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ページ番号:0000017511更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

平成30年第3回教育委員会議(3月定例会)議事録

平成30年第3回広島市教育委員会議議事録

 平成30年3月7日(水曜日)、平成30年第3回広島市教育委員会議(定例会)を教育委員室において開催した。

1 開会及び閉会に関する事項

  • 開会 午後1時30分
  • 閉会 午後3時

2 教育長及び委員の出席者

  • 教育長 糸山 隆
  • 委員 井内 康輝
  • 委員 溝部 ちづ子
  • 委員 栗栖 長典
  • 委員 鈴木 由美子
  • 委員 秋田 智佳子

3 事務局等の出席者

  • 教育次長(総務部長事務取扱) 政氏 昭夫
  • 青少年育成部長 荒瀬 尚美
  • 学校教育部長 山本 直樹
  • 指導担当部長 湧田 耕辰
  • 教育センター所長 市川 昭彦
  • 総務課長 山越 重範
  • 教育企画課長 長谷 冨美
  • 教職員課長 野間 泰臣
  • 教育センター次長 長谷川 洋

4 傍聴者等

 2人

5 議事日程

  • 議題1 平成30年度広島市教員研修計画について(報告)
  • 議題2 教職員の人事について(議案)【非公開】

6 議事の大要

糸山教育長

 ただ今から、平成30年第3回広島市教育委員会議定例会を開会いたします。
 本日は、傍聴の方もお見えになっておられますが、お手元にお渡ししております注意事項をよくお読みいただき、静粛に傍聴していただきますようお願いします。
 本日の議事録署名者は、栗栖委員と鈴木委員にお願いします。
 それでは、日程に入ります。
 本日の議題は、お手元の議事日程のとおりです。
 本日審議予定の議題2につきましては、広島市教育委員会会議規則第5条第1項第3号「教育次長、理事、部長、参事、課長、担当課長、校長、園長及びその他の課長相当職以上の職位の任免に関すること」に該当することから、会議を非公開としたいと思いますが、御異議ございませんか。
 (異議なし)
 異議なしと認め、議題2については、非公開として審議することに決定いたしました。
 それでは、議題に入ります。
 まず、議題1「平成30年度広島市教員研修計画について」を議題とします。
 本件は報告案件です。内容について、教育センター次長から説明をお願いします。

教育センター次長

 それでは、説明させていただきます。
 教育センターからは、「平成30年度広島市教員研修計画について」の御報告でございます。
 この研修計画は、平成30年1月26日の教育委員会議で議決いただきました「指標」を踏まえ、1月31日に開催しました広島市教員等育成に関する協議会での意見聴取及び2月に教育委員の皆様に事前に説明をし、頂いた御意見を踏まえて作成したものでございます。よろしくお願いします。
 資料の3ページを御覧ください。
 まず、教員研修計画の概要についてでございます。
 資料の左側の人材育成基本方針及び資料中ほどの指標につきましては、これまでに随時説明させていただきましたので、本日は説明は省略させていただきます。
 資料の右側にございます教員研修計画について御説明をいたします。
 教員研修計画は、校長及び教員が指標を踏まえ、それぞれのキャリアに応じて研修や自己啓発に取り組んでまいるもので、それを具体的に示したものでございます。また、主任・主事等職務別の研修や、授業づくり・学校づくりの推進者育成のための研修などについても示しております。
 資料には、上側に管理職研修を、下側に経験年次研修を示しております。
 管理職研修は、教頭研修を3研修、園長・校長研修を2研修、合計5研修実施します。
 経験年次研修は、初任者研修、2年次研修、3年次研修、6年次研修、中堅教諭等資質向上研修の5研修を実施します。この5研修のうち、初任者研修と中堅教諭等資質向上研修は法定研修です。
 次に、これらの研修と指標との関係について説明いたしますので、資料の4ページの別紙1を御覧ください。
 まず、資料の左側、教員の指標でございます。
 各指標の右側に網掛けをしたところがあります。これは、資料の右下に注釈を付けておりますが、資質を身に付けておくべき主なキャリアの段階を示しています。また、網掛けの中に、「初」や数字の「2」、「3」などを書き込んだ箇所がございますが、「初」は、初任者研修で資質の向上を図る内容を取り扱うことを示しております。同様に「2」は2年次研修、「3」、「6」はそれぞれの年次研修、また、漢字の「中」は中堅教諭等資質向上研修です。
 また、表記のない網掛け部分につきましては、所属園、学校におけるOJT等において資質の向上を図る内容を取り扱うことを示しています。
 次に、資料の右側、管理職の指標でございます。
 教員の指標と同様、キャリアの段階を網掛けにより示しています。また、網掛けの中の黒い四角(■)につきましては、各管理職研修において資質の向上を図る内容を取り扱うということを示しています。
 それでは、内容の充実を図る「子どもの理解」あるいは「いじめへの対応等」について、この指標の中に位置付けておりますので、少しお時間を頂いて説明いたします。
 資料の左側、教員の指標でございますが、子どもの理解に関わるものとして、番号7番「幼児、児童及び生徒に公平かつ受容的・共感的に関わり、子どもの行動の内面にある喜びや不安などを捉えることができる。」、あるいは番号8番「常に幼児、児童及び生徒の状況を把握し、変化を捉え、子どもにとって何が最善かを踏まえ、個に応じた適切な働きかけを継続的に行うことができる。」、あるいはいじめへの対応に関わるものとして、番号14番「不登校やいじめなどの教育課題について理解し、その予防・解決に取り組むことができる。」などにつきましては、これらの資質能力を向上させるため、右側の網掛け部分に示しておりますように、初任者研修、2年次研修等、全ての研修で取り上げることとしております。
 また、右側の管理職の指標のうち、いじめへの対応に関わるものとして、番号8番「経験や事例に基づき、自校の学校事故やいじめ等の対応マニュアルの作成、見直しを行うなど、未然防止策を積極的に講じることができる。」、あるいは番号9番「学校事故やいじめが認知された場合等において、関係機関と連携して、適切に対応することができる。」については、教育センターで実施する全ての管理職の研修と位置付けて取り組んでいき、内容の充実を図りたいと考えております。
 こうした指標を基に、この後説明します教員研修計画を作成し、研修を実施していきますが、子どもの理解、いじめへの対応については、経験年次研修や管理職研修それぞれに、研修すべき内容として明確に位置付けております。
 以上、別紙1についての説明を終わります。
 続きまして、資料の5ページの別紙2を御覧ください。平成30年度広島市教員研修計画について説明をします。
 この図の上段の「各キャリアステージにおける教職員像」につきましては、四つのステージに分けて、教職員として、あるいはチーム学校の一員としての目指すべき姿をお示ししております。
 中央の段の「対象者全員が受講する研修」ですが、この中に先ほど御紹介した、初任者、2年次、3年次等の経験年次研修、あるいは管理職研修を掲載しております。
 下段には、その他の研修として、主任・主事等研修や授業づくり研修等を示しております。
 まずは、中央の段の「対象者全員が受講する研修」の経験年次研修について御説明します。
 初任者研修につきましては、教育センター等における研修を年間23日実施します。共通研修と選択研修をトータルしたものでございます。幼稚園は年間9日程度実施します。主な内容につきましては、時間の関係で割愛しますが、指導主事による講義や演習、交流等の形式で実施します。
 その右側の2年次研修は、5日間、御覧の内容について実施します。主に、自らが伸ばしたい力などを含むセルフマネジメントシートの記入等、同じグループの教員と協議、交流を行うことで、その下に示しました内容を1年間計画的に取り組んでまいります。
 続いて、その右側の3年次研修ですが、3日間、御覧の内容について実施します。主に自分自身の授業を撮影したVTRを持ち寄り、視聴することによって授業の振り返りなどをグループ協議を通して行います。
 6年次研修は、4日間、御覧の内容について実施しますが、講師による講演や今後のキャリアデザインに関わる研修等を行います。
 続いて、中堅教諭等資質向上研修では、5日間、御覧の内容について実施しますが、主にミッションプランニングシートを用いて組織の中の自己の役割について演習したり、グループ内で協議することを通して自らの今後の成長等について考えてまいります。
 続いて、管理職研修でございます。
 まず、教頭研修ですが、新任教頭研修6日間では、主に学校経営における自己の役割について考え、具体的にどう取り組むかを実践した後に取組の評価を行う研修を行ってまいります。2年次教頭研修3日間では、校内人材育成をテーマとして大学教員による理論研修の後、自校における人材育成計画を実際に作成、実施し、その取組を振り返る研修を実施します。3年次教頭研修3日間では、次年度には自らのキャリアステージが変更することも想定し、学校経営ビジョンの作成とそれに基づいた協議を主に行います。
 次に、校長研修でございますが、新任園長・校長研修5日間では、学校経営に関わる専門的事項について理解をし、実践力を高めることをねらいとして実施します。また、3年次園長・校長研修3日間では、外部講師の講演から組織のリーダーとしての心構えについて学んだり、グループ協議を行うなどして、これまでの自身の学校経営の見直しを図ります。
 具体的な表記はしておりませんが、先ほど指標のところで説明しました、子どもの理解やいじめへの対応等について明確に打ち出して、これらの研修の中で取り扱ってまいろうと思います。
 以上、指標及び教員研修計画について御説明いたしました。
 よろしくお願いいたします。

糸山教育長

 はい、ありがとうございました。
 それでは、ただ今の説明について、御意見、御質問等がありましたらお願いいたします。

鈴木委員

 4ページの別紙1ですが、これからは与えられた研修を受けるというのではなくて、自分自身がマップを作成し、マップに基づいて学び続け、資質能力を向上させるというように変わっていくと思うのです が、この研修計画について、個人の先生ごとに自分のマップを作って資質能力を向上していくと考えたときに、やはり振り返りをして、評価をして、改善していくというプロセスが必要になってくると思います。これについては、教育センターでされるのか、あるいは校長先生などの管理職がされるのか、見通しがあれば教えてください。

教育センター次長

 まず個々の教員についての評価は、所属長が一義的には行い、それらを報告書という形で教育センターに提出していただくことになっております。また、それぞれのキャリアに応じた自らの目標は、年次研修ごとに個別に設定しますが、その設定の段階から所属長が携わっております。今後もこれを継続し、評価の状況についても、毎年まとめていきたいと考えています。

鈴木委員

 やはり、主体的に学び続けるということが大事だと思います。評価というのも、できなかったことに焦点化していくと、なかなか前に進まなくなりますので、その先生の持っている強みを生かすとか得意分野を伸ばすということも観点に入れながら、評価をしていただければと思います。

栗栖委員

 まず、指標について協議させていただいて、それを受けて研修内容ということですが、今、課題となっているいじめの問題に対して、先ほど説明がありましたように、全ての研修で網羅しているということは大変良いことだと思います。後は、是非、中身をきちんとやっていただければと思います。
 それと、別紙2では、広島市教育大綱で「チーム学校」が重点取組項目として掲げられている中で、「チーム学校の一員として」という視点があらゆる研修に入っているというのは、素晴らしいことだと思います。
 後は、これを踏まえて研修の中身を工夫していただければと思いますが、この中身について、やはり大事なのは、研修を受けた方がその研修を受けてどうしていくかということです。せっかく研修を受けるのですから、学校に帰ってそれをどうやって学校の中で広めていくかというような、その辺の工夫について、研修後のフォローなどは何かお考えがあるのでしょうか。

教育センター次長

 研修を受けた後は、学校に帰りまして所属長等に報告いたしますが、その後、共有するということにつきましては、教育センター研修の終了時に、学校で広める、あるいは自分で深めるといったことについて指導するように心掛けておりますので、今後、そういった辺りがどのように行われているかということもリサーチしつつ、充実に努めたいと思います。

栗栖委員

 その辺も、是非、よろしくお願いします。
 もう一つ。研修はいろいろなことを勉強するということが一つの目的ですが、そこに集まった人同士の情報交換というのも、大きな意義の一つだと思います。その情報交換について、せっかくいろいろな学校から集まって来られるわけですから、そこに集まった方同士がお互いの悩みを情報交換できるような場を設けていただきたい。
 また、物理的に問題があるのかもしれませんが、例えば、教育委員会事務局の方も、現場の先生が来られているわけだから、そこへ出向いていって情報収集をするなど、現場の実態をより一層把握できるような中身に工夫していただきたいと思います。
 こういった立派な指標や研修計画があるわけですから、本当の意味で実効性が高まるような工夫を、是非、していただきたいと思います。私が銀行にいた時でも、研修の場で、意外に本音の話が聞けて、いろんな情報が入ってくるということもありましたので、是非、有効に活用していただければと思います。

教育センター次長

 現在、初任者研修等におきましては、10名程度のグループに指導主事が担当者としてチューターのような形で付いております。その中で、現場での悩みなどの話があったときには、一旦伺って、関係課や学校等と情報共有するようにしておりますが、御発言の御趣旨も踏まえて、どういったことができるかということも、今後、考えていきたいと思います。

栗栖委員

 よろしくお願いします。

溝部委員

 質問と言いますか、感想と言いますか。お答えできればということで結構です。
 1点目ですが、このように緻密に初年次から研修計画を立てて教員を養成していく、良い教員にしていくということは、大変大事なことで、是非、今後とも進めてほしいと思っているのですが、教育というものは、日々求められているものがどんどん変わっていきますので、特に今回のいじめのようなこともありますし、こういうタイムリーなことに関して、この研修計画を柔軟に変えていく、変えて、また入れていくと、どんどん膨れ上がっていきますが、そのような柔軟性のある研修計画を作っていっていただきたいと思っています。これが願いです。
 特に、いじめに関しては、法改正がどんどん進んでいます。平成25年のいじめ防止対策推進法の公布以降、随分といじめに対する考え方も変わってきていますが、そういう法改正、あるいは文科省の通知、そのようなものが出たときには、タイムリーに教育現場に通知してほしいと思います。そして、教育現場では、そのことをすぐに取り上げて、どのように変わって、それをどう解釈するのか、自分たちの指導をどう変えていくのか、どう広げていくのか、どう深くしていくのかとういうことを、必ず議論していただいて、教員全体に、学校全体に周知していく、それが研修であると私は思うのです。そういう研修を進めることを、是非、教育センターや教育委員会事務局に主導していっていただきたいと思っています。後から後からでは遅くなるので、早目早目に、是非、そのような研修も入れていっていただきたいと思います。これが1点目です。
 2点目は、指標に関わることですが、今年度、広島市教育委員会で、教職課程を持っている大学関係者と一緒に、広島市教員等育成に関する協議会を開催していただきました。私も大学のメンバーとして参加させていただいて、この指標の作成について協議させていただきました。これは大変有意義だったと思います。第1回ということもありまして、教職課程を持っている大学関係者にとって、広島市の教育委員会が何を考えているのか、どういう意識を持って教員を育てようとしているのかということが、この度、初めて分かりました。これは大変意義深かったと思います。是非、これを実効的なものにするために、来年度以降も続けていただきたいと思っています。大学も、教育委員会と一緒に手を携えて、教員養成、それから採用、それから研修の、一体的な改革を、是非、進めていってほしいと願っています。教育センターの役割は大変大きいと思っていますので、よろしくお願いします。
 もし、お答えができればということです。私の願いです。

教育センター次長

 ありがとうございます。タイムリーな研修内容にするための柔軟な対応については、この研修計画は毎年度定めることになっております。研修の改善充実についてですが、日々アンテナを張って、最新情報になるように引き続き努力していきたいと思います。
 また、御発言の御趣旨としては、指導部門の実施する研修と研修部門の実施する研修の連携についての御意見かと思います。しっかりと関係課と連絡を取り合いながら、すぐに行う研修と計画的に行う研修との内容の精選や充実等をしっかり図っていきたいと思います。

溝部委員

 法がどんどん改正されてきたものを、現場の先生は何となくは知っているけれども、本当に周知できているかどうかというところは、大変大きなことになると思いますので、その辺りのことを、是非、よろしくお願いしたいと思います。以上です。

教育次長

 今年度、協議会を2回開催させていただきまして、ざっくばらんな意見交換ができて、非常に良かったと思います。
 来年度も、引き続き、それぞれが持っている課題等を共有しながら、それぞれの持ち味を生かしていけるような形でやっていきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

溝部委員

 よろしくお願いします。

井内委員

 研修計画の中身が見えにくいので少し教えていただきたいとお話したところ、資料を頂いて、どのように研修期間を過ごされるのかということが具体的に分かり、私自身も大変参考になりました。
 先ほど鈴木委員も言われたのですが、押し付け型の研修ではなくて、やはり本当にセルフマネジメントにつながるような研修にしていただきたい。どんな講演がされたかということではなくて、それを自分がどう受け取ったかということの方が、すごく重要だと思います。そのために、研修資料の中に自分なりの気付きを書くようなページを作っておられて、これは大変いいなと思いました。自分が日々やっていることをポートフォリオのような格好でまとめておくと、半年たってそれを見直してみるとか、上司が参考にさせてもらうとかすると、その方の教員としての指導に大変プラスになるのではないかと思いながら、いろいろな資料を見せてもらいました。
 非常によく組み立てられていて、通常、我々がいろいろなところでやっている研修の素晴らしいところが全部網羅してあると思いましたので、是非、これを教員の方一人一人が本当に我が物にしていただければという印象を持ちました。
 質問ではなくて、感想として、一言、言わせていただきました。どうもありがとうございました。

秋田委員

 今日はこういう計画を定めたという報告ですよね。今、皆さんが意見をおっしゃっているのは、その報告について更に意見を言われているのですか。これは審議の場なのですか。ちょっとそこを確認したかったのですが。

教育センター次長

 この研修計画につきましては、事務的なことを申しますと、決定いたしまして、決定したものについての御報告ということですので、審議ではございませんが、頂いた御意見については、今後、内容の充実を図っていく際の参考にしたいと思いますし、それこそ柔軟に対応できるものについては、良いところは取り入れる、対応できるものは早速やっていくという意味もございます。

秋田委員

 分かりました。
 あと、一つ質問です。教科内研修を見学させてもらったことがあるのですが、そういった教科内研修とか教科外研修というものと、ここにある研修の位置付けの違いが分からないので教えてください。これだけではなくて、いっぱい研修はあるけれども、これは教員を育成するための最低限の研修という考え方でいいですか。

教育センター次長

 各教科研究会が、校種ごとにあります。教育センターでは、そこで実施されている研修内容も踏まえて、教育センターへおいでいただいて学校現場を離れてやるべき研修を中心に実施していますので、内容のすり合わせ等もできる限りやっておりますが、授業づくりですとか、そうしたところはどうしても重なってしまう部分も生じているということはあると思います。

秋田委員

 出席される方の出席率の違いですか。全ての教員は、ここに書かれている研修には出席をしなければならないけれども、教科内、教科外研修は希望者が出席するとか、そういう違いがあるのですか。

教育センター次長

 今、御説明した研修は、教育センターが主催して、対象となった方に必ず出席していただくようにこちらが人を決めたり、あるいは希望研修であれば校長先生が命じられたりということになります。お尋ねの教科内、教科外研修は、研究会ということで、これは主催者が違います。教育委員会が指導、助言を行う立場の研究会を御視察なさったのだと思います。

秋田委員

 分かりました。ありがとうございました。

栗栖委員

 コンプライアンスについてお願いをしておきたいのですが。
 昨今、飲酒運転やわいせつ行為などの教員の不祥事が相次いでおります。教員一人一人はそういったことが駄目だということは、当然、認識されているのだと思うのですが、その上でストレスなどいろいろあって走ってしまうということだろうと思います。いじめへの対応も各研修にということだったので、是非ですね、コンプライアンスについても、触れ方は温度差があってもいいと思うのですが、全ての研修において触れていただきたいと思います。
 やはりコンプライアンス違反があると、本当に今までやってきたことが全て駄目になってしまう。いろいろなことに影響があります。だから、コンプライアンスが非常に重要なのだということを、研修の中で必ず触れていただくように、是非、お願いしたいと思います。教員の皆さんが不祥事を起こさないように、研修の場面でもフォローをお願いします。

糸山教育長

 ありがとうございました。以上でよろしいでしょうか。
 それでは、本件については、この程度にしたいと思います。
 次の議題2は、先ほどお諮りしたとおり、非公開となりましたので、傍聴人、報道関係の方はここで退席していただきますようお願いいたします。

 (非公開部分省略)

糸山教育長

 以上で、議題は全て終了いたしました。
 これをもって、平成30年第3回広島市教育委員会議定例会を閉会いたします。

7 議決事項

議案番号 件名 議決結果
5 教職員の人事について 原案可決

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