歩を進めるHIROSHIMA
ここから歩んだ80年

胡町から紙屋町方面を望む
(下写真は1946年に撮影れさたもの ©広島市公文書館所蔵)
メイン写真は加工しています

 被爆80周年という節目の年を迎えました。 これからの広島をつくるのは私たちです。身近な人と思いや夢を語り合ったり、未来へ向かう一歩を踏み出したりしませんか。

80年目の広島と世界

 一年一年を積み重ねてきた、80年目の広島。世界では、いまだ、戦争や紛争が絶えません。核兵器使用のリスクが懸念されていることに加え、核兵器の近代化や増強が図られるなど、緊迫した情勢が続いています。
 核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に向けた取り組みが、従来にも増して重要となっている中、日本被団協が2024年のノーベル平和賞を受賞。被爆者の記憶の継承と核兵器廃絶の訴えが世界中の人の心を動かし、大きな潮流を生み出しています。この地で今はまだ、被爆者の声を直接聞くことができる私たち。その長きにわたる思いを伝え続け、結実させることができるはずです。

平和への願いを世界へ

  一人一人が「よりよく生きたい」「幸せになりたい」という思いで平和を願い、行動していくこと。それが、世界のよりよい未来をつくることにつながります。
 次ページでは、市民の皆さんの思いを紹介します。

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