ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

広島市の感染症最新情報/最新週のトピックス

ページ番号:0000000294 更新日:2024年9月18日更新 印刷ページ表示

次回の更新は9月25日(水曜日)午後の予定です。​​​​

集計の状況によっては更新が夕方近くになる場合もあります。
ブラウザの「更新」または「再読込」ボタンを押して最新の情報をご覧ください。

2024年第37週(9月9日~9月15日)

感染症週報 [PDFファイル/240KB]

発生動向一覧表 ・ 過去5週間の動向

各区別・疾患別報告数(表) [PDFファイル/315KB]

年齢階層別報告数(表) [PDFファイル/119KB]

コメント

1 マイコプラズマ肺炎

 定点当たり7.00人の報告がありました。1999年の感染症法施行以降の最多を既に上回り、多い状況が続いています。  
 マイコプラズマ肺炎は、長引く咳が特徴で、感染経路は飛沫感染と接触感染です。手洗いの励行、咳エチケットなど、感染予防対策を心がけましょう。​

マイコプラズマ肺炎の流行状況

2 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)

 定点当たり2.26人の報告があり、前週と比べて減少しました。引き続き、基本的な感染予防対策に取り組みましょう。​

「感染対策のポイント」はこちら

3 百日咳​

 3件の報告があり、今年の累計は13件となりました。
 感染経路は、飛沫感染と接触感染です。7~10日程度の潜伏期間を経て、かぜ様症状で始まり、次第に咳の回数が増えて程度も激しくなります。肺炎や脳症などを合併することもあり、1歳以下の乳児、特に生後6か月未満の乳児は重症化するリスクが高く、注意が必要です。
 予防にはワクチン接種が有効です。定期接種対象者は早めに接種を受けましょう。

定点把握感染症報告状況(週報対象)

定点把握感染症報告状況(週報対象)

全数把握感染症報告状況(全数把握疾患報告数(2000年~最新週)

全数把握感染症報告状況

STD(性感染症)・基幹定点報告状況(月報対象)の推移

STD(性感染症)・基幹定点報告状況(月報対象)の推移

★9月24日から30日は「結核・呼吸器感染症予防週間」です!

 厚生労働省は、毎年9月24日から30日までの1週間を「結核予防週間」として、結核予防に関する普及啓発を行うこととしています。今般、新型コロナウイルス感染症をはじめとした呼吸器感染症の脅威が再認識され、令和6年度からは、同時期を「結核・呼吸器感染症予防週間」として、結核を含む呼吸器感染症に関する知識の普及啓発を行うこととなりました。結核について正しく知り、早期発見・早期治療に努めるとともに、呼吸器感染症の予防を心がけましょう。

【結核】

  • 結核は、今でも全国で年間10,000人以上の新しい患者が発生し、1,500人以上が命を落としている感染症です。
  • 主な症状は、長引く咳、たん、微熱、倦怠感(体のだるさ)などです。結核を発症しても、早期に発見できれば重症化を防げるだけでなく、家族や友人等への感染拡大を防ぐことが出来ます。
  • 広島市では、65歳以上の方を対象に、無料の結核健診(胸部レントゲン検査)を実施しています。特に高齢者では気付かないうちに進行してしまうことがありますので、自覚症状がなくても、年に1回結核健診を受けましょう。

【呼吸器感染症】

  • 新型コロナウイルス感染症や季節性インフルエンザなどの呼吸器感染症の多くは、飛沫感染によって感染します。
  • 手洗いや、マスクの着用を含む咳エチケット、こまめな換気など、基本的な感染予防対策を心がけましょう。

【詳しくはこちらをご覧ください】

  結核(BCGワクチン) (厚生労働省) https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou03/index.html<外部リンク>

【結核】 結核について(広島市) https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/72/2932.html

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)