魅力あるまちづくりを応援します
▲大藤きずな広場でしめ縄作り講座に参加した皆さん
区では、地域の皆さんの行うまちづくりの活動に対して補助金を交付しています。補助金を活用して地域の活性化に取り組む団体の一つを紹介します。
◆問い合わせ先:地域起こし推進課(電話821-4904、ファクス822-8069)
空き地を活用した交流の場づくり ‐平原上第二町内会‐
平原上第二町内会は、「“まるごと元気”地域コミュニティ活性化事業」の補助金を活用している団体の一つです。
町内では、かつて避難場所が遠くにしかなかったため、近隣に緊急時一時避難場所を設けてほしいとの声が多くありました。そこで、同町内会が空地を借りて整備し、「大藤きずな広場(瀬野南町大藤地区)」を作りました。
現在、同広場は、住民同士のコミュニケーションや絆の強化を目的としても活用されています。菜園・花壇づくり、野菜市場の開催や、餅つきやしめ縄作りなど住民同士が交流を深め合う、かけがえのない憩いの場所となっています。
▲菜園で収穫した野菜
▲野菜市場
▲餅つきの様子
▲お茶など加工品の販売も
同町内会役員の重末誠(しげすえ まこと)さん(写真上)は「補助金制度を、電気の引き込み、監視カメラ、猪侵入防止の対策、育苗ハウスの設置、花壇の球根購入などに利用させていただき、大藤きずな広場の整備を前進させることができました。制度を利用して良かったなと思います。町内の人も、家庭菜園の野菜で野菜市場に参加してくれたり、イベントに参加してくれたりするので、人と人とのつながりの輪も広がったと感じています。
今後は今ある簡易トイレを新しいトイレに入れ替え、住民の皆さんがより快適に過ごせるようにしていきたいです」と同広場の展望について語ってくれました。
今後も町内の枠を超えた交流を目指して、企画を実行していきたいとのこと。ぜひ、大藤きずな広場に足を運んでみてください。
▲しめ縄作りの様子
▲大藤きずな広場