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第266号(平成28年4月発行)4~5ページ

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予算特別委員会(2/25~3/24)の主な質疑


 議長を除く全議員で構成される予算特別委員会(谷口修委員長、竹田康律・星谷鉄正・森畠秀治・山路英男各副委員長)において、延べ101人の委員が、平成28年度一般会計予算など77議案について活発な質疑を行い、慎重に審査を重ねました。その審査における主な質疑と答弁を掲載します。

審査日程

 

2月25日(木) 委員会運営
2月29日(月)、3月1日(火) 厚生関係
3月2日(水)、3月3日(木) 文教関係
3月4日(金)、3月7日(月) 建設関係
3月8日(火)、3月9日(水) 経済観光環境関係
3月10日(木) 消防上下水道関係
3月11日(金)、3月14日(月) 総務関係
3月15日(火) 総括質疑
3月24日(木) 討論・採決


※紙面の都合上、掲載質問数の上限は、各会派の人数案分により決定しています。
※質疑の内容は、各会派からの提出によるものです。
※質疑・答弁の趣旨を簡潔にまとめているため、実際の発言とは言い回しが異なることがあります。


 

自民党・保守クラブ


乳幼児等医療費補助

 

 この度の制度改正の実施により、見直すべき内容がでてくれば検討を行うのか。


 制度拡大を含む施策全般の政策効果と財政状況を見たうえで、子育て支援施策の見直しを行う中の一つとして検討を加える。

介護保険制度1.

 

 要支援者の利用制限は、介護予防を遅らせることにつながるのではないか。


 適切な介護予防ケアマネジメントに基づいたサービス利用により、介護予防の効果はあると認識している。

介護保険制度2.

 

 デイサービスの外出規制は撤廃し、外出支援を促すべきではないか。


 事業所内でのサービス提供が原則だが、外出により効果的な機能訓練等が提供できる場合は可能である。

新しいタイプの高校

 

 新しいタイプの高等学校では、どのような教育を行うのか。


 生徒の多様なニーズに応じた教育を提供し、社会的、職業的自立に必要な力を育成することとしている。

少年サポートセンターひろしま

 

 現在、少年サポートセンターひろしまの体制の取り組みはどのようにしているか。


 市庁舎内に市教委職員と県警職員とが常駐し、非行防止から立ち直り支援までの一貫した支援を行っている。

西飛行場跡地活用時の渋滞対応

 

 西飛行場跡地の活用時に、渋滞緩和にはどのような対策を考えているか。


 県道南観音観音線を拡幅し、4車線道路として整備するとともに、クランクの解消を行うことを想定している。

下水道の悪臭

 

 指導に対応しない建築業者に対して、強く取り締まるべきだがどうか。


 建築工事に伴う硫化水素による悪臭についても、区役所等と連携し、業者への事前指導や工事中の監視指導等を強化していきたい。

防災士1.

 

 防災士取得後のフォローアップをどのように考えているのか。


 地域の防災活動に必要な知識やスキルの習得、先進的な取り組み事例の紹介など、研修を2回行うこととしている。

防災士2.

 

 防災士と地域団体、行政、企業の防災士との連携はどうするのか。


 地域の防災活動で関係機関との連携を図ることや、企業の防災士と意見交換の場を設ける等の取り組みを検討する。

民間被爆建物

 

 民間の被爆建物の補助率の拡充の必要は。


 被爆建物所有者の負担を軽減することで保存の動機付けとなるよう補助率を4分の4に引き上げる。

 

自由民主党


学校への支援体制の整備

 

 今後、専門家を活用した支援体制の整備にどう取り組むのか。


 スクールソーシャルワーカー等の専門家を「チーム学校」の一員として位置付け、学校の教育力・組織力の向上を図りたい。

JR可部線電化延伸区間広場整備

 

 駅前広場施設整備について、利用促進・まちづくりの観点から、考えを聞きたい。


 終点駅の駅前広場には、交通結節機能を高めるため、タクシーの乗降場やマイカーの送迎スペース等を設置する。

沼田スマートインターチェンジの設置

 

 スマートインターチェンジの費用負担と整備効果はどうか。


 本体事業費20億6千万円のうち、ネクスコが19億円、広島市が1億6千万円を負担し、地域の利便性の向上や活性化等の効果がある。

中小企業の振興

 

 相模原市のように、頑張る中小企業を底上げしていく施策を検討してはどうか。


 優れた技術を持つものづくり中小企業が多く存在する本市においても、他都市の事例を参考にしながら検討していきたい。

森林・林業施策

 

 中山間地域自伐林業モデル事業はどのような効果を見込んでいるか。


 林業の再生による中山間地域の活性化、二酸化炭素削減による地球温暖化防止の二つの効果を見込んでいる。

広島城の新たな活用方法

 

 常時開設可能な飲食施設を整備し、広島城の魅力向上をしてはどうか。


 法の規制のかかる中で、広島城全体のコンセプトを踏まえて、可能な施策を関係部局と協議していきたい。

グラウンド・ゴルフ場の整備

 

 全国大会可能な競技場や各区に専用グラウンドを整備してはどうか。


 各区の専用グラウンド・ゴルフ場については、関係者や地域のご意見も参考にしながら調査・研究していきたい。

新たな町内会の強化策

 

 町内会の活動を政策的に子どもを中心とした活動に仕向けてはどうか。


 子どもを中心とした地域行事の活動事例を広く発信し、多くの地域で同様の活動が取り組まれるようにしたい。

アストラムラインの延伸

 

 アストラムラインの延伸はどのような目的で進めようとしているのか。


 西風新都の都市づくりを推進させるとともに、環状型ネットワークを形成し、ヒト・モノ・カネおよび情報の好循環を生み出すために実施する。

 

公明党


看護師の確保と育成

 

 看護師育成の取り組みを医師会などとも連携して進めるべきだがどうか。


 今後とも医師会立の看護師等養成所を支援するとともに、医師会等と連携しながら、看護師の育成・確保に努めたい。

児童養護施設退所後の自立支援

 

 今後、児童養護施設退所後の自立支援についてどのように対応するのか。


 アフターケア事業を広島県等との連携により推進するほか、自立援助ホームの設置を推進していく。

特別支援教育の推進

 

 教職員を対象とした発達障害等に係る研修はどのように行っているのか。


 毎年度、管理職や特別支援教育コーディネーター等を対象に、発達障害等に係る実践的な研修を実施している。

有害鳥獣対策

 

 シカ、イノシシ等を10年後までに半減する国の目標に、どう取り組むのか。


 県の捕獲事業に協力するとともに、大型捕獲柵の増設や駆除班による合同駆除を行い、捕獲の強化に取り組む。

市街化区域内の農業振興

 

 市街地区域内の農業を継続していくため、さらなる環境整備が必要ではないか。


 本市独自の支援制度「農業継承円滑化支援事業」を展開するなど、都市農業を安定的に継続できる環境整備に努める。

浸水対策の推進

 

 浸水対策の現状と課題について、どのように認識しているか。


 局所的な集中豪雨が増えている状況を踏まえ、早急に浸水対策施設の整備を進める必要があると考えている。

集会所へのAED寄付設置

 

 AEDの集会所への設置について、市への寄付受領は可能か。


 集会所の管理方法や利用状況、維持管理に係る経費や集会所管理運営委員会の意向等を考慮し、個別に対応する。

契約制度と公共事業の品質確保

 

 公共事業等における品質の確保を図るため、検査の充実を図るべき。


 樹木の維持管理業務では技能等を有するOB職員の活用を検討したい。
 消防用設備の点検業務では(一財)広島県消防設備協会の立会制度を庁内に周知したい。


 

市政改革ネットワーク


子ども医療費の拡充

 

 医療費補助は乳幼児期が重要。未就学児と小学生を分けて考えてはどうか。


 一部負担金は応能負担の考え方から子どもの年齢に関わらず、一定程度の所得の方には相応の負担をしていただこうと考えたものである。

英語教育はALT活用し推進を

 

 ALTの雇用形態に配慮し、学校現場で教育が円滑にできるか?


 学校の授業計画にのっとって、円滑に実施できるよう、教育委員会が学校と委託業者との連絡・調整を行う。

教員のレベルアップ

 

 教員の平均年齢が下がる中、ベテランからの指導力伝承の取り組みは?


 新採教員がいる学校へのOB教員の配置や、ベテラン教員を講師として自主的な研修を開催するなどして指導力向上に取り組んでいる。

アストラムラインの延伸計画

 

 これは開発用地のための延伸であり、開発者の受益負担金を求めるべきでは。 


 当該事業に要する費用の一部を、著しく利益を受ける者に負担していただくことを検討しているところである。

観光政策

 

 負の世界遺産である原爆ドームを観光の基本方針にどう位置づけるのか。


 広島の都市の有り様を現すシンボル的な存在で、観光振興の柱であり、今後、市の方針での扱い方を検討する。

下水汚泥の処理費は二重払い?

 

 二重に支払わざるを得なかった処理費を取り戻すよう裁判で戦うべきでは。


 裁判結果を踏まえ、どのように回収できるのか法務課等とも協議を行い、最大限の努力をしたいと考えている。

人件費、時間外手当の削減

 

 時間外手当が46億円もあるのなら、職員数を増やし総人件費を抑えてはどうか。


 行政需要に合った組織体制の整備や業務内容に応じた適切な職員配置により、人件費の削減目標を達成したい。

少子化時代、子育てに全面的応援を

 

 義務教育まで医療費、保育料、給食費の無償化検討の用意があるか。


 財源や所得制限の必要性なども十分考慮し、国・県・市の施策等のバランスを取りながら実施していきたい。

 

日本共産党


だれにでも必要な介護の保障を

 

 総合事業になって、要支援の方の行き場がなくなることはないのか。


 要支援者等がご自身にふさわしいサービスを選択できる仕組みを確実に整える。

二葉山トンネル工事に関して

 

 事前調査を希望すれば、調査対象の範囲外であっても申請に応じるべきでは。


 対象範囲外で家屋事前調査を希望される方については、個別に説明させていただくなどの対応を行う。

災害復興は住まいの再建が基本

 

 被災者の住宅再建に向けて、どのような対応をされているか。


 仮住宅の提供期間の8月末に向けた住宅再建の状況確認等を行っており、引き続き丁寧にサポートしていきたい。

恵下埋立地整備

 

 地元の合意が得られないまま工事着工は認められない。どうするのか。


 本市の計画をご理解いただけるよう、住民説明会の開催や、資料配布等による丁寧な説明に努め、粘り強く対応する。

世界遺産原爆ドーム登録20周年

 

 イコモスからの勧告や懸念表明はどのようなものと認識しているか。


 文化遺産の保存に関する研究等の活動をされている立場からの意見表明であり、拘束力を伴うものではないと考えている。

 

市民連合


こども医療費無料化の拡大を

 

 こども医療費の無料化をさらに拡大すべきだと思うがどうか。


 制度拡大を含む施策全般の政策効果と財政状況を見たうえで、子育て支援施策の見直しを行う中の一つとして検討を加える。

住民移動手段の確保を

 

 地域主体の乗合タクシーの導入支援に向けてどうPRしていくのか。


 地域の会合に直接出向き、取り組み方法等を説明するとともに、当該取り組みに関するマニュアルをホームページで公開する。

観光情報の発信

 

 障害者など、社会的な配慮を必要とする方への情報提供を充実すべきと思うがどうか。


 障害のある方などの目線で活動するNPOと積極的に連携を図るなどして、着実に観光ホームページの充実に努める。

障害者差別解消法の推進を

 

 障害者差別解消法の周知徹底と公共施設の点検・改善を進めてほしいがどうか。


 職員研修会や庁内連絡会議を通じた情報共有等を行う。また、施設点検等の実施について、周知を図る。

 

広島市民クラブ


認可保育園の拡充

 

 広島、横川、己斐などの駅周辺に認可保育園を作るべきではないか。


 平成28年4月の入園申込児童数を基に29年4月の見込数を算出し、さらなる受入枠確保が必要か検討する。

給食会

 

 「地元農家の作った野菜を学校給食で確実に使う」というシステムで農家育成を図るべきでは。


 まずは、新たな給食センターでの調達方法を検証し、その結果を踏まえ学校給食会と検討する。

復興まちづくり(復興事業完了見込み)

 

 大規模な事業を短期間で行うが、集中復興期間の5年間で完了する見込みは。


 地元の皆様のご協力をいただきながら、スケジュールどおり完成させるよう全力で取り組んでいく。

 

ひろしま立風会


中央市場関連棟の活性化

 

 空き区画を新たな産業の創造や育成を考えている方への創業支援に活用できないか。


 設置目的に合致する事業であれば、使用料減免の検討や、創業支援の所管課と連携した創業・出店を支援する。

スポーツ競技施設の充実化

 

 柔道競技に対するしっかりとした支援助成を。


 ジュニア選手の育成強化のために、より効果的な支援について市スポーツ協会とも連携して検討していきたい。

ヘルスケアビジネスの創出

 

 公的保険外サービスを育成し、ヘルスケアビジネスを創出すべき。


 ヘルスケア産業の育成は重要なことであると考えており、他都市の事例も参考にしながら検討する。

 

民主クラブ


教職員の資質向上の取り組み強化

 

 教職員の資質向上のための研修をどのように進めているか。


 初任者研修等、経験年次に応じた研修等を体系的・計画的に実施し、とりわけ初任者については、所属校での実地指導を取り入れている。

グルメで観光振興

 

 広島ならではの「食」を活用した観光振興の取り組みはどうか。


 広島広域都市圏の市町と連携し、「食」をテーマとする周遊コースの作成やプロモーション活動を行う。

 

広島維新の会


災害対策の、より一層の強化を

 

 住民に非常時を知らせる手段で、新たに何か取り組んでいるのか。


 新年度に、サイレンへの屋外スピーカーの併設と遠隔操作化や、防災行政無線屋内受信機の増設等に取り組む。

 

広島創生クラブ


21世紀の都市間競争に負けないように

 

 広島の生き残りをかけてMICE施設(メッセ・コンベンション施設)をどのように考えているか。


 200万人広島都市圏の拠点施設として、どのようなMICE施設がふさわしいのか検討していきたい。

〔用語解説〕

グラウンド・ゴルフ
 鳥取県東伯郡泊村(とうはくぐんとまりそん)(現・湯梨浜町(ゆりはまちょう))教育委員会が考案した、高齢者向けスポーツ。ゴルフに似ているが、規格化されたコースはなく、またルールも簡単なことから、子どもから高齢者まで全ての人が楽しくプレーすることができる。

ALT
 外国語指導助手。小・中学校、高等学校などの英語の授業で、日本人教師を補助する。

イコモス
 国際記念物遺跡会議。ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関の一つで、世界遺産条約に基づき、世界遺産登録への可否を事前に審査する機関。

乗合タクシー
 公共交通のうち、9人以下の客を運ぶ営業用自動車で、不特定多数の人が一緒に乗る形で利用されるもの。過疎地や、深夜に交通機関がなくなる地域において、主に運行されている。

メッセ・コンベンション
 展示場・会議場。