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第272号(平成29年4月発行)4~5ページ

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予算特別委員会(2月23日~3月21日)の主な質疑


 議長を除く全議員で構成される予算特別委員会(元田賢治委員長、米津欣子・大野耕平・三宅正明・伊藤昭善各副委員長)において、延べ104人の委員が、平成29年度一般会計予算など58議案について活発な質疑を行い、慎重に審査を重ねました。その審査における主な質疑と答弁を掲載します。

審査日程

 

2月23日(木) 委員会運営
2月27日(月) 2月28日(火) 文教関係
3月1日(水) 3月2日(木) 厚生関係
3月3日(金) 3月6日(月) 建設関係
3月7日(火) 3月8日(水) 経済観光環境関係
3月9日(木) 消防上下水道関係
3月10日(金) 3月13日(月) 総務関係
3月14日(火) 総括質疑
3月21日(火) 討論・採決


※紙面の都合上、掲載質問数の上限は、各会派の人数案分により決定しています。
※質疑の内容は、各会派からの提出によるものです。
※質疑・答弁の趣旨を簡潔にまとめているため、実際の発言とは言い回しが異なることがあります。

 

自民党・保守クラブ


特別支援学校の仮設整備を問う 

 今回12もの仮設教室を増築するが、いつまで仮設での対応を続けるのか。

 平成33年度末まで対応可能であると見込んでおり、今後について関係者会議で検討を重ねている。


市民後見人養成研修事業 

 市民後見人とはどういったもので、どのような活動をするのか。

 必要な知識・技術を習得した一般市民が、身寄りのない認知症高齢者等の後見人となり、財産管理や契約行為等を行う。


動物愛護に対する公共の取り組み 

 ペットを飼おうという人に、公共としてどう意識啓発するのか。

 終生飼養や適正飼養の意識啓発のため、動物ふれあい教室、いのちの教室、犬のしつけ方教室を開催している。


広島西飛行場跡地の整備

 周辺環境への配慮や既存施設との連携はどう考えているのか。

 にぎわいを創出する景観形成等による環境および景観への配慮、周辺施設との連携などに留意し、跡地活用を進める。


東部地区連続立体交差事業 

 地元意見への対応策を検討するというが、事業を進めていくにあたっての決意を聞きたい。

 地元意見を真摯に受け止め、見直し案を基本としつつ、どこまで調整できるか、全力で取り組み、事業の着実な推進を図る。


「森林公園」と「緑化センター」の一体化 

 大型芝生広場および全国大会も可能なクロスカントリー場の整備を検討しては。

 来年度から新たな指定管理者による両施設の一体的な取り組みが始まるので、連携の効果が十分発揮されるよう努める。


CLT」の導入促進を 

 本市が「CLT導入を図る」にあたり、今後、如何に展開していくのか。

 CLTの先進事例について情報収集を行っており、国内でのCLT活用の動向を見極めながら、調査研究を行う。


河川未整備区域の早急な整備
 

 国管理の三篠川の整備状況はどうなっているか。

 国管理区間では太田川の合流部から亀崎橋までの浸透対策工事が完了し、今後は残りの区間の工事を計画しているとのことである。


小河内地区関連事業 

 市長の説明したことは各局で協力して実行すべきではないか。

 新年度から企画総務局に設置する地域活性化調整部が中心となり、しっかりと関係部局の連携を図っていきたい。


わがまち防災マップ
 

 誰にでも解るマップ作りと紛失時の対応は?

 マップの掲載情報や大きさは、見やすさ等に配慮する。紛失時の対応は、区役所等に保管する予備のマップを郵送や直接お渡しする。

 

自由民主党


新しいタイプの高校 

 広島市立みらい創生高等学校をどのような学校にしていくつもりなのか。

 本校では、生徒一人一人の個性を最大限に伸長させ、社会の発展に貢献できる人間性豊かな活力ある人材を育成していきたい。


学校図書館の臨時司書 

 32名を中学校区ごとに配置するメリットは。

 臨時司書を中学校区に配置することで、小・中学校が連携した読書指導や学校間での図書資料の有効活用も可能となる。


JR西広島駅の自由通路整備は 

 いつJR西日本と工事協定をするのか、自由通路の供用開始はいつか。

 今年の9月議会で議決を得た上で工事協定を締結し、平成33年春に暫定供用を開始、平成34年度には全て完成する予定である。


平和記念公園の供木 

 供木の由来など、わかりやすい説明板をつけて欲しいがどうか。

 観光客の目に触れやすい場所などに、供木運動の主旨をわかりやすく表記した説明板を設置する。


森林・林業施策 

 今後、林業の担い手の確保と間伐材の有効活用にどう取り組むのか。

 「中山間地域自伐林業支援事業」等により自伐林家を増やすことで、担い手の確保と間伐材の有効活用を図る。


有害鳥獣対策 

 国が新たに定めた生息頭数の半減目標は達成できるのか。

 大型捕獲柵の増設等により、一層の駆除の強化に努めるとともに、捕獲目標の達成に向けて県が行う事業に協力する。


東京五輪の事前合宿誘致の取り組み 

 メキシコ合衆国以外に誘致の働きかけを行っている国はあるか。

 ホッケー競技について、県・市ホッケー協会と連携し、オーストラリアの女子選手団の誘致を図っていきたい。


似島地区への軽救急車導入 

 政令市で初めて導入する軽救急車(高規格救急自動車)の運用開始時期は。

 軽救急車の購入後、車載の資器材による訓練等を行い、平成30年1月中旬頃を予定している。


保育・介護人材の確保 

 事業者と市が折半し、新たな返済免除などの支援制度が必要ではないか。

 保育人材については、保育士養成施設入学者数の状況等を踏まえながら、必要に応じ検討したい。また、介護人材については、関係者と具体的課題等を共有した上で、有効な方策を検討したい。

 

公明党


特別支援学校の整備は近隣地へ 

 特別支援学校の近隣地への整備方針を年度内に決定すべきではないか。

 良好な教育環境を早急に整備するため、教育内容や近隣地を含む用地選定等の検討を進め、実現に向けて全力で取り組む。


中学校の旅費予算 

 学校現場における人材育成の面も含め中学校の旅費はどうなっているのか。

 国等の研修機関や各種研究大会等へ派遣するための経費を含めて、全体では例年並みの旅費を計上している。


妊娠・出産への支援

 産前産後から子育て期に亘る切れ目ない支援の実施体制の充実と事業の周知を図るべきでは。

 委託医療機関等への事業協力に努めるとともに、広報紙等を活用し、広く市民への周知を図っていきたい。


広島駅の自由通路等の整備 

 新幹線口広場および自由通路の工事の進捗状況と完成時期は。

 新幹線口広場は、本年9月の完成に向け工事を進める。自由通路は、10月頃に全面供用開始できる見込みである。


安佐動物公園の再整備 

 マルミミゾウの繁殖は話題性がある。象舎の早期整備と併せPR活動すべきでは。

 現地での動物解説や園内看板の説明内容の充実を図り、イベントやホームページ等でも積極的に情報発信する。


ごみ収集業務に複数年契約を 

 ごみ収集業務の安定的な継続を図るため、複数年契約の導入が必要では。

 委託業者の安定的かつ継続的な運営を確保するための一つの方法として複数年契約の導入は必要であると考えている。


オリジナルナンバープレートの交付 

 カープやサンフレッチェをデザインしたプレートを交付したらどうか。

 カープ、サンフレッチェと協議し、寄附を受けた場合に新デザインのプレートを交付する制度を検討していきたい。


折り鶴再生の取り組みを障害者支援に 

 折り鶴の再生と障害者支援を合わせた取り組みをどうつなげているのか。

 折り鶴の紙と糸の分別業務などを障害者就労支援施設が担うことで、施設に工賃収入等が入る仕組みを構築している。

 

市政改革ネットワーク


県費教職員の市への移行 

 教職員人件費の財源に10億円の退職手当債があるが市の持ち出しか。

 退職手当は地方交付税により標準的な経費が措置されるため、年度によっては過不足が生じることもあるが、長期的にみると収支はとれると推計している。


高齢者いきいき活動ポイント
 

 高齢者公共交通機関利用助成の減額セットはなぜ必要なのか。

 新たな事業への移行を着実かつ確実に促すため、新たな事業の導入と既存の制度の減額はセットで実施する必要がある。


保育と介護現場が喜ぶ制度へ 

 買い物補助ではなく研修費助成の方が処遇改善に効果的では?

 本事業は処遇改善だけではなく、地域全体で保育・介護人材を支える「共助」の充実という効果も期待している。


国道2号高架延伸事業再開は?

 国が事業再開を決めた場合、事業費3分の1負担の覚悟はあるのか?

 事業費の負担や地元住民への対応など、できる限りの協力を行うという覚悟で、取り組んでいきたい。


埋立事業に第三者委員会設置を 

 恵下埋立地のダイオキシン類の処理は調査拡大と情報公開をすべきでは?

 新たに燃え殻が確認されれば、適宜適切に対応する。情報提供は、正確な情報を周辺住民や市民にできるだけ速やかに提供していく。


除染車が必要と思うがどうか 

 広島の来訪者は各国の要人がきている。テロ対策としても必要ではないか。

 「大型除染システム搭載車」を導入する方向で検討中である。


時間外勤務手当の削減 

 過労自殺を踏まえ取組強化の通知が出た。本当に減るのか、目標数値は?

 3か月平均で月80時間を超えないこと等の共通目標を着実に推進し、確実に時間外勤務の縮減に努める。


市長への個人献金 

 市と多額の請負契約を結ぶ企業の役員からの個人献金は問題ないか。

 政治活動を行うための浄財を市民の方から頂いたもので問題が発生する余地はない。法的なルールに基づき適正に対応している。

 

日本共産党


放課後児童クラブ 男女別トイレ整備を 

 高学年がトイレを我慢している。改善計画を立てるべきではないか。

 施設の更新や大規模改修に合わせて環境改善を図るとともに、他にどういう対応ができるか現場と相談していきたい。


船越の悲願連続立体は高架に 

 半年のチャレンジ期間が過ぎたら見直し案を強行するのか。

 「見直し案」を基本としつつ、どこまで調整できるか、しっかり取り組む。


中小企業振興条例を制定すべき 

 社会の主役である中小企業を振興する条例をつくるべきだがどうか。

 経済界からも指摘があったように、理念条例の策定より、まずは実効的な施策の充実に努めたい。


急げ!急傾斜地崩壊対策事業 

 毎年計画の半分に留まっているが整備完了までに何年かかるのか。

 県の補助金がこれまでと同程度の額で推移すると仮定した場合、現在の要望箇所の整備には20年程度必要と考えている。


過労自殺をくりかえすな! 

 長時間残業をなくすために、新規採用を増やすべきだがどうか。

 必要であれば、行政改革計画の見直しも視野に入れているが、まずは、時間外勤務縮減に係る取り組みを着実に推進する。

 

広島市民クラブ


高齢者地域支え合いの強化策は 

 町内会や老人クラブが減少しているが行政としてどう支援していくのか。

 高齢者地域支え合い事業や高齢者いきいき活動ポイント事業を通じて、担い手確保や地域活動活性化を図る。


善當寺地区の開発 

 開発業者に任せて費用削減等に努めるべきだが、道路整備の完成時期はいつか。

 環状線善當寺工区は、平成42年に完成することが目標であるが、できるだけ早期に完成するよう取り組んでいきたい。


広島豪雨災害被災地の復興 

 「復興まちづくりプラン」には、どのような内容が盛り込まれるのか。

 生活道路拡幅や子どもの見守りなど、安全で住みやすいまちとするための取り組みが盛り込まれる予定である。


ピースツーリズム推進事業 

 外国人観光客に訴求する適確なルートを、いつまでに設定していくのか。

 外国人観光客のニーズ把握とともに、庁内外の関係者による協議会などで合意形成を図り、8月までには決定する。


ふるさと納税の返礼品 

 カープやサンフレッチェのユニフォームやグッズ等を贈呈してはどうか。

 カープ、サンフレッチェの意向も踏まえ、関連グッズを返礼品とするふるさと納税制度の導入を検討していきたい。

 

市民連合


ひとり親家庭向けの学習支援事業 

 対象者に募集の情報が広く伝わるよう、告知方法を工夫すべきでは。

 児童扶養手当の現況届提出の機会等を活用して、直接事業の紹介をするなど積極的な周知に努めていきたい。


JR可部線のスピードアップを 

 JRの可部地区~広島駅間の所要時間を短縮すべきだが、どうか。

 所要時間短縮の可能性が高まる新型車両の導入や、踏切保安設備の改良について、JRに働きかけていきたい。


保育・介護人財サポート事業

 利便性向上のために、保育士・介護士の意見を聞く場を設けてはどうか。

 実際に利用される方にも御意見を伺いながら、効果的なサービスとなるよう努める。


下請業者に法定福利費を! 

 4月に一次下請業者には義務付けされたが、二次以降はどうするのか?

 二次以降の下請業者の社会保険等加入状況を見ながら、段階的に加入範囲の拡大を図っていきたい。

 

自由民主党立風会


介護人材不足への対応 

 民間企業で介護関連資格を取る仕組みを行政として発信できないか。

 取り組み方法等については工夫する必要があるが、保育・介護人材応援プロジェクトで議論することを検討したい。


男女共同参画推進センター 

 過去3年間の減免件数と、減免しなかった場合の使用料収入は?

 平成26年度は4千834件、1千375万90円、27年度は4千567件、1千357万5千980円である。25年度は5千706件で、使用料収入は利用時間の把握が困難であるため積算できない。


広島広域都市圏の観光振興 

 広域連携における観光振興は民間事業者も含めて取り組むべきでは。

 広島広域都市圏産業振興研究会観光振興部会に交通事業者、地元金融機関などの民間事業者も参画している。

 

広島維新の会


高齢者いきいきポイント制度 

 活動内容でポイントが違うなど、判りにくい制度は現場でトラブルにならないか。

 新しいポイント事業を導入する主旨や事業内容について周知や説明を丁寧に行っていきたい。

 

広島創生クラブ


避難勧告、判断基準の統一を 

 府中大川の避難勧告基準水位を、早期に見直すべきではないのか。

 県に府中大川の基準水位を早期に見直すよう働きかけており、本年梅雨時期までに見直されると聞いている。

 



〔用語解説〕

CLT(CLT工法)
 板の層を各層で互いに直交するように積層接着した厚型パネルや、それを使用した工法。高い省エネ効果と工期短縮等のメリットがあると言われている。

軽救急車
 軽自動車をベースにした救急車。離島や山間地域等、通常の救急車では通れない狭い道を通ることができる。搬送時間を短縮し、救命率を高めると期待されている。

オリジナルナンバープレート
 広島をアピールし、郷土愛を深めてもらうために市が作成した原動機付自転車のナンバープレート。現在は鳩をモチーフにしたデザインが使われている。

ピースツーリズム
 平和をキーワードとする周遊、平和を視点とした旅。