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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和5年11月1日号トップページ区版中区 > 危険見直し防ごう電気火災

危険見直し防ごう電気火災

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 家庭や職場で電気火災の発生リスクが高い場所などを点検し、電気火災を未然に防ぎましょう。
◆問い合わせ先:中消防署予防課(電話546-3511、ファクス542-7720)

減らない電気火災

 電気火災とは電気機器や配線器具などが原因で起きる火災です。
 市消防局管内の過去10年間の主な原因別火災件数の推移(下表)を見ると、「たばこ」や「放火(疑いを含む)」は減少していますが、「電気機器・配線器具」は増加傾向です。
 中区管内でも過去10年間平成30年を除き、毎年電気火災が発生しています。
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未然に防ぐポイント

●最大消費電力の確認を!
 電気コードには何W(ワット)まで接続できるかを示す最大消費電力があります。たこ足配線などは、電気の使い過ぎで電気コードの銅線が過熱し、火災を起こすことがあります。

●定期的な点検と清掃を!
 電気コードを家具の下敷きにすると電気コードの銅線が傷つきやすくなります。断線した電気コードや、差し込みが緩いプラグ、プラグ付近にたまったほこりは出火原因となります。

リチウムイオン電池

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 スマートフォンやパソコン、モバイルバッテリーにはリチウムイオン電池が使用されています。電池に衝撃が加わると、発熱や火災を起こすことがあります。

●スマートフォンを落とさない、ぶつけない
●発熱や膨張などの異常があれば、使用を中止
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中消防署 平川消防士長

寒い季節は要注意

 寒さとともに空気が乾燥するこれからの季節は、ストーブを使い始める機会も多くなり、火災の危険性が高まります。11月9日木曜日〜15日水曜日は秋季全国火災予防運動を行います。火の取り扱いには十分注意しましょう。

火を消して 不安を消して つなぐ未来
令和5年度 全国統一防火標語

電気ストーブも注意

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 火を熱源としない電気ストーブも可燃物が接触すると、出火することがあります。

●布団やカーテンの近くにストーブを置かない
●洗濯物をストーブの上に干さない
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