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広報紙「ひろしま市民と市政」

広島市ホームページ令和4年12月1日号トップページ区版南区 > 豊かな地域コミュニティを育むために

豊かな地域コミュニティを育むために

 住み慣れたまちで安心して暮らすためには、地域に住む皆さんの力が大きな助けとなります。
 その手助けをしているのが区内の地(学)区社会福祉協議会(以下「社協」)です。

◆問い合わせ先:区社会福祉協議会(電話251-0525、ファクス256-0990)

地(学)区社協とは

 地域に暮らす皆さんの、地域の福祉の課題や問題を解決するための取り組みを推進する任意の団体のことです。現在区には、16の団体があり、会長、副会長、地域福祉推進委員をはじめ多くの人が活動しています。そのうち、荒神地区と向洋新町地区の社協の活動を紹介します。

これらの活動に興味がある人、これらの活動で地域の困り事の解決ができそうだと思った人は、お気軽に上記までご相談ください。

活発な意見を言い合える開かれた荒神地区社協を目指して
荒神地区 社会福祉協議会

結成 昭和45年4月1日
開設日時 毎週月曜日〜金曜日午前9時〜正午
会場 荒神集会所


●活動拠点

 同団体の活動拠点は、荒神集会所。1階に保育園があるため、活気のある明るい雰囲気です。
 住民から寄贈された図書の貸出しを行ったり、コピー機やラミネーターを設置したりと、地域の皆さんに立ち寄ってもらうための工夫をしています。

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●住民の相談窓口
 ここでは、地域の皆さんのための相談窓口を設けています。地域の中で「住民同士がつながり合える」「誰もが気軽に相談できる」体制を整備し、地域の皆さんのちょっとした困り事の解決のお手伝いをするのが目的です。
 生活の中で、困っている事がある、手伝ってほしい事があるという人は、お気軽にお立ち寄りください。

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相談窓口

●生活支援サポーターを応援

 生活支援サポーターは、制度やサービスでは対応しきれない、日常のちょっとした困り事を支援する人です。荒神地区では、人と人とが助け合うことのできる地域を目指し、9月から「生活支援サポーター養成講座」を開始しました。毎回企業に協力いただき、管理栄養士、薬剤師、理学療法士による健康測定や健康講座、金融機関による「認知症になっても預貯金を守る方法」など、事例を通して学び、同じ地域で暮らす者同士でできることを一緒に考えます。

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社協会長から
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今川会長

 5月10日に荒神地区社協会長に就任し、早くも6カ月がたち、大変忙しい毎日を過ごしています。「相談、頼まれ事はすぐに行動を起こす」を信念に、荒神地区住民の皆さんが安心・安全に暮らせるように、南区社協への相談・打ち合わせを密に行っています。荒神地区社協役員の皆さんと活発な意見を言い合える、開かれた荒神地区社協を目指して頑張っています。



「住みよいまち ふれあいのまち 洋光台」の実現を目指して
向洋新町地区 社会福祉協議会

結成 平成9年4月1日
開設日時 毎週月曜日午前9時〜正午
会場 向洋新町会館


●活動拠点
 同団体の活動拠点は向洋新町会館。地域の皆さんが気軽に利用できるおしゃべりコーナーもあり、住民同士が顔を合わせる交流の場になっています。

●住民の相談窓口

 地域住民を対象とした困り事相談を受ける窓口を開設。スタッフは社協役員、町内会、老人クラブ連合会、民生委員の総数26人です。ローテーションを組み、実施しています。健康相談や地域猫についての相談など、4〜9月の間で41件の相談がありました。

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相談窓口

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相談窓口のスタッフ

●誕生日会の開催

 地区社協と老人クラブ連合会との共催で、平成28年度から年4回開催しています。
 毎回40人程度の参加があり、高齢者同士の交流を深めています。
 余興として、ゲストによる落語、腹話術、アコーディオン演奏、民謡、三味線演奏などを楽しみます。

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日本舞踊

●子育て広場「キララ」
 核家族化に伴い、子育ての不安、負担感が増えていることから、子育て支援を目的として開設。
 利用者から、「育休中に行かせてもらいました。同じ年齢の子どもを持つお母さんと友だちになれました。身近にこのようなオープンスペースがあり本当に良かったです」など多くの喜びの声をもらっています。
◆日時:第2金曜日午前10時〜11時半

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社協会長から
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酒入(さかいり)会長

 向洋新町社協を設立以来「住みよいまち ふれあいのまち 洋光台」の実現を目指した取り組みを行ってきました。社協の役員は、各団体の長が理事(30人)となり協力体制を構築しています。また、事業、行事の全町民への伝達、参加協力依頼のため広報紙「新町社協だより」を月1回発行しています。これからも「このまちに住み続けたい」と言われるまちづくりを目指します。

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