(【1】)、選抜(【2】)、選抜(【3】)に加え、秋季入学のための選抜を実施します。
 なお、昨年度の入学者選抜の基本方針との変更点の比較を11ページに記載しております。先に御説明させていただいた、他の広島市立高等学校と同様に、令和3年度より平成29年文部科学省告示の中学校学習指導要領が全面実施となったことから、変更をしています。
 「令和4年度広島市立広島みらい創生高等学校入学者選抜の基本方針」についての説明は以上でございます。
 次に、資料12ページの議案第25号、「令和4年度広島市立広島中等教育学校入学者選抜の基本方針」について、説明させていただきます。
 広島市立広島中等教育学校については、中高一貫教育の特色に配慮しつつ、志願者の意欲、適性等を判断して行うものとしております。
 選抜につきましては、1の選抜の方法、(1)から(4)にありますように、適性検査、面接、志望理由書、調査書を用いて行い、これらの結果を総合的に判断して、合格者を決定します。昨年度の入学者選抜の基本方針との変更点の比較を13ページに記載しております。変更点は2点あり、1点目は、年度を令和4年度に変更しています。もう1点は、適性検査の時間を適性検査1、適性検査2とも50分で実施することとしております。適性検査1は、テーマに基づいて、文章等で表現する力をより適切に評価するために、検査時間を10分長い50分としております。適性検査2は、適性検査1の検査時間を10分延長することを考慮し、80分から50分に変更します。これまでは、適性検査2は適性検査2の1、2の2に分けて、数学的思考力と自然科学的な分析力を評価しておりましたが、その内容を統合することとします。
 また、14ページには参考資料として、「令和3年度広島市立高等学校及び広島中等教育学校の入学者状況について」を添付しておりますので、後ほど御覧ください。
 以上、議案第23号、議案第24号、議案第25号について、御審議のほど、よろしくお願いいたします。

糸山教育長

 それでは、審議に入ります。
 ただ今の説明について、御質問、御意見等がありましたらお願いします。

栗栖委員

 基本方針については、異議はございません。1点確認したいことがあるのですが、広島みらい創生高等学校の基本方針の4、秋季入学のための選抜に関して、実際に、秋季入学されている生徒は、どのくらいいらっしゃるのですか。

指導第二課長

 はい。今、数字を準備しておりませんが、定員枠としましては、平日登校数として6名プラス欠員の数字、それから通信制校数として10名プラス欠員の数字を設けて選抜を実施しています。

栗栖委員

 みらい創生高へは、いろいろな御事情があって入学される方が多いので、秋季入学のチャンスがあるということを様々な形で周知しておいていただければ良いという風に思いました。

指導第二課長

 はい。承知致しました。

栗栖委員

 それから、昨年、県から高校入試の見直しが出ましたよね。その後、何か状況は変わっていますか。

指導第二課長

 新年度に入ってからは、県教委からは具体的な情報を得ていません。基本的な高校の入試制度改革、自己表現といったようなものを加えていく、その変更の趣旨に沿って、検討また対応が実施に向けて進んでいるという風に聞いています。。

栗栖委員

 例えば、内申点の比重が変わるということもありましたよね。現時点の情報を今の中学生に伝えておく必要があるのではないかと思ったので、確認をさせていただきました。

糸山教育長

 高校入試制度改革のスケジュールを説明してください。

指導第二課長

 高等学校の入試制度改革等については現在の中学校の2年生が受検する入学者選抜からの適用となります。

糸山教育長

 令和5年度の入学者選抜からの適用ですよね。ですから、来年度にこの基本方針を決定する際には、県の新しい高校入学者選抜の見直しを踏まえて、正式にお諮りするのはまた来年度ですね。

指導第二課長

 そうです。

糸山教育長

 そして、今在学している生徒たちには、高校入試の時にはこういう風になるということを、学校に伝え、先生方にもそれを踏まえた指導をお願いしています。

指導担当部長

 現在の進捗状況といたしましては、中学校に対して入試制度改革の内容について、校長会を通じて具体的な説明を既に終えたところです。それを踏まえて、現在の中学校2年生以下の子どもたちについては、その内容について周知をしています。また、高等学校の準備状況についてですけれども、現在、新たなその入試制度改革に伴ってそれぞれの学校で検討していただく内容について精査を致しまして、教育委員会事務局にその進捗状況を報告するように、今、指示をしているところです。夏までにはその報告内容が整いまして、整理をした上で来年度、円滑な実施に向けてですね、取組を進めて参りたいという風に考えています。

栗栖委員

 はい。分かりました。

井内委員

 今、市立の高等学校の入試についての御質問があったのですが、中等教育学校について、お伺いしたいと思います。適性検査の内容を変えられたという説明がありましたが、具体的に教えていただければと思います。また、中等教育学校の開校から10年弱になるのだけれども、初期の目的、つまり中高一貫にすることによるメリットが本当に出ているのかどうかを、そろそろきちんと見なければならない時期ではないかと思います。それで、これまで入学してきた生徒たちのその後の成長の具合と入試で何を見たかということの色々な整合性についての調査研究はされているのでしょうか。つまり、目的に見合うような入試の適性検査をしているのかどうかということについての検討というのはされているのかどうかお伺いしたいと思います。

指導第二課長

 はい。御質問の適性検査1と適性検査2の変更の具体的な内容について御説明します。適性検査1は、テーマに基づいて、文章等で表現する力、具体的には、様々な事柄への興味関心、自分なりの考えを論理的にまとめる力、想像力など、主に言語的な能力を見ております。この題材としまして、今後、小学校指導要領と中学校指導要領の改訂に合わせて、複数の文章を読み比べて自分の考えや情報を論理的にまとめたり、様々な資料等を活用して社会への関わり方を選択、判断するような力、これを読み取るために、文章量や資料の数が増加するということが考えられます。そこで、この適性検査1の時間が、これまでの40分ではその読み取る力というところが足りないということから50分に伸ばしたというところが趣旨です。
 一方、適性検査2については、資料等を基に課題を解決する力を見ます。具体的には、これまでは1と2の二つに分けて、数学的な思考力、自然の事物現象、そういった自然科学的なもの、その題材をそれぞれ見取ってきたところですが、これらについて、総合的に見ていくことの必要性、これも指導要領からの指摘で、指導要領において学習の基盤となる資質能力として、言語能力や情報活用能力、問題発見、解決能力、これを教科横断的に育むことが重要視されることから、統合していこうというものです。その中で、検査時間全体との関係で50分に変更します。
 それから、中等教育学校については、面接を実施しております。面接については、継続実施をし、受検生の適性、それから入学意欲をしっかり見取ることができるように、充実を図るよう今後検討していきたいという風に考えています。それから、そのように選抜した生徒たちのその後の学習の効果という観点では、学校としまして、大きな四つの柱として、リーダーシップ、知的探究能力、アイデンティティ、コミュニケーション能力を設けて指導や育成に努め、様々な取組を行ってきているところです。そして、その6年間の系統的な指導の結果、特に、英語教育については、力を入れているところから、しっかりその点は伸ばして、生徒の希望する進路の実現に学校として努め、実績を出してきているところでございます。以上でございます。

井内委員

 適性検査でいろいろな力を見ようとしていますけれど、その子の能力と学校が目指している四つの指標とは、本当に上手く相関しているのでしょうか。つまり、そういう風に伸ばしたいのだけれど、元々、何を見れば、学校が目指している子どもたちの教育というものと相関性が高いのかということを検討することによって、学校が目指す子どもたちの養成に一番相関性があるものは何か、そこの評価をしっかり行うことも必要なのではないかと思います。そういうことができるからこの学校の特性というのが出てくるだろうと思います。そういうことをやってほしいという意味を込めて、質問をしました。

指導第二課長

 はい。

指導担当部長

 はい。今、井内委員がおっしゃってくださいましたように、以前、入試の内容を変更するときにもいろいろと御意見をいただきました中で、面接の部分について、学力もさることながら、本人の意欲やコミュニケーション能力をしっかりとくみ取った上で、本校の教育を受けるに相応しい人物かどうか検討するべきだという御意見いただいたというのを覚えております。それを踏まえまして、面接につきましては、出来るだけ子どもたちが主体的に答えることができるような発問を工夫するなどして実施しています。その成果については、先ほど指導第二課長が英語教育のことを申し上げましたけれども、積極的、意欲的な子どもたちが入学し、探究的な活動を積極的に行ったり、問題を自分で見つけてきたりということに、随分、力を発揮してくれているように見ています。ただ、今後、もう少し考えていかなければならないのは、基礎的な学力と学校が行っていこうとしてる教育と、それから意欲の部分が上手くマッチしていくと、しっかり力を発揮できると思うのですが、なかなか6年間という一貫した教育の中で同じ人間関係の中で生活をしていますと、途中で挫折をしたり、少し中だるみがあったりということがどうしても起きます。そこをいかに維持していくだけの意欲を伸ばしていくかというところが、今後、中等教育学校の大きな課題の一つだと考えておりまして、そうしたところをしっかりと子ども達に意識づけ、意欲づけをできるように、学校説明会のところからしっかり取り組んでいく、また、入試においても面接の質問内容等、もう少し検討していくことが必要かであると思っています。以上です。

井内委員

 はい。ありがとうございました。そういう不断の改革をしてこそ、本当に目指すべき教育を実現していくような気がしますので、引き続き、大いに入試で見てきたことと生徒が卒業していくときに本当に思ったように伸びているかどうかということの評価をきちんとしていかれるように望みたいと思います。よろしくお願いします。

栗栖委員

 1点、気になったのですが、14ページの2の中等教育学校の令和3年度の志願者数が、令和2年度に比べて90人ほど落ちていますね、これに関する分析もきちんと行っていただきたいと思います。中等教育学校の意義と実際の御父兄のイメージが違うことがあるといけませんから、倍率がぐっと落ちてきた理由も把握しておいていただければと思います。

指導第二課長

 栗栖委員の御指摘の90人の志願者数の減については、学校とも協議をしております。その分析としましては、これまで市内、安佐南区民文化センターなどでかなり手広く説明会を開催し、魅力の発信に努めてきましたが、昨年度については、新型コロナウイルス感染症の関係で開催しなかったという点、加えて、多くの児童を招いて、在校生が運営に取り組み、まさに生徒が直接、魅力を受験生に伝えるオープンスクールも実施できず、オンラインでの発信に変わってしまった点を要因の一つ、課題として考えています。今年度につきましては、対面で実施できるような工夫、または、感染状況を見ながらオンラインでの、生徒が直接、受験生または小学生児童に発信できるような取組を検討しているところでございます。

栗栖委員

 先ほども言われましたように英語教育には非常に力を入れていますし、特徴もあると思います。開校の趣旨に沿った学校運営の様子や卒業生の状況などのPRももっと必要なのではないかと思いますので、よろしくお願いします。

指導第二課長

 はい。

秋田委員

 みらい創生高校についてですが、先ほど、定員割れの話も出たのですけれど、同じように不登校の生徒がみらい創生へ入学できるかできないかということを、中学校の先生が保護者や生徒たちと一緒に検討する時には、出席日数や基礎学力の程度も合わせて、御検討されるのですか。
 不登校の生徒の中でも、みらい創生に行けそうな生徒と難しそうな生徒と分かれてくると思うのですが、そのあたりの基準として、どういったあたりで分かれてくるのか知りたいです。

指導第二課長

 みらい創生高校につきましては、秋田委員の御指摘の通り、中学校時点で不登校、具体的には年間30日以上の欠席が経験している生徒が一定数おります。そういった生徒がまた学び直しのチャンスとして、定時制と通信制の課程の中から自由に教科・科目を選択できるフレキシブル課程の中で、学び直しの授業の後、必修の授業を受けることができるという、そういう特色を活かして進学してきているところです。そういった生徒への対応ということを踏まえて、もちろん選抜には調査書、選抜(【2】)においても学力検査等を行っていくわけですけども、それらを総合的に判断して学校長の方が合否を決定するというような対応となっております。

指導担当部長

 みらい創生高校へ進学する中学生の進路決定のことについてですけども、まず、みらい創生高校の特徴として、先ほど指導第二課長が申し上げましたように、フレキシブルな教育課程ですので、そういう風に聞くと、非常に聞こえは良いのですけども、一方で、積極的にこの教科を取りたいとか、あるいは、こういう時間帯で学びたいとかいう意欲を持っている生徒については、非常にすばらしいシステムの高等学校だと思います。ただ一方で、そういうことはなかなか苦手な生徒にとっては、例えば、私立の通信制高校などのようにシステムがきちんと決められていて、そこに行けば教育を受けさせていただけるような学校が向いているとも言えます。そうした中で、その子の特性に合わせて、学校の進路指導の中で、保護者や本人と話しながら決めていくことになります。みらい創生高校の場合、資料の14ページを見ていただいたらお分かりになりすように、選抜(Ⅱ)においては定員を割れております。ですから、受検をしてテストの点が悪いから不合格になるといった状況はあまりありませんので、そうした意味では、学力云々というよりも、どちらかというと本人の個性、特性に応じて中学校が進路指導しているものという風に考えています。以上です。

秋田委員

 分かりました。子どもさん次第、もちろんそのとおりだと思います。公立が全て私立と同じようにしなければならないとも全く思いませんし、住み分けがあると思いますが、私立の通信制で学べるところは、公立の通信制でも取り入れられるものはないかということについては、常に改良に努めていただければと思います。

糸山教育長

 14ページの表の確認ですが、みらい創生高校の志願者数と入学者数の差は、辞退だと捉えて良いですか。

指導担当部長

 はい。志願者数と受検者数というのがございまして、志願者数というのは出願をしたものです。受検者数というのは、残念ながら受検しに来ることができなかったという者を除いた数となるわけですけども、ここの入学者のところについては全員が不合格ということではなくて、受検できなかった生徒の数が含まれています。

伊藤委員

 この入試要項の周知について、在校生は良いのですけども、みらい創生高校の場合は、20歳以上の者も受験することができるので、ホームページ上で入試要項等を見られると良いと思います。今の時点でもホームページ上に入試要項は載っているのでしょうか。

指導第二課長

 今、現時点で前年度のものというのは、掲載はされていませんが、また、その出願の時期に合わせてその対象の要項を時点修正されたものを掲載していくようになります。

指導担当部長

 それに加えて、広報紙「ひろしま市民と市政」にも掲載するなどして、広く周知ができるように取組を進めているところです。

糸山教育長

 はい。その他はよろしいですか。
 それでは、一括をしてお諮りをします。議案第23号「令和4年度広島市立高等学校(広島みらい創生高等学校を除く)入学者選抜の基本方針」、議案第24号「令和4年度広島市立広島みらい創生高等学校入学者選抜の基本方針」及び議案第25号「令和4年度広島市立広島中等教育学校入学者選抜の基本方針」について、原案どおり可決することに御異議ございませんか。
 (異議なし)
 異議なしと認め、本件はいずれも原案どおり可決することに決定いたしました。
 次に、議題3の議案第26号「令和4年度広島市立広島特別支援学校高等部入学者選考の基本方針について」を議題とします。
 本件は審議案件です。内容について、特別支援教育課長から説明をお願いします。

特別支援教育課長

 議題3の議案第26号「令和4年度広島市立広島特別支援学校高等部入学者選考の基本方針について」、説明させていただきます。
 広島市立広島特別支援学校の高等部ですが、平成24年度に職業コースを新たに設けました。その関係で、平成24年度の入学者選考より基本方針を定め、それに基づいて高等部の入学者選考実施要項を作成して、選考を実施しております。
 最初に17ページの新旧対照表を御覧ください。
 令和4年度の基本方針につきましては、変更点が2点ございます。1点目は、年度の変更です。3年度を4年度にしたものです。2点目は、新旧対照表に下線を引いていますけれども、普通科職業コースの面接におきまして、令和3年度は、(エ)評価は、理解力、判断力、表現力、意欲及び態度の観点で行うとしていた観点ですけども、令和4年度は、(エ)評価は、思考力、判断力、表現力、主体的に学習に取り組む態度の観点で行うに変更しております。これは平成30年3月に告示されました、特別支援学校の中学部の学習指導要領が令和3年度から全面実施となったことから、それに合わせて変更しております。
 では、15ページにお戻りください。
 特別支援学校の入学者の選考は、普通科及び普通科職業コース二つありまして、特色に配慮しつつ、その教育を受けるに足る能力・適性等を判定して行うものとしております。特別支援学校におきましては、受験者が入学後、個に応じた適切な教育を受けるための参考資料とすることを主たる目的としてこの入学者選考を実施しております。能力・適性等を判定はしているものの、結果的には希望する者全員が特別支援学校に入学をしているということから、特別支援学校の入学者選抜とは違いますので、高等学校の入学者選抜とは若干性質が異なっておりまして、「入学者選考」という文言を以前から使用しております。
 第1、入学者の募集、1の選考の方法でございますが、(1)職業コースを除く普通科については、ア、学力検査、イ、面接、ウ、その他としております。アの学力検査の実施教科は、国語と数学の2教科としておりますが、特別支援学校や特別支援学級では、様々な教育課程が存在しておりますので、中学校または特別支援学校中学部において履修した教科に応じて、実施教科の一部または全部を実施しないことができるとしております。イ、面接、ウ、その他の内容につきましては、19ページの資料2に示しております。
 次に、15ページの(2)普通科職業コースについてです。ア、学力検査、イ、作業、運動能力検査、ウ、面接としております。アの学力検査の実施教科は、国語と数学の2教科です。イの作業、運動能力検査につきましては、19ページの参考2に具体を示しております。ウの面接につきましては、エで評価の観点を変更しております。
 2の合格者の決定についてですけれども、普通科及び普通科職業コースにおいて実施した学力検査などの結果及び面接の結果を総合的に判断して決定しております。
 なお、令和3年度の入学者選考の結果につきましては、19ページの参考2にまとめて書かせていただいております。
 3の入学者数等は、志願者数、受検者数等、記載のとおりとなっております。令和3年度につきましては、志願者83名いたのですが、普通科の2名が出願及び進路変更のため、受検を辞退しています。
 以上で、「令和4年度広島市立広島特別支援学校高等部入学者選考の基本方針について」の説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。

糸山教育長

 それでは、審議に入ります。
 ただ今の説明について、御質問、御意見等がありましたら、お願いします。

栗栖委員

 基本方針については、異議はございません。確認ですが、19ページの入学者数のところで、職業コースの定員が16名となっていて、不合格者の4名は普通科に行かれているということなのですが、職業コースの16名の定員数を増やすのは難しいのですか。

特別支援教育課長

 以前、井内委員からもそういった御意見をいただいておりまして、毎年のように検討はしております。高等部の1学級が単一障害が8名定員になっておりまして、例えばこれが1.5倍くらいの人数の申し込みがありますと、もう1学級作れるというところは確かにあるのですが、例年ずっと見てきておりまして、だいたい1.25倍だとか、1.3倍だとかいうところで推移している経緯がありまして、今のところ、まだ、3学級というかたちにはなっておりません。
 ただ、職業コースを設けるようになってから、普通科の職業コース以外も、実は類型化しておりまして、一番高いところでⅢ類型というのがあるのですが、ここに来るお子さんたちは職業コース自体を元々、出願しようか迷ってやめたというお子さんも結構いらっしゃいますし、実際に受検して、不合格だったという方もいらっしゃいます。同じ学校にいるということで、職業コースのお子さんたちの行動がすごく良いお手本になってて、それがすごく良い刺激になって、Ⅲ類型のお子さんたちにも良い効果が生まれているのは事実です。不合格になってという思いは確かにありますが、その分はしっかり支えていけれるような教育になっているのではないかと思っております。

井内委員

 私も以前、同じことを申し上げて、覚えていていただいたと思うのだけど、実際に見学に行ったときに、職業コースの生徒たちがものすごく一生懸命、クリーニングなどの仕事をやっていて、これは良いと思いました。単に座って、言葉を覚えるよりもずっと彼らが生き生きとしているように見えたので、先ほど、1.5倍以上なればという御説明だったのだけれど、もう少し柔軟に考えて、クラスを増設するようなことも考えてあげても良いのではないかと思います。同じような感覚をみなさん持たれていると思うし、今おっしゃったように、子どもたちがその姿を見て、非常に良い刺激を受けていることも事実だと思うので、前向きに考えていただければと思います。是非、職業コースを育ててやっていただきたいと思います。

特別支援教育課長

 はい。ありがとうございます。現在、工事中の高等部の増築校舎が令和6年度に竣工するときに、高等部の単一障害を一応全部うつすところで、大きく教育課程等、いろんなものを見直しも図ろうと考えております。職業コースがもう1学級増えないかということも、以前から御意見をいただいておりますので、そこも含めて考えていきたいと思っております。ありがとうございます。

秋田委員

 児童養護施設へ進路変更とありますが、就職ですか。

特別支援教育課長

 就職はされなくて、よく悩まれているのは、広島特別支援学校の職業コースを選べるのと、児童養護施設、高校養護部がある似島学園にどうされるかを迷われるお子さんが、毎年のようにいらっしゃいまして、その一例です。

糸山教育長

 それでは、お諮りをします。
 議案第26号「令和4年度広島市立広島特別支援学校高等部入学者選考の基本方針について」、原案どおり可決することに御異議ございませんか。
 (異議なし)
 異議なしと認め、本件は、原案どおり可決することに決定しました。
 次の議題4及び議題5は冒頭でお諮りしたとおり、非公開となりましたので、傍聴人、報道関係の方は、退席していただきますようお願いします。
 
 (非公開部分省略) 

糸山教育長

 以上で、議題は全て終了しました。
 これをもって、令和3年第8回広島市教育委員会議定例会を閉会します。

7 議決事項

議案番号

件名

議決結果

23 令和4年度広島市立高等学校(広島市立広島みらい創生高等学校を除く)入学者選抜の基本方針 原案可決
24 令和4年度広島市立広島みらい創生高等学校入学者選抜の基本方針 原案可決
25 令和4年度広島市立広島中等教育学校入学者選抜の基本方針 原案可決
26 令和4年度広島市立広島特別支援学校高等部入学者選考の基本方針について 原案可決
27 広島市教育委員会指定管理者指定審議会委員の任命について 原案可決

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