佐伯区を花いっぱいの植物園に
1.区役所前花壇のコスモス
区は、区民が主体となって育てた花苗で、地域イベントを飾り、公共施設を彩る、花と緑いっぱいのまちづくりを進めています。
その取り組みの一つである「さえきフラワー・プロジェクト」を紹介します。
◆問い合わせ先:地域起こし推進課(電話943-9705、ファクス943-9718)
2.成長した苗の植え替え
種から花を育てる
さえきフラワー・プロジェクトは、「佐伯区を花いっぱいの植物園にしたい」というスローガンのもと、10年前に始まりました。今年度は、7つの花づくりボランティア団体と公民館、小学校、植物公園、地域起こし推進課が参加しています。
ボランティアや公民館の職員は、植物公園の指導を受けながら、それぞれの地域で種から花を育てています。暑い夏の日も、毎日欠かさず手入れをしています(写真2.)。小学校は、育てた花の一部を引き継ぎ、児童が水やりをしています(下写真)。
育てた花でイベントを彩る
育てた花を、区民まつりやアートフェスタ佐伯区(下写真)で展示しています。
コロナの影響で区民まつりが中止となった3年前からは、区役所前花壇のコスモス(写真1.)とハボタン(下写真)の植え替えも行っています。
花づくりの輪を広げる
同プロジェクト実行委員会委員長の石田邦夫(いしだ くにお)さん(83・下写真)は、「育てた花を見て、『きれいだね』と言われると嬉しいし、励みになります。花を通じて、地域や世代を超えた人とのつながりができることが魅力ですね。花づくりの輪が広がり、佐伯区が花いっぱいになることを願っています」とほほ笑みます。
11年目、新たなスタート
活動開始から11年目を迎える今年、同プロジェクトでは、4年ぶりの区民まつりに向け、新たな展示方法を計画しています。
石田さんは、「今年の区民まつりは11月12日日曜日に開催する予定です。プロジェクトメンバーが愛情を込めて育てた花を、どうぞお楽しみください」と呼び掛けます。
「区の木」、「区の花」をご存じですか?
区は、「区の木」と「区の花」を制定しています。
区の木「桜」
人々の心をひきつける桜は、人が集い交流する元気なまちづくりのシンボルにふさわしい樹木です。
区の花「コスモス」
「調和」の花言葉を持つコスモスは、皆さんと区が一緒にまちづくりを進める佐伯区にふさわしい花です。
コスモスの種を配布中
種まき後、2〜3カ月で開花します。数量限定なので、お早めに!!(初心者向け)
◆場所:各公民館、地域起こし推進課
◆問い合わせ先:同課(電話943-9705、ファクス943-9718)