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ページ番号:0000016968更新日:2019年10月21日更新印刷ページ表示

平成25年第8回教育委員会議(7月定例会)会議録

平成25年第8回広島市教育委員会議会議録

 平成25年7月23日(火曜日)、平成25年第8回教育委員会議(定例会)を教育委員室において開催した。

1 開会及び閉会に関する事項

  • 開会 午前 9時30分
  • 閉会 午前10時 5分

2 出席委員

  • 委員(委員長) 井内 康輝
  • 委員 溝部 ちづ子
  • 委員 藤本 圭子
  • 委員 栗栖 長典
  • 委員 鈴木 由美子
  • 委員(教育長) 尾形 完治

3 事務局等の出席者

  • 教育次長 川添 泰宏
  • 青少年育成部長 児玉 尚志
  • 学校教育部長 隅田 一成
  • 指導担当部長 湧田 耕辰
  • 教育センター所長 生田 一正
  • 総務課長 橋場 忠陽
  • 施設課計画担当課長 和田 広
  • 指導第一課長 市川 昭彦

4 傍聴者等

 2名

5 議事日程

  • 議題1 平成25年度専門家評価(専門家による第三者評価)について(報告)
  • 議題2 職員の給与の臨時特例に関する条例の制定議案に対しての意見の申出について(代決報告)
  • 議題3 広島市立学校通学区域審議会規則の一部改正について(議案)
  • 議題4 広島市教育委員会指定管理者指定審議会委員の任命について(議案)【非公開】

6 議事の大要

井内委員長

 ただ今から、教育委員会議定例会を開催します。
 本日は、傍聴の方もお見えになっておられますが、お手元にお渡ししております注意事項をよくお読みいただき、静粛に傍聴していただきますようお願いします。
 本日の議事録署名者は、藤本委員と栗栖委員にお願いします。
 それでは、議事に移ります。
 本日の議題は、お手元の議事日程のとおりですが、本日審議予定の議題4につきましては、広島市教育委員会会議規則第7条第5号の規定に該当することから、審議を非公開としたいと思いますが、御異議ありませんか。
 (異議なし)
 異議なしと認め、議題4については、非公開と決定しました。
 それでは、議題に入ります。
 議題1「平成25年度専門家評価(専門家による第三者評価)について」を議題といたします。
 本件は報告案件でございます。内容につきまして、指導第一課長から報告を受けます。

指導第一課長

 それでは、議題1「平成25年度専門家評価(専門家による第三者評価)について」御報告いたします。
 本件につきましては、4月16日の定例会で、昨年度の評価結果を報告させていただきましたが、本年度の実施体制が固まりましたので、その概要について御説明いたします。
 まず、1の「目的」についてです。
 各学校が主体的に行う評価活動や教育委員会の支援について評価し、学校及び教育委員会に対して、その改善に向けた意見・提言を行うことにより、適切な学校の取組や教育委員会の支援を促進することを目的としています。
 2の「実施体制」です。
 まず、評価委員会に委員が3名います。その下に評価チーム、小学校と中学校の2チームを編成します。この評価委員会の委員は、3ページの下のとおりです。委員長は広島大学大学院教育学研究科の林教授で、2名の副委員長は、福岡大学の高妻教授と広島大学大学院の曽余田准教授です。なお、3名の方は、昨年度に引き続いての委員就任をお願いしています。
 また、資料にはありませんが、評価専門委員として、昨年度もお願いしている元中学校の校長先生であった財津先生と瀧口先生の2名と、小学校の元校長先生であった平岡先生にお願いし、この3名を加えた形で評価チームを編成し、評価活動を行います。
 2ページにお戻りください。
 今年度は、この2つの評価チームにより、小学校、中学校に入りますが、「対象校」は3にありますとおり、尾長小学校と三入中学校としています。
 特に尾長小学校においては、「学校教育目標」と「尾長小アクションプラン25」、「授業づくり推進計画」という辺りを重点的に見ていただきたいとしています。このうち、「尾長小アクションプラン25」は、学校経営の方針、特に校長先生の今年度の目標として、授業改善を中心として策定している具体的な取組をするためのプランであり、この辺りを、特に専門家評価委員の方々に見ていただきたいということです。
 それから三入中学校につきましては、生徒指導の三機能を生かした授業改善の推進と指導の観点から、授業をいかに改善していくかということに軸足を置いた活動を行っていきたいということで、ここを重点的に見ていただきたいということです。
 次に3ページの「スケジュール」です。
 7月から10月の枠の1番上のところですが、現在「目的・項目の決定、評価専門委員の選定・評価チームの編成」という辺りの作業をしています。
 先ほど申し上げたとおり、評価専門委員も決まりましたので、これから学校訪問、調査等を行いながら今年度の2校の評価を行っていきたいと考えています。
 なお、学校訪問調査につきましては、4月16日の定例会で委員の方から意見がありましたが、例えば尾長小の場合には二葉中の校長先生、三入中の場合は三入東小、三入小、大林小の3校の小学校の校長先生にも来ていただいて、小中でいかに取り組んでいくかという観点からの聴き取り、評価を行っていきたいと考えています。
 加えまして、7月から10月の枠の一番下に、必要に応じて中間報告とありますように、10月から始まる予算編成と人事に生かすべきポイントがあれば、中間的に取りまとめて、関係課等にも示していきたいと考えています。
 11月から3月につきましては、資料の表にありますような作業を進めていきながら、最終的なまとめは、翌年度の4月に評価結果の御報告を教育委員会議でいたします。
 こうした流れで1年間の専門家評価活動を行いますが、加えて、事務局の方では、4月16日にいただいた各委員の方々の意見を踏まえた作業を進めています。特に、全市への評価結果の普及という観点から、学校の課題を類型化して示したり、単年度でも成果があったものは発信すべきという意見がありましたので、これらについてホームページや校長会などを活用して進めていきたいと考えています。
 また、マニュアル化で結果が見えるようにすべきであるという意見がありましたので、生徒等へのアンケートを実施しながら、取組の結果がどう反映されていくかを現在検討しているところです。
 最後に、小中連携の視点についてですが、先ほど申し上げましたように、今後の学校とのインタビューを小中の校長先生に行いながら、小中合わせた形での評価という視点で進めていきたいと考えています。
 以上が、平成25年度の専門家評価についての概要です。

井内委員長

 ただ今の報告について、御質問等はございませんか。

鈴木委員

 スケジュールの3月のところで、評価報告の意見・提言についての検討をすることとなっていて、改善策、支援策が報告される予定になっています。今回は特に授業改善に焦点があてられているということですので、改善策、支援策は、具体的なレベルで行っていただきたい旨、評価委員会にお願いしたらよいのではないかと思います。
 授業を改善しましょうというのは分かりますが、それにはTT(チームティーチング)が良いのか、グループ学習を入れた方が良いのか、黒板の書き方を工夫するなのか、具体的な指示をしていただくと、先生方が改善しやすいと思います。できれば具体的な改善策を複数提示していただく、あるいは、教育委員会としてどういった支援をしたら良いかについて例示のような具体的なものを出していただくようお願いできないかと思います。

指導第一課長

 評価委員会の方には、そのようにお願いしたいと思います。

溝部委員

 まず、質問ですが、専門家評価の内容、スケジュールについて、昨年度と今年度とで違いはありますか。

指導第一課長

 先ほども少し触れましたが、スケジュールの7月から10月のところで、小中合同で聴き取りを行うというように学校訪問調査の形式を変えたということと、中間報告を行うこととしたことを、今回、改善しています。

溝部委員

 次に、要望ですが、中学校区での取組は非常に大事だと思っています。ですから、是非ここに「小中両方の」というような文言が入るべきではないかと思います。
 特に、最後の3月の意見についての検討についても、その学校だけではなく、中学校区全体に対する提言があれば良いのではないかと思いました。

井内委員長

 先ほど言われたことを、文章化して明記しておくことも必要かもしれませんね。御検討ください。

指導第一課長

 分かりました。

藤本委員

 学校訪問調査は、通常どの程度、回数とか日数とか予定していますか。

指導第一課長

 7月から10月の枠の一番上の行に、「目的・項目の決定」というのがあります。これは、高妻委員と曽余田委員の2名の評価委員が、教育委員会事務局と一緒に学校に行って、事前のヒアリングを行って決定しています。どういった取組をし、子どもの状況を見て、どこにポイントを置いて見ていくかということを決定します。それを基にして、学校訪問調査については、基本的には、チームで1回から2回程度、聴き取りを行うようにしています。過去を見てみますと、委員によっては、必要に応じて、3回程度訪問したというケースもあります。

藤本委員

 もう一つは意見ですが、本年度、小学校、中学校の9年間を見通した連続性、継続性のあるやり方で行わるということで、新たな取組、新たなスタートと考えておられると思います。今後学校を良いものにしたい、良いものにしなければならないという思いを現場の校長先生をはじめとした先生方も思っているだろうし、教育委員会の皆さん方も同じように思っての取組だと思います。是非、委員の方に、より良いものになる実効性のある、具体性のある方策を出していただき、学校現場や教育委員会がその学校区をより良いものとしていけるような結果が出るように十分に努力をお願いしたいと思います。

井内委員長

 評価をしたということだけで終わらないように、具体的な成果を上げるということを考えていただきたいと思います。

栗栖委員

 7月から10月のところに「必要に応じて中間報告」という記載がありますが、学校訪問の調査の状況とか、課題とかが分かれば、形式にこだわることなく、その時点で、できれば中間報告をお願いします。

井内委員長

 私も賛成です。どんな状況であったかということを我々も知りたいので、是非よろしくお願いします。
 次に、議題2「職員の給与の臨時特例に関する条例の制定議案に対しての意見の申出について」(代決報告第15号)を議題といたします。
 本件は代決報告案件でございます。内容につきまして、総務課長から報告を受けます。

総務課長

 議題2、代決報告第15号「職員の給与の臨時特例に関する条例の制定議案に対しての意見の申出について」御説明させていただきます。
 資料4ページです。
 国における東日本大震災復興財源確保のための国家公務員給与減額と併せて地方公務員についても国と同様の措置を講ずるよう要請がなされ、本年7月から地方交付税が減額されることに伴い、本市においても、職員の給与が引き下げられることとなり、4ページにありますとおり、職員の給与の臨時特例に関する条例を制定しました。
 教育長の給与については、広島市教育長の給与等に関する条例で月額が定められており、給与を減額するために必要な「職員の給与の臨時特例に関する条例」議案に当たりましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第29条の規定に基づき、市長は教育委員会の意見をきかなければならないということから、6月13日付けで市長から意見照会がありました。市長から市議会への議案の提出は6月18日に予定されていたことから、教育次長代決により異議ないものと認め、市長にその旨申し出ましたので御報告するものです。
 職員の給与の臨時特例に関する条例につきましては、5ページ以降に添付しております。教育長の給与の減額につきましては、6ページの第2条に規定しているとおり、25年7月分から26年3月分までの給与を12パーセント減額することとしています。
 なお、この12パーセントの減額率は、副市長、代表監査委員と同率となっています。
 以上でございます。

井内委員長

 ただ今の報告について、御質問等はございませんか。
 (質問等なし)
 では、次に議題3「広島市立学校通学区域審議会規則の一部改正について」(議案第28号)を議題といたします。
 本件は、審議案件です。内容につきまして、施設課計画担当課長から説明を受けます。

施設課計画担当課長

 議題3の議案第28号「広島市立学校通学区域審議会規則の一部改正について」お諮りいたします。
 資料9ページの議案を御覧ください。
 広島市立学校通学区域審議会は、教育委員会の諮問に応じ、小学校及び中学校の通学区域の設定及び改廃に関する事項を調査審議していただくところですが、この審議会の組織、委員や運営等について定めている「広島市立学校通学区域審議会規則」について、この度一部改正を行おうとするものです。
 1の「改正の理由」は、広島市立学校通学区域審議会の委員は、PTA代表及び学識経験者のほか、市議会議員、市職員及び市教育委員会事務局職員のうちからも任命又は委嘱できることとしておりますが、本市「審議会等の運営等に関する要領」では、特に必要がある場合を除き、市議会議員及び市職員を任命等はしない取扱いとされているため、広島市立学校通学区域審議会においても、現在、市議会議員等の任命等は行っていないところでございます。
 このため、このような取扱いに合わせて、規則中の「市議会議員」等の規定を削るとともに、審議会の委員の上限人数について、現在「22人」としているところを、本市「審議会等の運営等に関する要領」と同様に、「20人」に改める改正を行おうとするものでございます。
 2の「改正の内容」は、(1)審議会の委員に任命又は委嘱する者から、「市職員」、「市教育委員会事務局職員」及び「市議会議員」を削り、(2)審議会の委員の人数を「22人以内」から「20人以内」に改めようとするものです。
 3の「施行期日」につきましては、本日の教育委員会議で御議決をいただき、8月1日から施行することとしております。
 この改正規則の本文を10ページに、新旧対照表を11ページに示しております。
 以上でございます。
 よろしく御審議の程、お願いいたします。

井内委員長

 ただ今の説明について、御質問等はございませんか。
 教育委員会事務局の職員がいなくなって、審議上支障はありませんか。

施設課計画担当課長

 これまでも教育委員会事務局の職員や市議会議員は委員として任命等していないという取扱いで運用してきており、これまでの審議の中で支障が生じたことはありませんでした。

井内委員長

 規則を変える前から実質上は選んでおられないということで、これまで特別支障があったことはないということでよろしいですね。

施設課計画担当課長

 はい。

井内委員長

 それでは、議題3(議案第28号)について、御異議ございませんか。
 (異議なし)
 それでは異議なしと認め、本件は、原案どおり可決することといたします。
 次の議題4は、先ほどお諮りしたとおり、非公開となりましたので、傍聴人、報道関係及び関係者以外の方は、退席していただきますようお願いします。

 (傍聴人等退席)

 (非公開部分省略)

井内委員長

 以上で予定の議題は全て終了いたしました。
 本日の教育委員会議を終了いたします。
 次回の教育委員会議は、8月28日(水曜日)午前9時30時からです。

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