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平成28年第5回教育委員会議(4月定例会)会議録

平成28年第5回広島市教育委員会議会議録

 平成28年4月19日(火曜日)、平成28年第5回教育委員会議(定例会)を教育委員室において開催した。

1 開会及び閉会に関する事項

  • 開会 午前9時30分
  • 閉会 午前11時

2 出席委員

  • 委員(委員長) 井内 康輝
  • 委員 溝部 ちづ子
  • 委員 藤本 圭子
  • 委員 栗栖 長典
  • 委員 鈴木 由美子
  • 委員(教育長) 尾形 完治

3 事務局等の出席者

  • 教育次長 隅田 一成
  • 青少年育成部長 荒瀬 尚美
  • 学校教育部長 山本 直樹
  • 指導担当部長 湧田 耕辰
  • 教育センター所長 市川 昭彦
  • 総務課長 谷 康宣
  • 教育企画課長 西原 寛行
  • 育成課長 蓼原 清道
  • 指導第一課長 松浦 宰雄
  • 指導第二課長 野間 泰臣

4 傍聴者等

 5名

5 議事日程

  • 議題1 平成28年度土曜日授業の実施について(学校経営活性化に向けた取組)(報告)
  • 議題2 「10オフ運動」の平成27年度取組結果及び平成28年度取組計画について(報告)
  • 議題3 平成27年度「広島市青少年問題協議会」の開催結果について(報告)
  • 議題4 平成27年度平和に関する意識実態調査報告について(報告)
  • 議題5 広島市教育委員会会議規則等の一部改正について(代決報告)

6 議事の大要

井内委員長

 ただ今から、教育委員会議定例会を開催いたします。
 まず、本日は開会に当たりまして、先週発生いたしました熊本地震によりお亡くなりになられた方々に対しまして哀悼の意を表するため黙とうを行いたいと思います。皆様、御起立ください。黙とう。
〔黙とう〕
 お直りください。黙とうを終わります。どうも皆様、ありがとうございました。
 今回の災害により被災された皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げるものでございます。
 本日は傍聴の方もお見えになっておられますが、お手元にお渡ししております注意事項をよくお読みいただき、静粛に傍聴していただきますようお願い申し上げます。
 それでは、新年度でございまして、事務局の人事異動がありました。議事に入る前に事務局新任職員の紹介をしてください。
 総務課長、よろしくお願いします。

総務課長

 (事務局新任職員の紹介)

井内委員長

 今年度最初の教育委員会議でございますので、私のほうからも当初の御挨拶をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
 多くの方々に支えられているこの教育委員会でございます。今年も隅田次長初め、多くの新任の職員の方がこれから広島市の教育行政を担われるということで、大変頼もしく思っているところでございます。
 私たち教育委員も、私は4年目の半ばでございますけれども、しばらくやらせていただいております間に、大変な仕事だなとつくづく感じているところでございます。と申しますのは、今の時代、やはり学校教育というのは大変難しいなというふうに感じることが多いからでございます。その上で、つまり社会的な問題に対する対処という、いわゆる学校教育でいいますとセーフティーネットという言い方をするのが適切かどうか分かりませんが、そういう部分とやはり新しくこれからの時代を担う子どもたちをどういうふうに育てるかというところを、うまく整合性を持ってプランし、実行していかなければ、本市の教育の責任が果たせないのではないかなとつくづくと感じるわけでございます。
 今、広島市長のもとで総合教育会議が開かれておりまして、我々もそのメンバーでございますけれども、大きな視野に立った広島市で育つ子どもたちがどのようにあるべきかということを考えるという機会をいただいておりまして、もうしばらく議論の上で確たる案が出ましたときには、また皆様と御一緒にその具体案について検討しなければいけない時期が来るだろうと思います。そういう新しい時代を切り開くパイオニアとして、皆様の力を十分に発揮されまして、本市の教育行政がすばらしいものになりますように切にお願いをする次第でございます。
 簡単ではございますが、どうぞこれからよろしくお願いいたします。
 では、座って進めさせていただきます。
 それでは、議事に入ります。
 本日の議事録署名者は、溝部委員と栗栖委員にお願いいたします。よろしくお願いします。
 それでは、議事に移ります。
 議題1でございます。「平成28年度土曜日授業の実施について(学校経営活性化に向けた取組)」を議題といたします。
 本件は、報告案件でございます。内容につきまして、教育企画課長から説明を受けたいと思います。よろしくお願いします。

教育企画課長

 それでは、学校経営活性化に向けた取組の一つであります、「平成28年度土曜日授業の実施について」説明いたします。配付資料の2ページをお開きください。
 1の趣旨についてですが、本市で実施します土曜日授業は、学校週5日制の趣旨を踏まえつつ、開かれた学校づくりを推進するとともに、教職員がより子どもと向き合いやすい環境づくりを推進することを目的としまして、そのために小学校、中学校において効率的な業務遂行が可能な仕組みづくりに取り組むことができるよう、土曜日等の授業を効果的に活用し、平日の過密期間、日程の緩和を図ろうとするものでございます。
 2の実施時期及び対象校についてですが、本年度から市立小学校、中学校のうち、希望する学校において各校の実情に応じ、事務局へ届け出をした上で実施可能といたしております。
 3の実施方法についてですが、国民の祝日を除く土曜日午前中の実施を原則としまして、児童生徒の代休日は設けないこととしております。これは土曜日に単純に授業を増やすということではなくて、その分平日の授業時間数を削減いたします。教職員においては土曜日に出勤した分、週休日を長期休業等に振替を行っているものでございます。なお、地域行事の日程等の関係で土曜日が困難な場合は、必要に応じ日曜日の実施も可能としております。
 また、学校週5日制の趣旨を踏まえ、地域と連携した体験活動や豊富な知識、経験を持つ社会人等、外部人材の協力を得た取組など、道徳、総合的な学習の時間、特別活動を中心に、教育課程に位置付けた授業を実施します。教職員の週休日の振替等を考慮し、実施回数は年間5回を限度といたしております。
 4のこれまでの取組についてですが、平成25年11月から平成27年3月までの間で、学校経営活性化に関するモデル校に指定した括弧内の4校、この4校において土曜日授業を始めとする効率的な業務遂行が可能な仕組みづくりに取り組んできたところでありまして、土曜日授業の活用と効果については、下の枠内に記載しているとおりでございます。
 これはモデル校4校の教職員からの聞き取りですとか、アンケート調査に基づくものでございまして、まず、土曜日に実施する授業時間数分、平日午後の授業時間数を削減することによりまして、その分学校行事の取組や部活動での指導、教育相談等の充実が図られ、子どもと向き合う時間の確保につながった。多忙な時期の授業時間数を削減できたことで、その分、会議、研修会、校務分掌業務、成績処理とか教材研究等を行う時間が確保された。このような効果が挙げられております。
 また、土曜日授業実施日の午後の時間を活用することで、これまで平日の放課後や夜間に開催していた地域懇談会ですとか、隣接校選択制の学校説明会などを土曜日に実施することができ、今までよりも保護者等が参加しやすくなったとか、あるいはこれまで週休日に開催していた行事を勤務日である土曜日に実施することができたとか、先ほどの校務の教材研究などを行うことができた、このような効果が挙げられております。
 3ページを御覧いただきますと、本年度土曜日授業を実施予定の小学校の一覧がございます。小学校では8校が実施することとしておりまして、実施回数は各学校の実態に応じ、1回から3回となっております。
 幾つか御紹介いたしますと、上から2番目の安佐南区、安北小では、ことしは8月6日が土曜日ですが、この日に土曜日授業を行いまして、平和の集いを行うといったこと、それから同じ安北小では、8月27日に授業とともに地域との連携による清掃活動を行うといった事例がございます。それからその下の山本小学校は、先ほどのモデル校4校の中に入っておりまして、これは3年目の取組になります。その下の戸山小においても8月6日に平和集会、平和学習を行う、あるいは8月20日に地域との連携による清掃活動を行うといった事例がございます。その下の阿戸小学校、これも活性化のモデル校にかつて指定していたところでございまして、3年目の取組になります。佐伯区の河内小学校では、先般4月16日に第1回目の土曜日授業を行いまして、地域と連携した防災教育あるいは防犯教育などを行って、非常に好評であったというふうに伺っております。
 それから4ページをお開きいただきますと、土曜日授業実施予定の中学校の一覧がございます。中学校では計11校が実施予定としておりまして、実施回数は各学校の実情に応じて1回から4回となっております。
 上から2番目の東区、温品中学校、これは活性化のモデル校に指定していたところでございまして、3年目の取組になります。安佐南区の戸山中は、戸山小学校との連携をしておりますけれども、8月6日には語り部の方にお話しいただいて平和学習を行う予定としております。それから8月20日は地域との連携による清掃活動を実施予定としています。安佐北区の三入中学校でも8月6日に平和学習をやる予定としておりまして、それから土砂災害があった8.20の日ですけれども、この日に保護者ですとか地域の住民に御参加いただいて防災学習を行う予定とされています。その下の安芸区、阿戸中学校、これは活性化のモデル校で3年目の取組になります。佐伯区の五日市中学校においても8月6日に平和学習をやる予定としています。
 主なものを御紹介しましたけれども、これらの学校はいずれも1年間を見通しまして土曜日授業を計画的に実施することとしておりまして、教育委員会としましても実施校での成果を今後とも把握しまして、この成果を全市の他の小・中学校にも、それぞれの実態に応じ、順次普及してまいりたいというふうに考えております。
 説明は以上でございます。

井内委員長

 ありがとうございました。
 ただ今の御説明につきまして何か御質問等はございませんでしょうか。

鈴木委員

 3点なのですが、1つは今おっしゃられましたが、モデル校の取組というのはオープンな形になっているのかどうか。そういう冊子があって、例えばやってみたいという学校がそれを見れば参考になるようなものがあるかどうかという質問が1点です。
 2点目は、土曜日授業の活用とその効果についてですが、子どもさん、児童の評価といいますか、どのような印象を持っていたかということが2点目です。
 3点目は、やはり土曜日に授業参観とか地域の参加を入れておられますが、特にどのぐらいの参加率といいますか、平日だと仕事を持ってる方はちょっと参加しにくいので、土曜日になると参加しやすくなるのではないかなと思うのですが、これまでのモデル校ではそれがどのような状況だったかを教えてください。

教育企画課長

 まず、1点目でございますけれども、モデル校の成果につきましては、委員の皆様には昨年の10月、学校経営活性化の取組の状況を説明させていただきましたけれども、分かりやすくパワーポイントの形にしまして、教育委員会LANのほうで掲載をしていまして、それから校長会等の機会を捉えて各学校にも周知をしているところでございますが、更に取組が広がっていくようにまた周知、啓発、広報なども検討してまいりたいと思っております。
 それから2点目の児童生徒の評価ですが、これは児童生徒の代休日がありませんので、単純に土曜日に来たいか来たくないかというと、なかなか積極的な回答というのは得られないかと思うのですが、平日の授業時間数を減らすことができたことについてどのように思うかという問いに対しては、以前アンケートをいたしましたところ、小学校ではとても良い、少し良いで55.1%ぐらい、半数以上は良いのではないかという回答がありました。中学校においてはとても良い、少し良いで47.2%、半数には至ってないのですが、半数近くは平日にゆとりができたのは良いというふうに捉えていただいていると認識しています。
 それから、土曜日の参観について、これは申し訳ないのですが、実数のほうはちょっと把握はしておりません。特に仕事を持っておられるお父さん、お母さん方からは、通常の授業参観も一緒なのですが、土曜日にこうした授業参観でありますとか、地域、外部人材と連携した取組というのは、非常に参加しやすいということで、おおむね好感を持っていただいているというふうに思っています。以上でございます。

鈴木委員

 土曜日を公開していくというのは親教育にもなっていくと思いますし、見させていただくと、今言われましたように、外部人材の方とか防災教育とかというのは親御さんも余り経験されてこなかったことでもあると思いますので、良い機会だと思います。ですので、周知をしていただいて、今度親御さんが、それが勉強になったということをお子さんに話をされたら、お子さんのほうもこの授業はいいなというふうに思われるのではないかと思いますので、親子の交流とかにも役立てていただけないかと思いました。

溝部委員

 去年、モデル校の山本小学校に行かせていただいたのですが、山本小学校の校長先生も大変効果があるというふうに言っておられたように聞いております。今この一覧を見ておりまして、例えば8月6日が以前は多分登校日だったと思うのですけれども、これを授業参観ということで地域の方や保護者の方にきちんとその様子を見ていただいて一緒に考えていただくという取組は大変大事だというふうに思います。是非これは広げていっていただいたらありがたいなというふうに思っているところです。
 それで質問ですけれども、教育相談に充てるという活用の中に幾つかあるのですが、具体的に教育相談はどういうふうに行われているのか。モデル校の中でいかがでしたでしょうか。

教育企画課長

 それは明確に制度化をしているわけではないと思うのですが、平日の5時間目、6時間目を削減して、必要に応じて子どもさんの相談に乗っているという事例が幾つかあるというような状況でございます。

溝部委員

 お子さんだけですか、保護者に対してもですか。

教育企画課長

 具体的に保護者の方にということでこの削減した日に相談を受けたという事例はちょっと把握はしていないのですが、より柔軟な対応というような形で、これまでの成果を踏まえて、よりその活用の幅が広がるように検討してまいりたいと思っています。

溝部委員

 是非、土曜日ですので、保護者の方も時間が取れるかと思うので、保護者の対応といいますか、教育相談を何か自由な形で工夫をしていただくことでもいいかなというふうに思います。

栗栖委員

 希望する学校は実施可能ということですが、特に希望されない学校というのは何か理由とか、例えば土曜日の授業を実施するのに何かネックがあるとか、事情があるのでしょうか。

教育企画課長

 今回希望されなかったところに個別にヒアリングしているわけではないのですが、実施に当たっては見切り発車ではなく、モデル校の成果とか課題というのを認識した上で、保護者の方、それから地域の方の御協力も必要になりますので、保護者の方、地域の方の御理解というのが大前提というふうになっております。そういった説明会などを実施した上で本格実施ということにいたしております。それとモデル校が4校だけであったというのもあり、まだ様子を伺っているような学校もあろうかと思いますので、今回8校と11校に広がっていきましたので、また新たな成果がありましたら、その辺もPRして、順次拡大させていきたいというふうに思っています。

栗栖委員

 さまざまな取組を予定されておりますので、本当に土曜日ならではの取組をしっかり実施していただいて、メリットをPRしていただき、これが有効なものであるならば、また次年度以降裾野が広がるように、是非継続していただければと思います。

井内委員長

 やはり私なんかも土曜日でないとできないというか、平日ではやりにくいような授業を工夫していただく。例えば平和学習、もちろん8月6日もそうだと思うのですが、少し広げてみれば健康教育の中でがん教育でありますとか、ここでも出たことがありますけども、この前、他の皆さんの詳しいプランを聞かせていただいた食育の改善のための教育ですとか、そういうのはやはり保護者が来られて実際にやってみると、学校はこういうところまで配慮しているみたいな形が見えてくるというのはとてもいいのではないかなと。お父さんと子どもたちが一緒にがんの話を聞いて、禁煙活動を勧めるとか、そういう試みにつなげてもらうといいなと。そうすると、今まであまり積極的でなかったところも取り組んでもらえるのではないかという気がします。やはり少しアイデアとしてこちらが提供できるものがあれば提供して、土曜日にやってみられたらどうですかみたいな、勧めるというか、お勧めをしてみていただければなというふうな気がしています。今後検討してみてください。無理やりやりなさいというほどのものではないのかもしれませんが、学校の事情は十分勘案した上で是非お願いします。

尾形委員(教育長)

 これは積極的に学校が自ら、例えば週の時程とか、あるいは日課とか、あるいは年間を通して長期休業の期間のあり方とか、そういうものを見直していこうと。これは教育委員会から言われてやるのではなく、学校自体が自分の実態に応じて、保護者のニーズとかいろいろなものを見た上で見直していくという形で、4校でまずモデル的にやったのが今19校、これを手を挙げてやっていこうと。今度はその成果を更に広げていけば、これは倍になるという形で、そういうふうないわゆるモチベーションというかインセンティブ、これを働きかけるということは非常に高く評価しているところでございます。
 それからもう1点、先ほどの3ページ、4ページ見ていただくとお分かりのように、今から地域とともにある学校、社会に開かれた教育活動が今後の目指すべき一つの方向性であり、見ていただいてお分かりのように、非常に地域との連携によるもの、地域を題材にした学習、こういったもの、あるいは地域が一緒になって道徳の学習を子どもと共にやっていく。これが今後の大きな特色になるのではないかなという意味で、まさにこれからの学校経営の活性化という方向へ、今目指しているものにつながっていくのではないかなと思います。大事に育てていきたいなと思います。

井内委員長

 地域の方々と実際に子どもさんが通っている保護者の方とが触れ合う機会というのはそうないでしょうから、そういうところで話をしてみるとか。

尾形委員(教育長)

 そうですね。

井内委員長

 そういうのに子どもたちがどのぐらい参加できるかは未知数かもしれませんが、そういうのはとても大事なことでしょうね。本当に土曜日ならではのことをやっていただきたい。お仕着せでただ時間が足りないからやるとかいうのではなくてね。是非そちらの方向へ持っていっていただければと思います。
 それでは、次へ行かせていただきます。
 次に、議題2でございます。「『10オフ運動』の平成27年度取組結果及び平成28年度取組計画について」を議題といたします。
 本件は報告案件でございます。内容につきまして、育成課長から説明を受けます。よろしくお願いします。

育成課長

 育成課長でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、議題2、「『10オフ運動』の平成27年度取組結果及び平成28年度取組計画について」、座って説明させていただきます。
 最初に、資料の11ページをお開きください。チラシを入れておりますけども、10月の教育委員会議で御説明いたしましたように、SNSなどによるメッセージのやりとりをやめられない児童の悩みを解決するとともに、規則正しい生活習慣の定着を図る、そういうことを目的として、夜9時以降は送信しない、遅くとも10時までには電源を切る、家庭で話し合って使用に関するルールを作るという運動を昨年2月から市立の小・中学校で、全部の小・中学校で取り組んでおります。
 まず、平成27年度の取組結果について、10オフ運動強化週間後に実施した児童生徒アンケートを元に説明させていただきます。
 5ページを御覧ください。資料の1の概要でございます。本アンケートは1から3にありますとおり、この取組の成果を確認して、今後の取組の参考とすることを目的としまして、平成27年の7月の第1回、12月の第2回強化週間後に各区から1校ずつ抽出した小・中学校の小学校4年生から中学校3年生までの児童生徒を対象に実施いたしました。
 内容は、丸4にありますように、子どもの使用する携帯電話、スマートフォン等の所有状況、先ほどの「夜9時以降送信しない」についての達成、未達成の理由、「遅くとも10時までには電源オフ」についての達成、未達成の理由、「家庭でのルールづくり」についての状況、それと強化週間に取り組んだ感想でございます。また、回収結果としまして、丸5にありますとおり、第1回が1,375人、第2回が1,476人の回答がございました。
 次に、「(3) 成果、課題及び今後の方針」でございます。資料の7ページを御覧ください。ここの2の「夜9時以降は送信しない。」につきまして丸1、丸2、全ての日で達成できた、4日以上達成できた、これを合わせますと、小学生では7月が92.1%、12月が89.2%、かなり高い数字でございます。右側の表にありますように、中学生では7月が55.1%、12月が61.2%、小学生よりは低いですが、5割、6割ぐらいできており、12月で6%増えているという点がございます。
 それと資料8ページを御覧ください。これの4の「遅くとも10時までには電源をオフ」にするということで、先ほどと同様に丸1、丸2、4日以上達成できたについては、小学生では7月が81.2%、12月が74.5%、非常に先ほどと同様に高い数字で、中学生では7月が45.6%、12月が49.1%、やはり小学生よりは低いのですが、12月のほうが上昇しているということがございます。
 資料9ページを御覧ください。7番の10オフ運動の取組を、強化週間の取組としてどうでしたかという、これは丸1から丸4までが、この中では高い数字になっています。早寝早起きなど規則正しい生活ができた、勉強時間が増えた、勉強に集中できた、家族との会話が増えたというのが3割、4割でございます。
 5ページにお戻りください。5ページの(3)、丸1のところでございます。成果、課題、今後の方針で、成果といたしまして、ただ今申し上げたところが、本来のこの取組の目的でございます、規則正しい生活習慣の定着を図るというところでございますので、こういったような携帯電話、スマートフォン等の適正な利用について考え、生活習慣を見直す良いきっかけになったことがうかがえるというところが成果というふうに、私どもは捉えております。
 それと丸2の課題でございます。もう一度7ページの問3のところを御覧ください。未達成の理由、それと8ページの問5、それぞれ「9時以降は送信しない。」と「10時までには電源をオフ」という、これに対応する未達成の理由でございます。小・中学生とも「夜9時以降は送信しない。」、「遅くとも夜10時までには電源オフ」が達成できなかった理由として、過半数の生徒が「10オフ運動強化週間の取組を忘れていた。」という回答をしております。この取組がまだ十分に浸透していなかったことがうかがえます。また、小・中学生に共通している達成できなかった理由から、9時以降も友達からメールやLINEが送られてくる実態やそれが気になって電源を切れない実態、ゲーム、動画、音楽鑑賞などがなかなか止められなかったという実態が浮き彫りになっております。
 これらの成果と課題を踏まえまして、今後の方針といたしましては、5ページのところの一番下の丸3のところでございます。平成28年度も10オフ運動を継続して取組の更なる浸透を図ることにより定着を目指したいと考えております。
 昨年10月の教育委員会議で委員の皆様方から、目が悪くなるとか、なぜ良くない、これをやると良くないのかというようなことを具体的な悪い点を伝えるべきだという御意見をいただきました。今後はなぜ取り組むことが必要なのかということをアピールしながら、子どもにも納得させながら、児童生徒、また、保護者に10オフ運動の良いところをアピールする方策を工夫していきたいというふうに考えております。
 資料6ページを御覧ください。平成28年度取組計画について御説明いたします。
 取組期間は今年度の1年間でございます。それと対象者は平成27年度と同様に、全市立小・中学校の児童生徒といたします。
 (3)の10オフ運動強化週間ですが、丸2にありますように、平成27年度同様、指導第一課、指導第二課から送付される道徳や言語数理運用科の指導資料等を活用しながら、各学校の実態に応じて、電子メディアとの付き合い方やSNSでの適切なコミュニケーションの取り方について、児童生徒に考えさせる取組を実施するとともに、イにございますように、指導第一課、指導第二課から送付される生活リズムカレンダー等を活用して、児童生徒に生活習慣について振り返らせる取組を実施いたします。また、ウにございますように、強化週間終了後に抽出校においてアンケートを実施いたします。さらにエにありますように、新しい取組として、平成28年度は強化週間に併せ、保護者向けのお願い文書と「家族で取り組む10オフ運動達成記録表」を各家庭に配布して、家族みんなで取り組む機運を醸成していきたいと考えております。保護者の方も記入できるような、そういったような記録表を工夫していきたいと思っております。
 また、次に、(4)の平成28年度の啓発ポスター等の配布計画につきまして、丸1にありますように、10オフ運動の意識高揚を図るために、新たに1年間を通して校内に掲示していただくポスターを作成いたします。11ページを御覧ください。これまでは年間通して掲示していただくようにしていなかったのですが、夏と冬の強化週間を入れたポスターを作りまして、1年間通じて掲示をしていただきます。3月下旬に各学校に5枚ずつ配布いたしました。
 また、丸2、先ほどの6ページのところの丸2にございますように、これは12ページを御覧ください。あちこち飛んで申し訳ないのですが、ポスターの図柄でございます。11ページの既存の家庭用のミニポスターを小・中学校の新1年生の各家庭に学校を通じて配布し、本取組に対する理解を高めることとしております。
 丸3の家庭で取り組む10オフ運動達成記録表では、家族で一緒に10オフ運動に取り組む機会になるよう、夏、冬の強化週間前に各家庭に配布したいと考えております。13ページを御覧ください。これは親の心得10か条というものでございます。これは広島市PTA協議会が10オフ運動の取組として事業展開しておられましたが、改めて全市的な取組とすることにしまして、まず、子どもに携帯電話とかスマートフォンを買い与えている保護者自身が我が子の携帯電話、スマートフォンについて責任を持ち、家庭でルールを決めて10オフ運動に取り組んでいけるよう、このミニポスターを全市立小・中学校を通じて全保護者に配布することとしております。
 説明は以上でございます。

井内委員長

 ありがとうございました。
 ただ今の説明につきまして何か御質問、御意見等はございますでしょうか。

溝部委員

 この取組、大変重要な取組だというふうに思っています。それで去年初めてでしたかね、この取組がスタートしたのは。

育成課長

 はい、去年からでございます。

溝部委員

 なかなかまだ当たり前というところまで至ってないのであろうと思います。ルールといっても縛りがあるわけではないので、子どもたちの意識を喚起し、保護者の意識を涵養して初めて達成できるものなので、今後ともこういう形で努力をしていくのが一番いいだろうというふうに思っているところですけれども、アンケートを取られて、アンケートを取られたのは強化期間のところだけですが、この強化期間のアンケートを子どもたちや保護者に返すのはちょっと難しいかも分かりませんが、子どもに返して、この実態について自分たちはどう考えてしたのだろうかということが質問でございます。というのは、やはり使う子どもたちがどれだけこれが大変なことであり、時間的にも夜遅くまで友達とつながっていることが良くないということだとか、危険性があるかということの認識、6ページで言えば取組の(2)番のアですよね。ここが最も大事なところだというふうに思いますから、是非このアンケート結果を返して、子どもたち自身がどのように今後、自分たちはどうしたらいいんだなというようなことを考えていただきたいというふうに思いますので、いかがでしょうかという質問でございます。

育成課長

 このアンケートにつきましては、なかなか子どもたちには返しておりません。校長会を通じまして小・中学校の各校長先生方にはアンケートをお返ししております。子どもたち、アンケートではないのですが、生徒指導課と広島市PTA協議会で平成27年度のいじめ撲滅プロジェクトといたしまして、今回の議題が、いじめの道具として携帯、スマートフォン、LINE等が使われているという実態を踏まえて、今回自分たちでスマートフォンによるいじめをどうやってなくしていこうかというような取組をしていただいております。直接10オフ運動そのものではございませんが、子どもたち自身がいろいろなスマートフォン等による弊害を自分たちで認識して、各中学校から2人ずつ生徒会の会長さんと役員が2人ずつ集まって、みんなで議論をして宣言を出したという取組をしていただいております。
 こういったようなことも含めまして、子どもたちにどういうふうにアンケート結果等を返して、自分たちの問題として取り組んでもらえるかということをちょっと検討させていただきたいと思っております。

溝部委員

 7ページの未達成の理由のウが非常に多いということについて、子どもたちはどのように捉えるのかなというところがとても大事であるというふうに思いましたので、よろしくお願いします。

育成課長

 ありがとうございます。

栗栖委員

 回収結果は人数が出ているのですが、回収率はどうなのでしょうか。全員から回収されているのでしょうか。

育成課長

 申し訳ありません。ただ今、手元に数字がなく、ちょっと対応できません。

栗栖委員

 アンケートの回収率が100%であればそのアンケート結果というのが比べられるのですが、片方が100%でもう一方が例えば極端な話しをしたら50%である場合、出た結果というのは単純に比較検討ができません。したがって、回収状況は、今後、制度を確認される上では重要なことであると思いますので、その点もフォローしていただきたいと思います。例えば前回は60%で今回が70%だったから向上していると本当に言えるのかどうかというのは、同じような回収率でないとなかなか判断が難しいと思います。

育成課長

 第1回と第2回、1年間につきましては、同じ学校で、クラスが全く同じとは限らないですが、同じ学校で各学年、1クラスずつお願いしております。5ページの真ん中辺りにあります同じ学校で大体似たような数字で回答をしてくださっておりまして、栗栖委員の言われた回収率の部分では、ある程度確保できているのではないかというふうに思っております。

栗栖委員

 この強化週間でのアンケート結果ですが、この結果に対する現状認識はどのようなものなのでしょうか。思ったより浸透しているのか、もっと浸透させなければ、なかなかこういうのは徹底しにくい内容だと思うのですが、1年目の結果としてどんな現状認識をされているのでしょうか。

育成課長

 いろいろ課題、今後やらなければいけないことはたくさん出てきたと思っております。小学生については先ほど御説明したように高い数字が出ており、中学生は低いととるか、5割、6割もできたととるかということで、関係者の間で会議を進めていく中で、教育委員会の内部と外部の人と一緒に取り組んでおりますが、中学生についても、会議の中の話なのですが、5割、6割も取り組んでくれていると。12月については中学生は上がっているということをプラスに受け止めて、長い目で今後も引き続いて課題を見つけながら取り組んでいこうと。そういうものが分かったという意味で、アンケートの取組も積極的に受け取りましょうというふうに、会議の中で話しております。

栗栖委員

 やはり大事なのは、先ほど溝部委員も言われたように、生徒、児童に考えさせて、自分たちが自らそういう悪影響を認識して、例えば学校や親から言われたからするのではなく、自分たちでやっていこうという盛り上がりが一番大事だと思います。そのためにはやはり強化週間の中でこういうことを徹底することはいいのですが、強化週間が終わったらまた元に戻ったのでは意味がありません。強化週間を日常のリズムのレベルアップをする一つの手段として、この7月と12月にはそういうことで活用していただいて、こういう地道な取組を生徒、児童、また保護者で継続的にずっと行っていくということが非常に大事なことだと思います。アンケート結果の推移を見ながら、何が一番ネックになっているのか、どうすればいいのかということをずっと、すぐこれが100%の解決というのはなかなかできないと思いますが、今の実情を見てどう手を打っていこうかということをフォローしながら地道に対応していくことが大変重要だと思います。

育成課長

 ありがとうございます。

藤本委員

 ちょっと表を見て分からない部分があるのですが、結果を見ますと、中学生については、改善が見られる一方で、小学生については改善が見られないというのは、どういう現象なのでしょうか。

育成課長

 この点については、正直申し上げてまだ分析等はできておりません。1年目でまだまだ取り組んでいかなければならないと思っております。どういう理由で下がったのかということは、先ほど申しましたようによく分からないですが、量的に下がったパーセントがあまり大きくないのですが、まだ分析はできておりません。

藤本委員

 私も他の委員の方の御意見と同様、非常に重要な取組であるというふうに思っているのですが、一つは年2回という取組で適切なのかなという点です。教育委員会が主導するかどうかは別として、学校側として月1回ぐらいやってもいいのではないかというような気もいたします。1回ぐらいそういう週間があるという重要性はあると思いますし、それを児童生徒にも認識してもらいたいなと。こういう取組があるのを忘れてもらうようなことでは困るなというふうに思っています。
 もう1点は、学力との関係です。使用時間に対して学力、例えばいろいろな学力テストがありますが、それとの関連性を調べるといったようなことは考えておられるのか、もしくはもう実施しておられるのでしょうか。

育成課長

 まず、1つ目の学校で月1回でもいいのではないかということでございます。教育委員会としましては年に2回やっておりますが、学校によっては独自で進められているところも何校かございます。私も各校での取組を年2回、プラス独自の取組もしていただけるように進めていきたいと、校長会等でも話をしていきたいと思っております。
 学力との関係については、国等で調査しているのもあるのかもしれませんが、ちょっと正確なところは申し上げられないのですが、これについてはまだ検討課題というふうにさせていただきたいと思います。まだこの取組は始めたばかりでございまして、もう少しいろいろな課題等を見極めながら、藤本委員の御示唆の点については、今後の課題とさせていただきたいと思います。

藤本委員

 何かの機会で見た資料で文科省がそういったものの使用時間と学力状況調査との関連性の調査結果で見ると、きれいに反比例するというか、使用時間に応じて学力が下がっているというのがどの教科でも見られるというのを、資料として見たことがあるのですが、そういったもっと具体の悪影響の部分を児童や保護者に理解してもらえるといいのではないかというふうに思います。非常に家庭でのルールの、問4ですよね。家庭でのルールづくりの点、課題にもかかわらず、進んでないという点が問題だなというふうに思いますので、もっと具体的に何が悪影響としてあるのかという部分をきちっと理解していただく必要が、子どもに対しても親に対してもあるのかなというふうに思いますので、その点でできる範囲での御努力をしていただければというふうに思います。以上です。

指導担当部長

 全く御指摘のとおりだと思います。学校によっては、その学校の学力状況と、それから携帯、スマホの所有率、そして1日にどれぐらい使っているかという相関を出して、それを保護者会といった場面で説明している学校もあります。その学校によると、今の国の傾向をおっしゃいましたけれども、同じ傾向でありまして、所有率と学力は相関しておらず、その学校ではやはり時間ですね。興味深かったのは、ゲームをやっている生徒は学力が高かったりといったような傾向もあって、非常に我々の意識とはまた違う今の現代の子どもたちの何といいましょうか、意識というか、そういう傾向といいましょうか、非常に興味深い点が出ていたりしますので、これから全国学力調査、それから「基礎・基本」定着状況調査等もございますので、また成果のほうは点検して、いわゆるエビデンスをもって説明ができるように今後していきたいと思います。

溝部委員

 今のようなことを先ほどの土曜日参観日などにきちっとぶつけてみんなで考えていってほしいなというふうに思います。

井内委員長

 親御さんの心得10か条がありますね。3月に配られたと書いてあったですかね、取組としてね。親御さんの注意を喚起するというか、協力を得たいというか、これはいいですが、親御さんはどう捉えて、これをどう扱ったのかみたいなところがすごい大事だと思うのです。そのデータが取れたりすると興味深いかなというふうに思いますので、工夫がもしできるなら。ただ配りっ放しで、どこか家に貼っておいてよっていうのではなくて、具体的に親御さんがこれを使ってどうしたかということについての取組を是非聞かせてもらいたいなという気がします。

尾形委員(教育長)

 この取組で特に注目してほしい点は、ここのチラシのところにも、11ページにも書いてありますが、一番下ですが、教育委員会と校長会、そしてPTA、市P協、それと電子メディア協議会、いわゆるこれらが任意団体ですが、どういうふうに実態把握をして、どういうふうに子どもに適切に電子メディアと付き合えるようにしていこうかということで、何回も一緒に協議をして、取組をどうやっていこうかということを、練りに練って、スタートしたのが去年の6月ぐらいからです。
 そういう形で、今ここまできており、昨年度の強化月間をやってきた実態のアンケートがここにあるので、今からだと思うのです。これをどう分析して、この中で特に、今、溝部委員からもありましたが、8ページの未達成の理由、例えば10オフ運動強化週間の取組を忘れていたと。忘れているわけではないのだけども、その直前になって忘れてしまうことがある。ああ、やってしまったとか、守れなかったということはあると思うのです。そういうふうな子どもの意識の問題とか、ウのようにLINEで友達から送られてくるとか、カのゲームとかがどうしてもこれを止められなかったとか、こういうような子どもの課題を元に、例えば授業の中で、先ほど言われたように、道徳や言語数理運用科の授業の中でしっかり論議していく。もっと言えば、土曜日の参観日の中でやってもいいのかもしれません。そういう取組を今からしっかりやっていこうという一つのメッセージを送れると思います。
 それともう一つ、藤本委員から御指摘がありました9ページのところですが、強化週間をきっかけにルールを作ったということがほとんど増えていません。だから、その辺りは今の市P協の方々のほうがこれをどういうふうに広げていって、課題意識を持って取り組んでいくか。その辺りもこれからまた一緒に協議する中で、次のステップへ持っていけたらいいのではないかというふうに思っています。そういう面でも大いにこれを反映していきたいというふうに思っております。

井内委員長

 なかなか一朝一夕ではいかないかも分かりませんが、毎年ステップアップしていくように、是非持続して頑張っていきましょう。よろしくお願いします。
 どうもありがとうございました。
 それでは、次の議題に移りたいと思います。
 議題3でございます。「平成27年度広島市青少年問題協議会の開催結果について」を議題といたします。
 本件は報告案件でございます。内容につきまして、育成課長から説明を受けたいと思います。続いてお願いします。

育成課長

 それでは、14ページを御覧ください。議題3「平成27年度『広島市青少年問題協議会』の開催結果について」御説明いたします。
 まず、これは3月4日の教育委員会議で報告させていただきましたが、今回はその開催結果を御報告申し上げます。
 14ページを御覧ください。14ページの5行目辺りに「青少年問題協議会について」というのがございます。当該協議会は、地方青少年問題協議会法に基づき制定した広島市青少年問題協議会条例により設置する協議会で、ここの片仮名のア、イ、ウに掲げる事項をつかさどる審議会でございます。
 一番上の開催目的におきまして、青少年問題に関して教育委員会が喫緊の課題として対応している事業の取組状況について報告し、理解と協力を求めるとともに、それらの事業の更なる充実と時宜を得た青少年対策の在り方等について意見交換を行い、今後の施策展開に活かすこと、また、委員が所属する関係機関や団体の取組等についても情報を共有し、相互の連携を図ることを目的としております。
 次に、2の開催日時、場所は、平成28年3月9日、市役所本庁舎において開催いたしました。
 次に、出席者は資料の16ページに記載している関係行政機関、関係団体、学識経験者、代理出席1名を含めまして全員の方に御出席をいただきました。
 次に、4の議事ですが、教育委員会議議題第3、別冊1、別冊2がございます。これに基づき、(1)から(4)までの青少年問題の現状・課題と取組につきまして、本市及び関係機関から報告をいたしました。
 まず、(1)の「少年サポートセンターひろしまの設置・運営状況」につきましては、本市及び広島県警察から御報告をし、その有効活用等について御理解、御協力をお願いしました。また、非行少年の立ち直りのための居場所づくりや学習支援をボランティアの協力の下で実施する少年サポートルーム事業につきまして、今後、地域展開していくにあたっては、保護司会等の地域の皆様の御協力が不可欠であることから、広島市地区保護司会連絡協議会に御協力をお願いして御理解をいただきました。
 (2)の「10オフ運動の取組状況」につきましては、これまでの取組状況を本市及び関係団体から報告し、この取組の更なる浸透に向け御協力をお願いし、御理解をいただきました。
 (3)の「いじめ問題への取組状況」につきまして、本市から、いじめの現状、課題と取組状況を報告するとともに、広島市PTA協議会から、本年2月7日にPTAが主催して実施した「いじめ撲滅プロジェクト」の取組について御紹介があり、御理解いただきました。
 (4)の「ひきこもり支援対策」につきまして、本市から、ひきこもりの現状、課題と取組状況について報告するとともに、ひきこもりで悩む方々の支援に取り組んでおられる「NPO法人青少年交流・自立・支援センターCROSS」から、同法人の活動について御紹介があり、御理解いただきました。
 15ページをお開きください。3月の教育委員会議のとき、意見交換の時間を十分に取るべきであるという御意見をいただいております。今回お時間を十分に取らせていただき、各種団体の代表の皆様から子どもたちの育成に関連した御意見をお伺いするとともに、学識経験者等の皆様から会議を振り返っての御意見をいただきました。これらについて要約をさせていただいております。
 まず、地域団体から子どもたちの育成に関連した御意見として、1つ目と2つ目のぽつですが、子ども会から「子ども会の運営が難しくなる中、地域・学校で子ども会の良さを知らせてほしい。子育てが難しい時代だからこそ、子ども会、地域で子どもたちを育てていきたい。」という御意見をいただきました。また、比治山学区において、子ども会が中心となり、「放課後の校庭で遊ぼう」という取組を実施予定であることについて御紹介がありました。
 3つ目と4つ目のぽつのところで、女性会と社会福祉協議会からは、団体として日々の活動や取組について御紹介がありました。5つ目のぽつのとこで、民生委員児童委員協議会からは、「主任児童委員を中学校の学校協力者会議に出席させてほしい。児童生徒の問題を学校だけで抱えるのではなく、情報共有し、地域で温かく見守っていきたい。」という御意見をいただきました。
 6つ目のぽつで、青少年健全育成連絡協議会からは、「こども110番の家」の役割等の周知についてお願いがありました。
 次に、学識経験者などの方からの御意見として、「少年サポートセンターひろしま」については、「有効活用を地域でPRし、一体となって非行防止、立ち直り支援に協力しなければならない。」という御意見をいただきました。また、子どもが自ら考え行動する「主体性」、自分の行動を振り返る「内省」、人との関係を築く「関係性」の3要素により立ち直りを支援するすばらしい取組であるとの評価もいただきました。また、いじめ問題に関連して、「いじめ問題が短期に終息するかどうかは、取り囲んでいる子どもたちが傍観者ではなく仲裁者になれるかどうかにかかっている。そういう意味でPTAの「いじめ撲滅プロジェクト」は、子どもたち自身がどうしたら良いかを考える大事な取組である。取り組んだことを学校に持ち帰り、自助組織のようなものができれば良いと思う。」という御意見をいただきました。
 その他、「指導ではなく、サポートを前面に出していることがキーワードだと思う。子どもには、本来、環境が整えば主体的に育つ力がある。大人は、その環境を整えるサポートをし、子どもの成長、発達を促すことが大事である。また、本当に係わるべき人が係わることが大事である。学校現場の問題にしても、教員だけでは対応できないので、いろいろな関係機関等と連携していくことが大事である。」という御意見もありました。
 また、会長からは、この協議会の位置づけとして、「3本の矢と言われるように、力を合わせることで大きな力になる。諸団体や行政機関の情報を共通に認識し、連携することに大きな意義がある。それぞれの活動を更に効果的なものにし、自分たちの活動にも活かす場として、この協議会を捉えていただきたい。」ということを改めて御確認いただき、御理解をいただいたところでございます。
 以上のように、教育委員会の取組とそれに関連した各種団体の取組のほか、地域団体や学識経験者の皆様からの貴重な御意見等につきまして、情報を共有し、一丸となって青少年問題に取り組んでいくための大変有意義な会議にすることができたと考えております。
 説明は以上でございます。

井内委員長

 ありがとうございました。
 ただ今の説明につきまして何か御質問、御意見等ございますでしょうか。

鈴木委員

 質問というよりもこの間お話ししましたように、いろいろな意見をお聞きしていただきたいということにちゃんと応えていただいて、意見交流の時間を取っていただいたということについて、まず感謝申し上げたいというふうに思います。
 その中で特に15ページの5、その他の上から5番目のところで、日頃から学校の先生と顔の見える関係づくりをしていきたいので、出席させてほしいというふうに書いてあるのですが、こういうことが可能なのかどうかをちょっとお尋ねしたい。
 つまり、学校だけで抱えるのではなくて、地域に開いて情報を共有して、温かく見守っていきたいという思いは本当に大切なことで、学校、教育委員会としてもありがたい言葉だと思うのですが、学校によって状況があると思います。簡単に出来ることなのかどうか分かりませんので、お尋ねします。

指導担当部長

 現況ということで、児童委員、それから民生委員の方とは、学校では定期的に、特に年度初めと冬ぐらいでしょうか、会合を持たせていただいて、子どもたちの状況について情報交換を行ったり、学校の方針を伝えたりといった連携の図り方をしている学校もあります。全てではないかも分かりません。それからもう1点、ここの意見の中にありますように、特に中学校という校種が出ていますが、協力者会議なのですが、主任児童委員の方に入っていただいている学校もたくさんあります。ただ、それが全市的に市立学校の中で小・中学校がどうかというと、100%ではないと思いますが、2年か3年ぐらい前にこういった御意見をいただきまして、学校のほうにはそういった情報交換ができるように、連携を図れるようにメンバーの中に加えることを学校のほうに指導した経緯もありますので、また改めてこういった御意見があったことを伝えていきたいというふうに思っております。

鈴木委員

 ありがとうございました。
 青少年問題は、多様な方々の取組によって、子どもたちが健やかに過ごせるということがあると思いますので、今回いただいた意見を参考にして、地域に開かれた学校、青少年問題への解決に取り組んでいただければと思います。
 この前、卒業式とかに行かせていただいたときに、帰りに警察の方に車で送ってもらったのですね。そうしたら、すれ違う方がみんな挨拶されるのですね。だから、まちの中に学校を守る、子どもたちを守るという風土が浸透しているなというふうに思いまして、ちゃんと子どもたちが歩いていても気軽に声がかかって、安心・安全のまちづくりにもつながっているのだろうなと思いましたので、是非、顔が見える関係というのを作っていただければと思います。

井内委員長

 他はよろしいですか。
 それでは、次へ進ませてください。
 次に、議題4です。「平成27年度平和に関する意識実態調査報告について」でございます。これを議題といたします。
 本件は報告案件でございます。内容につきまして指導第一課長から説明を受けます。よろしくお願いします。

指導第一課長

 それでは、よろしくお願いいたします。
 平成27年度平和に関する意識実態調査報告です。概要を説明させていただきますので、お手元の資料では17ページ、あるいは別冊のほうでも用意をさせていただいておりますが、別冊の1、こちらのほうを御覧ください。別冊版のほうは、このたび折り鶴再生紙のほうで用意をさせていただいております。よろしいでしょうか。
 まず、1ページ、1「調査の概要」1、調査目的等についてです。本調査は、広島市の子どもの平和に関する意識実態や変化を把握し、被爆体験を原点とした広島市の平和教育を充実するための資料を得るために、平成7年度から小・中学校において5年ごとに実施をしているもので、高等学校においては、平成22年度より実施しています。
 次に、2の調査内容と方法についてです。このたびの調査は、児童生徒質問紙調査の調査1「平和教育に関する調査」と学校質問紙調査の調査2「学校における取組の状況調査」を行っております。調査1では、「知識・理解」、「学習経験」、「関心・意欲」、「学習効果」の観点に基づいて、広島市への原子爆弾投下の年、月、日時など、こういった内容を市立小学校第4学年から高等学校第3学年の児童生徒約4,400人を抽出して実施しました。調査2では、「平和教育の実施に当たり、どのような学習場面を設定したか」などについて、全市立幼稚園、小・中・高等学校、広島中等教育学校、広島特別支援学校を対象に実施しました。
 続きまして、2ページ、18ページにもなりますが、こちらの2、「調査の結果・考察」について、御覧ください。調査1の(1)「知識・理解について」ですが、広島市への被爆の年、月、日時、こちらについての正答率は、小学校が75.3%、中学校は78.3%、高等学校は76.7%で、過去の調査結果を大幅に上回っておりました。これは、平成25年度より実施している「平和教育プログラム」による学習や、各学校における、平和を考える集いなどの学校の実態に応じた取組の成果であると考えております。
 次に、(2)の「学習経験について」です。原子爆弾や戦争について教わった人はということで、「学校の先生」あるいは「被爆体験者」からが小・中・高等学校を通して高い割合を示しています。このことから、平和教育を推進する上で学校の教員が担う役割の重要性、これが分かるとともに、児童生徒にとって「被爆体験者」から直接、被爆の実相や平和への思いを聴くということが大きな意味を持つということが分かります。
 続いて、3ページ、(3)の「学習経験について」を御覧ください。こちらでは、原子爆弾や戦争についての学習教材、いわゆる情報源については、小学校では、「ひろしま平和ノート」が79.1%と最も高くなっている。次いで「テレビ」、こちらが78.9%。「平和記念資料館の資料」が75.1%となっています。中学校、高等学校においても「平和記念資料館の資料」、「テレビ」、これらが高い割合を示しています。このことから、「平和記念資料館の資料」あるいは「テレビ」の情報が児童生徒にとって平和学習の情報を得る資料として大きな役割を果たしているというふうにいえます。
 次に、(4)の学習効果についてです。平成25年度に策定した平和教育プログラムの各学年における目標をもとに、今回の調査で新設をした設問です。平和学習を通して知ったり考えたりしたことについては、小・中・高等学校を通して、1の「原子爆弾の被害やその様子」、2の「原子爆弾は大切なものを奪ってしまう」、4の「戦争中の子どもたちの生活や家族と引き離される悲しさ」、6の「戦争の恐ろしさを伝えていこうとする人々」の項目で高い割合を示してます。このことから、「被爆の実相」についての理解がおおむね定着しているということと、原子爆弾や戦争の恐ろしさあるいは悲しさを感じ、平和を大切にする心情が育っていっているというふうに考えております。今後も、「ひろしま平和ノート」の学習内容や「被爆体験を聴く会」等の平和関連事業との計画的、効果的な関連を持たせる工夫が大切になると考えています。
 次に、3ページの調査2についてです。平和教育の実施に当たり、各校種において「被爆体験を聴いたり見学したりする場面」の設定を何年生で設定してるかをグラフに表しています。幼稚園については全園で、小学校については高学年を中心に行われております。また、高等学校については、第1学年を中心にして被爆体験を聴いたり見学を行ったりする学習に取り組んでいる様子がうかがえます。
 次に、「平和についての自分の考えをもとに発表したり、意見を交流したりする学習場面の設定」についてですが、中学校、高等学校においては、小学校と比較すると低い数値となっております。自分の考えをもとに発表したり意見を交流したりする学習活動を更に工夫していくことが必要になっていくと考えております。
 それでは、めくっていただきまして20ページ、4ページの「まとめとこれからの平和教育の展望」についてです。今回、実施をしました調査をもとに、今後の平和教育の充実に向けて、「発達段階に即した平和教育プログラムの更なる充実」、被爆の実相や復興を伝える「被爆者の体験と思いの継承」、児童生徒が平和教育を学習するための「学習場面や指導方法」の工夫、そして「家庭・地域及び社会教育等との連携強化」について一層努めてまいりまして、各学校における平和教育の実践の更なる充実を図っていきたいと考えています。
 説明は以上でございます。

井内委員長

 ありがとうございました。
 ただ今の説明につきまして何か御質問、御意見等ございませんでしょうか。

鈴木委員

 19ページの調査2の学校における取組状況で校種に分かれているところがあると思うのですが、高校時点で100%そういう場面があるといいなと思いました。右側のほうの意見交流をする場面というのが中・高で低くなっているということが課題と思うのですが、今後の工夫などについて、何かアイデアがありましたら教えてください。

指導第一課長

 数値的には低いのですが、今一度、中学校、高等学校のこうした学習の場面をどのように設定されているのかということを細かく見ていく必要があるのではないかと思います。実際には海外からの友人であるとか、そういった方を招いていろんなお話を聞いたり、それをもとに感想を述べたりするような場面もあったりするのですが、そういった場面では一部の子どもたちに限られているので、この取組の中でそれが当たらないというふうに判断している可能性もあるのではないかと。実は、もっといろいろな場面で思いや考えを表現していることもあるのではないかということを、もう一度整理してみたいと考えています。そうした上で、さらにこの学年、発達段階に応じてどんな場面が必要なのかということをもう一度考えていきたいなというふうに思っています。

鈴木委員

 平和学習の工夫みたいなところですかね。

溝部委員

 関連していますが、広島市の子どもなので、本当に幼稚園から高校まで、大学まできちっと平和について世界に発信できるような子どもたちになってほしいというふうに願っているところです。こういう取組は非常に大事であると思っているのですが、平和学習の内容が小学校でやっていることと同じことを中学校でやっていたり、あるいは高校でも同じことを重なってやっていたりする実態があるように思うのです。当然年齢が上がるに従って、平和学習の内容の深まりといいますか、広がりといいますか、そこを是非発展的なものを工夫していただけたらというふうに思っています。
 今、小学校は平和ノートがあってとても充実しているというふうに思っているのですが、これを高校生でどういうふうに持っていくかということは、とても大きいことではないかというふうに感じているところです。是非お願いしたいと思います。
 それから、ちょっと関係ない質問かも分かりませんが、このペーパー、折り鶴再生紙、これを使われたということは、この概要版はどこかに出されるものなのですか。

指導第一課長

 この概要版は、次の議会でも報告させていただきますし、各学校のほうにもこの折り鶴再生紙を用いて学習していきます。

溝部委員

 とてもいいなというふうに思います。このたび、卒業証書を折り鶴再生紙で行われました。あの結果といいますかね、その後の保護者とか地域だとか、どのようにそのことについて、あるいは学校の先生方は、どのような結果だったのかなというふうに思っているのですが、調べられたでしょうか。

指導第二課長

 卒業式の式辞の中で校長先生から、全ての学校で紹介をいただきました。終わった後、来賓の方も集まって校長室で感想等を述べられる中で、やはり折り鶴再生紙にして広島で育つ意義が卒業した子どもたちに伝わって大変良かったということを聞いております。

溝部委員

 是非何かそういうデータ化したものがあると、今後の発展につながるかなというふうに思います。中国新聞だったですかね、声の欄で保護者が書いてあるのを見せていただきました。ありがとうございます。

井内委員長

 他はよろしいですか。
 それでは、この議題はここまでということにさせていただきましょう。
 次に、移ります。議題5でございます。代決報告第2号「広島市教育委員会会議規則等の一部改正について」を議題といたします。
 本件は代決報告案件でございます。内容につきまして総務課長から説明を受けます。よろしくお願いします。

総務課長

 それでは、資料の21ページをお開きください。議題5、代決報告第2号「広島市教育委員会会議規則等の一部改正について」説明をいたします。
 前回の教育委員会議でもあらかじめお知らせしておいたことなのですが、改正行政不服審査法の平成28年4月1日施行に伴いまして、審査請求の審査事務に関する規定の整備など、教育委員会規則の所要の改正を行う必要がございましたが、市長事務部局との調整が続いていたため、3月25日の教育委員会議に諮ることができず、また、3月末日までに教育委員会議を開催するいとまがございませんでしたので、広島市教育委員会事務決裁規則第6条の規定によりまして、平成28年3月31日に教育長代決を行いましたので、御報告させていただきます。
 その内容についてでございますが、まず、1の改正理由でございます。改正行政不服審査法の施行に伴いまして、審査請求の審査事務に関する規定の整備等をしたものでございます。
 2の改正内容でございます。3本の規則改正をまとめて行っております。まず、1つ目でございます。「(1) 広島市教育委員会会議規則の一部改正」でございます。これは「不服申立て」という用語を「審査請求」という用語に改めたものでございます。
 それから続きまして、「(2) 広島市教育委員会事務局事務分掌規則の一部改正」でございます。これは、審査請求の審査事務の所掌を定めたものでございます。アといたしまして、審査請求の審査に係る事務は、教育長が別に指定する事務を除き、審査請求の対象となる処分又はその不作為に係る制度を総括して所管する課等において所掌するものといたしました。ただし、当該事務のうち、口頭意見陳述等の審理手続は、総務課において所掌するものといたしました。イでございます。アにかかわらず、広島市情報公開条例及び広島市個人情報保護条例の規定による開示請求に係る処分又はその不作為に係る審査請求に関する事務は、当該処分又はその不作為に係る事務を所管する課等において所掌するものといたしました。
 次に、3つ目でございます。「広島市教育委員会事務決裁規則の一部改正」です。これも「不服申立て」の用語を「審査請求」という用語に改めたものでございます。
 3の施行期日ですが、これは平成28年4月1日から施行いたしました。
 4の新旧対照表及び公布文につきましては、22ページ以降に付けております新旧対照表及び公布文のとおりでございます。
 説明は以上でございます。

井内委員長

 ありがとうございました。
 ただ今の説明につきまして何か御質問はございますでしょうか。
 「不服申立て」が「審査請求」という用語に変わったということですね。
 特に大きな問題はないように思いますが、よろしいですか。
 どうもありがとうございました。

総務課長

 ありがとうございます。

井内委員長

 以上で予定した議題は全て終了いたしました。
 本日の教育委員会議を終了いたします。
 次回の教育委員会議は、5月27日(金曜日)の午前9時30分からを予定しております。よろしくお願いします。ありがとうございました。

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