認知症に関する専門医療相談などを行うため、市内では初めての認知症疾患医療センターを指定しました。
◆問い合わせ先:高齢福祉課(電話504-2648、ファクス504-2136)
市内の65歳以上の高齢者の約8人に1人が認知症です。高齢化の伸展に伴ってその数はさらに増加することが予想されます。認知症は脳の病気であり、早期に発見して治療することで、症状が改善したり、進行を遅らせることができます。
「最近、同じことを何度も言ったり、するようになった」「置き忘れやしまい忘れが目立つようになった」など、認知症かもしれないと思ったら、早めに医療機関に相談しましょう。認知症疾患医療センターでは、認知症に関する専門医療相談(下記参照)を行っていますので、ご利用ください。
こんな時はご相談を
●物忘れがひどくなった
●何度も同じことを言う
●慣れた場所で道に迷った
●夜中に起きてゴソゴソする
●物を盗まれたと言う
●家に引きこもりがちになった
●以前より怒りっぽくなった
市認知症疾患医療センター
まずは電話でご相談を
認知症の症状や治療について心配なことがあれば、専門医療相談窓口に電話でご相談ください。面談による相談(要予約)もできます。また必要に応じて他の医療機関などを紹介します。(無料)
専門医による診察・鑑別診断
一般的な認知症の診断や治療は、かかりつけ医が行います。専門的な検査や診断が必要な場合は、原則としてかかりつけ医からの紹介により、認知症疾患医療センターの専門医が診察や検査を実施し、認知症の鑑別診断などを行います。(有料)
入院による治療
認知症疾患医療センターは、かかりつけ医による認知症の治療を支援するとともに、必要に応じて入院による治療などを行います。(有料)
◆医療機関:
草津病院(西区草津梅が台10番1号)
専門医療相談窓口電話270-0311(直通)
◆相談時間:月〜金曜日の午前9時〜正午、午後1時半〜午後5時(祝休日、お盆と年末年始は除く)
早期発見・早期治療が大切です
岩崎庸子(ようこ) センター長
認知症は病気です。早く発見して適切な治療を始めると、進行を遅らせることができます。介護する家族のためにも早期治療で症状を軽くすることが重要です。
ささいなことでもご自分や家族で気になることあれば、気軽にご相談してください。