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ページ番号:0000148446更新日:2020年5月13日更新印刷ページ表示

令和元年第10回教育委員会議(12月定例会)議事録

令和元年第10回 広島市教育委員会議議事録

 令和元年12月20日(金曜日)、令和元年第10回広島市教育委員会議(定例会)を教育委員室において開催した。

1 開会及び閉会に関する事項

 開会 午後1時30分
 閉会 午後2時10分

2 教育長及び委員の出席者

 教育長 糸山 隆
 委員 井内 康輝
 委員 栗栖 長典
 委員 伊藤 圭子
 委員 西 敦子
 秋田智佳子委員は欠席

3 事務局等の出席者

 教育次長(総務部長事務取扱) 荒瀬 尚美
 青少年育成部長 長谷 冨美
 学校教育部長 森川 伸江
 指導担当部長 野間 泰臣
 教育センター所長 松浦 宰雄
 総務課長 山越 重範
 教育企画課長 橋本 英士
 学事課長 田原 治子
 育成課長 廣田 稔之 

4 傍聴者等

 1人

5 議事日程

 議題1 教育振興基本計画の改定について(報告)
 議題2 令和2年広島市成人祭の開催について(報告)
 議題3 広島市立小学校及び中学校通学区域に関する規則の一部改正について(議案)

6 議事の大要

糸山教育長

 ただ今から、令和元年第10回広島市教育委員会議定例会を開会いたします。
 本日は傍聴の方もお見えになっておられますが、お手元にお渡ししております注意事項をよくお読みいただき、静粛に傍聴していただきますようお願いします。
 本日は、秋田委員が所用により欠席となりますが、定足数を満たしております。
 本日の議事録署名者は、井内委員と西委員にお願いします。
 それでは日程に入ります。
 本日の議題は、お手元の議事日程のとおりです。
 それでは、議題に入ります。
 議題1「教育振興基本計画の改定について」を議題とします。
 本件は報告案件です。内容について、教育企画課長から説明をお願いします。

教育企画課長

 議題1「教育振興基本計画の改定について」、報告させていただきます。
 資料の2ページを御覧ください。
 1、改定の基本的な方針についてです。
 広島市教育振興基本計画は、教育基本法の規定に基づき、地方公共団体における教育の振興のための施策に関する基本的な計画として定められたものであり、計画期間が平成22年度から令和2年度となっていることから、改定の取扱いについて検討を行うものです。
 地方公共団体が定める教育振興基本計画は、国の計画を参酌し、地域の実情に応じた基本的な計画とすることが求められております。国の計画には、今後の教育政策の方向性と、それを実現するために必要となる施策群が示されておりますが、これに対しまして、本市の現行の教育振興基本計画には、第5次広島市基本計画の教育分野に記載されております「基本方針」と「施策の展開」をそのまま転記し、これにぶら下がるような形で、予算化や実施が見込まれる短期的な事業を列記したものとなっております。
 また、本市では、従来の企画立案方式を見直し、中長期の計画書の作成作業をすれば足りるということではなく、関係部局が共通課題を見据えながら、中長期的で、かつ、実践的な方針を確定させ、それを踏まえ、毎年度必要となる事業を個別に立案するという方法に改めることによって、関連部局が一丸となって効果的・効率的な事業展開が図られるようにするため、部門計画書を策定する方法の見直しを進めております。これは、計画作成に係る事務を極力簡素化し、その分、実際の事業展開に注力していこうとするものであると理解しておりまして、いくつかの計画については、立案と策定を取りやめることも聞いております。
 こうしたことを踏まえまして、この度の教育振興基本計画の改定に当たりましては、国の計画の今後の教育政策の方向性と施策群に相応する内容が第6次広島市基本計画に記載されることから、これまでのように、別途、教育振興基本計画を策定せずとも、第6次基本計画の教育分野で事足りるものと考えております。
 また、本市の教育政策に係る個別の事業展開に当たりましては、事務点検・評価に記載されている課題への対応方針や予算編成において広島市教育大綱に基づき整理される施策体系により実施していくことで、着実な推進を図ることができると考えております。こうしたことからも、実務的に支障があるものではないと考えております。
 さらに、重要な取組や組織横断的な取組につきましては、必要に応じて、いじめ防止等のための基本方針や学校における働き方改革推進プランなどといった個別の計画を策定して対応していくことが可能です。
 以上のことから、教育の振興のための施策全体に係る計画は改めて策定せず、また、教育基本法に定める地方公共団体における教育の振興のための施策に関する基本的な計画、次の教育振興基本計画のことですが、これについては、第6次広島市基本計画における教育分野をもって当該計画に代えるものといたします。
 なお、この第6次基本計画の教育分野につきましては、参考資料の44ページから46ページに記載されております。
 次に、2、今後のスケジュールについてです。
 本日、教育振興基本計画の改定方針について報告させていただきました。第6次基本計画につきましては、これまでに広島市総合計画審議会等において審議され、市民意見なども反映してきたところでありますが、来年2月の市議会特別委員会で質疑等が行われた後に、6月の市議会本会議で議決を得る予定となっております。その後、7月の教育委員会議において、広島市教育振興基本計画の改定を議案として提出する予定としております。
 報告は以上でございます。

糸山教育長

 それでは、ただ今の説明について、御質問等がありましたらお願いします。

栗栖委員

 (2ページの)1の5段目、6段目の趣旨も理解できますので、こうした方針については賛成いたします。
 確認したいのですが、改定について、広島市基本計画をもって代えると書いてあるのですが、2の今後のスケジュールには、7月に教育委員会議へ議案提出とあります。これは、基本計画の素案のどの部分を教育委員会議に議案として提出されるということなのでしょうか。

教育企画課長

 (広島市)教育委員会事務決裁規則(第1条第1号)に「事務の取扱に関する一般方針を定めること」とありますので、教育振興基本計画は教育委員会議の議題と考えています。(7月に)お諮りするのは、教育振興基本計画を第6次広島市基本計画の教育分野の部分をもって代えることについて、事務手続として、委員会の議決を頂きたいと思っています。

栗栖委員

 教育分野というのは、具体的には参考資料の(何ページですか)。

教育企画課長

 44ページ、45ページの(第2部第5章第3節)第2項です。

栗栖委員

 43ページの、(第2部第5章)第3節、「未来を担う子どもの育成と教育」の(第1項)「全ての子どもが健やかに育つための環境づくり」の部分は違うのですか。

教育企画課長

 第3節の第2項です。

栗栖委員

 この(第5章)第3節の第2項の部分を(教育委員会議で)議決すると、その時点で教育振興基本計画はなくなるわけですか。

教育企画課長

 いいえ。改めて作らないということです。この部分を教育振興基本計画とみなす(ということです)。

栗栖委員

 みなすということは、どこかに表示されるのですか。教育振興基本計画の改定ということになっていますので、この第2項が教育振興基本計画だということは、これだけでは分からないですよね。

教育企画課長

 これは第6次基本計画なので、これでは分かりません。

栗栖委員

 次の教育振興基本計画はこう改定したということが分かるものが、何かあるのですか。教育振興基本計画というものは、公の文書から消えてしまうのですか。

教育企画課長

 教育振興基本計画はここの部分ですという表示を、例えば、ホームページに載せたりすることになります。

栗栖委員

 ホームページ上で、教育振興基本計画は第6次広島市基本計画のこの項目だという形で残すのですね。分かりました。

井内委員

 今の(栗栖委員の)質問に賛成です。
おっしゃることの意味は分かったのですが、この第2項の「一人一人を大切にする教育の実現」は2ページにわたって書いてあるのですが、本当に大まかなというか、基本的な(内容です)。広島市全体の基本計画の中の一部としては良いのですが、教育委員会が担ってきたことや目指していることが、ここで十分に表現されているかどうかという視点で見ると、疑問が残りそうな文章だなと思うのです。これは、先ほどの説明だと、個別の計画で補えばよいのではないかという考えなのですね。

教育企画課長

 はい。

井内委員

 ここの部分を教育振興基本計画として扱いますということは、もう、この文章は、一文たりとも変えることはないのですね。

教育企画課長

 基本計画そのものが、最終的には(市議会の)議決を得て決定されるものです。今後、(市議会)特別委員会もあり、もう一度、市民意見募集も行われますので、その段階で(文章が)変わることはあるかと思います。

井内委員

 (文章が変わることは)あるけれど、基本的にはこのぐらいの分量で、基本的な骨子部分しか書かないという方針でいこうということですよね。
 それが教育振興基本計画で良いのかと、多少、疑問が残るのですがね。広島市全体の計画の中に組み入れようというのは、良いことだと思いますよ。一本になるということは良いと思いますが、これで十分なのかと聞かれたら、十分ではないのではないかというイメージを持ちます。
 ですから、これにぶら下がるものはどういうものがあるのかということを、一度、整理して、例えば、「(広島市の学校における)働き方改革(推進プラン)」や「(広島市)教育大綱」など、いろいろありますよね。そういうものが、ここにこうひも付いているということを明確にするような作業を、一度した方がよいのではないかと思います。7月の(教育委員会議で)審議するときには、そういう作業をさせてもらうのがよいのではないかという印象を持ちました。
 (広島市)全体の基本計画というものは、我々は審議する立場にないし、それは(市議会で)決めていただくのは仕方がないですが、それで事足りるということにはならないのではないかということです。

教育企画課長

 今の御意見についてですが、国の教育振興基本計画を参酌して作ることになっておりまして、国の計画というのは、先ほども説明しましたが、今後の教育政策の方向性とその施策群という、ある意味、大きなものを掲げるのが元々の考え方になっています。これまでの(本)市の教育振興基本計画は、それとは少し方向性が違っていたのかなということもありまして、この度、国の計画を踏まえて、こういった方向に見直していきたいということがございます。
 それともう一つ、井内委員のおっしゃったいろいろな施策でございますが、これについては、先ほども説明しましたように、事務点検(・評価)の中や予算編成のときに整理していきますので、そういった中で、分かりやすい体系で整理していくことを考えていきたいと思います。

井内委員

 それが、この基本計画とどのようにリンクしているのかということも、分かりやすくしておいた方が良いのではないかという気がします。7月の(審議の)ときに、そういうところを精査していきたいと思います。

糸山教育長

 基本計画そのものが、実はどんどん簡素化されています。昔のボリュームからすると、ぎゅっと圧縮されているというところがあります。
 今の井内委員の御意見は、恐らく、こういう大きな計画というのは、こういうレベルでぎゅっと圧縮したものであっても、全体としての展開の見えるものが何か要るのではないかという御趣旨だろうと思いますので、また、そこは7月の(審議の)ときに(お示しします)。事務点検(・評価)は、本来、単年ごとのものですが。
 総合戦略はいつできるのでしたか。

教育企画課長

 多分、7月です。

糸山教育長

 実は、この基本計画にぶら下がる、もう少しブレイクダウンした計画も今から作っていきますので、またその辺りも7月の段階ではお示しするような形で(考えます)。そこになると、個別のものがぶら下がったものができてくると思いますので、その辺りもまた御覧いただいて、全体図を把握できるようなものになっていることを御確認いただければと思います。今はまだ、これから、その作業に入ると聞いております。御趣旨は分かりました。

栗栖委員

 第6次基本計画は10年間の計画ですが、途中でローリングや見直しはあるのですか。

教育企画課長

 今までの例では、無いと思います。

栗栖委員

 教育振興基本計画は、5年後に(時点修正を)しましたよね。

糸山教育長

 基本計画の下に、中期的な施策展開の計画ができてきます。それは恐らくもう少し短いスパンのものになりますので、そちらの方でローリング(していくと思います)。

教育企画課長

 実施計画に代わるような計画をこれから作る予定にはなっています。

栗栖委員

 そうですか。それをうまく活用したらよいですね。

糸山教育長

 それが(できると)、体系にぶら下がった施策や事業が見えてきます。また、その辺りは、姿が見えた段階で、皆さんにお示しできるだろうと思います。
 それでは、本件についてはこの程度にしたいと思います。
 次に、議題2「令和2年広島市成人祭の開催について」を議題とします。
 本件は報告案件です。内容について、育成課長から説明をお願いします。

育成課長

 議題2「令和2年広島市成人祭の開催について」、報告させていただきます。
 資料の3ページを御覧ください。
 1から5にありますように、成人の日を迎える青少年を祝福するとともに、成人としての責任と自覚を持たせ、社会の一員として貢献しようとする意識を醸成させることを目的としまして、1月13日の成人の日に、広島サンプラザホール及びその周辺で、広島市及び広島市教育委員会の主催により、公募による実行委員会が中心となって企画し(た成人祭を)実施します。ちなみに、実行委員会は広島市出身の5人で構成されておりまして、男性が1人、女性が4人、うち4人が新成人となっております。中には、昨年も実行委員や高校生の運営ボランティアとして活動した者も居ます。
 7月からこれまで、毎月、会議や打合せ等を開催いたしまして、成人祭のテーマに沿ってプログラムや記念品の検討、宣誓文の作成などを行ってきております。
 6の運営協力ボランティアですが、今年も成人祭の会場に近い広島市立井口中学校の生徒約60人と、毎年、公募しております、運営ボランティアの高校生29人が協力してくれることになっております。
 7の協力団体ですが、例年どおり、着付け直しコーナーを運営してくださる大阪きもの着付学院のほか、(一般財団法人)中国地方郵便局長協会や地元の多くの企業・団体の協力を得ております。
 8の協賛ですが、昨年に引き続き、沢山の地元の企業が「ザ・広島ブランド」認定商品などをサブホールでの抽選イベントの景品用として提供してくださいました。この中には、成人祭のためにオリジナル商品を作成してくださった企業もおられます。
 9の対象ですが、令和元年10月31日時点の対象者は、昨年より79人減って、12,239人となっておりまして、この対象者に案内はがきを送付しております。ただし、案内はがきが無くても参加は可能となっております。
 10のテーマですが、実行委員会でアイデアを出し合って、「First Light~令和を創るけん!!!~」に決定しております。令和になって初めての成人祭ということで、夜明けや日の出をイメージした「First Light」をメインテーマとしまして、新しい時代を自分たちで創るという意気込みを広島弁で表現しています。また、この成人祭自体が新成人の心を照らす新たな光であるようにという願いも込められております。
 4ページを御覧ください。
 11のプログラムですが、(1)のサンプラザホールで行う式典でございますが、オープニングでは安田女子大学ダンスサークルによる演技のほか、ビデオメッセージを映像で流します。ビデオメッセージには、広島東洋カープの會澤選手やサンフレッチェ広島の大迫選手など、広島にゆかりのある方々から心の籠もったメッセージを頂いております。
 その後、広島文化学園大学の学生による演奏と歌唱に合わせて、新成人全員で国歌を斉唱して式典を開始いたします。それに続いて、記念品の贈呈等を行った後、新成人代表による宣誓、実行委員と運営協力ボランティア等による三本締めとなっております。
 (2)のその他の会場につきましては、例年どおり、ホール西側公園で同窓広場、ホール前エリアで記念品引換えコーナー、ホール東側エリアで着付け直しコーナーを行います。
 また、平成29年度から始めておりますサブホールでのイベントも引き続き実施します。
 抽選会コーナーでは、協賛企業から頂いた商品が約1,000人に当たる抽選会を行うほか、各企業から頂いたお祝いメッセージも掲示することにしております。
 また、フォトスポットでは、いわゆる「インスタ映え」を狙って広島らしさや華やかさを演出する壁紙やフォトプロップス等を更に充実させて、参加者が記念に残る写真を撮影できるようにしたいと思います。
 その他、(一般財団法人中国地方)郵便局長協会の協力による「はがきで感謝を伝えようコーナー」や、市政啓発コーナーとして、選挙啓発や消費者トラブル対策、「全国都市緑化ひろしまフェア」などについて、新成人に向けての啓発活動を行うことにしております。
 また、今年度は新たな取組としまして、(3)平和を希求する取組「PEACE ORIZURU」を実施することにしております。この取組は、平和首長会議国内加盟都市会議事務局の協力の下に東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が進めております「PEACE ORIZURU」プロジェクトに参加して、広島市の新成人として平和のメッセージを発信するというものでございます。
 具体的な取組としましては、専用の折り紙を配付しまして、新成人に折り鶴を折ってもらいます。そこに各自で平和のメッセージを記入していただき、まずは、それを写真に撮って「PEACE ORIZURU」というハッシュタグを付けてSNSに投稿していただきます。その後は、会場内に設置してある回収ボックスに(折り鶴を)入れていただいて、後日、実行委員会がそれを千羽鶴にして平和記念公園に献納することにしております。
 この取組につきましては、(東京)オリンピック(・パラリンピック)終了後も、広島市の成人祭の独自の取組として、新成人に平和に対する思いを新たにしてもらうためにも、継続していきたいと考えております。
 最後に、12の記念品ですが、オリジナル手提げバッグです。デザインは実行委員会が行いまして、成人祭のテーマや広島の名物等を取り入れたデザインとしております。また、昨年、委員から、マチ付きの方が使いやすくて良いという御意見を頂きましたので、同程度の単価で探しまして、(マチ付きのバッグを)採用しております。
 令和2年の成人祭については以上でございますが、令和4年、2022年4月に成年年齢を18歳に引き下げることを内容の一部とする民法の一部を改正する法律が施行されることになっておりますので、現在、その後の成人祭の在り方、特に対象年齢をどうするかにつきまして、他都市や県内市町の状況などを情報収集しながら、検討を進めております。現時点では、正式に方針を決定して公表した自治体が少ないのですが、全体の傾向としましては、「二十歳の集い」などとして、現行と同様に、20歳になった成人を対象としたイベントを行うところが多いようでございます。本市では、実行委員会におきまして、令和4年度以降の成人祭の在り方について、アンケート調査を行っているところであり、その結果も参考にしながら、今年度中には教育委員会議でお諮りした上で決定したいと考えております。
 報告は以上でございます。

糸山教育長

 それでは、ただ今の説明について、御質問等がありましたらお願いします。

栗栖委員

 「PEACE ORIZURU」は新しい試みということで、広島らしい取組だと思います。具体的には、専用の折り紙を来られた方に配付するのですね。

育成課長

 はい。記念品と一緒に全員にお配りして、それぞれ空いた時間に(折っていただきます)。

栗栖委員

 折り鶴の折り方は、皆さん、御存じなのでしょうか。

育成課長

 広島市民ですので、皆さん、一応、御存じだと思っているのですが、折り紙に付いているチラシのQRコードでオリンピック組織委員会のホームページにアクセスしていただくと、折り鶴の折り方やプロジェクトの詳しい説明も載っておりますので、そういうところを見ていただければと思っております。

栗栖委員

 他都市と比べれば、折り鶴の折り方を知っている人も多いと思いますが、沢山の方が(成人祭に)参加されますので、ここを見たら折り方が分かるというような案内があった方がよいような気がするのですが。

育成課長

 開会前のアナウンスで(「PEACE ORIZURU」の)取組の紹介などをさせていただくようにしておりますので、そこで、折り鶴の折り方についてはここを参考にしてくださいというようなアナウンスをしたいと思います。

糸山教育長

 8・6(平和記念式典)のときも(同じような取組が)ありますね。

教育次長

 (8・6のときは、)折り方(が書かれた紙)が一緒に入っています。

糸山教育長

 (折り方は、)8・6のパンフレットに印刷してありましたか。(別の)紙でしたか。

教育次長

 紙だったと思います。折り方の紙が一緒に入っていたと思います。

糸山教育長

 確か、8・6のパンフレットと一緒に、折り紙と折り方の紙が入っていました。

育成課長

 それでしたら、開会前のアナウンスのときに、ステージに大きなスクリーンもありますので、そういったところに折り方を映して、アナウンスと一緒に、こちらも御覧くださいという感じで案内しようと思います。

糸山教育長

 8・6の(折り方の紙)が沢山余っていたらと思ったので。
 当日の会場で、式典のときに、みんながスマホを見ながら折り鶴を折っている姿を想像すると、正直(、どうかと思います)。折り鶴タイムとか、何か(検討)しないと。式典で挨拶をされているときに、みんながスマホを見て折り鶴を折っている姿というのは、ちょっと。

育成課長

 折り鶴を折る時間を取るなど、少し考えたいと思います。

栗栖委員

 それがいいかもしれませんね。

井内委員

 オープニングの前に時間を取った方が(よいと思います)。少し(会場を)静かにさせる意味でも。

糸山教育長

 何回か繰り返してね。少しこの辺は(検討してみてください)。

伊藤委員

 オリジナル手提げバックをマチ付きにしていただいたので、使い勝手も良いと思います。
一つ、質問なのですが、対象に外国人の方が男女合わせて500人以上いらっしゃいますが、日本語を習得していない外国人の方に対するサポート体制はどうなっているのでしょうか。

育成課長

 外国人席を(会場の)前方に設けておりまして、そちらに御案内するようにしています。

伊藤委員

 日本語が通じない方に対しても対応できるようになっているのですか。

育成課長

 特に通訳を用意してはいないのですが、職員の中にも英会話のできる者もおりますので、そういう職員で対応したいと思います。

糸山教育長

 昨年は、(外国人の方は)何人ぐらい来られていましたか。

育成課長

 (正確に)把握していないのですが、数人ということはないです。

糸山教育長

 言語でいうと、恐らく、必ずしも英語でない方も多いのではないかと思います。特に多い言語については、国際交流団体のようなところや先輩留学生の方でお手伝いしていただける方が居ると(良いと思います)。大学生ボランティアのような形で、どこかに声を掛けてみるということも(どうでしょうか)。
 ただ、どのような(言語の)方が来られるのか、全然分からないので、一般のボランティアもしつつ、(外国語で)コミュニケーションの取れるような方にお願いを(するのがよいと思います)。

育成課長

 大学に御案内して、大学ごとに参加していただいているところもあります。そういうところは、学校によっては、通訳も含めて参加していただいているところもあります。

糸山教育長

 学校ごと(に参加される方)は留学生の方でしょうから、留学生の方は、式典に出席されるくらいなら、言葉に関しては(余り不自由はないのかもしれません)。
 (式典には)手話通訳は入っていますが、2か国語(での対応)はできていません。ましてや、いろいろな言語ということになると難しいと思います。何とか、ボランティアの方でお手伝いしていただける方がいらっしゃったらということで。本当に(外国語を必要とする方が)いらっしゃっているのか、どういう言語の方なのか、一度、昨年の様子を確認してみて、何か少しでも、声掛けぐらいは、通訳だけでなくボランティアの方も含めて、(対応)できるといいと思います。
 それでは、本件はこの程度にしたいと思います。
 次に、議題3、議案第32号「広島市立小学校及び中学校通学区域に関する規則の一部改正について」を議題とします。
 本件は審議案件です。内容について、学事課長から説明をお願いします。

学事課長

 議題3の議案第32号「広島市立小学校及び中学校通学区域に関する規則の一部改正について」、お諮りいたします。
 資料の5ページを御覧ください。
 1、改正の理由ですが、久地小学校の廃止に伴い、広島市立小学校及び中学校通学区域に関する規則の一部改正をしようとするものでございます。
 2、改正の内容ですが、二つありまして、一つ目は、久地小学校の通学区域にある安佐町大字久地(ただし、久地南小学校区分を除く。)を統合先の飯室小学校の通学区域に含め、久地小学校の通学区域を削るものです。二つ目は、清和中学校の通学区域から久地小学校の学区を削るものです。
 いずれも、久地小学校の廃止に伴い、通学区域に関する規則の改正を行うものです。
 3、施行期日ですが、令和2年4月1日から施行することとしております。
 なお、11月の教育委員会議定例会で報告させていただいたとおり、令和元年10月に開催された広島市立学校通学区域審議会において、改廃することを適当と認める答申を得ております。
 また、令和元年12月の市議会定例会において、久地小学校の廃止に伴う広島市立学校条例の一部改正議案が可決されております。
 以上が御審議いただく内容ですが、この改正規則の本文を6ページに、現行改正比較表を7ページに示しております。
 また、参考までに久地小学校及び飯室小学校の通学区域図を8ページに、広島市立学校通学区域審議会の答申書を9ページに示しております。
 なお、統合後の飯室小学校への通学については、バス通学となりますが、登校の時間に適した便がない地区もあることから、バス会社にお願いをして、令和2年4月からダイヤ改正を行っていただくことになりました。このことにつきましては、久地小学校のPTA会長に報告し、了解を頂いております。
 説明は以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。

糸山教育長

 それでは、審議に入ります。
 ただ今の説明について、御質問、御意見等がありましたらお願いします。
 今、(学事)課長から報告があったとおり、通学の(バスの)便については地元からも考えてほしいと要望があり、担当課の方でいろいろと調整をして(バス会社に)お願いをした結果、一応、ちょうど良い時間の便にしていただけることになりました。
(久地小学校の)閉校式は委員の皆さんにも御案内する予定ですね。

教育企画課長

 閉校式は3月22日(日曜日)を予定しております。御案内については、改めて、委員の皆様に送らせていただきたいと思います。

糸山教育長

 当然、都合の付く方でよろしいのですが、閉校式がありますので、また、御案内させていただきます。
 それでは、御意見、御質問がないようでしたら、お諮りします。
 議案第32号「広島市立小学校及び中学校通学区域に関する規則の一部改正について」、原案どおり可決することに御異議ございませんか。
 (異議なし)
 異議なしと認め、本件は原案どおり可決することに決定いたしました。
 以上で会議は全て終了しました。
 これをもって、令和元年第10回広島市教育委員会議定例会を閉会いたします。

7 議決事項

議案番号

件名

議決結果

32

広島市立小学校及び中学校通学区域に関する規則の一部改正について

原案可決

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    「議題1の参考」及び「議題3」について、誤って議題2の資料を添付をしていましたので、令和2年5月13日に修正しました。

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