大芝地区の皆さんは、もし、災害が起こっても自然に助け合いができる地域、安全・安心で住み続けたいと思ってもらえる地域とするため、集会所でお弁当を作り、キッチンカーで配付することで、お互いの顔が見える関係づくりを進めています。
軽トラックの荷台に積載可能なトラベルハウスを購入し、各集会所、新庄之宮神社、企業の駐車場などで毎月1回、手作りの弁当を配付しています。今後は、各地域で行われるイベントなどにもキッチンカーを出店し、より取り組みの周知を図っていきます。
弁当の材料は購入するだけでなく、規格外の野菜などを企業からの寄付やフードバンクから提供してもらっているため、安価で多くの弁当を配付することができており、フードロス削減にも貢献しています。
中心となって美味しい弁当を作っているのは大芝地区社会福祉協議会支えあい事業部の「にんじんの会」の皆さん。コロナ禍で人と人との交流が減っている中、この取り組みによって交流が増え、みんなが楽しく笑顔になれることを願い、丹精込めて作っています。
大芝地区社会福祉協議会が中心となって、地域の人の健康づくりに少しでも役立つことを願い、毎月第二木曜日にウオーキングを行っています。自宅から新庄之宮神社までごみを拾いながら、自分のペースで歩きます。道順やかかった時間は問わず、ゴールした人には高齢者いきいき活動ポイントを付与しています。ごみを拾いながら歩くことで、環境美化に貢献するだけでなく、新たな出会いが生まれ、コミュニケーションの場となっています。また、同日に神社の社務所で認知症カフェも開催しています。