危険見直し防ごう電気火災

家庭や職場で電気火災の発生リスクが高い場所などを点検し、電気火災を未然に防ぎましょう。
◆問い合わせ先:中消防署予防課(電話546-3511、ファクス542-7720)
減らない電気火災
電気火災とは電気機器や配線器具などが原因で起きる火災です。
市消防局管内の過去10年間の主な原因別火災件数の推移(下表)を見ると、「たばこ」や「放火(疑いを含む)」は減少していますが、「電気機器・配線器具」は増加傾向です。
中区管内でも過去10年間平成30年を除き、毎年電気火災が発生しています。
未然に防ぐポイント
●最大消費電力の確認を!
電気コードには何W(ワット)まで接続できるかを示す
最大消費電力があります。たこ足配線などは、電気の使い過ぎで電気コードの銅線が過熱し、火災を起こすことがあります。
●定期的な点検と清掃を!
電気コードを
家具の下敷きにすると電気コードの銅線が傷つきやすくなります。
断線した電気コードや、
差し込みが緩いプラグ、プラグ付近にたまった
ほこりは出火原因となります。
リチウムイオン電池

スマートフォンやパソコン、モバイルバッテリーにはリチウムイオン電池が使用されています。電池に衝撃が加わると、発熱や火災を起こすことがあります。
●スマートフォンを落とさない、ぶつけない
●発熱や膨張などの異常があれば、使用を中止

中消防署 平川消防士長
寒い季節は要注意
寒さとともに空気が乾燥するこれからの季節は、ストーブを使い始める機会も多くなり、火災の危険性が高まります。11月9日木曜日〜15日水曜日は秋季全国火災予防運動を行います。火の取り扱いには十分注意しましょう。
火を消して 不安を消して つなぐ未来
令和5年度 全国統一防火標語
電気ストーブも注意

火を熱源としない電気ストーブも可燃物が接触すると、出火することがあります。
●布団やカーテンの近くにストーブを置かない
●洗濯物をストーブの上に干さない